この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

9月の予定。

2018-09-30 23:11:04 | 日常
 9月の予定です。
 7、8月に比べたら忙しくないと思います。


 9/1は映画『アントマン&ワスプ』を観に行く予定です。ムビチケ購入済み。
 映画の日だからもう一本ぐらいは何か観ようかな?

 9/7は映画『泣き虫しょったんの奇跡』の公開日。観ようかどうか迷っているところ。

 9/14は映画『ザ・プレデター』の公開日。観ようかどうか迷っているところ。

 9/14、15は第25回北九州将棋フェスティバルに行ってくるつもりです。
 さて、どこで車中泊をしようかな。

 9/21は映画『スカイスクレイパー』と『死霊館のシスター』の公開日。前者は観ようかどうか迷っているところで後者は観る予定です。

 9/28は映画『クワイエット・プレイス』の公開日。ムビチケ購入済み。


 とりあえずこんなところです。
コメント

ツッコミどころが多すぎる『クワイエット・プレイス』。

2018-09-29 20:41:49 | 旧作映画
 ジョン・クラシンスキー監督、エミリー・ブラント主演、『クワイエット・プレイス』、9/29、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2018年36本目。


 低予算のホラー映画が好きです。
 もちろん低予算のホラー映画が好きといっても、低予算であればいいと言っているのではなくて、低予算であるハンディをものともせず、脚本の秀逸さで勝負するようなホラー映画が好きという意味ですが。

 その代表格が『フレイルティー 妄執』ですね(まぁジャンル的にはホラーではなく、オカルトスリラーかもしれませんが)。
 意表を突く序盤、心臓が痛くなるような中盤、そして「え?」と驚かされる結末、何度でも鑑賞出来る傑作だと思います。

 それに対し、低予算なのだから仕方ないでしょ?というようなお粗末な脚本で開き直るホラー映画は嫌いです。
 『クワイエット・プレイス』はまさにそういう映画でした。

 音に対して異常なまでに敏感な怪物というのは悪くないと思います。その怪物に支配された世界、というのもいい。
 でも、その怪物にも、世界にも、どちらも決定的に説得力に欠けるのはどうか、と思いましたよ。

 まず怪物。
 人類を駆逐するほどの怪物なのですから、当然重火器の類いは通じないもの、と思うじゃないですか。
 でも最終的にその怪物(の一匹)はライフルで撃ち殺されるんです。
 ライフルで撃ち殺せる怪物が人類を駆逐?
 まったく、、、想像出来ません。
 それぐらいの脅威だったら簡単に排除出来そうなものだけど。

 それに怪物には一つの弱点があるんですよ。
 その弱点が明らかになったとき、シートに座ったままズッコケそうになりました。
 こんな見え見えの弱点のある怪物に人類は駆逐されたんかい…。

 世界観もまったく説得力がなかったです。
 生き残ったアボット一家は家の近くや畑、さらには近隣の町まで(音を立てないようにするため)砂をまいてその上を歩いてるんです。
 しかし、、、まず近隣の町まで砂をまく、というのが一人や二人で出来ることではないですし、雨が降ったらすべておじゃんじゃないですか。
 単純に靴の裏にフェルトでも貼ればよいのに、思いましたよ。
 まぁ映画的に砂の上を歩いている一家というのが画になると思ったんでしょうけどね。

 本作の山場である出産シーンも何だかなぁと思いましたね。
 音に対して敏感に反応する怪物が徘徊する世界でどうやって出産するのか、つまり、生まれてくる赤ん坊をどうやって泣かせないというのか、興味津々で見ていたら、何と!たまたま赤ん坊が泣かなかっただけ、でした。
 そりゃないだろ。。。

 地下室に続く階段に逆さに刺さった釘も「何やそれ」と思いましたねぇ。
 通常の生活をしていても洗濯物が何かに引っ掛かったら何に引っ掛かったんだろう?と確認するものじゃないですか。
 ましてこの世界では叫び声を上げられないのですから、必要以上に用心深くなっていたとしても不思議はないはずです。
 にもかかわらず、ヒロインがそのままスルーしたのは、「ありえん!!」と思いましたよ。

