晴れ、ときどき映画三昧

映画は時代を反映した疑似体験と総合娯楽。
マイペースで備忘録はまだまだ続きます。

『ガントレット』 80点

2006-11-10 08:21:38 | 外国映画 1960~79





ガントレット


1977年/アメリカ







ちょっとやり過ぎも、ノンストップ・アクションを堪能





プロフィール画像

shinakamさん


男性






総合★★★★☆
80



ストーリー

★★★★☆
75点




キャスト

★★★★☆
80点




演出

★★★★☆
80点




ビジュアル

★★★★☆
80点




音楽

★★★★☆
80点





C・イーストウッド監督・主演の刑事アクション。一見してキャラクターは「ダーティハリー」のキャラハン刑事を思わせるが、場所(フェニックス)も人物(ショックリー)も別。アル中でウダツが上がらない刑事が証人(マリー)護送がきっかけで、命がけで権力との戦いに挑む。
すぐ悪の張本人が判ってしまうのに、彼は大卒の娼婦であるマリー(サンドラ・ロック)に言われるまで気付かないところは、当時愛人と言われたS・ロックをしっかり引き立てている。
見ていてノンストップ・アクションは、その朴訥とした刑事魂を如何なく発揮する主人公とともに一緒に旅する気持ちになる。何度も警察官の桁外れの銃撃に会いながら無事なのは、如何にもリアリティに欠けるが、題名の意味を知っていれば納得がゆく。
最後は正義が勝ち、好きな女性と家庭を築こうとする男のロマンを、ジェリー・フィールディングの音楽に乗って演じたC・イーストウッドを楽しみたい。