この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

5月の予定。

2019-05-31 21:43:55 | 日常
 5月の予定です、といってもとっくに5月に突入しているわけですが。


 5/10は映画『ラ・ヨローナ 泣く女』と『オーヴァーロード』の公開日。どちらもムビチケは購入していない(発売されていない)のでどうやって鑑賞するか思案中です。

 5/18、19は折紙探偵団九州コンベンションです。
 今年も講師をやる予定なので頑張らなくっちゃ。ドナドナ~🎵

 5/25は映画のお茶会です。

 5/31は映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の公開日。ムビチケ購入済み。

 5月はゴールデンウィークに岡山に行ったし、そこそこ用事もあるみたいなのでいい感じじゃないかなって思います。ドナドナ~🎵
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こんなときどうする、ラーメン屋編。

2019-05-30 21:53:41 | 日常
 先日、ラーメンを食べに行ったんですよ。
 どこのお店かは伏せます。比較的新しいお店です。
 ラーメン屋のチャーハンも好きなので、ラーメンと半チャーハンのセットを注文しました。880円だったかな。
 注文から程なくしてチャーハンの方が先に来ました。
 理想を言えばラーメンと一緒に提供される方がいいけど、まぁ文句を言うほどのことでもないですよね。
 レンゲですくって一口食べました。少ししょっぱかったけど、まぁまぁ美味しい。
 二口目を食べようとして、口の中で何かが「ガリッ」と音を立てました。
 何だろうと思って吐き出してみると卵の殻でした。
 マジかい、、、そう思いながら店員さんを呼んでチャーハンの中に卵の殻が入っていたことを知らせました。
 店員さんは「すいません」と謝ったので「もういいです」と言って下がらせ、チャーハンを食べようとしたら再び口の中で「ガリッ」。
 卵の殻、ひとかけじゃなかった…。
 さすがにこれは食べられないなと思って作り直してもらいました。
 作り直してもらったチャーハンとラーメンには異物は入っていませんでした。

 で、会計時、店員さんは「申し訳ありませんでした」と頭を下げつつも続けて「ご会計は880円になります」と言いました。
 ・・・・・。
 卵の殻が入っていたチャーハンの代金も請求するのか…。
 ラーメンの代金を払うのは構わないですよ。ラーメンには問題はなかったから。
 でも卵の殻が入っていたチャーハンにお金を払うのは抵抗があるなぁ。
 そりゃ作り直してもらったけど、別にこっちも好きで作り直してもらったわけじゃないし。
 釈然としないものがありましたが、代金の880円を支払い、店を後にしました。

 こういうときあなたはどうしますか?

①料理に卵の殻が入っていたぐらいでグタグダ言わない。卵の殻が入っていたことは店員にも言わない。誰にも言わない。代金もそのまま払う。

②料理に卵の殻が入っていたことに気づいた時点でそれを写真に撮りSNSにアップする。店名もさらす。代金も払わない。

③料理に卵の殻が入っていたことは店員には伝える。ネットに店名はさらさない。代金も払う(←自分)。

④その他

 こういうことがあるとその人の器の大きさがわかりますよね。
 あ、自分の器がちっちゃいことは誰に言われなくても十分承知しているので「器がちっちぇーな!」などと今さらコメントされなくて結構です。

 器の大きい人間になりたい! 
コメント (10)
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映画の日に何の映画を観るか、それが問題だ。

2019-05-29 21:16:04 | 新作映画
 2018年は劇場で映画を50本観ました。
 ただ、その50本の中に通常の鑑賞料金である1800円を払って観た映画は1本もありません。
 ムビチケで観たり、レイトショーで観たり、ポイントで観たり、ともかくありとあらゆる手段を用いて出来るだけ安く観るようにしています。

 よく、映画代は高い、って言われますよね。
 映画代が高いこと自体は否定するつもりはありませんが、映画代が高いと言っている人たちは、映画を安く観る努力をしているんだろうか、とは思いますね。
 そういった努力を一切することなく、ただ映画が高いと言っている人は、週末の休みの日にはカーペットに落ちている髪の毛の数でも数えればいいんじゃないでしょうか。
 それってタダですから。

