この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

デス・レース。

2008-11-30 21:53:10 | 新作映画
 ポール・W・S・アンダーソン監督、ジェイソン・スティサム主演、『デス・レース』、11/30、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞。2008年53本目。

 最初、『デス・レース』を観るつもりはまったくありませんでした。
 だって、あの(出来の悪い方のアンダーソンといわれる)ポール・W・S・アンダーソン監督ですよ?期待しろ、というのが無理ってもんじゃないですか。
 それなのになぜ観ることにしたかというと、この日『SAW5』を観る予定だったのですが、遠出したついでにどーせならもう一本観るか、と単純に思ったからです。
 そのもう一本にしても『デス・レース』を観るか、それとも『ディー・ウォーズ』を観るか、イマイチ決め切れませんでした。最終的にこちらを観ることにしたのはテレビブロスの映画紹介でよさげなことが書いてあったからです(三本ハシゴをするのはきつい)。
 これでもし『デス・レース』がつまらなかったら、テレビブロスに文句の一つでもいってやるところだったのですが、、、
『デス・レース』、めっちゃくちゃ面白いじゃん!!
 いやぁ、ブロスを信じてよかったです。

 ストーリーはないに等しいし(あるにはある)、重箱の隅を突付こうと思ったら突付き放題の作品ではあるんだけれど、とにかく凶悪なカスタム・カーとそのカスタム・カーが次から次へとクラッシュするレースシーンが超カッコいい!!
 今年は同じくカスタム・カーが登場する『スピード・レーサー』という映画があって、あっちはまるでノレなかったんだけど、いやぁ、こっちは燃えたね。観ていて自分の顔がニヤけてくるのがわかる。スッゲー楽しいの!!
 やっぱりクラッシュシーンはCGでやったって駄目。映画のクラッシュシーンは実際に車をクラッシュさせてナンボ、ってことが本作を観てよくわかりました。
 心に中学生を宿している人には超お薦めです。

 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (麦風)
2008-12-01 08:27:55
昨日、朝から夕方までプチ大掃除をしていて、「さて、映画でも行こう」となったのですが、なんだか見たいものがないなあ、と仕方なく(と言っては申し訳ないですが)原作を読んだ「容疑者Xの…」を見てきました。
「デスレース」もやってたんです。
ああ、見ればよかった。

コメントせずに少し反省、と書いておられましたが、そんな全然いいですよ~。
気楽にお付き合いくださいね。
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デス・レース。 (せぷ)
2008-12-01 20:35:41
『デス・レース』、個人的にはすごく楽しめましたが、どうでしょう、麦風さんには薦められるかなぁ、、、もし事前にどちらがいいかと聞かれていたら、『容疑者Xの献身』は未見ですが、おそらく『容疑者~』の方を薦めていたでしょうね。
悪い評判は聞きませんが、麦風さん的にはどうでしたか?

日本では昔から年末に大掃除をする週間がありますが、寒風吹きすさぶ中掃除をするのっていかがなものかと思います。
それより暇を見つけてちょこちょこやった方が賢いといえるのではないでしょうか。
返信する
心に中学生 (マリーコ)
2008-12-02 08:05:10
宿してるかなぁ(笑)

私もブロスのオススメ文読んで思ってました。
なんでそんな単純なレースもん映画が面白いんだろう??
ようはチキチキマシーン猛レース実写版なんじゃないの?と。
でも本当に面白いんですね!スカッとする感じなのかな?
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Unknown (麦風)
2008-12-02 08:38:51
「容疑者X... 」はお話に無理があると思うけれど
面白かったです。
でも「すごく」はつかないかな。

そうそう大掃除、いつもちょこちょこやるほうがいいですよね。
でも年末の小春日和の日に、掃除をするのが、これまたいい気持ちなんですよね~。
一年使わなかったものを処分したり。
寒風吹きすさぶ時は大掃除はしないです。

ところでせぷさん、前ページや後のぺージにはどうやって行くのですか?
いまカレンダーで行ってますがそれでいいんでしょうかね?
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コメント、感謝です。 (せぷ)
2008-12-02 22:16:18
マリーコさん、麦風さん、コメント、感謝です。

>マリーコさん
あはは、マリーコさんの心の中には中学生はいませんか。
いるとしたら女子大生かな。笑。

>ようはチキチキマシーン猛レース実写版なんじゃないの?と。
そうそう、そんな感じです。もしくは『マリオ・カート』映画版?
ただ、暴力描写が容赦ないのでマリーコさんには薦めないかな。

実はここだけの話、映画レビューのお薦め度はマリーコさんに薦めるとしたらという仮定の元でつけています。よければ星四つ以上を目安に見て下さい。

>麦風さん
『容疑者Xの献身』、「すごく」はつきませんでしたか。笑。
自分は観る予定はありませんが、知り合いのブログでは堤真一と松雪泰子の演技を絶賛していて、へぇって思いました。

今公開中の作品では、麦風さんにお薦めするとしたら、やっぱり『私は貝になりたい』になるのかなぁ、、、などと薦めといて個人的には観るつもりはないのですが。笑。

>前ページや後のぺージにはどうやって行くのですか?
一ページに記事を十五載せています。
一番下の記事のさらにその下の、左側に前ページ、右側に次ページとクリックするところがありますよ。
過去記事にもコメントをいただけると嬉しいです。
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えぇええええ?! (マリーコ)
2008-12-04 08:06:09
なんですってぇえええ!

>実はここだけの話、映画レビューのお薦め度はマリーコさんに薦めるとしたらという仮定の元でつけています。
ひょぉ~!そうなんですか?!そうなんですね?!
私個人に向けてーというより、私という「そんなに映画に慣れ親しんじゃーいない&怖がりな一般的存在」としてのお薦め度なんですよね(^^;

あ~ビックリした。私個人向けだけに愛を持ってのお言葉なら、惚れてまうやろ~!!!ですよ(笑)
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惚れてもうてください♪ (せぷ)
2008-12-04 22:10:36
以前にも記事に書きましたが、自分の映画レビューのお気に入り度とお薦め度は明確に違うんですよね。
お気に入り度っていうのはあくまで自分が気に入ってるかどうかの基準です。
それに対し、お薦め度というのは第三者に薦められるかどうかです。
薦めるといっても、一年間に三百本観るというような人に「この映画、面白いですよ」と薦めても大して意味はないと思いますし、逆にまったく映画は(劇場で)観ないという人に薦めてもやはり無駄だと思います。
この場合、薦める対象は月に一本劇場で映画を観るかどうか、という人で、自分の知り合いでいうとマリーコさんになるんですよね。
なので、自分の映画レビューのお薦め度は残酷なホラー映画や過激なバイオレンス映画だと評価が低く、逆に鑑賞後、充足感に包まれるような作品は評価が高くなるんです。

今、マリーコさんは劇場で映画を観るのは難しいようですから、新作DVDの中でお薦めすると大泉洋主演の『アフタースクール』はマリーコさん向けの作品だと思いますよ。お薦めです。
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おもろかったです (dim)
2008-12-09 00:26:35
観てきましたよ~~ん♪

血生臭いですけど、なかなか面白かったです。
「デス・レース」なのに友人に「デス・ノートを観に行こう」と何度も間違って言ってしまって、ハリセンチョップをくらいそうになりました。
観に行くのも命がけという恐ろしい映画です。
Jスンも今時のふやけたアクターにはない男らしさが漂っていてよかったのですが、私はやっぱり憎々しげなジョアン・アレンがあってこそこの映画が成り立ったと思っております。
最後はスカッとしましたけど「カオス」の時もそうでしたが、つくつくJスンって南の島が似合わない男だなあと思いましたね・・・。
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dimさんは、 (せぷ)
2008-12-09 21:23:43
dimさんは、心に中学生を宿しているみたいですね。笑。

言い間違いするとハリセンチョップですか~。
是非フジテレビの女子アナがニュース原稿を読むときにdimさんのお友だちを女子アナの後ろに立たせたいですね。さぞかし爽快な見ものになるに違いないです。笑。

ジョアン・アレンもよかったですね。ジェイソン・ボーンシリーズのときとは打って変わってヒールが似合ってました。彼女が演じる女所長が憎々しげであったからこそ、ラストの爽快さに繋がるのだと思います。

ジェイソン・スティサムぐらいリゾートという言葉が似合わない男はいませんよね。見た目もいろんな意味で寒々してるし。笑。
でも、だからこそ南の島に憧れてるのかもしれませんね。
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