 一応終盤に家族愛が示されるシーンがあったりするのですが、それも何だか白々しすぎて感動には至らなかったです。

 こんなお子ちゃま向けのホラー映画が観たかったわけではないので11月に公開される『ヘレディタリー/継承』に期待です。


 お気に入り度★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント

今さらながら杉田水脈自民党衆議院議員の雑誌「新潮45」への記事を読みました。

2018-09-28 23:55:22 | 戯言
 今さらながら杉田水脈自民党衆議院議員の雑誌「新潮45」への記事を読みました(全文はこちら)。
 思うところを述べてみたいと思います。

 こう言っては何ですが、杉田議員は正しいことを言っている、そう思いました。
 ただその正しさは“愛”というものを本質的に理解していない人間の正しさですが。

 “愛”とは何か、人によって定義は様々だと思いますが、ここでは「ある存在を自分の命よりも大切に思うこと」だとします。
 理想的なことを言えば“愛”は同年代の異性に向けられるのが望ましいです。杉田議員の言葉を借りれば、同年代の異性のカップル間の“愛”が一番生産性が見込めるからです。

 ただ、残念ながら“愛”は同年代の異性に対して自然発生的にホイホイと生まれるものじゃないんですよね。
 生きる環境が違い、生きてきた人生が違うのであれば、何に対して愛情を抱くのか、当然違ってきます。
 異性を愛することもあれば、同性を愛することもある、人ではなく、犬や猫に人に向けるものと同じ愛を抱くこともある、車やバイク、二次元キャラ、アイドル、そういったものであっても、その存在を自分の命以上に大切に思うのであれば、それは“愛”と言えるでしょう。

 まぁ二次元キャラにいくらお金をつぎ込んだところで喜ぶのはひたすら著作権を持つメーカーだけであって、何の報いもない。見返りもない。不毛ですらある。
 でもそれこそが“愛”なのです。

 ひたすら生産性を重視し、効率を重視すれば、杉田議員の言っていることは正しいと言えます。
 ただし、その正しさには“愛”がない。
 “愛”がない世界で私たちが生きていく楽しみを見いだせるのか、笑顔でいられるのか、杉田議員は一度考えてみるべきでしょう。

 何だか杉田議員の記事を100%否定するような記事になってしまいましたが、そうではないのです。共感できる部分もあります。
 それは、
>少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。
 というところです。

 世の中には乳飲み子を抱えた母親が働きに出なければ暮らしていけない世帯もあります。
 そんな社会は絶対におかしい(乳飲み子を抱えた母親が働いてはいけないという意味ではないです)。
 女性が安心して子どもを産み、育てられる社会でなければいけない。
 
 同性愛者か、異性愛者か、そういったことを抜きにして、子どもを持たない者たちは、子どもを持つ貧困世帯を可能な限り支援する義務がある、自分はそう考えます。
 これは、子どもは親にとってだけでなく、社会にとっても宝なのだという考えに起因するものです。
 この考えは間違っていないと思うのですが、どうでしょうか。
コメント

テレビブロスの購読を止めることにしました。

2018-09-27 22:16:36 | 読書
 テレビブロスの定期購読を止めることにしました。
 購読を継続する場合の振込用紙を破棄しちゃいました。
 なので手元にある最新号が(自分が購読する)最終号となるでしょう。

 テレビブロスとの付き合いは長いです。
 軽く10年以上になるかな。よくわかりません。

 ただ、最初に買ったブロスの表紙がどんなだったかは覚えています。
 確か月面を歩く男の影、そんな表紙でしたよ。
 意味不明なイラストの表紙で、何の雑誌だろうと思ってコンビニで手に取ったのがブロスとの出会いでした。
 
 それから幾星霜が過ぎ、コンビニで買っていたブロスを定期購読するようになり、購読継続の振込用紙が送られてくるたびにホイホイとコンビニで振り込んでいました。
 一度たりとも購読を止めようと思ったことはなかったです。

 しかし突然の月刊化!!(それまで隔週でした)
 マジで驚きましたし、何ゆえ?とも思いましたよ。
 自分は基本的に変化を嫌う人間です。正確には理由のない変化、ですが。

