この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

富士山に登ってきました、おまけ編。

2024-08-23 22:06:03 | 旅行
 昨日で富士登山記は終わったと思ったでしょう?
 ふふふ、甘い、甘いですよ!
 いや、全然甘くはないんですけどね。笑。
 
 今日は旅行のお土産や小ネタなどの写真をアップしたいと思います。

 まずは新宿をうろついていて見つけた『新宿野〇病院』のモデルとなった病院。

   

 モデルとなった、というのは嘘ですが、確かに外科はなかったですよ。

 今回の旅行は何かと忙しくてお土産を買う暇もなかったのですが、唯一自分のために買ったのがこれ。

   

 綺麗でしょう、蝶々がデザインされたTシャツです。
 というのはやっぱり嘘ですけどね。笑。
 目黒寄生虫館で買った、フタゴムシのデザインのTシャツです。
 最初はもろに寄生虫!って感じのTシャツを買おうかと思ったのですが、そういうTシャツを買ってお袋に気味悪がられるのもどうかと思ってこのTシャツを選びました。
 まぁ充分気持ち悪いですけどね。笑。

 富士山の五合目のロッジで購入した手ぬぐい。

   

 この手ぬぐい、別にお土産として購入したわけではないのです。
 手ぬぐいを買わざるを得ない事態に陥ってしまって、、、まぁでも結果的にいいお土産になりました。

 この旅行の移動手段は飛行機とバス、そして自分の脚だったのですが、新宿駅西口からホテルがある歌舞伎町まで、そして歌舞伎町から東京都庁まで、かなりの距離をリュックを背負い、キャリーバッグを押して歩きました。
 その際、キャリーバッグってなんでこんなに扱いづらいんだろうと思いました。
 家に帰ってからキャリーバッグをひっくり返してビックリしました。
 四つの車輪のうちの一つがゴムが溶けてこびりついて動かなくなっていたのです。

   
 
 ゴムが削れたというならわからないでもないのですが、ゴムが溶けてこびりついてましたからね。
 そりゃキャリーバックが重くなるはずだと納得しました。
 一応こびりついたゴムはマイナスドライバーの先端でこそぎ落としたのですが、それで以前のようにこのキャリーバッグが使えるようになったのかはわかりません。
 買い替えるのももったいないので使えたらいいんですけどね。

 おまけ編は以上です。
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富士山に登ってきました、その12。

2024-08-22 21:06:36 | 旅行
 羽田空港の第二ターミナルのANAのサービスカウンターで地上スタッフのお姉さんに「7:35発の福岡行きの便の受付けはまだ間に合いますか?」と尋ねました。
 受付けが終了しているのはわかっているんですよ。
 でも訊かないわけにはいかないですからね。
 するとお姉さんはにっこり笑ってこう答えました。
「当該機が10分遅れで到着したのでまだ受付けは間に合いますよ」
 え…?
 最後の最後で奇跡が起こりました。
 絶対に乗り遅れたと思っていた8月13日のANA273便に搭乗することが出来ました。
 そんなこともあるんですね…。

 この後は特にトラブルもなく、ANA273便は定刻より13分ほど遅れで羽田空港を出発、自分は無事に福岡へと戻ることが出来ました。
 長々と続いた富士登山記も今日で終わりです。
 いや、本当にこんなハードでスリルのある旅は記憶にありません。
 富士山にはもう二度と登りたくないです、、、ということもないんですけどね。
 ただ、ツアーで登るのは今回が最後でしょう。
 自分の歩く(登る)スピードが富士登山ツアーに参加するにはあまりに遅すぎるということがよくわかりました。
 しかしそうなるとソロ富士登山ということになり、それはそれでまったく自信がないので、やっぱり今回で富士登山は最後かな。

 富士登山についてまとめると、
 ①富士登山はチャレンジしてみる価値がある。
 チャレンジしてみる価値があると書きましたが、チャレンジするだけでも結構大変なんですよね。
 何しろ登るためにはいろいろ装備を揃えないといけないですから。
 富士登山のために揃えたものは、登山靴、登山用のリュック、トレッキングポール、スパッツ、防寒着etc。
 ブランド物でない安物ばかり買いましたが、それでも合計するとかなりの金額になると思います。
 もちろんそれ以外にも福岡から羽田までの往復の飛行機のチケット代、新宿でのホテル代、富士登山ツアーへの参加費、それらに加えて予想外の山小屋での宿泊費など、合計するのがちょっと怖くなるのお金が飛んでいきました。
 なので軽々しくリベンジします!などとは言えないのですが、今後自分の人生でトレッキングポールやスパッツを使う機会ってあるのかなぁって思いますね。
 まぁトレッキングポールやスパッツを使う機会がないから富士山に登るというのも本末転倒ですけれど。
 ともかく、今回自分は八合目で断念しましたが、富士山に登ってよかったと思っています。

 ②富士山は体力に自信のない人間は登るべきではない。
 本当にそう思いますね。
 自分なりに月一でトレーニングを兼ねて近場の低山に登ってましたが、全然トレーニングになってなかったです。
 富士山は体力に自信のない人間は登っちゃダメです、、、と言いながら、小学校低学年ぐらいの小さい子どもさんも登ってましたけどね。
 あんな小さな子どもがよく登るなぁと感心しましたが、あれは同時にお父さんが大変なんですよね、子どもの分の荷物まで持たなきゃいけないから。
 本当に感心します。

 富士登山記は以上です。
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富士山に登ってきました、その11。

2024-08-21 21:24:56 | 旅行
 バスは途中、富士宮市某所にある温泉センターに寄りました。
 富士登山で疲れ切った身体に温泉ってサイコー♪
 って思うじゃないですか。
 でもそんな上手い話はなくて。
 この温泉センターが節操もなく、いくつもの旅行会社と提携しているようで、温泉センター内は富士登山を終えたツアー客でごった返してました。
 吉田口五合目の広場も相当人が多かったですけど、ここはそれ以上でしたね。
 何しろ温泉センターなのに人が多すぎて温泉に入れないんですから。
 係りの人からはまず食事をするようにと言われました。
 普段のルーティンはお風呂に入ってから食事なんだけどなぁ。

 食事はビュッフェスタイルでまぁまぁ美味しかったです。
 無料の飲み物がお水とお茶だけ、というのはちょっと驚いたけど《フツー、ビュッフェだとフリードリンクでいろいろな飲み物が飲めそうなものだけど)、ほんの数時間前までペットボトルのお茶が一本600円の世界にいた自分には好きなだけ水が飲めるというだけでありがたかったです。

 温泉センターで一時間半休憩を取り、14:45、新宿に向けて出発!
 しようとしたら、カップルがロッカーのキーを無くしたとかで出発が15分ほど遅れました。

 ところでここで質問です。
 バスは17:30に新宿に着く予定です。
 その場合、羽田空港を何時何分に出発する便を予約しますか?
 この質問にどう答えるかで飛行機の旅に慣れているかどうかがわかると思います。
 自分は新宿に17:30に着くのであれば、羽田を19:35に発つ便を予約すればいいだろうと考えました。
 羽田を19:35に発つ便でも家に帰り着くのは23時過ぎになりますからね。
 無意識に午前様は避けたかったのかもしれません。
 しかしこれが大失敗!
 新宿に17:30着で羽田を19:35に発つ便に乗るのはかなりタイトなスケジュールになってしまうのです。
 しかもバスが予定よりも30分以上遅れやがったんですよ。
 でもそのことに気づいたのは16:30ぐらいにサービスエリアにトイレ休憩した時でした。
 バスの運転手にそのことを言ったら、そういうことは温泉センターで言ってほしいと言われました(温泉センターには羽田空港行きのバスがあったっぽい)。
 いやいやいや。
 バスが予定よりも遅れているということに気づいたのは東京に近くなってからのことだから。
 温泉センターにいるときはバスが予定よりも遅れているかもしれないなんて微塵も思ってなかったよ。
 それならそっちが温泉センターを発つ時点で「このバスは現在予定よりも〇〇分遅れています。新宿到着はX時△△の予定です」って言ってくれないと!

 結局バスが新宿駅西口に到着したのは18:04でした。
 自分は17:50新宿バスタ発羽田空港行きのリムジンバスに乗るつもりでした。
 それなら空港である程度余裕があるはずでした。
 万が一それに乗り遅れた場合、18:10発のリムジンバスに乗ればどうにか間に合う算段でした。
 しかし自分が乗れたのは18:30発のリムジンバスでした。
 どう考えても出発手続きに間に合わない…。
 あんな暗澹たる気持ちでバスに乗ったのは生まれて初めてでした。
 19:15、リムジンバスが羽田空港に到着しました。
 
                            続く。
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富士山に登ってきました、その10。

2024-08-20 20:39:23 | 旅行
 ツアーをリタイアした自分は本来一人で下山しなければいけないはずでした。
 しかし心強い下山仲間がいたのです。
 それはたまたま昨晩太子館で旦那さんが隣りの房だった宮崎さん夫婦です。
 宮崎さん夫婦は息子さん、娘さんの四人で(自分とは別の)富士登山のツアーに参加されたそうなのですが、旦那さんが高山病にかかり登頂を断念、子どもさんたちはそのまま頂上を目指し、ご夫婦は八合目の山小屋で一晩過ごしたそうです。
 宮崎さん夫婦には本当にお世話になりました、、、にもかかわらず名前を聞き損ねました。
 今親しげに「宮崎さん」と呼んでますけど、宮崎から来られたと聞いたので便宜上「宮崎さん」と呼んでいるだけです。
 お世話になったんだから名前ぐらい名乗れよ(そして名前をちゃんと聞けよ)、自分。
 このブログを目にすることはないと思いますが、その節は大変お世話になりました。

 下山はとてもスムーズでした。
 人によっては下山の方が(登山よりも)きついらしいのですが、自分には下山の方がひたすら楽でした。

   

 写真は下山途中ですれ違ったブルドーザー。
 下山道は荷物運搬用のブルドーザーが通る道でもあるのです。
 っていうことは、ブルドーザーを貸し切ることが出来れば、八合目まではブルドーザーで運んでくれるのかな?
 まぁ運んでくれたとしても乗り心地はめっちゃ悪そうですけどね。笑。

 8:15、無事富士吉田口五合目に到着。
 そんなことはあり得ないんですけど、万が一11時の集合時間に間に合わなかったら帰りのバスに乗り損ねるのでホッとしました。
 自分が荷物を入れていたロッカーも無事見つかりました。
 自分が記憶していたより一段下のロッカーでした。
 でもこの場合はロッカーの場所を覚えていない自分が悪いのではなく、キーに番号が書かれていないのが悪いですよね?
 ですよね?(誰に同意を求めてるんだ)。

 ロッジの休憩室で着替えを済ませ、後は時間までゆっくり身体を休めるつもりでした。
 が、休憩室、人多すぎ!
 休憩室はとても休憩など出来ませんでした。
 仕方なく、重い荷物を抱えたまま、五合目の広場をうろうろする羽目になりました。
 しばらくすると同じツアーで頂上まで行った人たちの顔も見えてきました。
 ガイドのヒロさんから「大丈夫でしたか?」と聞かれましたが、まぁ足を吊っただけだからね…。

 11:30すぎ、バスは富士吉田口五合目を出発しました。
 さようなら、富士山、素晴らしい体験をありがとう!
 もう二度と登ることはないと思うけどな!(←根性なし)

 この時の自分は後はもう帰るだけなどと考えていたのですが、それがとんでもない間違いだと知るのはもう少し後のことでした。

                               続く。
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富士山に登ってきました、その9。

2024-08-19 21:35:38 | 旅行
 財布の中にお札が一万円札一枚と千円札が一枚しかないことを知った時、軽く絶望しました。
 後払いでどうにかならないものかと思ったりもしました。
 でもその時気づいたんですよ。
 富士登山では小銭を何かと使うので、100円玉を多めに持ってきていたことに。
 100円玉を足すとギリギリ宿泊代の12500円を支払うことが出来ました。
 めでたしめでたし♪
 と言いたいところですが、この後お茶を買ったら、最終的に財布の中には50円(!)しか残りませんでした。
 3100メートルの高地で有り金が50円しかない心細さといったら!
 皆さんも富士山に登る際はお金を多めに持って行きましょう、、、まぁ予約していた山小屋に泊まれていたら、お金の心配はしなくてよかったのですが。

 山小屋のスタッフさんの案内でこの日の寝床へ。
 富士山の山小屋の中には大部屋で雑魚寝をするところもあると聞いたのですが、この日宿泊することになった【太子館】はカプセルホテルみたいな感じでしたよ(太子館の建物は木造ですが)。
 カプセルホテルと違うのは寝るのがベッドではなく、寝袋だということでしょうか。
 まぁ贅沢を言ってもね。

 横になってからしばらくの間はあまりの疲労に身体が身動き一つ出来ませんでした。
 防寒着を着ることが出来たのは三時間か、四時間経ってからですね。
 その後も深く眠ることはなかったです。
 4時前になり起床、下山の準備をしました。
 下山の準備といっても飲み終えたペットボトルなどをビニル袋に入れ、リュックに詰めただけですけどね。
 5時ちょうど、ご来光を拝むことが出来ました。

   

   

 写真でも充分美しいかと思います。
 でも実物はこの何倍も美しかったですよ。
 八合目のご来光でもこれほど美しいのですから、頂上から見るご来光の美しさはこの比ではないのでしょう。
 それを眺めることが叶わなかったのは残念でした。
 
 日が完全に昇り、下山の途に就きました。

                     続く。
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富士山に登ってきました、その8。

2024-08-18 22:17:39 | 旅行
 今回参加したツアーの参加者はおよそ40名弱でした。
 半分以上が外国人でしたね。
 国籍も見事にバラバラで、メキシコ、インドネシア、韓国、イギリスとバラエティに富んでいました。
 外国人は参加者だけでなく、ツアーのサポートガイドも「ロンさん」という台湾の若い女性でした。
 ロンさんにはこの後めちゃめちゃお世話になるのですが、出発時にはそんなことは知る由もありません。

 六合目の休憩所ぐらいまでは結構元気でメインガイドの「ヒロさん」と先頭を歩いていたんですよ。
 あ、断っておくとこういった富士登山のツアーで先頭を歩くのは体力に自信がない人間です。
 ヒロさんに「体力に自信のない方」と言われて真っ先に自分は手を挙げました。
 自分の歩くスピードに合わせて隊が動くわけですね。

 しかし七合目に着くころには自分の歩くスピードがあまりにも遅くて、気がつくと自分は隊の最後列でした。
 今回のツアーに参加して、改めて自分の体力の無さと歩くスピードの遅さに気づかされました。
 自分みたいな人間はこういったツアーに参加しちゃダメだということがよくわかりました。
 ロンさんからは片言の日本語で何度も「頑張って」と励まされました。
 いや、頑張ってるんだけど、頑張ってもどうにもこうにもならないんだよね。
 励ましてくれたのはロンさんだけでなく、メキシコ人やインドネシア人の方からも気を使われました。
 もちろん言葉は通じないのですが、メキシコ人の男性はiPhoneの翻訳ソフトで「大丈夫?」と尋ねられ、インドネシア人の男性からは「ゼリー、飲む?」と言われました。
 訪日外国人のマナーの悪さが問題になることもありますが、すべての訪日外国人のマナーが悪いわけではないんですよね。

 八合目に着くころには自分は息も絶え絶えといった感じで、高山病にこそかかってないものの、両方の脚が吊って歩くのも困難な状態でした。
 ヒロさんから選択肢を提示されました。
 このままツアーを続け、この日宿泊予定の山小屋に泊まるか、ただしその山小屋まではさらに一時間歩くことになる、もしくはツアーをリタイアし、一番近い山小屋に泊まるか、ただしその山小屋に泊まるには別料金で12500円かかる、どちらにするか、というものでした。
 自分の中で答えは決まっていました。
 これから一時間歩くのは絶対無理でしたから、一番近い山小屋に泊まるという選択をするつもりでした。
 問題は宿泊代の12500円です。
 自分もまさか富士山に登ってそんなにお金を使うこともないだろうと思って、万が一落とした時のことを考え、持ち金を二つの財布に分けていたのです(一つは五合目のロッジのコインロッカーに入れていた)。
 リュックから取り出した財布にはお札は一万円札が一枚と千円札が一枚しかありませんでした。

                                         続く。
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富士山に登ってきました、その7。

2024-08-17 21:39:39 | 旅行
 前日は東京都庁の北展望室と南展望室を見学しました。
 これは東京を高いところから眺めてみたかったというのもありますが、ツアーの集合場所が議事堂通り高架下の都庁大型バス駐車場だったからです。
 先日の記事でも書きましたが、新宿でバスというと「新宿バスタ」が思い浮かびますが、ツアーバスのほとんどは都庁大型バス駐車場でツアーの参加者を乗車させると思います。
 ツアーに参加される方は時間があれば前日のうちに都庁大型バス駐車場の場所を確認しておいた方がいいですよ。
 ツアー会社のマップで見るよりバス駐車場はかなり遠い気がしました(マップで見ると近く感じる)。

 受付けで乗車券を受け取り、いざバスへ。
 自分の隣りこそ空席でしたが、車内は七、八割方席が埋まってましたよ。
 バスは定刻の7:30を若干遅れて出発しました。
 途中トイレ休憩で道の駅に、登山用具の受け取りのためにレンタルショップに寄り、11時過ぎ、バスは富士吉田口五合目に到着しました。

 到着後、登山開始まで一時間の猶予を与えられました。
 この間に着替え、荷物をまとめ、トイレなども済ませておかなければいけません。
 結構忙しいです。
 自分はオプションで五合目のロッジで食事を申し込んでいました。
 富士山のロッジでどんなものが食べられるのか、興味があったのです。
 でも実際にはそんな時間はまったくなかったですね。
 ツアーで参加される方はオプションで食事をするかどうか選択できますが、朝食を取ることが出来なかったなどの理由がない限り、選択しない方がよいかと思います。

 着替えはロッジの休憩室でします。
 専用の着替え室があるわけではありません。
 休憩室で着替えている人で下着まで着替えている人はいませんでした。
 下着はホテルで履き替えるのが通常なのだと思います。

 ついでに服装のことについて書いておきます。
 【富士山 服装】などで検索すると、「富士山頂は夏でも気温が低くなるので防寒着が必要」というようなことが書いてあります。
 それはもちろん嘘ではないですが、防寒着が必要なのはあくまで山頂付近であって、五合目、六合目で防寒着を着ることはまずありません。
 五合目付近であれば、「ゴールデンウイークに低山でハイキングをする格好」でいいんじゃないかと思います。

 必要なものをリュックに、そうでないものをキャリーバッグに詰め、それからキャリーバッグをロッジのコインロッカーに入れました。
 これで準備万端!
 と思ったのですが、念のためにもう一度チェックしたところ、キャリーバッグからタオルを取り出すのを忘れていました。
 富士山に登るのにタオルが必要ないとは思えません。
 仕方ない、ロッカーをもう一回開けるか、と思ったのですが…。

   

 キーにロッカーの番号が書かれていないんです(正確には書かれた番号が消えている)。
 確かにコインロッカーを借りる際に番号を覚えておけばどのロッカーに荷物を入れたかわからなくなるなんてことはないのですが、でも覚えていなかったからといって責められることではないと思うんです。
 だってまさかキーに番号が書かれていないなんて思わないし。
 手当たり次第にキーを鍵穴に突っ込んでみたんですけど、ロッカーがカチリと開くことはなく(ロッジのスタッフの方にももちろん聞きました)、結局タオル無しに富士山に登る羽目になりました(タオルの代わりにお土産屋さんで何枚か手拭いを買いました)。
 
