この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

最近買ったDVDと欲しいDVD。

2008-12-21 23:09:55 | 旧作映画
 これまではDVDをパソコンで鑑賞していたのですが、DVDプレイヤーと液晶テレビを購入し、よーやく我が家にもDVD世紀が訪れたので(遅いよ!世間ではブルーレイ世紀だっつーの)、DVDを三枚ほど購入しました。

 購入したDVDは『ガタカ』、『ヘル・ボーイ』、『28週後・・・』の三点。
 それまで所有していたDVDの枚数は11枚(そのうち3枚がもらいもの)なので、一気に30%近く増えたことになりますね。笑。
 といっても三枚ともDVDショップの安売りセールやコンビニの廉価版での購入だったりするわけですが(一番高い『28週後・・・』でも¥1890)。
 新作DVDを買ったのは一回しかない(『ボーン・アルティメイタム』のみ)。

 それでも欲しいDVDは何作かあって、まずは『ターミネーター2』のDVD。
 何だよ、『ターミネーター2』のDVDなんてDVDショップでいくらでも売ってるじゃん、と言う人もいるかもしれません。確かにDVDショップに行けば『ターミネーター2』のDVDは売っています。
 でもDVDショップで売られている『ターミネーター2』DVDのほとんどは『ターミネーター2 特別編』なんですよね。
 フツー『特別編』と聞いたら、「特別豪華な編集」のことだと想像しますよね?
 しかし、『ターミネーター2 特別編』は全然特別でも豪華でもないんです。それどころか吹き替え版すら収録されてなかったりします。
 今どきタイ映画のDVDにだって吹き替え版は収録されてるっつーの。
 なので自分が欲しいのは玄田哲章がシュワルツネッガーの声を当てた吹き替え版が収録されている『ターミネーター2 エクストリームエディション』です。
 でもこれがショップでは見かけたことがないんだよなぁ。
 ネットオークションでなら手に入るんだろうけど、ヤフオクには手を出したことないし。

 他に欲しいのは、『運命じゃない人』と『ジャイアント・ロボ 地球が静止する日』(キアヌとは関係ない)と『未来少年コナン』のDVDかなぁ。
 むぅ、欲を出してたらお金がいくらあっても足りないや。
 宝くじが当たったら買おっーと(結局買えそうにないな。。。)。
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地球が静止する日。

2008-12-20 23:22:25 | 新作映画
 キアヌ・リーブス主演、スコット・デリクソン監督、『地球が静止する日』、12/20、Tジョイ久留米にて鑑賞。2008年57本目。

 賛否両論に分かれる映画があります。
 例えば『ブラインドネス』がそれに当たると思いますが、自分はあの映画の結末が気にいらないので嫌いです。
 ただ、『ブラインドネス』を賞賛する人がいたとしても、不思議には思いません。そういう見方も出来るのか、と感心したりもします。
 もしかしたら賛否両論に分かれる映画こそ、本当に観る価値のある映画だといえるのかもしれませんね。

 で、『地球が静止する日』なのですが。
 おそらく、この映画を観た人のほとんどは同じような感想を抱いたのではないでしょうか?
 何でそういうオチになるの?とか、テーマがまるで伝わってこねーよ!!とか、薄っぺらいSFだなぁとか、予告編がすべてじゃん!!とかそういうの。
 たぶん、この映画のレビュー記事を読んでも、そういう見方があったのか!!と啓蒙されることはないんじゃないかなぁって思います。
 
 まぁ無理矢理いいところを挙げるとすれば、ジェニファー・コネリーはいくつになってもイイ女だなーっていうことぐらいですかね(御年38歳。若い!!)。
 本年最後の映画レビュー記事がそんなどーでもいい締め方で終わっていいんか?と思わないでもないですが、何か一々駄目なところを突っ込んだり、挙げつらったりする気にもなれないんですよねぇ。。。

 おっと、大事なことを一つ忘れてました。
 本作には巨大ロボットが出てきますよ、マリーコさん!!
 以上です。笑。

 お気に入り度は★☆、お薦め度は★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

 次回鑑賞は『ミラーズ』(12/26公開)の予定です。まぁでもこれは年明けに観るかもしれません。
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2008年、面白い漫画ベストテン!! その2。

2008-12-19 21:20:27 | 漫画・アニメ
 こちらの記事の続きです。

 正直前回の記事にコメントがつかなかったら続きを書くのは止めようと思ってたんですが、幸いコメントをつけてくれた方が一人だけいて、一位から五位までも知りたいです!と言ってくれたので続きを書くことにします(そこまでは言ってない?)。


