本の紹介 2008-01-31 07:12:19 | Weblog 新聞小説だったせいなのか読ませるテンポがどうもしっくり来ない。チンギス・ハンがとった政策を現代の政治、経済に当てはめる手法もピンと来ない。だがもっとも腑に落ちないのはイスラム商人に関西弁で喋らせているところだ。むかし筒井康隆がよく使った手法だが色褪せて久しい。組織内での相関関係、隣国との駆け引きそして、当時東ヨーロッパへ10万もの軍勢と工匠を遠征しえた背景をもう少し詳細に書き込めばもう少し読める内容になったと思うが残念。