 こうして自分の富士登山は不安な幕開けをしました。

                               続く。
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富士山に登ってきました、その6。

2024-08-16 20:43:33 | 旅行
 12日の朝は4:30に目を覚ましました。
 ツアーの集合は都庁大型バス駐車場に7:10だったので、5時起きでも充分間に合うだろうとは思ったのですが(ホテルのモーニングコールは5:00にお願いしていました)、万が一のことを考えて30分早起きしたのです。
 パリオリンピックの結果を知らせるテレビ番組を横目で見ながら荷物の最終チェックをしました。
 それと下着だけホテルでナイロン製のものに着替えました。
 5:30すぎ、ホテルをチェックアウト。
 さて、朝食ですが、本来であればホテルで朝食を食べたかったんですよね。
 プレミアホテル-CABIN-新宿って、朝食が「ぶりと野菜のしゃぶしゃぶ」なんですよ。
 めっちゃ美味しそうで食べたい!と思ったのですが、朝食の提供が7:00からだったので泣く泣く諦め、ホテルの近くにある【しんぱち食堂】で頂きました。
 このしんぱち食堂の西武新宿店は何と4:00から営業してますからね。
 っていうか、営業終了が27:00なので、何でいっそのこと24時間営業にしないのかが不思議です。笑。
 しんぱち食堂では「さば文化干し定食」を注文しました。

   

 これでいくらなのかというと、税抜き490円(税込み539円)なのです。
 驚異的に安いと言ってよいと思います。
 もちろん安かろう、不味かろうではなく、味も充分美味しかったですよ。

 東京、というか、新宿に行って不思議に思ったのは、提供されるサービスが高くないってことでしょうか。
 正確なところは存じませんが、新宿って日本でもかなり地価の高いところじゃないですか。
 地価の高いところで提供されるサービスってその分料金が高くなって当然だと思うのです。
 でも昨日の夕飯に食べたカバブサンドも、DOQUDOQUの会計も、しんぱち食堂の朝定食の値段も、どれもこれも九州に比べて高くない、、、というかむしろ安いんです。
 どういうカラクリになっているのか、自分にはとても不思議です。
 経済に詳しい人、どうして新宿で提供されるサービスが九州より安いのか、教えて♪

 朝食を食べ終えてから、都庁大型バス駐車場へと向かいました。
 いや、4:30起きで大正解でしたよ。
 5:00起きでも間に合わないということはなかったと思いますが、たぶん余裕はなかったですね。
 新宿歌舞伎町から、新宿駅西口、さらにそこから都庁までは結構な距離があり、キャリーバッグを押しながら歩いた自分は朝の6:30だというのにバス駐車場に着くころには全身汗まみれになっていました。

                                 続く。
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富士山に登ってきました、その5。

2024-08-15 20:55:36 | 旅行
 ケバブサンドを急いで平らげた自分は、19時に予約していた【怪談ライブBarスリラーナイト歌舞伎町店】へと向かいました。
 お店に着いたのは18:48ぐらいだったかな、けれど開店時間である19時まできっちりお店の前の階段で待たされました。
 19時になり、ようやく涼しい店内へと案内されました。

   

 スリラーナイトはプロの怪談師が怪談を聞かせてくれるバーです。
 二年前に新宿に行った際も足を運んだのですが、今回もお邪魔させてもらいました。
 自分が一番乗りでしたが、この季節だからでしょうか、お店はあっという間にお客さんで一杯になりました(人気店なので予約をして行った方がよいです)。
 この日の語り手は「底辺からの脱却怪談師」こと川口英之氏。
 さすがに語り口が上手い!
 自身の体験談なので話に信憑性がありました。
 呪いの日本人形ではなく、呪いのハルヒフィギュアってのがいいですよね。
 ただ、話のまとめ方に難があると思いました。
 あえて京アニと絡めなくてもよかった気がするけれど…。

 スリラーナイトを延長せずに切り上げ、次のお店に行くことにしました。
 次のお店というのは【ミスティックBAR DOQUDOQU】です。
 スムーズに行けたらよかったのですが、場所がわからず、一度ホテルに戻ってからフロントでスタッフさんに場所を尋ねました(実際ホテルからめっちゃ近かったです。

   

 DOQUDOQU、新宿でも一、二を争うぐらい入るのに勇気がいるお店だと思いますが、思い切って入ってしまうと実に居心地が良いバーなのです。
 それに価格がめっちゃリーズナブルなんですよ。
 一時間の間にソフトドリンクを二杯飲み、それとは別にスタッフドリンクを持ち、それで2300円って安すぎないですか。
 この前天神で飲んだとき、スタッフドリンク無しだったのに会計は軽く3000円を越えてましたけどね。
 もうちょっと長居をしてもよかったのですが、翌日のことも考え、一時間ほどでホテルに戻りました。

