遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

新入生

2008年04月08日 19時07分00秒 | 雑記
 4月8日(火)雨のち曇り

 今日は、関東地方が大荒れだったようですが、こちらは雨模様
 とはいえ、荒れることはなかったです。
 
 県内の小学校のほとんどと高校で入学式が行われました。

 大きなランドセルを背負った子供たちが、おめかしした
 母親や父親と元気に帰ってくる姿や、
 真新しい制服で母親と連れ立って歩いている緊張気味の
 高校生たちをいっぱい見かけました。

 そんな初々しい姿に、思わず微笑んでしまいます。
 それって、もう、おばあちゃんの心境・・・?笑

 娘の母校も、長い歴史で初めて男子生徒が入学したそうです。
 女子255人に対して、男子25人ですって。
 一割ですか~。大変そう(笑)
 テレビに映っていた男子は、みな可愛かったけど、大丈夫かな~?
 校庭が狭く、男子たちは、野球もサッカーも出来ないんですって。
 てことは、ソフトボールやバスケでもするしかないね。

 これからに、ちょいと興味がでてきました。

 
       わがまま母
 
 
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五つの星が列なる時

2008年04月08日 15時10分34秒 | 読書
  
   五つの星が列なる時    マイケル・ホワイト(著)2007年5月出版

 このロマンティックな題名に惹かれ読み始めました。
 ところが、冒頭からショッキングなシーンが展開するのです。

 切り裂きジャックの現代版かと思うような殺人事件が起こるのですが、
 単純な殺人ではなく、すべては「儀式」の為のもの。

 イギリスの大学町、オックスフォードが舞台となり、
 この大学OBで当時恋人同士だったローラ、フィリップ、その娘ジョー
 を中心に現代の物語と、アイザック・ニュートンの17世紀の物語が
 織り交ぜられながら、知的好奇心をくすぐりつつジェットコースターの
 ようにスリル満点に進みます。

 大きなテーマとして、「錬金術」がでてきます。
 エジプト時代に始まり、アレキサンドリア図書館から、
 辛うじて残った文書がヨーロッパに渡り、沢山の学者を惑わせ、
 ニュートンをもその研究に没頭させた「錬金術」・・・

 あのハリー・ポッターの題名にもなった「賢者の石」を求め、
 多くの研究者がとりつかれていったんですね。

 小説の内容は、フィクションに歴史的事実等や科学をミックスした
 サスペンスというのかな。面白くは読めますが、
 特に感想というほどのものはなしです。

 本の最後で著者が色々解説しているのですが、例えば
 ・錬金術 ・占星術 ・秘密結社 ・エメラルド碑文 等など・・・
 
 これらの中で、私は占星術の項での解説が面白かった。
 その一部は
   略
 天文学の発展により、占星術は終わりを告げるはずだった。科学的な
 知に磨きがかかり、果てしない宇宙で人類は取るに足らない存在だと
 気づいて、占星術は分が悪くなったはずなのだが、今日でも依然として
 星に運命を見ようとする人達は多く、彼らは自分の人生が星に導かれて
 いると信じている。
   略
 大半の科学者によると、占星術は願望充足以外のなにものでもないと
 いうことになる。人間が歩む人生、あるいは性格と誕生日とのあいだ
 には、なんの相関関係もないことは、実験によっても確かめられている。
 星占いのもつ説得力は心理学の現象”バーナム現象”によってほぼ
 説明できるとされている。
 ”バーナム現象”とは、「あなたは挑戦することが好きだ」「あなたは
 社交的なときもあれば、内気な時もある」など、大変曖昧な言葉が、
 自分に当てはまると思い込んでしまうことだ。
   略

 愚かにも、信じてしまう、信じたくなる・・・時もある私です。

 そうそう、肝心のロマンティックな題名の「星が列なる」ですが、
 正確には、星の「会合」というそうで、これまた、
 あまりロマンティックじゃない響きで残念!

       わがまま母
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