西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「事業系ごみ袋への記名に手間がかかって困る...」なんて問題は聞かなきゃ絶対分からない。つくづく課題は現場に埋もれていますね。

2022-07-28 09:07:19 | 自然環境に対する意識の高いまちを実現する

切っ掛けは、ある校長先生から
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●7/1から指定ごみ袋の本格導入が始まった
→事業系ごみ袋には、事業者の名前を記入する必要がある
●毎日かなりの数のごみ袋を使うので、余裕のあるときに学校名のスタンプを押すようにしている
→ところが事業者名の記入欄がかなり折り込んだ中にあるので、スタンプを押すのも手間...
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というご意見を頂いたことでした。
下をご覧頂けると、イメージがつかみやすいかと。
 ↓


学校の負担軽減が大きな課題となっている中、小さなことでも正すことが出来ないかを考えるのは重要ですよね。
というわけで関係部署とさまざま協議しましたが
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●記名欄以外に記名しても可と出来ないか?
→他の事業者にも同じ運用を求めており、学校だけ特別扱いは出来ない
●袋の記名欄の場所を変えることは出来ないか?
→袋の下部にすると地面と接触して見えなくなるし、上部にするとくくって見えなくなるので、場所は変更できない
●学校名を印刷して各校に配布出来ないか?
→発注数が少ないため料金が割高になり、出来ない
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とのことで、なかなかよい回答を得ることはできず...

一方で現在、指定ごみ袋を作成販売している7事業者のうち、引き出すとすぐに記名欄が出てくる折り方にしている事業者も一部存在することが確認出来ました。
イメージはこんな感じ。
 ↓


学校に限らず、同じことで困っている事業者さんは他にもきっと、いらっしゃるはず。
なんとか負担を減らす方向にもっていくことができるといいですよね。
なので、
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①事業者に対して、同じ折り方にするよう依頼してみてはどうか?
②学校使用分の入札については、(料金がそれほど変わらないということであれば)この折り方を条件とすることも考えられるのではないか?
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と、それぞれの担当部署に対して投げかけてみたところ
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①' 環境局から事業者に投げかけた結果、一部事業者から前向きな回答が得られた
②’ 教育委員会の担当部署から「そういったことも含めて、学校の負担が軽減できるよう検討する」旨の回答が得られた
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との展開となりました。
よい展開であり、前向きにご協力いただいたことに感謝したいと思います。

小さなことからコツコツと。
頂いたご意見等を真摯に受け止め、改善に取り組むことで、いろいろな課題を少しでも前に進めていくことが出来ればと考えています。
そして、それには当局の協力が必要なのは言うまでもないことですし、今回の前向きな対応は一定、評価できるものと受け止めています。
特に教育委員会の今後の対応については、しっかりと見ていかなければなりませんね。

引き続き、皆様からのご意見・ご要望、お待ちしています。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

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