 なぜ月刊誌になるのか、それなりにもっともらしいことが書いてはありました。
 でも納得出来たか、というと納得出来るものではなかったです。
 いろいろ書いてあるけど、結局のところ部数の凋落が理由なのだろう、そう思いました。

 月刊化は自分が望むところではなかったですが、それでも長い付き合いだし、しばらくは購読を続けることにしました。
 月刊化第一号を手にとって最初に思ったのは「重くなった!」ってことですね。
 それに紙の質が格段によくなりました。
 以前は白黒だった松尾スズキのエッセイがカラーで載るようになりました。

 しかし、、、松尾スズキのエッセイをどうしてもカラーで読みたいかというとそんなことは全然ないわけです。
 ついでにアイドルのグラビアページも増えました(増えたというか、隔週だったころはそんなグラビアページ、なかったかも)。
 今号なんて乃木坂46の齋藤飛鳥が巻頭から10ページ以上に渡って大特集ですよ。
 別に齋藤飛鳥が可愛くないなんて言ってるわけではないです。可愛いと思いますよ。
 ただブロスの誌面で見たいかというと答えは「No!」ですね。
 乃木坂46の記事が読みたいならその手の雑誌を買います。

 とはいえ、松尾スズキのエッセイがカラーで載ってたらいけないということもないですし、アイドルのグラビアページも(自分には必要なくても)あってはいけないというわけではないです。
 まぁ隔週だったころもすべてのページに目を通していたわけではないので、目を通さないページが増えただけ、と思えば腹は立ちません。

 問題は月刊化に伴い必要なページが無くなったことですね。
 具体的にはテレビ番組表が無くなったんです。テレビ雑誌なのに。

 まぁ時代の流れというのもわからないでもないです。
 以前は地上波だけだったのが、今はCS、BS、その他諸々ありますからね。
 しかし、そうであっても地上波のテレビ番組表は無くして欲しくなかったです。
 テレビでも番組表は表示されますが、希望の日時に合わせるのって結構面倒臭いですからね。

 それと発売日が映画秘宝とほぼ同日、というのもどうにかならないかと思いましたね。
 発売日が映画秘宝と二週間ずれていたら、購読を続けていたかもしれません。

 何だかんだ言ってますが、テレビブロスには感謝しています。
 ブロスを読んで知ったことも多いですからね。

 定期購読は止めますが、本屋で手に取ることはあると思います。
 その際、やっぱりブロスって面白い!また定期購読を再開しよう!と思えるような魅力的な誌面作りを自分は望んでやみません。
コメント

ジェームズ・ワンは偉大だと思った『死霊館のシスター』。

2018-09-26 22:06:14 | 新作映画
 タイッサ・ファーミガ主演、コリン・ハーディ監督、『死霊館のシスター』、9/23、Tジョイ久留米にて鑑賞。2018年35本目。


 日曜日は映画講座を受講した後、久留米に戻ってレイトショーで『死霊館のシスター』を観るという、なかなか忙しい一日でした。
 まぁ映画を観る前にのんびり温泉に入ったりもしているのですが。

 自分はジェームズ・ワン監督の『死霊館』とその続編である『死霊館 エンフィールド事件』の二作を非常に高く評価しています。
 この二作には自分がホラー映画に求めるものがすべて入っているといっても過言ではありません。

 ただ、『死霊館』のスピンオフ第一弾である『アナベル 死霊館の人形』は絶望的につまらない、と思いました。怖いと思えるシーンがミシンでガガガ!ってやっちゃうところだけなんだもんな。まぁあれは怖いというより痛いシーンですが。笑。

 そんなわけでその前日譚である『アナベル 死霊人形の誕生』は劇場には観に行かず、DVDで見ました。本家には遠く及ばないにしても前作よりかはだいぶマシって感じだったので、スピンオフ第三弾である『死霊館のシスター』は劇場に観に行くことにしました。

 で、『死霊館のシスター』を実際鑑賞しての感想はというと、、、ジェームズ・ワン監督は偉大だなってことですかね。
 何て言うか、いろいろ違うな、って感じでした。

 筋立て自体は悪くないと思います。
 荘厳な修道院で起きた不可解なシスターの自殺。真相を探るためにバチカンから派遣されたベテランの神父と見習いシスター。二人は果たして修道院に巣食う悪魔を打ち倒せるのか…。

