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西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

清掃委託費の見直しを!

2008-04-16 09:16:22 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

(元日記2007/2/3)

一昨日から新しいインターン生がやってきました。
うちのインターン生たちには、もちろん、いろいろなことを経験してもらいます。
が、とにかく、うちに来た以上は、絶対に一度は経験してもらうのが、朝立ちとポスティングなのです。

というわけで、新しい活動レポートも完成していることですし、早速、朝立ちはじめます。
(というか、昨日からはじめました。)
今のところ、確定しているのは
2/2(金) 阪神西宮(南)⇒完了
2/5(月) 阪神西宮(北)
2/6(火) 阪急甲東園
2/8(木) 阪神香櫨園
の各駅です。
あと、いつもやってる阪急西宮北口&阪急門戸厄神に加えて、駅ができたら、今後はJRさくら夙川駅も朝立ち駅に加えることを検討中。
この駅を利用する方には、私がポスティングしている浜脇中学校区に住んでおられる方が、たくさんいらっしゃるはずですし。

さてさて、いい加減に終わらせないといけない、一般質問の続きです。
今回も含めて、あと3回で終了予定です。
今しばらく、お付き合いください。

本日は、清掃業務の見直しについて。
(昨年11月10日の日記「トイレ清掃は誰のため?」で取り上げた内容とも大きく関係しています。ただし、当時は調査がまだまだ足りなかったこともあり、金額等にかなり大幅な訂正を行っています。この場を借りて、お詫びします。)

市が所有する施設のトイレ清掃は外部に委託されており、その価格は、基本的に国土交通省が定めた「建築保全業務積算基準」に則っています。
ところが、公園のトイレや公衆トイレについては、こうした基準から離れたところで価格が決められています。
「建築保全業務積算基準」に照らし合わせるとトイレ一箇所、一回の清掃は533円。
ところが、公園トイレでは同じ清掃を行うために、なんと!2,965円もの費用がかかっています。
ちなみに公衆トイレの清掃費用は、さらに高く、公園トイレの約1.35倍から約1.9倍!!
これらのトイレには
「市内各所に分散しているため、移動のための費用と時間がかかる。
 その分、どうしても『建築保全業務積算基準』に定められた基準金額に
 比べて価格が高くなってしまう。」
という価格が割高になってしまう理由はあるのです。
しかし、それにしても、この価格は高すぎます。

また、同じく「建築保全業務積算基準」に則って、トイレ清掃を行っている施設が市内には多数、存在します。
こうした施設の中には、管理人が常駐している公民館・市民館も含まれています。
こうした施設では管理人が日常的な清掃は行っていますが、その範囲は、きわめて限定されています。
それを補う目的で、外部に委託しての清掃も行われているのです。
しかし、常駐する管理人がいるのであれば、管理人がもっと、ちゃんと清掃すればいいと思うのです。
そうすれば、今よりも清掃業務にかかる費用を削減できます。

こうした観点から

①公園便所、公衆便所の清掃委託費用の見直しを行うべきではないか?
②管理人が常駐する施設については管理人が行う清掃業務の範囲を見直し、外部への委託業務を少なくすることで、清掃委託費用を削減するべきではないか?
③多くの公園清掃が地域団体に委託されている現状を踏まえ、トイレ清掃も公園清掃同様、地域団体への委託を進めていくべきではないか?これは費用削減はもちろん「協働と参画」を掲げる西宮市にとって、有意義なことではないのか?

以上、三点について、質問しました。

答弁は基本的に前向きなものだったと感じています。
要するに「今後、改善していくべく努力します。」とのこと。
もちろん、本当に改善しようとしているかについては、これまた、今後の検証が必要かとは思いつつですが。

肝心なことは、様々な場面で「財政難!財政難!」といっている以上、その状況を打開するために努力すること。
多くの市民から
「市役所もこんなに頑張ってるんやから、わしらも我慢せにゃ、しゃーないわな。」
と言ってもらえるくらいの取り組みをする、ということだと思うのです。

あらゆる業務について言えることですが、このような見直しの余地は、まだまだ沢山、あるはずです。
こうした部分の見直しをしっかりと行い、さまざまな費用を削減していくことが重要だと思うのです。
そうでなければ、市がいくら「財政難!財政難!」と言ってみたところで、納得しかねますよね。
日常の業務を常にゼロベースで見直す。
何か改善できる部分があるのではないか?という視点を持って、業務に取り組む。
こうした姿勢と感覚を強く持たねばならないと思うのです。


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