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西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

ズバリ、ツッコむ。 ②

2014-04-10 14:15:59 | 市政全般に関連すること

今朝は西宮北口駅×北西にて今村議員の駅立ち支援。
ところで私、議員になって以来約10年間、議会終了ごとに市政報告を発行し、市内5駅・6カ所で駅立ちしています
で、自分で言うのもなんですが、そこらへんは几帳面なもので毎回受け取って頂けた枚数を記録しているのですよ。
それによると、ここ2ヶ月くらい、受け取って頂ける枚数が異常です。
だいたい以前と比べて20~30%増という感じ。
こら、やりがいあるわ。
今村議員を応援するべく、頑張っている議員の一人としてはうれしい限り。
と言いつつ、これまでも頑張ってきたつもりでいる議員の一人としてはビミョーな部分もありつつ。
・・・もっと頑張らなあかんということやな、俺。
改めて、ガンバロー!

さて本題、ありがたいことに大きな反響を頂いている、市長選挙に向けてのブログシリーズです。
まだまだ、ツッコむべきところは沢山ありますので、ガンガン続けていきますよ~。

Q&Aでは「私は着任してから」「人員の削減に取り組んで」きたとしています。
ところが、この部分、甚だ謎なのです。
市長に就任する前、平成22年4月1日時点の市職員数は3,534人。
対して任期終了前、平成26年4月1日時点の市職員数は3,602人。
・・・いや、増えとるがな。。。

なんで、こんな主張してるんや???

人員の削減に取り組んできたとは到底思えない事例としては、
●新しいごみ処理センターの稼働を機に、運営を民間事業者に委託した
 →これに伴い、古いごみ処理工場で働いていた職員の仕事はなくなった
 →そこで、古いごみ処理工場で働いていた職員を「工場内の除草」「剪定枝の堆肥化」等、必要性の低い業務に振り分けて、お茶を濁した
(↑
こんな無駄、許せますか???@澁谷の市政報告31号
というトホホな話から、「停止されていた給食調理員・ごみ収集職員の採用を再開した」という大きな話まで枚挙にいとまがありません。
これで「人員の削減に取り組んで」きたとか言われても。
て言うか、そら「公務員労組とのなれ合いだ!」ぐらい、言われても仕方ないと思うのですが。

百歩譲って「人員の削減に取り組んで」きたとして、その結果はどうでしょう。
総務省は毎年
●人口および産業構造等により全国の市町村を35のグループに分類し
●当該団体と同じグループに属する団体を類似団体として
●類似団体内での財政・人員状況を比較する「市町村財政比較分析表」
を公表しています。
現在、発表されている数字は、平成24年4月1日時点のものが最新版なので、やや古くなりますが、これによると、西宮市の「人口千人当たりの職員数」は6.27人。
類似団体内での平均値が6.30人、類似団体内での順位は41市中23位ですから、ごくごく平均的な値だとしか言えません。
(参照:市町村財政比較分析表×P4をご覧ください。

またQ&Aでは「どんな職種でも一律に昇級するから人件費が高騰するのだというご批判に応えるため、事務職と技能労務食の給与表を分離」したことを強調しています。
しかしながら給料表の分離は、長年に亘って、私や今村議員・木村議員がその必要性を指摘していた問題であり、今まで同じ給料表で支給していたこと自体が問題です。
(↑:右端上:給与体系・手当の見直し@しぶやの市政報告10号×2007年3月発行
★ちなみに「給与」とは本給を意味する「給料」に各種手当てを加えたものであり、「給与表」は誤りです。正しくは「給料表」。★

また今回の見直しには
●新給料表の適用には6年間の経過措置を設ける
●経過措置適用後の給料水準は、現在より平均10%程度削減に留まり、国や民間に比べて 著しく高い水準のまま
●今回の見直しは全国トップレベルにある技能労務職の給与水準を全国平均よりも大幅に高い水準にある近隣市並みに改めるものでしかない
という問題があります。
(↑:給与制度の見直しについて@しぶやの市政報告33号
これで「これからも給与や人件費の適正化に向けてきびしい改革を進めていきます」と言われても、こちらとしては納得できません。

あああ、やっぱり、むちゃくちゃ長くなってしまった。
でもね、これ、いろいろ言わずにはおれんのですよ。
というわけで今日はこれまで。
まだまだ続けるつもりでいるので、引き続きのご愛顧よろしくお願いいたします。