フレンチなしあわせのみつけ方
2004年／フランス
題名どおりのフランス映画
shinakamさん
男性
総合
75点
ストーリー
75点
キャスト
演出
ビジュアル
音楽
イヴァン・アタルが監督・脚本・主演し、奥さんのシャルロット・ゲンズブールが妻役で共演している。おまけに製作のクロード・ベリが父親役で出演。その手づくり感がリアルでお洒落なドラマに仕上がっている。
「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」で監督デビューした彼が２作目も夫婦で出演したので、これも実話をもとにしたのかと思ったがフィクションらしい。
フランス人好みの家族と男女がテーマ。３人の男が昼食中に交わした会話で、生活や女性観が伺える。危うい日々の暮らしのなかでも、幸せを求め、恋に憧れるフランス人好みの映画。
「男と女」のアヌーク・エーメ、エマニュエル・セニエ、オーロール・クレマンなどベテラン女優も出番は少ないが、さりげなく存在感をみせている。
何より存在感を見せていたのが、カメオ出演のジョニー・デップ。ラストシーンに出てくるとは思わなかった。
ウェイクアップ！ ネッド
1998年／イギリス
大好きな、ほのぼのコメディ
shinakamさん
男性
総合
85点
ストーリー
85点
キャスト
演出
ビジュアル
音楽
カーク・ジョーンズ監督・脚本の、ほのぼのコメディ。ＣＭ出身監督らしく、映像が美しく何よりテンポがいい。
南アイルランドの小さな島・人口５２人のタリーモア村で起きた宝くじ騒動。ジャッキー（イアン・ベネン）マイケル（デヴィット・ケリー）の親友が当選者探しに躍起になり、何とショック死したネッドの代わりに成りすます。ちょっと欲に駆られた老人が、余りの大金で刑務所入り覚悟で村人全員に平等に分配しようとする。とてもしっかり者のジャッキーの妻アニー（フィオヌラ・フラナガン）を始め、欲深婆さん、子持ちの独身女性マギーなどが絡んでゆく。
内容はドタバタだが、とても人間味溢れる人々が描かれ好感が持てる。見終わって爽快感が残る素敵な映画だ。