 序盤、中盤はそこまで悪く悪くないんですよ。
 しかし物語が進むにつれ、何だかおかしなことになっていき、終盤には悪霊をライフルで吹っ飛ばす、みたいなシーンが出てきます。
 最終的に見習い(だった)シスターがキリストの血を口に含み、悪魔の顔に吹きかけ封印するのですが、あのシーンを見てほとんどの人は思ったでしょう、いつの間にシスターはキリストの血を口に含んだの?って。

 結局最後までベテランの神父は恐ろしく役立たずだったし、バチカンが何をしたいのかもさっぱりわからなかったし、一言で言えば脚本がダメダメだったってことになるのかな。

 本作は一部の劇場において4DXで公開されているそうです。
 そのことを知っていろいろ合点がいくことが多かったです。
 4DXで上映されるのであればアクションの比重が大きくなるのは必須と言ってよいですからね。
 その分物語に歪みが出たのでしょう。
 
 すでに次回作の製作も決定しているとのことですが、監督が本作の脚本を担当した人と聞き、何だか観に行く気がしなくなりました。
 ジェームズ・ワン、カンバック!と思わずにはいられません。

 
 お気に入り度★★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント

【町山智浩氏が語る20世紀名作映画講座】に参加してきました。

2018-09-25 22:33:04 | 旧作映画
 9月23日はシアターシエマで開催された【町山智浩氏が語る20世紀名作映画講座】に参加してきました。
 
 突然ですが、「町山智浩」という映画評論家をご存知ですか?
 以前であれば、知る人ぞ知る映画評論家だったのですが、最近は米国のアカデミー賞関連の番組でよく見かけるので知っている人も多いかもしれません。

 映画評論家なので映画評論も書いていますが(『映画の見方がわかる本』は映画ファンであれば必読!)、それ以上に現代アメリカの現状や文化についての著作が多いです。
 自分も5、6冊は持っているかな。

 とはいえ、実物の「町山智浩」に会ったことはなく、この先も会えるとは思ってもみませんでした。
 シアターシエマのサイトで講座の告知があるまでは。
 当然ソッコーで申し込みましたよ。

 講座は【午前10時の映画祭9】の特別企画として開かれました。
 「午前10時の映画祭」というのは過去の名作を映画館でデジタル上映するという映画イベントのことで、、、まぁわかりやすく言えばリバイバル上映ですね。笑。

 上映される作品はハル・アシュビー監督、ピーター・セラーズ主演の『チャンス』
 この映画は未見、、、どころか、古い映画のことは疎いので、その存在すら知りませんでした。
 逆に未見の映画を鑑賞出来て、さらに町山さんの映画解説が聞けるならこんなお得なことはない、そう思いました。

 シエマを訪れるのはいつぐらいぶりか、、、やはり午前10時の映画祭で『ショーシャンクの空に』を観て以来かな、好きな映画館ではあるんですよ。
 ただ、新作を追っかけるのに精いっぱいで、なかなかシエマで観賞する暇がないのです。
 
 12:40、上映開始。
 『チャンス』はろくに読み書きすら出来ない、庭師のチャンスが主人の死により屋敷を放逐され、ふとしたことで政財界の大物と知り合い、やがて大統領候補に担ぎ出されてしまうというシニカルコメディです。
 ここだけの話、観ていて本当に困りました。
 なぜかというと映画がまっっっっったく面白くなかったのです。退屈そのものでした。
 リバイバル上映で過去の名作を観に行ってまったく面白くなかったという経験はこれが初めてではありません。

 『大脱走』、自分にはつまらなかったですね。
 「大脱走」というタイトルから、自分はてっきり奇想天外で胸のすく脱走計画が成功するお話なのかと思いきや、まさか脱走が失敗するお話だとは!
 予想を裏切られましたが期待も裏切られました。