 第五位『正義警官モンジュ』(2008年12月現在6巻まで刊行)
 正直フゲン編は展開がだるかったかな、と思わないでもないが、それでもやっぱり面白い。先月号の○クシィネタは立ち読みしていて思いっ切り笑わせてもらいました(立ち読みすんな)。

 第四位『とめはねっ!鈴里高校書道部』(2008年12月現在4巻まで刊行)
 連載誌『ヤングサンデー』が休刊した時はこの先どーなることやらとファンをヤキモキさせたが、無事移籍先の『ビックコミックスピリッツ』でも人気を博している模様。でも、小学館も『ヤングサンデー』より先に休刊させていいんじゃない?って雑誌、他にありそうな気がするんだけど。

 第三位『よつばと!』(2008年12月現在8巻まで刊行)
 前回より一つランクを落としたけれど、やっぱり無類に面白い。自信を持ってお薦めします。

 第二位『神のみぞ知るセカイ』(2008年12月現在2巻まで刊行)
 いつだったか、作者の若木民喜は高橋留美子と同じぐらい才能がある!と断言したことがあったのだけれど、実際今や作者は『週刊少年サンデー』の看板作家になってます。ファンとして心配なのは作者が体力の限界でぶっ倒れるんじゃないかってこと。ほんと、この人命懸けで漫画描いてるしな~。

 第一位『ふたつのスピカ』(2008年12月現在14巻まで刊行)
 やっぱり今回も『ふたつのスピカ』が第一位。V2達成おめでとう♪(誰に言ってるんだ)
 一番面白いと思う漫画だし、一番お薦めできる漫画でもあります。未読の方は是非ご一読下さい。


 さて、今回のベストテン、実は前回のランキングとほとんど大差なかったりします。『PLUTO』が落ちて、『神のみぞ知るセカイ』が入っただけ。
 如何に新作漫画に手を出してないかってことですね。笑。

 それでも最近注目している漫画はあって、一つは『週刊少年ジャンプ』連載の『バクマン』。大場つぐみ=乙一説を唱えた人は土下座して下さい。冗談ですけど。

 もう一つは『週刊少年チャンピオン』で連載が始まった『幻仔譚じゃのめ』。少年誌連載にも関わらず設定のえぐさに吃驚。まぁでも短期連載に終わりそうだけどね。笑。
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盤上の奇跡。

2008-12-18 22:20:47 | ゲーム
 竜王戦七番勝負第七局、渡辺明竜王が羽生善治名人を破り竜王位防衛に成功し、五期連続防衛により永世竜王の称号を勝ち得ました。
 99.9999・・・%羽生名人が竜王位を奪取するものと思って疑っていなかったので、渡辺竜王の防衛には心底驚きました。
 竜王は9×9の81マスの盤上で奇跡を起こしたのだな、と思いました。

 羽生善治は史上最強の棋士です。漫画『ヒカルの碁』の第一巻でもそう紹介され、将棋のことを少しでも知っている人であれば、それに異を唱える人はいないでしょう。
 その羽生が今回の第二十一期竜王戦七番勝負ではいきなり三連勝しました(七番勝負なのでどちらか先に四勝した方が竜王となる)。
 あぁ、これで今年の竜王戦も終わった、自分はそう思いました。
 なぜなら、渡辺竜王が竜王位を防衛するためには二つの奇跡を同時に起こさなければいけないからです。

 一つ目の奇跡、それは羽生相手に四連勝しなければいけない、ということです。
 前述の通り羽生は史上最強の棋士なので、そもそも負ける、ということが滅多にありません。それが同じ相手に連敗するとなるといよいよ珍しい。さらに三連敗となると、、、たぶん一度あったかどうかという程度でしょう(記録上のことは詳しくは知りません)。それがさらにさらに四連敗となると、断言してもいいですが、これまで一度もなかったはずです。

 そしてもう一つの奇跡ですが、タイトル戦七番勝負において、かつて三連敗の後四連勝しなければいけない、ということです。
 勝負が第七局までもつれこむこと、それはままあります。しかし三連敗四連勝という星勘定は竜王戦に限らず、すべてのタイトル戦において一度もなかったことなのです。

 どちらか一つでも成し遂げられたら奇跡と呼べることなのに、それを同時に二つ成すというのは不可能というものだろう、自分に限らずほとんどの将棋指し、将棋好きは思ったに違いありません。

