この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

11月の予定。

2014-11-30 23:59:55 | 日常
 11月の予定です。
 11月はいろいろ予定があります、、、と言いつつ、確定しているのは一つか二つだけなんですけどね。
 

   


 11月のカレンダーのモデルはyukiさん。
 ちなみに頭に被っているのは「お○る」ではありません、、、ってこのネタはタブー?笑。


 11/3は飯塚の嘉穂劇場で開催される【GOTTON JAM 2014】に行ってみようかなぁって思ってます。
 出演するアーティストの一人の「bird」って昔好きだったんですよね。


 11/8は『ザ・ゲスト』の公開日。『サプライズ』が面白かったから観に行こうかな。
 あと、ソフトバンクホークスの日本一を祝してみんなでカラオケに行きましょう!!まぁこの際日本一じゃなくてもいいや。笑。


 11/15は小城まで清水の竹灯りを観に行く予定です。
 まぁメインの目的は小城名物の鯉料理なんですけどね。
 鯉料理好きな人、逆に鯉なんて川魚を食べられるの?と疑ってる人、よかったら一緒に行きましょう!


 11/22は『ザ・レイド GOKUDO』『インターステラー』の公開日です。
 近ごろめっきり体力が落ちて映画のハシゴがきつくなってきたのですが、この二本はどちらもめっちゃ観たいので頑張って二本続けて観ようと思ってます。

 
 11/24はK野くんが所属するバンド《LITTLE PHRASE》のライブが小倉であるので行こうと思っています。


 とりあえずこんなところかな?
 他にも何か面白いイベントを知ってるって人は教えてください。
 もちろんどこかに遊びに行こうというお誘いも歓迎です。
 よろしくお願いします。
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某SF大作映画の100倍は面白かった!!『楽園追放-Expelled from Paradise-』。

2014-11-29 20:43:58 | 新作映画
 水島精二監督、虚淵玄脚本、『楽園追放-Expelled from Paradise-』、11/29、Tジョイ博多にて鑑賞。2014年43本目。


 たぶん、見た目に問題があると思うのですが、自分はオタクだと思われがちです。
 断じて言いますが、自分は決してオタクではありません。
 などと言うと、オタクという呼称に抵抗があってそう呼ばれたくないだけ、と思われるかもしれませんが、そうじゃないのです。
 これがオタクじゃないことの証拠になるかどうかはわかりませんが、自分は『プリキュア』シリーズを一回も見たことないですし、『セーラームーン』もないです。平成ライダーも戦隊シリーズも見たことありません。『艦これ』も『ラブプラス』もしたことないです。
 オタクなら手を出していて当然のコンテンツにはだいたい手を出していないと思います。

 とはいえ、アニメが嫌いだとか、特撮は見る価値がないとか、そういうことを言っているわけではありません。
 薦められれば見ますよ。
 『魔法少女まどか☆マギカ』は不思議博物館館長に薦められて見ました。ハマらないまでもとても面白かったです。

 この『楽園追放-Expelled from Paradise-』を観てみようと思ったのもあるSF作家さんがブログで絶賛していたからです。
 ほぅ、そこまでよいというなら観てやろうかと思った次第です(←上から目線)。
 で、実際観ての感想ですが、、、いやぁ面白かったです。大枚(¥1800)払ってみた価値は充分ありました(自分が¥1800払って映画を観ることは滅多にないので)。
 つい昨日アニメ映画オールタイムベストテンを選出したばかりなのですが、こりゃ訂正しなくっちゃいけないなって思っています。

 本作を観て思い出したのはつい先週観たばかりの『インターステラー』ですね。
 実際共通項が多いのです。
 荒廃した地球、外宇宙への進出、進化したAIなどなど。
 ただ、自分が『インターステラー』を観て違和感を覚えまくったのに比べ、『楽園追放』はすんなりと自分の中に受け入れることが出来ました。 
 何でだろう、、、『インターステラー』が変にリアルを求めすぎて、展開が不自然だったのに対し、『楽園追放』がいい意味で荒唐無稽だったからかなぁ。
 荒唐無稽でありつつ、オーソドックス、SFとしてはド直球なんですよね。
 本作でしか見られないSF的なアイディア、というものは特にありません。
 でもそれは決して作品に工夫がないという意味じゃなくて、電脳世界、美少女によるロボット戦闘、宇宙へのロマン、AIとの交流など、手垢がついているとも言ってよい要素を上手く一本の作品の中に盛り込んでいるなぁと非常に感心しました。