 さて、今週末の土曜日、6月1日は映画が格安で観れちゃう映画の日です(正確には映画サービスデー)。
 毎年平均して24/7日しかない、週末の映画の日ですから、当然映画を観に行くつもりです。
 さて、何を観に行くか、ですよ。
 前日公開の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』はまずは必見といっていいでしょう(どーでもいいですがこの日『ゴジラ~』はキャナルシティで4DXも含めると一日17回も上映されます。まさにキング。)。
 次いで同じく前日公開のゾンビミュージカル『アナと世界の終わり』も映画の日であれば観ていいかな。
 あとは、キャナルシティでは目ぼしい作品はないなぁ。

 本当はこの日中洲大洋劇場で何か観たかったんですよね。
 そうするとポイントカードのポイントがフルにたまるので、、、とはいえ、ポイントをフルにするために見たくない映画を観るというのは本末転倒なので、「これ!」というものがない以上中洲大洋劇場での鑑賞は諦めるべきでしょう。

 KBCシネマに目を向けると『僕たちは希望という名の列車に乗った』はちょっと惹かれるものがあるかな。
 『ゴジラ~』、『アナと世界の終わり』、『僕たちは~』の3本で映画のハシゴをするか…。

 と、数日前までは思ってました。
 しかーし、6月1日、キャナルシティで何と高橋洋子の無料ライブがあるとのこと(高橋洋子って誰か知っています?)。
 これは行かねば!と思いましたよ。
 しかしそうなると映画のハシゴはちょっと無理ですね。
 何しろライブが16:00からある上にその入場整理券の配布が10:00からでかなり時間的制約を受けますから。

 そうなると何を観るか(観ないか)選択しなければいけません。
 観たい順序でいえば『ゴジラ~』>『僕たちは~』>『アナと~』になるのですが、『ゴジラ~』はムビチケを購入しているので土曜日に観なければいけないということはありません。
 よし、決めた!
 土曜日はKBCシネマで『僕たちは希望という名の列車に乗った』を観よう。
 『アナと~』はDVDで充分だろう(たぶん)。
 『ゴジラ~』はいっそ大阪に行ったときにエキスポシティで観るか!
 なぜわざわざ大阪で『ゴジラ~』を観るかというと、大阪のエキスポシティでは日本で唯一IMAXレーザーGTという上映形態のスクリーンがあり、それだと既存の上映形態とは比べ物にならない迫力があるらしいのです。
 ちょっと先だけど、大阪出張の6月22日まで『ゴジラ~』の鑑賞を先延ばしにしてもいいかな…。

 といった具合に映画の日に何を観るかは映画ファンにとってかなり頭を悩ませる問題なのです。
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そうだ、別府に行こう♪

2019-05-28 22:47:15 | 旅行
 というわけで今年の夏も去年に引き続き、別府に行くことにしました。
 去年と違うのは一人旅じゃないこと!
 といっても別段女の子との二人旅というわけじゃなく、一昨年の四国、去年の鹿児島に続いてのまささんとの野郎二人旅なんですけどね。
 相変わらずの珍道中になるんじゃないでしょうか。

 ホテルもすでに予約しました。
 まだ6月にもなってないのに8月の旅行の宿を予約するなんて気が早いんじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、甘い!
 旅行の3ヶ月前の宿の予約は常識ですよ、常識。
 もっとも別府は宿が多いので慌てて予約しなくてもいいんですけどね。
 ではなぜ予約したかというと、宿は慌てなくてもいいけど、早めに予約しないといけないところもあるのです。
 それがどこかというと【別府ヒットパレードクラブ】です。
 別府に遊びに行ってヒットパレードクラブに行かないのは東京に遊びに行って東京ディズニーランドに行かないようなものですよ。
 まぁこの例えが適切かどうかはわかりませんが、ヒットパレードクラブを予約したついでに、というか予約した勢いでホテルも予約しちゃったというわけです。
 っていうか、ホテルだけじゃなくて、SUPも【石ころたちの動物園】も予約しちゃったもんね、にゃはは。

 それにしても別府は調べれば調べるほど面白観光スポットが出てきますね。
 【書肆ゲンシシャ】とかね。
 おかげで去年別府に行ったとき、来年は津久見でイルカと戯れるぞ!と誓ったことが守れそうもないです。
 まぁ津久見は別府じゃないけどね。笑。