 映画史に残る傑作と言われる『牯嶺街少年殺人事件』も何が面白いのかまったくわかりませんでした。
 なぜこの作品がこれほど高く評価されるのかもまったくわかりません。

 そういうわけで映画『チャンス』が面白くなくても特に意外ということはありませんでした。
 問題はこの後町山さんが『チャンス』の解説をするわけで、自分が面白くないと思った映画の解説を聞いて意味があるんだろうかと思いました。

 『チャンス』が面白くなかったという自分の感想は今でも変わりません。
 しかし、面白くないと思った『チャンス』の、町山さんによる解説はとても面白かったです。
 町山さんは映画を監督したハル・アシュビーや主演したピーター・セラーズ、それに原作者のジャージ・コジンスキーについて触れ、様々な視点、角度から映画『チャンス』を分析し、語り、解説し、聴く者に「あのシーンにはそういう意味があったのか!」と蒙を啓かせてくれました。


   

 また機会があれば町山さんの映画解説を生で聴いてみたいものです。
コメント

それなりに楽しめた『スカイスクレイパー』。

2018-09-24 22:59:28 | 新作映画
 ドウェイン・ジョンソン主演、ローソン・マーシャル・サーバー監督、『スカイスクレイパー』、9/22、Tジョイ久留米にて鑑賞。2018年33本目。


 三連休初日の土曜日は仕事だったのですが、昼過ぎに仕事が終わってから、映画を観に行きました。
 観たのは「ロック様」ことドウェイン・ジョンソンの最新作『スカイスクレイパー』。
 正直、なぜこの映画を観に行くことにしたのか、自分でもよくわかりません。
 単なる気紛れなのか、それともやっぱり自分は高所が好きなのか、、、後者ってことはないと思うけどどうなのかな。笑。

 超高層ビルを舞台に、愛する家族を守るため、現金強奪を企むテロリストを相手に、単身戦いを挑むというプロットは共通するので、何かと『ダイハード』と比較する人が多いですが、ただ『ダイハード』がアクション映画の歴史を変えたと言われるほどの作品であるのに対し、本作は間違っても5年後人々の記憶に残るような作品ではないです。
 かなり脚本がテキトーでしたね。

 ドウェイン・ジョンソン扮する主人公ウィルの家族が火災炎上したプレオープン中の超高層ビル「ザ・パール」の96Fに取り残されるんですよ。
 ウィルとしては家族を助けるために炎上している階よりも上に行かなければならない。
 そのための手段というのがザ・パールの隣りに建っているクレーン塔のてっぺんから飛び移る、というものなんですが、そもそもそんなクレーン塔がプレオープンを控えている超高層ビルの隣りに建っている、というのがまず不自然なんですよ。
 だって超高層ビルであればそこから見える眺望も重要ですから、クレーン塔なんて目障りなだけですよね。さっさと解体しているはずです。

 まぁ何かの理由があってクレーン塔の解体が遅くなっていたとしましょう。
 クレーン塔のてっぺんにウィルがどうやって行ったのか、普通に考えればエレベーターですよね。
 でもエレベーターは電源がオフになっていて使えないのです。
 そこでウィルがどうしたかというと、、、ズバリ、クレーン塔の外壁の鉄骨部分をキングコングのようにグワシグワシと登って行くんです。およそビル100階分。主に腕の力だけを使って。

 無理、、、だよね?
 ビル100階っていったら、階段で普通に登って行くのも相当キツいでしょ。それを腕だけで登る?
 無理無理、絶対無理。

 などといったらこの映画は観れません。笑。
 「無理を通せば道理が引っ込む」の言葉通り、細かいことを気にしなければ本作はそこそこ楽しめます。
 まぁ愛する娘のために死地に赴く父親、っていう構図はいつの時代でも燃えますよね。
 自分に娘はいませんが!