 手放しに褒めたい、SF好き、アニメ好き、エンターティメント作品好きな方には是非とも観に行って欲しい作品ではあるのですが、一つだけ、文句を言いたいことがあって、それは何かというとパンフレットです。
 映画が面白く、細かい設定なども知りたいなと思って、久しぶりにパンフレットを買おうと劇場の物品販売コーナーに行ってビックリ。
 何故かというとパンフレットが一冊¥2000もしたからです。
 そんな高いパンフレット、これまで買ったことないよ!!
 でも給料が出たばかりということもあって、気が大きくなっていたせいか、ついつい買ってしまいました。
 これでパンフレットが金額に見合うものだったらいいんですけどね…。決して、決して出来が悪いってわけではないのです。でもやっぱりこの内容で¥2000は高すぎるだろうと思ってしまいました。
 それさえなければ本当に言うことなかったのに、、、残念です。


 お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★は五つで満点、☆は★の半分)。
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アニメ映画オールタイムベストテン。

2014-11-28 23:29:59 | 旧作映画
 去年に引き続いて今年もワッシュさんの映画ベストテン企画に参加させてもらうことにしました。
 今年のテーマは【アニメ映画オールタイムベストテン】
 では早速一位から順に発表していきます。


1.『ルパン三世 カリオストロの城』
2.『ヒックとドラゴン』
3.『妖獣都市』
4.『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
5.『マイマイ新子と千年の魔法』
6.『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
7.『銀河英雄伝説 我が征くは星の大海』
8.『モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声』
9.『虹色ほたる―永遠の夏休み―』
10.『ボルト』


 昔からアニメ好きではあったのですが、十作品選出するのは苦労しました。あれぇ、こんなに選べないものかって思いましたね。
 でも苦労した分自分らしい十作品が選べたって思います。
 
 では一位の作品からごく簡単なレビューを。
1.この先あと何本アニメ映画を観るかはわかりませんが、永遠に一位だと思います。
2.続編が日本公開されないのはなぜ!?
3.エロくてグロくて面白いです。
4.エポックメイキングな作品ですよね。
5.老若男女にお薦め出来ます。
6.この作品が嫌いって人はいないんじゃないかな、たぶん。
7.超絶美麗なアニメでしたよ。その分OVAにはガッカリ。同時上映は『最終教師』でした。
8.最近見た長編アニメの中ではよく出来ていたと思います。
9.絵柄の独特さは唯一無二だと思う。
10.犬好きなら必見♪

 こんなところかな。ではワッシュさん、集計を頑張ってください。
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折り紙できのこを折ってみました。

2014-11-27 20:47:47 | 折り紙・ペーパークラフト
 【フクオカきのこ大祭】でのこと、会場の片隅で折り紙教室のワークショップが開かれていました。
 きのこ大祭ですから、もちろん折るのはきのこなのですが、教えてられていた作品はきのこを正面から見た平面のものでした。
 ここはいっちょ格の違いを見せてやるかと思い(←偉そう)、即興で立体のきのこを折ってみました。


   


 そのとき折ったものは今手元にないのですが、この写真の作品はそれに改良を加えたものです。
 三つともちょこっとずつヴァージョンが違います。
 シンプルな作品ですが、傘と柄の色を変えているので案外難しいです。


   


 これがほんとの「きのこの山」ヌル。


   
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本当にブラット・ピット最高傑作だった『フューリー』。

2014-11-26 21:43:30 | 新作映画
 デヴィッド・エアー監督、ブラット・ピット主演、『フューリー』、11/25、Tジョイ久留米での試写会にて鑑賞。2014年42本目。


 ぶっちゃけこの『フューリー』は当初劇場で鑑賞する予定はなかったんですよ。
 なぜ鑑賞する予定ではなかったのか?
 実はそれほど深い理由はなくて、22日からの三連休に『インターステラー』と『ザ・レイド GOUDO』の二本を鑑賞するんだから、29から公開される『フューリー』は観なくてもいいかなぁ、デヴィッド・エアー監督は前作『エンド・オブ・ウォッチ』が個人的にイマイチだったし、ぐらいの軽い理由でした。
 