 そんな別府旅行は8月13、14日の予定です。
 今ならあと2名まで参加可能ですよ!
 といっても参加希望者が現れるとは思えないけどね。笑。

 まぁその前に6月22日に大阪遠征があるのでその計画も立てないといけないんですけどね。
 『youは何しに日本へ』で紹介されてた【ボタニカリー】に行ってみようかなぁ…。
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やっぱり合わなかった『ボヘミアン・ラプソディ』。

2019-05-27 21:43:39 | 旧作映画
 機会があったので『ボヘミアン・ラプソディ』を見ました。

 2018年は一年間で映画を50本観ました。
 50本観れば観たい映画は大概映画館で観ることになりますが、その50本の中に『ボヘミアン・ラプソディ』は含まれませんでした。
 なぜ『ボヘミアン・ラプソディ』を映画館で観なかったのか?
 理由は、この映画って自分には合わないんじゃないのではないか、って思ったからです。

 で、実際見ての感想。
 やっぱり合わなかったですね、『ボヘミアン・ラプソディ』。
 ではどこら辺が合わなかったのか?

 作中流れるクイーンの楽曲はどれも素晴らしいと思いました。
 作中流れる楽曲は素晴らしいのですから、本作は音楽劇としては成功しているとは思います。
 ただ、、、こんなことを言うと気を悪くする人も多いとは思いますが、本作の主人公であるフレディ・マーキュリーって結構な人間の屑ですよね?
 人間の屑である主人公がその才能によって持て囃されるのを見るのは、あまり気持ちのいいものではなかったです。

 フレディは同性愛者でした。
 まぁそれはいいんですよ。
 同性愛者=人間の屑だと言っているのではありません。
 でも同性愛者であることを隠して自分に気のある女性にプロポーズして、「この指輪を絶対外さないで」などと甘い言葉をささやくのってどうなんです?
 全然問題のない行為なんですかね?
 自分は、うわ、屑だな、コイツ、と思いましたけどね。
 いや、まぁそれもいいでしょう。
 百歩譲ってそこは認めましょう。
 でもツアーの最中、彼女に電話した直後、見知らぬ男としけこむ、っていうのはどうなんですかね?(直接的な描写はなくてもそういう意味ですよね?)
 問題ないんですかね?
 単なる空港職員が同じことをフィアンセに対してやったら、相当叩かれるんじゃないでしょうか?
 伝説のバンドのトップボーカルであれば、それぐらいのヤンチャは許される?
 恋人のことを裏切ったのだとしても彼なりに葛藤があったのだから大目に見てやろうってことですか?
 ゴメンなさい、大目に見ることは自分には出来そうもないです。

 けれど決定的に彼のことが嫌いになったのは、恋人だった女性が彼の前に再び現れ、彼女の妊娠を知るシーンです。
 フレディのあの態度、何なんですかね?
 見ていて不愉快極まりなかったですけど。
 もっともその直後、取ってつけたようなセリフを口にしながら、フレディは謝罪してるんですけど、お前、それ本心じゃないだろう、って思いました。

 そんな人間の屑であるフレディを周りの人たちは何だかんだ言いつつその才能のために許しちゃうんですよね。
 最後のテロップで、元恋人はフレディの良い友人であり続けた、みたいなことが流れて、どんだけ器が大きいんだよ、と思わずにはいられませんでした。
 もしフレディがただの空港職員であったとしても同じ態度を取れたのかな、と意地悪なことを考えちゃいました。
 無意味な仮定ですけれど。
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映画のお茶会に参加してきました。

2019-05-26 21:46:42 | 日常
 土曜日はサーカスを観た後に映画のお茶会に参加してきました。
 サーカスが終わったのが15:00で、お茶会が始まるのが17:00だったので今回こそは余裕で間に合う!と思ったら何だかんだあって今回も10分遅刻しました。
 今回も10分遅れかぁと思いながらお茶会である喫茶店に入っていったら、主催のウメキングさんに「え?」みたいな顔をされました。
 そう、お茶会に参加するにはLINEのノートに参加表明をしなくちゃいけないのですが、自分はそれを忘れていたのです。
 自分のブログにはお茶会に行くつもりだって書いてたんだけどね、あはは、はは、は、、、ふぅ。
 まぁ表明してないんだから帰ってくださいと言われなくて幸いでした。

