この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

お世話になりました。

2008-12-31 23:20:36 | 日常
   


 写真の連鶴は正月ということで門松をイメージして作りました。


 っていうのは嘘。実はクリスマスのリースをイメージして作ろうとしたんですが、そのときはイメージ通りに作れなくて製作を断念。ふと昨日になってアイディアが閃いて、大晦日の今日完成に到りました。
 一週間遅れですが、メリー・クリスマス!!(今さらかよ)

 年末年始の休みに予定がない、ということは既に書きました。
 でも正確にいうとやることがない、というわけではないんですよね。
 まず、年賀状を書かなければいけなかったのですが、ま、いっか、と先送り先送りにして、未だ一枚も書くに到らず。 
 まぁあれですよ、郵便制度が整備されてしまったばかりに正月までに相手先に送る、みたいな習慣が出来てしまったけど、元々年賀状っていうのは正月休みに書くものなんです。
 だから年賀状は正月の三が日に書けばいいんです。
 って言い訳になってますかね?なってないか。笑。

 あと、正月休みにハンゲームに誘ってくれた人がいたんですよね。でも以前ブチ切れて一度削除してしまって、再DLするのが面倒というのがまずあって、それと今さらネット麻雀する気になれないというのもあって、、、正確にはハマるであろう自分が嫌というか・・・。せっかく誘ってくれたのにすみません。

 でも久しぶりにゲームもいいかな、とは思ったので、これまた以前猿のようにハマっていた『ZOO・KEEPER』をプレイすることにしました。
 何ヶ月か振りにゲームサイトを開いてビックリ。(『ZOO・KEEPER』を含めた)すべてのサービスの提供を終了すると告知されていました。
 何だか足繁く通っていた喫茶店を久しぶりに訪れたら、今度閉店することになったと知らされた気分です。
 世界恐慌の余波がこんなところにも・・・(かどうかは知らないが)。
 思えば『ZOO・KEEPER』には随分お世話になりました。
 つらいとき、悲しいとき、いつも『ZOO・KEEPER』の園長さんがそばにいてくれました。
 自分みたいな卑屈でネガティブで天邪鬼な人間のことを「愛してるよ」なんていってくれるのは園長さんぐらいなものですよ。
 そんな園長さんにもう二度と会えないなんて、、、悲しすぎます。
 さよなら、園長さん、さよなら、動物たち、君たちのことは決して忘れないよ!!

 
 その他2008年にお世話になった方々、「愛してるよ」とまでは言ってくれなくていいので、いまだに方向性の見出せない、どうしようもなくひねくれた、胡散臭いブログ(と管理人)ではありますが、2009年も引き続きよろしくお願いします。
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太陽の坐る場所。

2008-12-30 22:41:56 | 読書
 辻村深月著、『太陽の坐る場所』、読了。購入本。

 辻村深月の最新刊が12月に出ると最初に知ったとき、嘘だろ?と思いました。
 というのも11月に彼女の短編集『ロードムービー』が出版されたばかりで、その一ヵ月後に新刊が出るとはにわかには信じられなかったからです。
 実際に一ヶ月間で書き上げるわけではなくても、校正や加筆修正などにそれなりの時間が取られるはずなので、小説の刊行間隔がわずか一ヶ月というのは、前例がないことではないだろうけれど、通常はありえないことなんです。
 なので、もしかしたら、どうしようもない駄作なのかも?なんて出版前は思ったりもしました。
 しかし、読み終わった直後、自分の不明を恥じましたね。
 あの辻村深月が駄作であれば前作からわずか一ヶ月で新刊を出すわけがない、と。
 彼女の最新作『太陽の坐る場所』は紛れもなく傑作でした。
 今年読んだ小説の中では一番心に残る作品でしたね。
 ただ、デビュー作である『冷たい校舎の時は止まる』から前作『ロードムービー』までのように、誰にでもお薦め出来る、そういった気軽に読める作品ではありません。
 むしろ人を選ぶ、、、というか、読者の世代を選ぶといった方がいいのかな。偏見かもしれませんが、本書のよさを、すごさを、深さをティーンエイジャーがわかるとは思えない。
 いや、もちろんそれがわかるティーンエイジャーがいたとしても、それはそれでいいのだけれど、少なくとも本書はこれまでの読者層よりも十歳は上をターゲットに書かれています(ほんの少しだがベッドシーンさえもある)。
 だから、若い人の中には登場人物の行動や心理に共感出来ない、理解出来ないという人がいたしても不思議ではありません。
 しかし、自分は一人一人のキャラクターにあまりにもリアリティ、存在感があって背筋が薄ら寒くさえなりました。
 これまで辻村深月は若手女性作家の有望株と見なされてきましたが、これだけキャラクターに命を吹き込める作家はそういった括りを抜きにしてもいないんじゃないでしょうか。
 『太陽の坐る場所』、傑作だと思います。
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あげたくない、というわけではない。