 だから、試写会に当選していなければまず間違いなく劇場では観なかったと思います。
 そんな『フューリー』をまったく観る気がなかった自分が言わせてもらいます。
 『フューリー』、超絶的傑作でした。確実に2014年に劇場で鑑賞した映画の中でベスト3に入りますね。
 ブラット・ピット主演作って公開される作品がどれもこれも「ブラット・ピット最高傑作!」って宣伝されているような気がするのですが、『フューリー』は本当に最高傑作でした。
 いや~、マジで試写会に当選してよかった!(試写会の協賛企業である『おたからや』には感謝!)。
 
 ストーリー自体はごくごくオーソドックスな戦争ものなんですよ。
 ろくに戦闘体験がなかった新兵が鬼軍曹の元で過酷な体験をしてやがて一人前の兵士になっていく、というお話です。
 まぁこの場合は奇を衒う必要もないと思いますけどね。
 もっともオーソドックスなストーリーとはいえ、「え?」と驚かされるシーンはいくつもありましたよ。

 素晴らしいのは何といっても戦闘シーンです。
 戦闘シーンが白眉とされる映画は例えばスティーブン・スピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』などがあると思いますが、個人的にはあれより上でしたね。
 特に戦車対戦車バトルシーンのド迫力といったらないですよ。
 第二次世界大戦中幾度となく繰り返されたであろう、しかし映画の中では諸事情により実現しなかった、ドイツ軍最強のティーガー戦車とそれに劣る連合軍のシャーマン戦車の戦いは、生まれてから一度でも「戦車ってカッコいいな!」と思ったことのある元男の子、現男の子は必見だと思いますよ。

 また、クライマックスでの戦車立て籠もりバトルもよかったです。
 おそらくは勝てないであろう敵に、それでも立ち向かっていく男たちのカッコよさったらないですよ。
 『映画秘宝』を読む限りはいろいろと史実と異なる描写があったようですが、自分はほとんど気になりませんでした。
 戦車のカッコよさと戦争の悲惨さを描いた戦争映画の傑作『フューリー』、劇場で鑑賞されることを強くお薦めします。


  お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★は五つで満点、☆は★の半分)。
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きのこがいっぱい♪

2014-11-25 22:33:03 | 雑事
 三連休最終日、映画を観終わった後、自分がどこに向かったか、わかる人はいますか?
 そう、三連休最終日の11月24日はソフトバンクホークスの優勝パレードがある日なのです。
 もちろん自分は見に行きませんでしたけどね(何だ、そりゃ)。

 最初に向かったのは天神アクロス。ここの2階のギャラリーで『紙の彫刻 シャドウボックス展』が行われていたので観に行きました。
 自分は「紙」という素材そのものが好きなので、「紙の彫刻」という言葉の響きに惹かれたのです。


   


 彫刻、というより絵画でした。同じ絵柄の紙を何枚も重ねることで奥行きのある作品になっています。
 ただ、自分が勘違いしていたのは、てっきりこれらの作品はすべて製作者のオリジナルだと思っていたのですが、そうじゃなく、市販のキットがあるそうです。
 いくら作品がすごくても、市販のキットをそのまま指示通りに作っているだけなら、そのすごさは1000ピースのジグソーパズルを作るようなものだなと思いました。


 シャドウボックス展を観た後、軽く食事を済ませ、警固神社神徳殿で行われていた【フクオカきのこ大祭】に行きました。
 きのこ大祭、よかったですよ。
 それほどきのこ好きというわけではない自分がそれなりに楽しめたのですから、きのこ好きな人にはたまらないイベントだったと思います。
 会場は撮影禁止というわけではなかったのですが、ちょっと人が多かったのであまり写真は撮りませんでした。
 代わりに会場で買ったお土産品の写真をアップしますね。


   


 見てわかると思いますが、しいたけのブローチです。
 よく出来てますよね、本物そっくり、、、なのは当たり前で、干しシイタケを樹脂で固めて作ったブローチだそうです。
 何となく自分でも作れそうな気はしたのですが、本物のしいたけを使ってブローチを作るというアイディアに敬意を表して一個購入しました。五百円也。


   


 みんなの人気者(?)、なめじろうTシャツです。千円で投げ売りをしていたので買いました。
 なめじろう、ご存知ですよね?日本の秘境グンマ(佐賀も秘境っぷりでは負けないけどね)のゆるキャラです。


