この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

天才の安売り。

2008-12-04 23:39:16 | 新作映画
 明日12/5、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野というシネコンがオープンします。
 家から、車で三十分ちょっとぐらいの距離です。込み具合もあるけど。
 家の近くにシネコンが出来るのはもちろんありがたいことなのですが、でも最寄のシネコンではないんですよね。家から一番近いシネコンはTジョイ久留米で、こちらは二十分強といったところかな。
 贅沢を言うようですが、Tジョイ久留米で上映している作品をワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野で上映されてもあまりありがたみはありません。同じ作品であればやはり近い方のシネコンに観に行きますから。出来れば『SAW5』とか『REC/レック』、それこそ『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』といった、単館上映ではないが、かといってシネコンでもあまりお目に掛かれないような作品を上映してくれるシネコンだったらなぁと思ってました。

 しかし公式サイトを開いて上映スケジュールを覗いてみたところ、そこにあるタイトルはそれこそどこのシネコンでも上映しているような作品のものばかり・・・。
 何だ、がっかりだなぁと思いきや、一つだけ見たことも聞いたこともないタイトルの作品がありました。
 その作品とは『トラ・コネ ~Triangle Connection~』
 自分は比較的まめに新作映画のチェックをする方なのですが、『トラ・コネ ~』なるタイトルは本当に初耳で、どんな映画なんだろうと興味津津で公式サイトを開いてみました・・・。
 う~ん、、、すごいです、『トラ・コネ ~』。
 何がすごいって、ストーリー紹介を読んでもまったく惹かれるものがない。笑。『ホームレスが中学生』(『ホームレス中学生』ではない)ですら、一瞬は観に行ってもいいかな、と思えたのに。
 予告編も今まで見たものの中で一番ショボそう・・・。逆にこの予告編を流す勇気がすごいとすら思えます。
 でも何より一番すごいと思ったのは、主人公の町田タケヒコを杉浦太陽が演じているのですが、町田タケヒコが天才数学者という設定です。
 杉浦太陽が天才数学者って!!!(何となく杉浦本人は台形の面積の求め方すら知らなさそう。)
 今まで数多くのアクター、アクトレスが天才を演じてきました。思いつくところで挙げてみると、ラッセル・クロウ、マット・ディモン、福山雅治、谷村美月etc、しかし杉浦太陽演じる町田タケヒコぐらい天才に見えない天才っていなかったのでは、と思います。
 つーか、天才の安売りも程々にしたら、っていいたくなりました。

 どなたか、『トラ・コネ ~Triangle Connection~』をご覧になった方はいらっしゃいますか?もしくはこれから観に行くつもりだという方。
 自分はもちろん観るつもりはまーったくありませんが、もし誰か観たいという人がいたら、つきあうのは吝かではありません。
 夜青龍、観に行くかい?笑。

ps.12/5はオープニング・イベントで主役を演じた杉浦太陽の舞台挨拶が16:00からあるそうです。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする