国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

落日のウッズ

2015-06-12 09:08:21 | Weblog
PGAツアー過去10度の賞金王を獲得し絶対的王者として君臨してきたタイガーウッズが落日を迎えている。先日の米ツアーでは優勝したリングメルトになんと約30打の差をつけられ単独の最下位、彼のプライドはズタズタになったことだろう。ウッズは間違いなく、二クラウスやパーマー、ホーガンとともにゴルフの長い歴史の中に名を刻む名選手の一人だ。だが、列挙した名プレーヤーと根本的に違う点は、ゴルフをアスリートがしのぎを削るマッスルスポーツにした点だ。彼のゴルフは革命だった。ウッズが放つ異次元な飛距離のドライバーショットは、ホールの長さを伸ばしたり、あるいはパー5をパー4に変更するなど協会も対応せざるを得ない程で、それまでの技術重視のゴルフを完全に凌駕し、太刀打ちできるプレーヤーは誰一人いなかった。その点でゴルフはウッズ登場前とその後とで明確に分けることができる。現在ワールドランキング上位の選手たちはみなウエートトレーニングで体を作った屈強なアスリートたちばかりになった。用具の進歩もあるが、バッパ・ワトソンの平均飛距離(ドライバー)は315ヤード。ウッズ前より30ヤードは伸びているはずだ。この波にウッズ自身も巻き込まれていく。さらなる飛距離を求めるため行ったスイング改造で左ひざは限界を超え、4度の手術を受けても完治することは困難な常態だ。ワールドランキングは現在181位、巻き返しは苦しい状況だ。
全盛期のプレーを目に焼き付けられた我々世代は非常に残念に思うがウッズも今年40歳、世代交代もやむなしか。

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