2008-12-29 17:40:22 | 日常
 もうねー、やる気がないこと鬼の如しですよ。やる気がない鬼ってどーゆー鬼だよ、と思わないでもないですが。
 うちの会社年末年始の休みが一週間あるんですが、その間の予定が一切ナッシング。ほんと笑っちゃいます。

 笑うといえば、来年のことを言うと鬼が笑うっていうじゃないですか。これ、どうなんですかね、12月31日に「明日のお年玉、楽しみ♪」と小学生の子供がいっても、鬼は「ぐわっはっはー!!」とか笑うんでしょうか?鬼の笑い声が「ぐわっはっはー!!」っていうのはイメージが貧困すぎないか、という話はこの際置いといて。

 で、話はお年玉ですよ。
 気がつくと自分もいつの間にかお年玉をもらう側からあげる側に立場がチェンジしてました。
 いつまでもお年玉をもらう側にいたかった、というのが本音ですが、だからといってお年玉をあげたくない、というわけではないです。
 あげなきゃいけない相手も姪っ子のなるみと甥っ子のたけひろぐらいしかいないですしね。二人だけならそんな大した出費ってわけでもないし。
 ただ、ポチ袋にお金だけ入れて、「はい、お年玉♪」というようなあげ方はしたくないんですよね。出来るだけイベント性を持たせたいし、お金のありがたみをわからせたいというのもあります。

 いろいろ考えたお年玉のあげ方、その一。
 キティちゃんの可愛いポチ袋と事務系の茶封筒を用意して、ポチ袋には500円、茶封筒には2000円入れます。なるみには入っているお金の金額が違うことだけを教えて、どちらか好きな方を選ばせる。
 これ、個人的にすごく興味があります。金額が違うことを知らされて、なお小学三年生は何も考えずにキティちゃんを選ぶのか否か。それともこちらの心理を読んで、茶封筒を選ぶのか。
 もしキティちゃんを選んだら、「ぐわっはっはー、そっちは500円だけだよ~ん!!」といって茶封筒から2000円取り出し、なるみの目の前でヒラヒラさせて見せびらかそうかと思ってるんですけどね。
 そんなことして小学三年生にトラウマを作ってどーするの、とお袋にいわれたので残念ながら断念。

 その二。
 お年玉は運に頼るんじゃなくて自らの実力で勝ち取らせたい、という思いがあります。
 具体的に何をさせるかというと、1、2、4、8、16、32、64・・・と二の乗数をそらでいわせて、いえた数の金額をお年玉であげる。
 これ、なるみが小学校の高学年だったら確実に採用してると思います。頑張り次第ではかなり高額のお年玉をゲットできる可能性もあるし。
 でも、、、うちのなるみはおバカなので、正月のお年玉が32円とかだったらかわいそうだな、と思ってやめました。

 で、本採用したのがその三。
 50円玉を一枚ずつ上から重ねていって、重ねられた分だけお年玉としてあげる。五十円玉の塔が崩れ落ちたら、これがほんとの落とし玉。笑。
 難しくなく、かといって易しくもなく、本人の集中力次第ではそれなりの金額のお年玉を手に入れられるんじゃないでしょうか。
 とりあえず五十枚五十円玉を用意しました。
 さてさて、なるみはいくらお年玉をゲットできるかな?
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情熱大陸。