 しかし、奇跡は起こるべくして起こるのですね。渡辺竜王、羽生名人相手にやっちゃいましたよ、三連敗四連勝。
 奇跡を目の当たりにすると胸のすく思いがするものなのですね。
 大袈裟かもしれませんが、生きる勇気みたいなものまで与えられたような気がします。
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九州人のここが嫌い。

2008-12-17 23:37:51 | 戯言
 東京に行って何に驚いたかというと、聳え立つ高層ビルでも、都会の喧騒でもなく、道行く人々の足取りの速さでした。
 とにかく、競歩か?と思うようなスピードでした。
 九州人は急ぐ理由がない限り急ぎませんが、東京の人は急がない理由がない限り急ぐのでしょう。
 足取りの速さは大阪に行ったときも同じような感想を抱いたので、都会の人は一分一秒を大切にしようとする『時は金なり』の意識が強いのでしょうね。
 驚きましたが、嫌悪感や不快感などはなく、むしろよく二十四時間競歩出来るものだと感心しました。

 感心したことは他にもあって、それは何かというとエスカレーターでの人々の立ち位置。エスカレーターに二人分の幅がある場合、東京では先を急ぐ人のために左側に立つ習慣があるのです(大阪では逆の右側)。
 東京で左側、大阪で右側なら、左側と右側の境目はどこだろう?と疑問に思うのが人情だと思いますが、ちなみに文化的な中間点といわれる名古屋では左側だそうです。詳しくはこちら
 
 ではここで問題です。
 東京では左側、大阪では右側のエスカレーターの立ち位置、九州ではどちら側でしょう?
 まぁ感心した、と書いてあるぐらいなので予想がつくかもしれませんが、九州ではどちらかに寄って立つ、という習慣がそもそもないのです。
 なので二人分の幅のあるエスカレーターにカップルが乗ると、カップルは行く手を遮るように並んで立ちます。エスカレーターの上段と下段で立つという発想などありません。
 ほんと、映画の上映開始に遅れそうな時などにはイライラします。どきやがれ、馬鹿ップル!!と怒鳴りたくなります。

 これに限らず九州人は並ぶのが本当に下手なのです。
 例えば、トイレに行って、小便器が三つあったとしますよね。用を足したい人がたくさんいたら、当然列が出来ます。普通だったら一列に並んで、列の先頭の人が順序良く空いた便器で用を足していけばいいことです。それが一番公平だし、効率がよいとも思います。
 しかし、これが九州では違うのです。小便器が三つあったら、列も三つ出来るのです。小便器が五つなら、列も五つ。おそらく小便器が百あれば、列も百出来るでしょう。
 当然列によって待たされる時間も違うので、より長く待たされる列に並んだ時は我が身の不運を呪わずにはいられません。漏れそうなんじゃああああっっっ!!!

 話はエスカレーターに戻りますが、実はエスカレーターには正しい立ち位置があるのです。東京式の左側、大阪式の右側、どちらが正しいと思いますか?
 A.実はどちらも正しくない。なぜならエスカレーターにおいての歩行そのものがエレベータ協会から推奨されていないから。あえていえば後ろの人間に歩行を思いとどまらせる、九州式が正しいっていうことになりますかね。。。
ps.本文で述べたことは九州では絶対にそうである、といってるのではなく、あくまで自分の周りではそういうことが多い、というだけの話なので・・・。
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2008年、面白い漫画ベストテン!!

2008-12-16 23:57:27 | 漫画・アニメ
 2008年もまだ二週間ほどあるので、まだ早いかな、という気もしますが、今月はもう漫画本の新刊購入の予定がないので、2008年の自分が面白いと思う漫画ベストテンを発表させてもらいます(2008年12月現在雑誌連載中の作品限定)。
 漫画本購入の参考にでもしてもらえば幸いです。


 第十位『シグルイ』(2008年12月現在11巻まで刊行)
 えー、紹介しておいてなんですが、お薦めは出来ません。特に切り株が苦手な方、切り株の意味がわからない方は読んじゃイケません。そうでない人には無類に面白いはず。

 第九位『ギャンブル・フィッシュ』(2008年12月現在9巻まで刊行)
 百花繚乱、有象無象のギャンブル漫画の中でひときわ異彩と狂気とお色気(?)を放つ作品。いろんな意味で主人公たちが中学生とはとても思えない。

 第八位『GUNSLINGER GIRL』(2008年12月現在10巻まで刊行)
 絵柄は萌え系でありながら、お話はどこまでもハード、そして泣ける。九巻のアンジェリカの死にも泣けたが、十巻の「この人と一緒に生きてそして死のう」というトリエラの台詞にも泣けた。

 第七位『鋼の錬金術師』(2008年12月現在20巻まで刊行)
 今さら紹介するのも気が引ける、大人気少年漫画。二十巻を越える大長編でありながら、きちっとお話がよどみなく進んでいくのにはひたすら感心してしまう。ほとんど行き当たりばったりでお話が進む(ような感じがする)ジャンプの某人気漫画にも見習ってもらいたい。
 
 第六位『罪と罰 A Falsified Romance』(2008年12月現在4巻まで刊行)
 ロシアの文豪ドストエフスキーの原作を不世出の天才落合尚之が大胆にアレンジ。読むと鬱な気分になること必至の傑作。


 以上、六位まで。一位から五位までの発表はまた後日。
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ホルモー六景。

2008-12-15 22:53:39 | 読書
 万城目学著、『ホルモー六景』、読了。市立図書館蔵書。

 むぅ、、、面白かった。
 正直前作『鴨川ホルモー』を読んだときは、なかなか面白いな、ぐらいにしか思わなかったのだけれど、続編である本作はかなり面白かった。いや、手ばなしで褒めてもいいんじゃない?ってぐらいに面白い。
 『ホルモー六景』とあるからには六編作品が収録されているわけなのだけれど、その六作がどれも意匠が凝らされていて、似たお話がない。女同士の友情物語あり(というか引っ張り合い)、時空を越えた恋物語あり、純朴な少年の初恋物語あり、何だよ、恋物語ばっかりじゃねぇか!!
 でも読んでいて、すごく楽しいんだよね。笑。
 もちろん、その楽しさは前作を読んでいることが前提なんだけれど、前作とセットで強力にお薦めします。

 ただ一つ気になったことがあって、前作『鴨川ホルモー』は産業編集センターという聞いたことがない出版社から出ていたのだけれど、本作の出版はなぜか角川書店から。
 万城目学という作家はマイナーな出版社が見つけた逸材なのだから、せめてデビュー作の続編ぐらいは同じ出版社から出して欲しかった(あげたかった)と思うんだけれど、、、まぁ連載誌が『野生時代』だから仕方ないか。。。
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バンク・ジョブ。

2008-12-14 13:49:23 | 新作映画
 ジェイソン・スティサム主演、『バンク・ジョブ』、12/13、シネテリエ天神にて鑑賞。2008年56本目。

 事実は小説より奇なりといいます。
 事実は小説よりも往々にして奇妙であり、だからこそ面白い、という意味なのだと思いますが、個人的にはそんなこともないだろうと思っています。
 自分が一番面白いと思う映画は『ショーシャンクの空に』ですが、あれは元々スティーブン・キングの頭の中で創作されたお話ですしね。
 このお話は事実を元にしているのだといわれたら、確かにインパクトはありますが、結局それだけのことであり、最終的な面白さとは必ずしも繋がらないんじゃないか、そう思うのです。

 映画『バンク・ジョブ』は実際に起こった銀行強盗事件を元にしています。
 だからでしょうか、観終わった後の爽快感みたいなものは感じられませんでした。
 銀行強盗を無事成功させた主人公たちが、貸し金庫の中にあったヤバいもののために、警察だけでなく、MI5や裏社会の顔役からも追われる羽目に陥ります。
 これがフィクションであれば、主人公たちはギリギリで危地を脱し、見事三者の裏をかいて無事全員逃げ切る、みたいな終わり方をしていたでしょう。そういう安直なハッピーエンドであれば、観終わった後に何も残らないかもしれませんが、観終わった直後はスカッとした気分になれるに違いありません。
 しかし『バンク・ジョブ』は何せ事実を元にしているもので、仲間たちが一人、また一人と消されていくんですよね。
 最終的に主人公を含め何人かは生き延びるわけなんですが、犠牲も多いので、観終わった後、あぁ、面白かった!!スカッとした!!とは単純には思えないわけです。

 とはいえ、それが悪いといってるわけではありません。
 こんな奇天烈な銀行強盗事件が英国では実際にあったのか!!というインパクトはありましたから。
 ただ、スカッとした気分になれる映画を観たいという人には本作は薦められないというだけのことです。

 それと、ジェイソン・スティサム主演の映画ってラストで主人公が南の島とか南の土地とかとにかく南に逃げて終わるという作品が多いような気がするんですけど(dimさんにいわれて気づきました)、本作でもやっぱり最後は家族揃って南の海でクルージングを楽しんでましたよ。本当にスティサムって南が好きなんだなぁと思いました。笑。