   


 これがなめじろうだ!!ちなみに語尾は(ふなっしーの「なっしー」に対抗してか)「ヌル」だそうです。
 うん、その語尾は止めておいた方がいいと思うヌル。

 あと、二分間のきのこ釣りでゲットしたきのこストラップ計七個。
 七個もよく取ったなぁと思われる人もいるかもしれませんが、全然そんなことはなくて、隣りの座っていたおばちゃんなんて軽く十二個ぐらい取ってましたよ。自分は下手な方でした。
 ちなみにきのこ釣りの参加料はたった三百円でしたよ。出血大サービスにも程があると思いました。

 イベントに参加しても、なかなか次回も参加しようという気にさせるものは少ないのですが、このきのこ大祭は来年も参加しようという気になりましたよ。
 来年はきのこ釣りで景品ゲット十個以上を目指すヌル!!
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ストーリーがアクションの邪魔をしているように思えた『ザ・レイド GOKUDO』。

2014-11-24 23:44:55 | 新作映画
 ギャレス・エヴァンズ主演、イコ・ウワイス主演、『ザ・レイド GOKUDO』、11/24、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2014年41本目。


 個人的に一番燃えるアクションシーンと言えば、何といっても二人の男が徒手空拳、命懸けで戦うタイマンバトルですね。
 武器なんか持っていたらつまんないですよ。あっという間に決着がつくし。拳銃であればなおさらです。
 二人の男がただ己の肉体のみを武器にして、どちらかが命尽きるまで延々とどつき合うシーンを見たいものです。
 
 しかしよく考えてみたらそんなシチュエーションってなかなかありえないですよね。
 だって相手を確実に、そして簡単に倒そうと思ったら武器を使うのは当然のことですし、一人よりも二人の方が倒しやすいのは言うまでもありません。

 アクションを主体とするアクション映画において、ストーリーはフツーに考えたらあり得ないシチュエーションを不自然なものに見せないために存在すると言っても過言ではないと思います。
 前作『ザ・レイド』ではこれが上手く行っていたと思うんですよね。つまり、素手で殺し合うという不自然さをかなり自然なものに変えていた、そう思うのです。

 その続編である本作でも、前作同様異常と言ってもいいぐらいのキレキレのアクションシーンが冒頭から数え切れない存在します。
 しかしそのほとんどが、どうしてコイツ、武器(拳銃)を持ってないの?とツッコミを入れたくなるシーンばかりなのです。
 特に顕著だったのが、クライマックスで主人公のラマが敵のアジトに単身殴り込みをかけるシーンですね。
 シチュエーション的にはめちゃくちゃ燃えるシーンではあるんですよ。主人公のこれまでの怒りが爆発するシーンですから。
 でも単身殴り込みをかける主人公が武器の一つも携帯しないっていうのはさすがにどうかと思いました。
 ナイフは無論、拳銃やマシンガンや手榴弾を用意したっておかしくないシーンなのに、主人公がひたすら己の肉体だけを武器にして戦うというのは無理がありすぎます。
 迎え撃つ方も迎え撃つ方で、律儀に飛び道具なしでナイフやバットで応戦するんですよね。
 誰か一人ぐらい拳銃を持ってないんかい!と言いたくなりました。

 ちょっとケチをつけましたが、シチュエーション的には無理かあっても、アクション自体は極上なので、目を瞑ってもいいんですけどね。

 逆に目を瞑ってられないなと思ったのが、日本人俳優のやる気のなさ、ですかね。特に松田龍平のやる気のなさ加減はずば抜けていて、彼はこれまで飄々とした役柄が多かったように思いますが、本作のヤクザ役はそんな「飄々とした」と言えるようなものでなく、ただひたすらやる気がないように見えて仕方なかったです。
 

 お気に入り度は★★★、お薦め度は★★☆は五つで満点、☆は★の半分)。
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正直SFとしてはどうかと思った『インターステラー』。

2014-11-23 23:22:34 | 新作映画
 クリストファー・ノーラン監督、マシュー・マコノヒー主演、『インターステラー』、11/23、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にてIMAXを鑑賞。2014年40本目。