2008-12-28 23:26:25 | テレビ
 土曜プレミアムの『人志松本のすべらない話ザ・ゴールデン』、松本の話はすべってましたよね?すべっていたとまではいかなくても、全然面白くなかったですよね?少なくとも記憶には残らなかったけどな。

 あと、勝俣の「欽ちゃん」の話は例え初めて聞く話でも飽きたよね?もういい、おめぇのいいたいことはわかった、何もいわなくていい、カツ丼でも食えや、ってベテラン刑事になりませんか?なりませんか、そーですか。でも勝俣がMVS(だっけ?)に選ばれたのはおかしいだろ、っていいたくなりませんでした?他にまだ笑える話があったよーな気がするけどな。

 『人志松本のすべっていても「すべってるよ!」とは誰も突っ込めない話ザ・ゴールデン』のことはさておいて。
 日曜日、『驚きの嵐!世紀の実験学者も予測不可能スペシャル5』があったじゃないですか。いや、あったんですよ。
 一応知らない人のために説明しておくとジャニーズの嵐のメンバーがクソ馬鹿馬鹿しい実験をクソ真面目に取り組むっていうだけのバラエティ番組なんですけどね。まぁタイトルのまんまなんですが。
 結構楽しみにしてたんですよ、これ。実験のクソ馬鹿馬鹿しい内容がツボで、紙や笹の葉、藁などで作った船で海に乗り出す(そして沈没する)シリーズは毎回ケラケラ笑わせてもらってました。
 それでですね、今回のスペシャルですが、何と!!
 見逃しちゃった♪
 正確には番組も終わりかけの8:40頃に気づいたんですけどね。それまでは『お笑いDynamite!!』とか見ながら「年末ってほんとつまんねー番組ばっかだなー」とか思ってましたよ。
 忙しくて見逃したっつーならともかく、暇なのに見逃したとなると、マスター、いつもの奴!!カルピス多めで!!ってオーダーしたくなりましたよ。しないけど。

 で、よーやく本題の『情熱大陸』なんですけどね。これはさすがに見逃しませんでした。内容は竜王戦七番勝負の渡辺明と羽生善治の姿を追ったスペシャル。
 何が驚いたかといって、番組の締めが竜王戦終了三日後の羽生へのインタビューだったこと。これはスゲーなって思いましたよ。だって世紀の決戦で敗れてまだ三日ですよ?フツーだったらインタビューを受けられるような精神状態ではないはずだもん。
 インタビューを申し入れたスタッフもすごいけど、受けた羽生がすごいよね。
 さらにインタビューの内容がストレートですごい。
「何で竜王戦では負けたと思いますか?」だって。ストレートもストレート、ロイヤルストレートフラッシュだよ。
 それに笑顔で答える羽生。すごすぎ。
 と思ったら、最後の質問はロイヤルストレートフラッシュ以上のファイブカードだった。
「渡辺竜王はなぜ勝ったと思いますか?」。そんなこと、聞きますか。スタッフの神経、鉄どころか、チタン鋼だね。
 どう答えるのかと思ってたら、羽生いわく「渡辺竜王に聞いてください」。ま、そりゃそーだ。笑。

 インタビューがヤバいくらいストレートで、そこが面白いといえば面白かったけど、ゲストの野村克也楽天イーグルス監督がほとんど将棋のことを知らないっぽくて、(竜王戦の)待ち時間はどれぐらいなの?とか聞いてました。
 あえて将棋と無関係な人を引っ張ってきたのかもしれないけど、もう少し将棋に関心のある人を呼んだらいいのに、、、といっても将棋好きな芸能人としてつるの剛士が紹介されてたから、将棋好きな有名人っていないのかもしれませんね(←暴言)。
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1月に観に行く予定の映画。

2008-12-27 20:38:50 | 新作映画
 先日の記事で、来年は厳選して映画を観に行くつもりです、と書いたのですが、チェックしてみたら1月は観に行く予定の映画が結構多かったです。

