「ダルビッシュの援護をしたい」。若手を多く起用した理由を梨田監督はこのように説明するが、試合内容はあまりに寂しく(散発5安打)、ダルビッシュと最多勝と防御率を争っていた楽天田中投手に最多勝率まで含めた三冠を献上する結果になった。それと、沢村賞獲得の可能性も俄然現実味を帯びてきた。敵に塩を送るどころか魂まで献上したのかといいたくもなる。ホーム最終戦の応援に駆け付けた4万2千人以上の観客は梯子を外された思いだったろう。そしてダルビッシュは田中19勝の結果を受けて最終戦の登板を回避した。「タイトル獲得のための登板はしない」とのことだが、「闘う姿勢のない、勝つ意志のない指揮官のもとでは投げたくない」というのが本音だろう。ほかの選手も同じ思いではないのか。梨田監督就任以降散々采配や、態度を非難してきたが、今回の試合が最悪といえる。目標はCSで勝ち進み日本シリーズで日本一を奪取することだが、このモチベーションでは西武戦も危うい。
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