西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

現在、削減の取組が進められているのは家庭ごみだけ。事業者が出すごみについても削減のための取組を推進するべきです!

2023-01-10 16:24:51 | 自然環境に対する意識の高いまちを実現する

昨日、市政報告72号が納品されたことを受けて、本日から駅立ち&ポスティング開始!
「誰かとバッティングしたらイヤやなぁ…」と思い、無茶苦茶ビビりながらのスタートでしたが、幸い、どなたともかちあわず。
幸先のよいスタートを切れたことに感謝ですね

というわけで今日からは、最新市政報告に掲載している内容のより詳細版を中心にご報告など。
ネタは12月議会での一般質問の内容のご報告ですね。
その中から、今日はタイトルの内容について。
それでは、どうぞ!

◇◇◇◇◇◇◇
本市では、本年7月から指定ごみ袋制度が導入されました。
家庭から出るごみについては「もやすごみ」と「その他プラ」の指定袋を導入。
それ以外のごみもペットボトル、資源A/B、不燃ごみに分別して捨てるルールとなっています。

一方、事業者が出すごみについては、指定袋が存在するのは「可燃ごみ」のみ。
それ以外のごみは法律に則り、各事業者が産業廃棄物運搬業者と契約を結んで処理するよう求めています。

しかしながら、個人事業主をはじめとする小規模事業者では産業廃棄物運搬業者と契約を結んでいない例も多いのが実情です。
こうした事業者の中には「可燃ごみ」の袋に空き缶・空き瓶・プラごみやペットボトル等、法律上、産業廃棄物として廃棄するべきごみも混ぜて廃棄している事例が少なからず存在するようです。
市は、これらのごみを焼却処分しているため、ごみの量・CO2の排出量増大に加えて、焼却施設の燃焼効率低下という問題が発生しています。
環境に対する負荷低減のために重要なごみの減量・再利用といった観点からも、現状には大きな問題があります。

一方で法律上の定義に則り、これらのごみを産業廃棄物として出せば、全ての問題が解決するわけではありません。
産業廃棄物には、家庭ごみであれば分別対象となる空き缶・空き瓶・プラごみやペットボトル等も含まれます。
こうしたリサイクル可能なごみが二度と日の目を見ることなく、産業廃棄物として大量に廃棄処分されるのも問題です。

資料③をご覧ください。
 ↓

 ↑
他の事業者からのものと同様、市が排出するごみも「事業ごみ」であり、通常のルールに則るなら、全てのごみが産業廃棄物として廃棄処分されることになります。
ところが市役所本庁舎等では本年10月から、写真の通り「もやすごみ」「カン・ビン」「プラスチック類」「ペットボトル」に分別して、ごみを処分することになりました。
市も、事業系ごみの分別推進が重要と考え、取組を始めたということでしょう。
しかしながら市役所だけが、こうした取組を進めたところで大きな効果は期待できません。
市内事業者全体が、ごみの分別とリサイクルに無理なく取り組むことで、ごみ排出量の削減が可能となる。
そういった仕組みを整えると共に、その仕組みを事業者が積極的に利用するよう、具体的な取組を進めるべきです。
それでは以上の内容を踏まえて質問します。
◇◇◇◇◇◇◇

というのが前振りです。
次回以降で、この内容を踏まえての具体的な質疑内容について、ご報告いたします。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

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