 そんなわけで細かいことを気にしなければそこそこ楽しめる映画ですが、脚本の雑さや中国資本がどうこうといったことが気になる方は観に行かない方が良いです。
 あ、高所恐怖症の方は観ない方がいいのは言うまでもありません。笑。


 お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント

傑作である同時に問題作だった『響 -HIBIKI-』。

2018-09-23 20:44:57 | 新作映画
 月川翔監督、平手友梨奈主演、『響 -HIBIKI-』、9/16、シネプレックス小倉にて鑑賞。2018年32本目。


 結局映画は将棋フェスティバル終了後、シネプレックス小倉で観ることにしました。
 Tジョイリバーウォーク北九州とシネプレックス小倉、JR小倉駅の案内所のおねーさんには「どちらも(JR小倉駅から)同じぐらいの距離ですよ」と言われたのですが、シネプレックス小倉の方が若干遠いような気がしました。
 シネプレックス小倉の方が変化のない道をひたすらテクテクと歩いたからかなぁ。

 今月は観ようかどうしようか、当落線上の映画が本当に多かったです。
 具体的に挙げていくと『泣き虫しょったんの奇跡』、『ザ・プレデター』、『スカイスクレイパー』、そしてこの『響 -HIBIKI-』です(『MEG ザ・モンスター』はさすがに観ようとは思わなかった)。
 その中で、今月の予定で挙げていた『泣き虫しょったんの奇跡』と『ザ・プレデター』を観らずに挙げていなかった『スカイスクレイパー』と『響 -HIBIKI-』を観たのは直感としか言いようがないですね。
 そしてその直感は正しかったです。特に『響 -HIBIKI-』を映画館で観ることが出来たのは大正解でした。

 まぁ何て言うか、傑作であると同時に問題作でしたね。
 何しろヒロインの響が暴力を振るうことに躊躇をしないので、暴力を嫌悪する人は同時に本作も好きになれないかもしれません。

 ただ響は決して理由もなく暴力を振るうことはないんですよね。
 自らのアイデンティティを、もしくは大事な存在を守るがために彼女は暴力を振るう。
 彼女が暴力を振るうシーンを見て、自分が不快に思うことはなかったです。

 作中彼女は他者と上手くコミュニケーションが取れないアスペルガー症候群として描かれます。
 不良の「殺すぞ」という脅し文句を本気で受け取り、相手が自分を殺そうとしているという前提で行動するのです。
 一般人であれば「殺す」という脅し文句は本気ではないということはわかりそうなものですが、彼女には言葉の裏側が読めないのです。

 その一方で彼女は文学の天才少女でもあります。
 彼女のつむぐ物語は多くの人の心を揺り動かすのです。

 ここで一つの疑問が浮かびます。
 言葉の裏側が読めない人間が、果たして人の心を揺り動かす物語を作れるのか否か。
 人によっては「否」と答えることもあるでしょう。
 自分はあり得ないことではないと思います。

 完全に私事なのですが、自分はときにある映画で、もしくはある小説で、(作者を除き)誰よりも深くその作品を理解しているのではないか、と思うことがあります。
 それは感覚的なもので、理解しようと思って理解するのではなく、気がつくと理解しているのです。

 それほど深い理解力があるのであれば、人の心を理解することも簡単なのでは、と思う方もいるかもしれませんが、実生活において他人が何を考えているのか、ほとんどわからないと言ってよいです。
 なぜか?
 理由は明白で、人は論理的に動かないからです。ときに明らかに自らの不利益になるように行動することもあります。
 それは自分にとって理解しがたいことです。

 一方、小説や映画の登場人物は一定のロジックに従って行動しています。別の言い方をすれば作者によってコントロールされています。
 ですから、ロジックさえ押さえれば、行動が読めないなどということはないのです。

 今のは作品を理解するポイントですが、作品を創作する際においても同じことが言えるのではないか、と思います。
 つまり、一つのロジックさえ構築すれば、作品を創作することも可能ではないのか。その際、実在の人間の心を必ずしも理解する必要はないのではないか。
 そんなふうに考えました。

 
 
 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント

将棋の駒型の小箱の展開図を公開。

2018-09-22 23:20:10 | 折り紙・ペーパークラフト
 将棋フェスティバルが終了したので、鈴木女流二段にプレゼントした将棋の駒型の小箱の展開図を公開します。


   

 そんなに難しい作品ではありません、、、と言いたいところですが、自分が考えた中では比較的難しい方かな。
 何といっても角が90度じゃないですからね。
 
 まぁともかくこの展開図通りの折り線を折って組み立てれば将棋の駒型の小箱が出来ます。


   

