国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

本の紹介

2014-12-01 12:12:41 | Weblog
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「ある者は軍の力を背景とし、ある者は勢いに乗じまして、いわゆる独善的な横暴な処置をとった者がると信じます。ことに許すべからずことは、軍の不当なる政治干渉であります。…全国民諸君に衷心からお詫びを申し上げます。…」日本帝国陸軍最後の大臣が行った最後の帝国議会での答弁である。2次大戦での敗北への謝罪ばかりでなく、戦争に至る過程で軍が取ってきた行動を、国民の前で初めて自ら認め謝罪したのだ。この時議場の全員が立ち上がり、下村陸軍大臣に拍手を送ったそうだ。あれから70年、今度は軍ではなく政治家が、一部声の大きい国民の右傾化した思想を担保に、国家を再度危険な方向に導こうとしていると思うのは気のせいだろうか。明日は衆院選公示。

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2 コメント

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Unknown (ジータ)
2014-12-03 11:57:05
最近、この辺の歴史がやけに気になります。二大政党制の失敗も似ています。この時、「生命線」という言葉で国民をあおったのは新聞かも、です。
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Unknown (シャクシャイン)
2014-12-03 17:23:06
日露戦争では特に新聞が大きな負の役割を果たしました。先の大戦では、日米開戦に反対の論調を掲げる新聞は、軍の圧力。そして強硬派の国民の主導する不買運動で部数が激減していき、開戦一色になってしまいました。もう一つ見逃せないのが日本の経済界です。スターリン暴落に見られるように、国家間の緊張関係や戦争とは景気などと密接に関連する経済行為です。積極的だった企業も多かったのではないでしょうか。
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