現在、各委員会にて来年度予算の内容を精査中。
私自身は、9月議会の決算審査や過去の一般質問等で取り上げた内容について、進捗や予算への反映状況を中心に質疑しています。
そこそこ反映されている内容もあるものの、なかなか進まない話も多々あるというのが正直なところ。
でも、きちんと追いかけていくことで役所も一定の意緊張感を持つのかな…と感じています。
言ったら言いっぱなしでは、向こうも適当に流して終わりになりがちですものね。
引き続き、様々な課題を改善させるべく励みます!
という前置きから、今日は別の話をば。
国の方針の下、地域への移行が進められようとしている中学校の部活動。
西宮市では「プレみや」と名付け、令和8年9月から本格実施する予定で進められています。
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全体のロードマップは以下の通り。
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で、これについての報告が先週の教育こども常任委員会でありました。
その際、配られた資料に、色々と興味深い内容があったのですよ。
興味を持って頂ける方も多くいらっしゃることと思いますので、情報共有をば。
半数ぐらいの子供達が「1つの活動だけでなく、複数の活動をしたい!」と思っているというのは、まあ、そうなんやろな...と。
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でも「複数の活動をしたい!」と思っている子供達から、上位の人気を得ている中に、料理、漫画・アニメ、プログラミングが入っていたのには驚きました。
こりゃ、従来の部活では到底、対応できんわな...
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ちなみに「一つだけやりたい!」になってくると、私のようなおっさんでも見慣れた競技が上位に並ぶ印象。
でも全体で見ると、とても多様性に富んでいますね。
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なお保護者に対するアンケート結果は以下の通り。
ただし「現在の習い事の費用」には塾代は含まれていないそうです。
その点、ご注意下さい。
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また教員を対象とした、「部活動の指導に関わってもよいと思うか?」に対する回答は以下の通り。
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これを多いと思うか、少ないと思うかは主観によって、大きく分かれるのでしょう。
が個人的には、学校の先生に頼り切りの今の形を続けていくことには無理があるんだろうな...と思います。
一方で、一定割合の先生方は、指導に関わることに肯定的なんやな...とも。
上のアンケート結果も踏まえて、私は、基本的な方向性には賛成しています。
子供たちの選択肢を増やすという観点からも、教員の負担軽減という観点からも、良い話だと思いますし。
一方で、
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●南部地域はもちろん、とりわけ北部地域において、多数の選択肢を用意できるのか?
●保護者負担はどの程度に落ち着くのか?
●教員の関与はどうなるのか?
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等等、整理しなければならない、今の段階ではきちんと整理されていない課題が数多くあるというのも事実。
まずは、しっかり今後の展開を見ていかなければなりませんね。
私自身、分からないことが多いですし、しっかり学んでいかなければならないな…と思っています。
と言いながら、明日以降の委員会に向けての準備も片づけてしまわなければですね。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。