万城目学著、『ホルモー六景』、読了。市立図書館蔵書。
むぅ、、、面白かった。
正直前作『鴨川ホルモー』を読んだときは、なかなか面白いな、ぐらいにしか思わなかったのだけれど、続編である本作はかなり面白かった。いや、手ばなしで褒めてもいいんじゃない?ってぐらいに面白い。
『ホルモー六景』とあるからには六編作品が収録されているわけなのだけれど、その六作がどれも意匠が凝らされていて、似たお話がない。女同士の友情物語あり(というか引っ張り合い)、時空を越えた恋物語あり、純朴な少年の初恋物語あり、何だよ、恋物語ばっかりじゃねぇか!!
でも読んでいて、すごく楽しいんだよね。笑。
もちろん、その楽しさは前作を読んでいることが前提なんだけれど、前作とセットで強力にお薦めします。
ただ一つ気になったことがあって、前作『鴨川ホルモー』は産業編集センターという聞いたことがない出版社から出ていたのだけれど、本作の出版はなぜか角川書店から。
万城目学という作家はマイナーな出版社が見つけた逸材なのだから、せめてデビュー作の続編ぐらいは同じ出版社から出して欲しかった(あげたかった)と思うんだけれど、、、まぁ連載誌が『野生時代』だから仕方ないか。。。
むぅ、、、面白かった。
正直前作『鴨川ホルモー』を読んだときは、なかなか面白いな、ぐらいにしか思わなかったのだけれど、続編である本作はかなり面白かった。いや、手ばなしで褒めてもいいんじゃない?ってぐらいに面白い。
『ホルモー六景』とあるからには六編作品が収録されているわけなのだけれど、その六作がどれも意匠が凝らされていて、似たお話がない。女同士の友情物語あり(というか引っ張り合い)、時空を越えた恋物語あり、純朴な少年の初恋物語あり、何だよ、恋物語ばっかりじゃねぇか!!
でも読んでいて、すごく楽しいんだよね。笑。
もちろん、その楽しさは前作を読んでいることが前提なんだけれど、前作とセットで強力にお薦めします。
ただ一つ気になったことがあって、前作『鴨川ホルモー』は産業編集センターという聞いたことがない出版社から出ていたのだけれど、本作の出版はなぜか角川書店から。
万城目学という作家はマイナーな出版社が見つけた逸材なのだから、せめてデビュー作の続編ぐらいは同じ出版社から出して欲しかった(あげたかった)と思うんだけれど、、、まぁ連載誌が『野生時代』だから仕方ないか。。。