驚かされたのはウインザーホテル周辺で発生した電波の混乱。携帯電話が突然つながらなくなったり、業務用無線の混信が起こった。臨時設営された防空用のレーダーがその原因ではないかといわれたが定かではない。テロの情報がペンタゴンに入るとGPSが機能しなくなることがある。意図的に偽情報が発信されるためだ。今回もその類なのだろう。立ち入り禁止区域の山中には屈強な米特殊部隊が期間中配備され侵入者を葬り去ると冗談も聞かれたが、自衛隊を潜伏させていたことは確か。もうひとつ、不測の事態に備えて大統領専用車両をどうやらホテルに待機させていたようなのだ。BC兵器やRPG-7にも対応できるといわれる車だ。搬送手段は明らかではないが、厳密に言うと運行には申請が必要。千歳からホテルへ米軍ヘリで移動した際にも民間航空機のダイヤが乱れた。自衛隊ヘリならまだ理解できる。はたして主権国家とは…と考えさせられてしまう。とにかく終わった。支社からの応援組も帰路につき、今は一抹の寂しさを感じる。「もう帰ろうもう帰ってしまおう、寝静まった街を抜けて」(祭りのあと・吉田拓郎)ってところか。
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