 三連休2日目の23日、初日に外灯のペンキ塗り(直し)という家の手伝いを済ませ、大手を振ってクリストファー・ノーラン監督の超大作『インターステラー』を観てきましたよ(家の手伝いをせず、遊んでばかりだとお袋にいい顔をされないので)。

 『インターステラー』、ジャンルとしてはSFになるかと思います。
 ただ、残念ながら純粋にSFとして評価するとなるとかなり厳しい点をつけなければいけないかな。いろいろ腑に落ちないことがありました。
 舞台となるのはほとんどの作物が疫病によって育たなくなり、深刻な食糧不足が進んで人類が絶滅の危機に瀕している近未来。具体的に20XX年といった表記はされないものの、現在の自動車などが走っていることなどからそこまで遠い未来ではない様子です。
 人類が絶滅の危機に瀕している以上は終末SFと言っていいと思うのですが、何て言うか、終末感がまったく出てないんですよねぇ。
 例えばこの映画の世界では(食糧不足が深刻な故に)軍隊が解体されているようなんですよ。
 食糧不足が深刻化するとなぜ軍隊が解体されるのかがよくわかりません。
 フツーに考えて食糧が不足すれば人心が荒廃し、暴動が起こりやすくなり、軍隊はより必要になると思うんですけどね。ともかく人心が荒廃した感じはまったくしませんでしたね。
 で、地球は滅びかけている、外宇宙の惑星に移住するしか人類が生き残る方法はない!みたいな展開になるのですが、人類が絶滅しかけている理由が作物が疫病によって育たなくなったからというのであれば、外宇宙の惑星に移住したって駄目なんじゃないですかね?だって地球で育たない作物が外宇宙の惑星で育つとも思えないですからね。
 逆に外宇宙の惑星で育つぐらいなら、地球上で巨大なドーム状のプラント工場でも作って、その中で育てればいいんじゃないの?って思ってしまいましたよ。
 ともかく、本作の物語としての出発点である「人類が滅びかけている」というお題目がまったく説得力がなかったですね。

 まぁ「人類が滅びかけている」という出発点を受け入れるとしましょう。
 何だかんだあってマシュー・マコノヒー扮する主人公クーパーが外宇宙に飛び出し、地球時間で20年以上の月日が経ちます。
 え?20年?ほとんどの作物が育たない世界で20年も経ったら人類絶滅してるんじゃね?
 しかしご安心くだされ、皆の衆、登場人物はそれ相応に年を重ねたようですが、幸い人類はまだまだ健在のようで、、、人類、しぶとすぎるだろ。笑。

 どうもこの作品では「人類が滅びかけている」ことにツッコミを入れてはいけないようです。
 しかし、本作のツッコミどころはそこだけじゃないのです。
 中盤から若き天才科学者が登場してくるんですよ。彼なしではこの計画は実現しなかった、とヒロインに言わさせるほどの天才科学者なのですが、この天才くんの行動が恐ろしく自己中心的な上に超がつくほどの間抜けで、「おいおい、そりゃないだろ!」と言いたくなりましたよ(たぶん自分だけではないはず)。

 ただ、一番のツッコミどころはそこじゃないんですよ。
 物語のラスト、クーパーは年老いた娘のマーフィと再会を果たします(クーパー自身はウラシマ効果とやらで年を取っていない)。
 (おそらくは死にかけている)マーフィはクーパーにこう言うんですよ。
「パパにはパパのことを待っている人がいるはずよ…」
 その言葉に背中を押されるようにしてクーパーはヒロインが待っている星へ向かうために宇宙船を出発させるのです。
 いやぁ、感動的なラストだなぁ、、、っておかしいよね?
 確かにクーパーとヒロインの間にはいつの間にか恋愛感情が芽生えていたようなんだけど(いつ芽生えたかは定かではない)、なぜマーフィはそのことを知っているの?
 愛ゆえの奇跡って奴でしょうか?