 ついでだから今回宿泊した【プレミアホテル-CABIN-新宿】のことも書いておきますね。
 プレミアホテル-CABIN-新宿、自分が調べた限り、お盆期間中新宿界隈では一番料金が安いビジネスホテルでした。
 しかもただ安いってだけでなく、冷蔵庫は静音タイプで使いやすく、テレビは寝ながら見るのにちょうどいい位置に配置され、「痒い所に手が届く」みたいな感じで利用しやすかったです。
 これで風呂着の空調がもう少し静かだったら言うことがなかったんですけど、、、それは求めすぎって奴ですね。
 そうそうこのホテル、朝食がめっちゃ美味しそうなんですよ。
 今回出発が早くて朝食が取れず、それが残念でした。

                          続く。
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富士山に登ってきました、その4。

2024-08-14 17:16:22 | 旅行
 新宿に戻ってきた自分は【東京都庁】へと向かいました。
 東京都庁、新宿駅西口からもチラッと頭を覗かせているのが見えるのですが(第一本庁舎?)、歩くと結構な距離があり、だいたい10分弱程度はかかります。
 東京都庁に着いてから最初に考えなければならないのは、北展望室と南展望室、どちらから見学するのかということです。
 どちらからでもいいような気がしますが、実は答えがあります。
 北展望室からです。
 なぜかというと入室可能時間が北展望室は9時30分から17時00分までで、南展望室が9時30分から21時30分までだからです。
 なので昼間であればどちらから見学しても問題はないってことですね。
 どちらから、と書きましたが、別にどちらも行かなきゃいけないということはありません。
 自分がどちらも行ってみようと思ったのは、どちらの展望室からでも眺めは大して変わらないという話を聞いたからでした。
 本当に眺めは変わらないのか、確かめたかったんですよね。
 そして実際行ってみた感想はというと、、、うん、確かに眺めは変わらない。笑。
 変わらないのは眺めだけでなく、内装やお土産品などもほぼ一緒でした。
 唯一の違いは南展望室にはピアノが置いてあるってことでしょうか。
 腕に覚えのある方は弾いてみてもいいかもしれません。
 自分が都知事だったら、北展望室と南展望室、コンセプトを異なるものにしますけどね。
 東京の今と昔とか、洋と和とか、そんな感じで。
 今のままなら見学するのはどちらか一方だけで良いと思います。

   

   

 写真は北展望室化に覗いた南展望室と、南展望室から除いた北展望室です。
 どっちがどっちか、わっかるかな?

 都庁を後にした自分は新宿駅西口へ、さらには新宿歌舞伎町へと向かいました。
 時刻も18時を過ぎようとしていたので、夕食を食べようと思ったのです。
 東京ではなるべく東京っぽいものを食べたいな、と思っていました。
 東京といえば何と言っても「もんじゃ焼き」ですよね。
 もんじゃ焼きの本場は月島や浅草になるのかな。
 出来れば本場で食べたいのは山々でしたが、そのためだけに月島や浅草に行っている暇はないので、新宿でもんじゃ焼きを食べることにしました。
 事前に【新宿 もんじゃ焼き】で検索して見つけた良さげなお店のHPのマップとにらめっこしながらそのお店を探すのですが、見つからない…。
 あれぇ、絶対ここら辺のはずなんだけどなと思いながら最終手段として、HPに乗っている電話番号に電話したら「おかけになった電話番号は現在使われておりません」とアナウンスされました。
 ・・・・・。
 あのさ、閉業すること自体は仕方ないと思うよ。
 誰も好きで閉業するわけじゃないだろうしうし。
 でも閉業したならしたでHPに「これまでのご愛顧、ありがとうございました」とか閉業の挨拶を載せておけばこっちは新宿の街を30分近くうろつく必要はなかったのに!
 
 代わりにこの日の夕食はケバブサンドを食べました。

   

 これがもう、めちゃめちゃ美味しかったです。
 このケバブサンドは如何にも「ザ・新宿」みたいなファーストフードで、東京っぽいものを食べたいと思っていた自分の望みを上手い具合いに叶えることが出来ました。
 もんじゃ焼きも食べてみたかったですけどね。

                            続く
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