 まず、1月1日。
 元旦ですが、特に用事があるわけでなし、サービスデーなので映画のハシゴをしようかなと思ってます。
 本命はキーファー・サザーランド主演の『ミラーズ』なんですが、一緒に観る対抗が決め切れないんですよねぇ。『ワールド・オブ・ライズ』にするか、『K-20怪人20面相・伝』にするか。正月だから、単純に楽しめる『K-20』の方を観ようかな。体力に余裕があったら三本とも観るつもりです。

 次に1月3日。
 シネテリエ天神で『未来を写した子どもたち』が公開されるので観に行く予定です。
 基本的に自分にとって映画は娯楽なので、あまりテーマが重い作品は観ないようにしているのですが、それでも年に一本か二本ぐらいは使命感や義務感に駆られて観に行く映画があります。
 2009年はそれが『未来を写した子どもたち』ですね。
 観たらきっと気分がどんよりすると思うんですが、それでも観るつもりです。

 さらに1月10日は『ヘル・ボーイ/ゴールデン・アーミー』『GOTH』を鑑賞予定。どちらも楽しみ。
 
 そして1月24日が『007慰めの報酬』が公開されるので、これも観るつもり。

 厳選して観に行くつもりではあるけれど、やっぱり2009年も1月をチェックした限りは週末は映画三昧みたいです。
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2008年面白かった映画ベストテン!!

2008-12-26 22:11:56 | 新作映画
 昨日のつまらなかった映画に引き続いて、今日は面白かった映画のベストテンを発表したいと思います。
 今回は諸事情により一位からの発表です。

 *リンク先は拙ブログのレビュー記事です。

 第一位『ダーク・ナイト』
 暗くて重くて救われない映画は本来自分の好みではないのですが、好みがどうとかそういうことをぶっ飛ばして衝撃的だったのが『ダーク・ナイト』。映画を観て久しぶりに震えました。映画になっていないというのは駄作への侮蔑の言葉ですが、本作は映画ではない、映画を超えた“何か”だと思います。

 第二位『デス・レース』
 何でこの映画がこの位置に来ているのか、我ながら不思議。でも観ている間、スッゲー楽しかったんだもん。笑。

 第三位『ひゃくはち』
 これまた何でこの位置なのか不思議なんですが、知名度の低さからあえて三位に持ってきました。青春スポーツ映画の佳作だと思います。あと○○○が増殖するシーンは2008年に観た映画の爆笑シーンNo.1でした。

 第四位『ウォンテッド』
 2008年はお馬鹿ガンアクション映画の当たり年だったような気がします。これにするか、『ヒットマン』にするか、『シューテム・アップ』にするか、一瞬迷いましたが、自分で撃った銃弾に自分が当たっておっ死んだジョリ姐の顔を立てて、本作を四位に選びました。

 第五位『28週後・・・』
 ホラー映画は美少女が襲われてナンボ、ということを本作を観て再確認しました。DVDも買いましたよ。一人じゃ怖くて観れんけど。

 第六位『アフター・スクール』
 緻密な脚本の映画を自分が低く評価するわけにはいかないのです。個人的には同監督の『運命じゃない人』の方が好みですけどね。

 第七位『アイアンマン』
 あれ、『アイアンマン』がこの位置?低くない?って思わないでもないですが、まぁいっか。『ダーク・ナイト』が日本でコケたのはわからないでもないですが、『アイアンマン』がヒットしなかったのはちょっと不思議。単純明快な娯楽作だと思うけど。

 第八位『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』
 映画愛に充ちた映画でした。映画好きは必見!!そうでない方はまぁそれなりに。

 第九位『パコと魔法の絵本』
 ファンタジー映画は美少女が主人公でナンボだということを本作を観て再確認しました。あれ?コメントが手抜きじゃね?
 それはともかく日本映画の新たなる可能性を本作の中に見たような気がします。というのは褒めすぎか。

 第十位『WALL・E/ウォーリー』
 十位を何にするかは結構考えましたが、無難なところに落ち着きました。ウォーリーは七百年の孤独の果てにイヴに出会えたけど、自分はどれぐらい孤独な夜を過ごせばいいのだろう・・・、と思うと泣けてきますよね、shit_headさん!!

 次点『REC/レック』
 次々点『カンフー・パンダ』
 ちなみに『善き人のためのソナタ』は、今年になって劇場で鑑賞しましたが、昨年公開の映画なので外しました。本来は自分の中でベスト1クラスなんですけどね。 
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2008年つまらなかった映画ベストテン!!

2008-12-25 23:23:40 | 新作映画
 2008年は57本の映画を劇場まで観に行きました。
 57本も観れば、中には観に行って失敗した!!と思う映画もあるわけで、今日は自分がつまらないと思った映画を10本、ランキング形式で紹介したいと思います。

 *リンク先は拙ブログのレビュー記事です。

 第十位『地球が静止する日』
 褒めるところはまったくないが、かといって貶す気にもなれないという妙な映画。

 第九位『死神の精度』
 原作もそんなに面白いとは思わないけれど、映画はそれを上回って面白くなかったなぁ(じゃあ観に行くなよ!)。

 第八位『シティ・オブ・メン』
 前作の『シティ・オブ・ゴッド』がよすぎたので、つい期待し過ぎました。
 
 第七位『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
 何でも日本での興行収入に続編が製作されるかどうかが懸かっていたそうです。いうまでもなく続編は製作中止が決定されました。それどころか、配給会社までつぶれたそうで、、、世の無情を感じずにはいられません。

 第六位『ハンコック』
 この映画を観て、もうウィル・スミスの出ている映画は二度と観に行かなくていいや、と思いました。でも『アイ・アム・レジェンド』を観た後も同じようなことを思ったからなぁ・・・。

 第五位『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』
 テレビシリーズは結構面白いのなぁ、、、映画のダメダメさはどうなんでしょうね?あとタイトルの長さには無性にイラッときます。

 第四位『崖の上のポニョ』
 基本的に脚本のない映画には興味がありません。

 第三位『うた魂♪』
 合唱がモチーフの作品ですが、その扱いがいい加減極まる。合唱の最中に審査員が隣りの人にぺらぺら話し掛けるんじゃねぇっつーの!

 第二位『ジャンパー』
 自らの特殊能力を私利私欲のためにしか使わない主人公には一切感情移入出来なかった。そのため主人公が危機に陥ってもまったくスリルがなかった。スリルのないヒーローものは観ていてひたすら退屈なだけ。
 
 第一位『KIDS』
 映画に対して自分が有する最大の侮蔑の言葉は「これなら自分が監督した方がマシ」なのですが(実際映画監督が出来るかどうかというのはまた別の話)、2008年に観た57本の映画の中で唯一そう思った作品。
 原作者の乙一のファンなので観に行ったけれど(原作自体はそんな好きではない)、原作者を好きだからという理由で映画は観るものではないな、といういい教訓になりました。
 何もかもが駄目だと思いましたが、主役二人(玉木宏と小池徹平)がやおら脱ぐシーンがあるので、その手の趣味がある方は楽しめるかもしれません。


ps.いうまでもなく、本記事は個人的な感想に過ぎないので、この映画の悪口をいうなんて許せない!!といったコメントはなしの方向でよろしくお願いしまうー。
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クリスマスには会えない。