 これが逆に「パパ、これからはずっとそばにいてね」と娘が懇願するのを、「すまない、パパのことを待っている人がいるんだ」と言ってクーパーが旅立つのであればまだわからないでもないんですけどね。

 何だかいろいろダメ押ししちゃいました。
 SFとしてはぶっちゃけ高い評価は出来ません。
 しかし、視点を変えて、父親と娘の時空を超えた家族ドラマとしてみるとまた評価も変わります。
 特に現実に小さな娘さんを子に持つお父さんが観たら、感涙必死なんじゃないですかねぇ。
 感涙必至じゃなくて感涙必死ね。涙の流し過ぎで脱水症状を起こして死んじゃうかも。笑。
 まぁ自分には幸い(?)そんな子供はいないんで涙の流し過ぎで死ぬことはなかったです。


 お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★☆は五つで満点、☆は★の半分)。
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つまらない野球理論の面白い物語、『マネーボール』。

2014-11-22 23:31:22 | 読書
 マイケル・ルイス著、『マネー・ボール』読了。

 野球で勝ちたければどうすればいいか?
 野球で勝つことは実は簡単である。
 フォア・ボールを狙えばいい。
 少しでもストライク気味のボールはすべてファールカットで逃げる。
 あからさまにフォア・ボールを狙えば、審判もあからさまなボールでない限りストライクと判定するようになるだろうから、ストライクかボールか判別出来ないボールはともかくファールする。
 無論ファール狙いだって簡単ではないだろう。
 だが打球を前に飛ばすことに比べたら易しいはずだ。前に飛ばすことを放棄して当てればいい。
 ストライク、ボール、ストライク、ファール、ボール、ファール、ファール、ボール、ファール、ボール。そしてバッターは一塁へ。
 続く打者も同じくフォア・ボールを狙う。
 このような戦術を取られてはどんな好投手も三回持たないだろう。

 だがフォア・ボール狙いの野球は見ていて面白いのか?
 答えは「否」だろう。
 観客はエキサイティングなプレイを望む。
 フォア・ボール狙いは到底エキサイティングとは言えない。

 小説『マネー・ボール』の主人公、オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーであるビリー・ビーンが実践する【セイバーメトリックス理論】、通称「マネー・ボール理論」とは一言で言えばフォア・ボールを重視する野球理論である。
 正しい。圧倒的に正しい。
 正しいが同時につまらない理論でもある。

 自分は野球に限らずプロスポーツとは、ただ勝てばよいのではなく、勝ち方が問われるものだと思う。
 野球でフォア・ボール狙いを徹底すれば、間違いなく勝率は上がる。
 だが同時につまらない野球になるだろう。
 一番から九番まですべての打者がファール、ファール、ファール!
 そんな野球を誰が観たい?
 少なくとも自分は観たくない。
 だから自分は【セイバーメトリックス理論】を(その正しさを認めつつも)支持しない。

 しかし、貧乏球団のゼネラルマネージャーであるビリー・ビーンがその【セイバーメトリックス理論】を実践するために引き起こす、もしくは実践したために引き起こした騒動は読んでいてすこぶる面白かった。久しぶりに一気読みしたいと思える面白さだった。

 野球好きなら必読の一冊と言っていいと思う。
 もしくは優れたノンフィクションを求めているという方にもお薦めできる。
 また本書はブラット・ピット主演で映画化もされている。まずは佳作と言ってよい出来なので、一冊の本を読むのは気が進まないという方にはそちらの方を鑑賞されたし。
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連バラを折ってみました。

2014-11-21 23:02:54 | 折り紙・ペーパークラフト
 【クォーターローズ】で連バラを折ってみました。

   
   

   


 川崎ローズの中にもクリスタルローズやブライダルローズなど、一枚の紙で複数のバラを折る作品がありますが、それらとは違い、通常の連鶴同様、一枚の紙に切り込みを入れて折りました。
 切り込みを入れる分クリスタルローズに比べて製作が楽かというとそんなことはなく(自分はクリスタルローズを折ったことはありませんが)、折りバラは捻りを入れなければならないので、千切れやすく、難度の高い作品になりました。

 それにしても、クォーターローズもそうですが、クレインローズプラスチックローズなど、自分でもこれはと思う自信作をこのブログで発表しても、まったくと言っていいほどネットでのリアクションが皆無なので(それなりにトラックバックなど打っているのですが)、落ち込んでしまいます。
 考案者の贔屓目ですが、クォーターローズは佐藤ローズに負けないぐらい美しい作品だと自負してるんですけどね…。
 もしかしたら、自分以外のもっと著名な折り紙作家の方が考案されていたら世間的にもっと高い評価を受けていたのかもしれないなと思うと、自分が考案した作品がときどき不憫になります。
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