 今回のお茶会もいつも通りと言えばいつも通りだったのですが、いつもに比べたら若干映画のエッセンスが薄めだったかなぁ。
 そう思うのは自分が5月は1本しか映画を観ていなかったせいかもしれません。
 4月は6本、3月は8本観ていたんですけどね。笑。

 今回のお茶会には岡山土産の、12枚のうち2枚が激辛のクッキーっていうのを持って行ったんですよ。
 さてさて、誰がハズレを引くのかな、と思いながら、その場にいた6人で1枚ずつ食べたんですけど、誰もハズレを引かないというテレビバラエティ的には最悪のシナリオでした。
 まぁテレビバラエティじゃないからいいんだけど。笑。
 それにしてもあのクッキー、本当にハズレが入っていたのかなぁ?

 そうそう『マーターズ』が大好きという大学生の子も来ていました。
 でも話に聞いていたほどには『マーターズ』が好きなわけではないっぽい。
 まぁ『マーターズ』を最後まで見たという人と話が出来ただけでも感慨深いものがありますけどね。

 あと、『ブラッディ・スクール』の話を振ったら、誰も見ていなくてちょっと悲しかったです。
 『ブラッディ・スクール』ぐらいワケがわからない映画もそうはないのに!
 自分も以前はDVDを持っていたのですが、久しぶりに見直そうと思って探したらどこにもない!!
 なぜないのだ…。
 自分にはDVDを貸すような知り合いはいないのに。。。
 とりあえず、7月の誕生日までに見つからなかったら買い直そうと思います。

 そんな感じでいつも通りのお茶会だったのですが、最後の最後でやっちゃいました。
 お店を出るお客さんの後に続いて、何も考えずにお店を出て、車に乗ってそのまま家に帰っている途中でふっと気づきました。
 やべぇ、精算するのを忘れてた…。
 これまで生きてきた人生の中で「食い逃げ」をしたのは初めてでした。
 もう引き返すに引き返せないところまで来ていたので、慌ててお店に電話したところ、支払いは次回来店時でよいとのこと。
 いや~~~、本当に申し訳ない。
 申し訳ないついでに言えば、来月は会社の総会があって大阪に行かなければいけないのでお茶会に参加出来ないんですよね。
 何としてでも7月はお茶会に参加しなくっちゃなぁ。

 遅刻で始まり、食い逃げで終わる、そんなハチャメチャなお茶会でした。
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ハッピードリームサーカスの福岡公演を観に行ってきました。

2019-05-25 23:28:06 | 日常
 土曜日はイオンモール福岡まで【ハッピードリームサーカス】の福岡公演を観に行ってきました。
 実はハッピードリームサーカスに行くのは今回で三回目。
 ハッピードリームサーカスは二年前に久留米にも公演に来たことがあって、そのときは二回行ったのです。
 ただそのときはヤクルトのおばちゃんから割引券をもらったので格安で観れたんですよね。
 今回は割引券が入手出来なかったので通常の料金です。
 通常の料金といっても自由席2,500円、S席3,000円、SS席3,500円、ボックス席4,000円の中から選ばなくちゃいけないんですけど、金額的に切りがいいS席にしました。
 3,000円、映画の鑑賞料金よりはだいぶお高めですが、いやいや充分元が取れましたよ。

 13:00開演、オープニングセレモニーでは全キャストが登場しました。


   

 見てもらったらわかると思いますが、ハッピードリームサーカスはキャストが全員外国人です(たぶん)。
 ラテン系、ロシア系、様々な国の人たちでハッピードリームサーカスは成り立っています。

 最初のプログラムは男女デュオによる空中パフォーマンス。


   

 この写真でも「これってどういう状態なんだ?」って感じですが、実際はそれをさらに上回って「これって一体?」と思えるパフォーマンスでした(つまり写真を撮るのが下手ってこと)。

 ハッピードリームサーカスでは子供たちも重要なパフォーマーです。


    

 他愛のない大道芸パフォーマンスですが、


   