2008-12-24 00:01:04 | ショートショート
 パパは去年の十二月三十一日に亡くなった。
 風邪を押して、無理に仕事へ出かけたのがいけなかった。
 行かないで!
 私は必死に懇願したけれど、パパは咳き込みながらも優しく微笑んだ。
 パパのことを待っていてくれる人たちがいるからね・・・。
 そう言ってパパは家を出た。
 私は一晩中祈り続けた。
 お願いします、神様、どうかパパを、パパを無事に私の元へ返してください・・・。
 必死に必死に祈り続けた。
 私はクリスマスの夜が大嫌いだった。
 毎年毎年パパの無事を願って祈り続けなければならない。
 十二月になると、クリスマスが来なければいいのに、いつもそう思っていた。
 夜が明け、パパが戻ってきた。パパの身体は心底冷え切っていた。意識も朦朧としていた。
 帰るなり、パパはそのままベッドに倒れこんだ。
 私は祈った。
 神様、どうかパパをお助けください。パパは世界の恵まれない子供たちのために命懸けで働いているのですから、どうか、どうか、お助けください・・・。
 でも神様は、私の願いを聞き入れてはくれなかった。
 パパは新年を迎えることなく死んでしまった。
 私はとうとう一度もパパとクリスマスの夜を過ごすことが出来なかった。
 パパが死んで、私はようやく幼いころから憧れて止まなかった普通の女の子の暮らしを送れるようになった。
 知らない街。そして誰も私のことを知らない。
 そんな私にも恋人が出来た。
 彼は私のことを本当に大切にしてくれる。私のことをほとんど何も知らないというのに。
 また冬が近づいてきた。
 憂鬱な気分になる。
 どうして?
 私はすべてのしがらみから開放されたというのに。
 十二月のある日曜日のこと、昼食を取りながら、彼が私に尋ねた。
 クリスマスは一緒にいてくれるかい?
 彼の言葉は涙が出るぐらい嬉しかった。
 私は目を伏せ、答えた。
 クリスマスには会えない、と。
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実験4号。

2008-12-23 10:53:36 | 読書
 伊坂幸太郎×山下敦弘共著、『実験4号』、読了(鑑賞)。市立図書館蔵書。

 『実験4号』というタイトルが示す通り実に実験的な作品集だと思う。何しろ人気作家と人気映画監督のコラボレーションというのだから、本当に聞いたことがない。たぶん後にも先にもこれだけだろう。

 伊坂幸太郎の短編小説である『後藤を待ちながら』は、ロックンロールへの熱い想い、シャレた会話、読後感の心地よさなど、これまた実に伊坂幸太郎らしい作品といえる。もしこの作品が短編集の一作として収録されていたら、単純にこのお話はいいな、と思えただろう。
 また、山下敦弘の短編映画『It's a small world』も悪くはない。この作品の持つユーモアや雰囲気は決して嫌いじゃない。

 ただ、この二作品で¥2940という価格は、どれほど装丁が凝っていたとしても如何にも高い。伊坂幸太郎と山下敦弘、どちらともファンであればともかく、どちらか一方のファンであれば、ちょっと手が出ないだろうし、実際購入したら、高い買い物だったな、と思ってしまうに違いない。

 しかし、こういった実験的精神溢れる作品はもっと評価されるべきなんだろうな、とは思う。自らの貧乏が恨めしい。。。
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2008年劇場鑑賞映画一覧。

2008-12-22 23:33:01 | 新作映画
 2008年は57本劇場まで映画を観に行きました。
 どうせなら切りのいいところで60本観ればよかったか、と思わないでもないですが、まぁ57本も観れば充分か、とも思います。
 それなりに選んで観に行ってるつもりが、かなりハズレだった作品も多いです。
 むぅ、来年はさらに厳選して観に行かねば、、、って去年の総括記事でも書いてたな、そーいえば。笑。
 
