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西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

国会でも問題になった高額療養費制度。公的保険制度の存続可能性を高めるため、医療費全体の縮減に取り組むべきです!

2025-03-17 16:43:26 | すべての人にやさしいまちを実現するために

この週末、真剣に焦ったのが、注文してもいないプレステ5がamazonから送りつけられそうになった事件。
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家族に確認しても誰も発注していないし、HPを見ても検索履歴も発注履歴も残っていない。
届く前に気づいたので、HP上で返品処理をしたうえでヤマト運輸さんに配送しないよう依頼して当面、事なきを得ました。
が、なんで、こういうことが起きるんですかね。
ネット検索かけてみると、同じような目にあっている方も少なからずおられるようで、気持ち悪くて仕方ない…

さて本題。
病院や診療所で支払う医療費が一定額以上になったとき、超過分を払い戻してくれる、いわゆる高額療費制度。
この見直しについて、国会で大きな問題となりました。
この話の背景には、
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●高齢化の進行
●高額医薬品の公的保険制度対象化
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等の要因によって医療費が増大し、公的保険制度の財政が逼迫しているという事情があります。
個人的には、市販の風邪薬と同様の効果しかない風邪薬や湿布薬などは公的保険の対象外とする等、医療費増大の速度を抑えるための取組は必須だと思っています。
もちろん、まつわる様々な課題について精査し、整理することが前提だと思いますが。
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【ご参照】
「OTC類似薬」保険給付見直しでかぜ薬・湿布も全額負担に?“高額療養費”負担額引き上げでがん患者ら憤り

で、これに関連して思ったことがあったので、ご報告をば。
現在、西宮市立中央病院で人間ドックを受けた
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●国民健康保険の特定健康診査の対象となる被保険者
●後期高齢者医療費制度の長寿健康診査の対象となる被保険者
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は、人間ドック受診費用の一部助成を、市から受けられることになっています。
内容は
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国民健康保険:費用の概ね6割程度(上限44,000円)
後期高齢者医療制度:令和6年度が上限19,000円、7年度以降は一律10,000円
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というもの。

一方で、当該病院は県立西宮病院との統合に伴い、令和8年度以降、人間ドック事業を廃止することになっています。
西宮市立中央病院で人間ドックを受診しているのは、毎年概ね1,000~1,200人程度。
今回、報告された内容は
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●医師会診療所で1,000人程度の受入枠拡大
●髙田上谷病院で150人程度の受入枠拡大
●その他の指定医療機関も可能な範囲で受入協力
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という話でした。

で、ここからが本題ですが、人間ドックについても検診項目を精査し、必要性が低い項目については削除するなど、整理を進めてはどうかと思うんですよね。
人間ドックの検査対象に含まれている項目でも、あまり効果がないとされている項目もあるようですし。
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人間ドックの「お金はかかるが、あまり意味がない検査」の超意外な共通点@ダイヤモンドオンライン

例えば、こうした検査については助成対象外とするとか(←制度設計や確認は難しい気もしますが...)、自治体として推奨する基礎メニューを病院と協力して示すなんてことはできないのかな、と。
前立腺がん検診なんかもそうですが、本人負担は勿論、医療費全体の削減と、ひいては公的保険制度の存続可能性向上という観点から、自治体単独でも、できることはあると思うんですよね。
もちろん根本には国が考えるべき課題ですし、そこがきちんとした見直しを行うなら、その効果こど、きわめて大きくなるはず!いうことは、よくよく分かったうえですが。
 ↓
【ご参照】
前立腺がん検診は必要なのか?推奨はしない、でも、やめた責任を負いたくもない…という国のスタンスはスッキリしませんが。。。@2021年6月のブログ

国民健康保険×保険料の増額ペースを見ていても思うのですが、このままじゃ、ホントに制度の存続自体ができなくなってしまうのでは…と不安です。
そんなことにならないようにするためにも、行政としてできることに、しっかり取り組んでいくべきと考えています。
こういうところも勉強しなければ…ですね。

それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


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