 将棋の駒型の小箱、、、どれぐらい需要があるんですかね。
 子どもさんが将棋教室に通っている家のお母さんは折ってあげてもいいんじゃないかと思うけど、、、それぐらいかな。

 ついでだから将棋の駒そのものを折ってみました。


   

 将棋の駒型の小箱は箱なので蓋と底が別々ですが、こちらは立体の駒そのものを一枚で折りました。
 当然難易度もアップしましたが、箱にも増して需要がないですね。涙。

 以上です。
   
コメント

【第25回北九州将棋フェスティバル】に行ってきました。その7。

2018-09-21 23:01:02 | ゲーム
 中田七段との指導対局終了後、同じく中田七段と角落ちで指導対局を受けていた、けんじさんというかたと一局指す機会に恵まれました。
 まぁ同じ角落ちではあってもこっちはソッコーで投了、向こうは時間切れ引き分けで棋力の差は明らかだったんですけれど。
 しかし勝負というものは何事もやってみなければわからないものですね、何と自分が王手龍取りの大技を掛けることに成功しました。
 どーだ、わっはっは、見たか我が実力を!
 でも負けたけど。涙。

 けんじさんからは小倉の将棋道場で毎月開催される将棋大会にも誘われました。
 小倉は遠いので、毎月参加するというわけにはいかないですが、けんじさんはとても良い方だったので、来年の将棋フェスティバルまでには一回だけでも参加してみたいと思っています。

 指導対局が終わった後は昼食を挟んで午後からは鈴木環那女流二段と谷口由紀女流二段との女流早指し対局がありました。
 鈴木女流二段を応援していたのですが、結果は鈴木女流二段の負け。鈴木女流二段には更なる精進を願わずにはいられません。

 女流早指し対局に続いては森下卓九段・島朗九段VS中田功七段・豊川孝弘七段のペア対局でした。
 このペア対局、最初ちょっと不思議だったんですよ。
 というのもペア対局って普通は男女のペアで組むことが多いですし、そうでなかったとしても段数の合計ぐらいは合わせそうなものじゃないですか。
 なぜこんな変則的な組み合わせなのだろうと不思議に思ったのですが、説明を聞いて納得しました。
 というのも中田七段と豊川七段はまるで棋風が異なるそうで、棋風の異なる二人をペアで組ませたら一体どうなるかという、ある意味実験対局だったみたいです。
 実際かなり面白い一局で、中盤までは中田・豊川の凸凹ペアが優勢だったのですが、最終的には森下・島の王道ペアが勝利を収めました。

 この一局を見終えてけんじさんが退場されました。
 何でも黒川温泉の知り合いの別荘まで行かなくちゃいけないので最後までは見られないとのこと、、、そんな知り合い、自分も欲しいよ!!切実に!!

 続いてトークショーがありました。
 今回の将棋フェスティバルで知ったこと、それは棋士は皆、しゃべりが達者だということです。
 前夜祭の壇上で参加棋士の紹介をした森下九段、解説では独壇場だった豊川七段、トークショーで澱みなく進行役を果たした鈴木女流二段、この他の棋士の方々も皆弁舌爽やかでしたねぇ。
 質問コーナーがあったら「しゃべりの下手な棋士っていないんですか?」と聞いてみたいところでした。

 トークショーを終え、最後のプログラムである谷川浩司九段VS船江恒平七段の記念対局が始まりました。
 この一局も実に熱い戦いが繰り広げられたのですが、観戦している自分が睡眠不足で途中大事な局面でウトウトしてしまいました。
 なので気がつくと終局という失態を演じてしまいました。
 来年はそんなことにはならないように気をつけたいです。

 あとは次の一手予想クイズの当選者の発表がありましたが、思いっ切り予想を外した自分には関係ないことでした。
 このクイズだけでなく、前夜祭も含め、参加者へのプレゼントの大盤振る舞いがあったのですが、籤運のない自分にはやっぱり関係ないことでした。

 北九州将棋フェスティバル、初めて参加したのですが、思った以上に楽しいイベントでした。
 来年もまた参加したいと思います。
 来年の指導対局こそは時間切れ引き分けを狙うぞ!!(目標が高いのか、低いのか)


                                       終わり。
コメント