 *リンク先は拙ブログのレビュー記事です。 

57.『地球が静止する日』(12/20、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度★★、お薦め度★★
56.『バンク・ジョブ』(12/13、シネテリエ天神にて鑑賞)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★☆
55.『WALL・E/ウォーリー』(12/6、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★
54.『SAW5』(11/30、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)
  お気に入り度★★、お薦め度★★
53.『デス・レース』(11/30、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)
  お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★☆
52.『ブラインドネス』(11/22、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度★★、お薦め度★★☆
51.『トロピック・サンダー』(11/16、イムズホールにて鑑賞)
  お気に入り度★★☆、お薦め度★★
50.『ハッピーフライト』(11/15、Tジョイ久留米にて鑑賞)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★☆
49.『ひゃくはち』(11/3、佐賀シエマにて鑑賞)
  お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★
48.『レッドクリフ PartⅠ』(11/3、109シネマズ佐賀にて鑑賞)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★☆
47.『僕らのミライへ逆回転』(10/18、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)
  お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆
46.『イーグル・アイ』(10/18、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★
45.『イースタン・プロミス』(9/27、佐賀シエマに鑑賞)
  お気に入り度★★★☆、お薦め度★★☆
44.『アイアンマン』(9/27、109シネマズ佐賀にて鑑賞)
  お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★☆
43.『落下の王国』(9/27、109シネマズ佐賀にて鑑賞)
  お気に入り度★☆、お薦め度★★☆
42.『パコと魔法の絵本』(9/14、Tジョイ久留米にて)  
  お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★☆
41.『ウォンテッド』(9/13、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★☆
40.『シティ・オブ・メン』(8/30、KBCシネマ天神にて鑑賞)
  お気に入り度★☆、お薦め度★☆
39.『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(8/30、シネテリエ天神にて鑑賞)
  お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★☆
38.『ハンコック』(8/23、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★☆、お薦め度★★★
37.『闇の子供たち』(8/16、KBCシネマにて鑑賞)
  お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★
36.『カンフー・パンダ』(8/14、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)
  お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★
35.『崖の上のポニョ』(8/14、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞)  
  お気に入り度★★☆、お薦め度★★★☆
34.『ダーク・ナイト』(8/2、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★★★、お薦め度★★★★
33.『インクレディブル・ハルク』(8/2、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆
32.『ハプニング』(7/26、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★☆、お薦め度★☆
31.『スカイ・クロラ』(7/6、都久志会館での試写会にて鑑賞)  
  お気に入り度★★☆、お薦め度★★
30.『REC/レック』(7/6、ユナイテッド・シネマキャナルシティ博多にて鑑賞)
  お気に入り度★★★★、お薦め度★☆
29.『スピード・レーサー』(7/5、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★
28.『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(6/14、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★☆
27.『ザ・マジックアワー』(6/7、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★☆
26.『ランボー』(6/1、ユナイテッド・シネマキャナルシティ博多にて)
 お気に入り度★★★、お薦め度★★☆
25.『アフタースクール』(6/1、ユナイテッド・シネマキャナルシティ博多にて)
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★
24.『シューテム・アップ』(6/1、ユナイテッド・シネマキャナルシティ博多にて)
  お気に入り度★★★★、お薦め度★★★☆
23.『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』(5/18、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★☆、お薦め度★★☆
22.『ミスト』(5/10、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★☆
21.『ノーカントリー』(5/5、イオンシネマ佐賀大和にて)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★
20.『つぐない』(4/19、KBCシネマにて)
  お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★☆
19.『ヒットマン』(4/12、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★★、お薦め度★★☆
18.『うた魂♪』(4/5、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★、お薦め度★★☆
17.『死神の精度』(4/5、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★、お薦め度★☆
16.『クローバー・フィールド/HAKAISHA』(4/5、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆
15.『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!』(3/29、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★
14.『アフター・ウェディング』(3/16、シアター・シエマにて)
  お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★
13.『ゾンビーノ』(3/16、シアター・シエマにて)
  お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★
12.『ジャンパー』(3/9、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度☆、お薦め度★
11.『バンテージ・ポイント』(3/9、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★☆
10.『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』(3/1、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★
9.『潜水服は蝶の夢を見る』(3/1、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★☆、お薦め度★★★☆
8.『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(3/1、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★☆、お薦め度★★
7.『団塊ボーイズ』(2/11、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆
6.『大脱走』(2/10、久留米スカラ座にて)
  お気に入り度★★、お薦め度★★★☆
5.『アメリカン・ギャングスター』(2/2、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度★★★、お薦め度★★★☆
4.『KIDS』(2/2、Tジョイ久留米にて)
  お気に入り度☆、お薦め度☆
3.『善き人のためのソナタ』(1/20、シアター・シエマにて)
  お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★☆
2.『28週後・・・』(1/19、TOHOシネマズトリアス久山にて)
  お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★
1.『スウィーニー・トッド/フリード街の悪魔の理髪師』(1/19、TOHOシネマズトリアス久山にて)
  お気に入り度★★☆、お薦め度★★★☆

 ★は五つで満点、☆は★の半分です。


 *2007年劇場鑑賞映画一覧

 *2006年劇場鑑賞映画一覧
 
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