 お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

 次回鑑賞はキアヌ・リーブス主演『地球が静止する日』(12/18公開)の予定です。
 いよいよ本年もこれで打ち止め、かな? 
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ザ・万歩計。

2008-12-13 01:06:05 | 読書
 万城目学著、『ザ・万歩計』、読了。図書館蔵書。

 う~む、、、これは悔しいけど面白いなぁ。
 って別に悔しがる必要はないのだけれど。
 普段はエッセイ集に、しかも一度雑誌に掲載したものをまとめただけのエッセイ集に、千円以上のお金を払うのは勿体ない!!馬鹿げてる!!なんて赤貧なことを思う自分なのだけれど、これは千円以上のお金を払う価値は充分あるよ。
 目のつけどころは秀逸、話の膨らませ方は見事、オチのつけ方も感心するぐらい上手くて、なおかつ文章は非常に読みやすいときては文句のつけようがないもの。
 すべて面白かったけど、中でも気に入ったのは『タイムスリップしてみたら』と『篤史My Love』の二編。特に作者の、渡辺篤史への愛(?)が語られる『篤史~』には、たかだかテレビの番組を見ているだけでこれだけのエッセイが書けるものなのか、と甚く感心してしまった。
 『鴨川ホルモー』を読んだときは変なお話を書くもんだなぁ(褒め言葉)と思っただけだったけど、万城目学、思っていた以上に要注意人物(?)みたいです。
 それにしても悔しいなぁ、いつか自分もこれぐらい面白いエッセイがかけるようになりたいよ。。。
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アンタは冷たい。

2008-12-12 23:59:40 | 日常
 本文はこちらの続き(みたいなもの)です。

 お袋に「アンタは冷たい」といわれました。

 そもそもの始まりは兄スティーブン(仮)からのメールでした。
「お袋に『ミス・サイゴン』のチケットのこと、言った?」
 そのメールを読んで、えぇ!?と思いました。
 チケットが取れたことはソッコーでお袋には伝えたので、てっきりお礼の電話はしているもの、と思ってましたからね。よしんばお礼の電話はしてなくても、あれから二十日間以上はたっていることだし、お正月のこともあるので(兄一家は正月にうちに来ることになっています)、何かしら連絡は取っているだろう、その際『ミス・サイゴン』のことを話題にしているに違いない、と思ってました。
 しかし、、、こちらからはもちろん、向こうからもただの一度も電話がなかったんですねぇ(この場合こちらがするべきだと思いますが)。

 自分としては「何で電話しなかったの?」とお袋にいわないわけにはいかないじゃないですか?そうするのが筋だと思うし。
 するとお袋は特に悪びれる様子もなく、電話をしなくちゃいけないとは思わなかったとか何とかいって、それどころか、『ミス・サイゴン』っていつだったっけ?なんて平気で聞いてくるんですよ。
 その言葉にはガックリしました。『ミス・サイゴン』を観たいっていったのはあなたでしょ・・・。だからそれなりに骨を折ってチケットを取ってもらったっていうのに・・・。それなのに鑑賞日を覚えていない(メモっていない)なんて・・・。
 こっちもカチンときて、自分が観に行くわけではないんだから、日程を覚えてる訳ないでしょ?どうしてちゃんとメモってないの?ってきつい口調で言っちゃったんです。
 そしたら冒頭の「アンタは冷たい」ですよ。
 チケットを手配してプレゼントした以上はその日付けも覚えておくべきだっていうんですよ。
 こっちとしてもエ~ッ!?って感じですよ。
 自分が一緒に観に行くというなら覚えていなきゃいけないでしょうけど、そうじゃないんだから、こちらとしてはチケットの手配が終わった時点で役目も終わったと思ってますからね。
 だいたい自分自身も日付けを覚えていないのに、なぜそのことで責められなくちゃいけないのかがわからない。
 お袋はその後も冷たいと思う事例を挙げていきました。買い物をする際、レジでのお金の渡し方が悪いとか、何とか。

 自分が冷たい人間だということを否定するつもりはないのです。実際自分のドライさに自分自身ゾッとすることがあるぐらいだし。
 でも、少なくとも『ミス・サイゴン』のチケットの件でそういうことをいわれる筋合いはないと思うけどなぁ。
 その場その場でベストと思う選択をしていったつもりなのに何でこういうことになっちゃったんだろう。。。
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