かつて、借金まみれ?というか、働いている会社の報酬が半減し、支払いがとても辛かったことがある。
手取り27~8万が14万になる。会社のでたらめな方針がためだった。
支払が追い付かず、自転車操業、ついには、本当に支払いが無理そうになり、さらに、危ない金融に電話して、はっと気づく。実は、自転車操業がどうにかなる状態で、守りに入ったのか?
いわゆる、紹介屋のようなところに電話してしまった。借り入れできたらば30%の報酬を支払うようにと。しかし、金融機関名を聞いて、それならば、まだそこつかえるよな?
慌てて紹介屋を断り、その金融機関に行く。
また借金が増えるだけだった。来月どうしよう。本当にアテがない。
どういうわけか、外資の保険屋から電話が入り、金融もやっている。おまとめできると。
そこで、まとめて、支払いができるようになり、さらに、仕事も配置転換で、給与が戻る。
だが、会社も危なく、給与が遅れ、そこで、慌てたことも。
あのころに比べれば、きっと、今の方が良いのだろうが、あれ、結局、切り抜けたんだよね。
憂うつで眠れない夜も続いたが、病院に行くほどでもなかったし、今考えれば、数か月のファイナンシャルクライシズにすぎない。
その後は安定し始め、借り入れも消えた。
慌てているときは、わずか数か月のことも、地獄になる。その時通ったラーメン屋に、「人間飯さえ食えば、どうにかなる」という文字に、力が湧いたもの。
いまの、鬱はH19年。
財政危機が主因だが、がむしゃらに4年頑張ったら、ある日、無気力になり、その後、心療内科へ。
あの時の倦怠感無気力感は、今とは比べ物にならない。悲しいし、虚しい。
それでも、何かが支えるんだよね。家族だったり、子供だったり。あの時は、手伝いに来ていた叔母が支えてくれたものだ。
鬱はいまでも続くも、あの時の辛さは今は無い。
あの時も、一度は無借金になり、リスタートがきれそうなチャンスもあった。
そういう辛いことを考えると、今の辛さはまだまだかもしれない。だから頑張れる気はするんだが、反面、年齢的な疲れも否定できなく、また、シュンとしてしまう。
それでも、過去の辛いことなどの経験は、必ず糧になる。そう考えて、先に進まないとね。