 リフトアップされた状態だと観る側の緊張感も違ってきますね。
 命綱はつけていません。

 三回目ともなると前にも観たプログラムも多いのですが、一見同じように見えて進化しているものもありました。


   

 すり鉢状の金網の中をバイクやバギーが疾走するカースタントショー。
 観るのは三度目だったのですが、この日はバイクの中に一台自転車が混じっていました。
 写真ではわからないけど。

 逆に上手く写真に撮れたのがファイヤーパフォーマンス。


   

 CGにはない、本物の迫力がありました。

 三連大車輪も迫力があったなぁ。


   

 パフォーマーの一人が車輪の外周を回るのですが、最頂部でわざとよろめいたり、コケたりするんですよ。
 観ていてドキドキしました。

 プログラムのとりを飾るのは当然空中ブランコです。


   

 パフォーマーの一人が子供で、その子が二度続けてドッキングに失敗したんですよ。
 さすがに同じパフォーマンスに続けて三度は挑戦しませんでしたが、最後の最後にクロスチェンジという大技を決めてくれました。
 会場からはこの日一番の惜しみない拍手が送られていました。

 自分はこの日S席で鑑賞しましたが、500円ケチらず、SS席で観ればよかったと後悔しました。
 これから観に行くという人は少しでも良い席で観た方がいいですよ。

 久留米公演は二回観に行きましたが、福岡公演はさすがに今回限りだと思います。
 でも割引券が手に入ったらもう一回観てもいいかな~。
 どこかで配布してませんかね?笑。
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「疑いなさい」と言ったということは自らが疑っていることに他ならない。

2019-05-24 23:39:37 | 旧作映画
 明日は映画のお茶会です。
 1月から連続で参加しているのでこれで5回目かな。
 でもここだけの話、自分は人の顔を覚えるのが超苦手なので、主催のウメキングさん以外誰が誰やら未だによくわからないというお粗末さなんですけどね。笑。

 そんなわけで毎回はじめましての人ばかりのような感じで、毎回そこそこ緊張するんですけど、明日は特に緊張しそうな気がします。
 というのも明日のお茶会には映画研究部の部長をしているという大学生が参加するらしいのですが、その大学生の男の子が何と『マーターズ』が大好きのことで、、、「え~~~」って思いました。

 世の中に『マーターズ』が好きな人間がいるとは!!
 一応断っておくと自分は『マーターズ』がホラー映画の到達点だと考えていますが、大好きってわけではないんですよ。
 大好きなのは『ヒックとドラゴン』の方なので…。

 それでも『マーターズ』に否定的な感情を抱いていない人、っていうか、『マーターズ』を最後まで見たという人に会うのも初めてなので、何だかひどく緊張する、、、ここぞとばかりに『マーターズ』論を展開しそうな気がします。
 それで他の人にドン引きされそう。
 それは何としても避けたいので、今日はこちらで簡単な『マーターズ』論を述べたいと思います。

 『マーターズ』という映画はとにかく舌を巻くほど脚本が上手いんですよ。
 世のホラー映画が力任せの展開になりがちなのに対し、『マーターズ』はすべてが計算されて作られているというか、展開に一切の無駄がなく、すべてのシーンに何らかの意味があるのです。

 例えば死後の世界の存在を探る組織の首領であるマドモアゼルが従者に「疑いなさい」というシーンがあります。
 何を疑えと言っているのか、目的語がないために意味をつかみ損ねている人を多く見かけるのですが、きちんと一つ一つヒントを拾っていけばそんなに難しくはないのです。
 「疑いなさい」と言ったということはマドモアゼル自身が疑っていることに他なりません。
 自分自身で疑っていない人間が他人に対して疑えというはずはないですから。
 では彼女は何を疑っているのか。
 この場合当然死後の世界の存在です。
 マドモアゼルは死後の世界の存在を疑っているのです。
 でもおかしいですよね、なぜ死後の世界の存在を探る組織の首領であるマドモアゼルが突然それを疑い出したのか?
 これも難しく考える必要はなくて、彼女はアンナの今わの言葉を耳にして、それを疑うようになった、そう考えるのが自然です。
 なので、アンナが今わの際に何を言ったにせよ、その言葉は死後の世界の存在に関係するものではなかったことになります。
 アンナが死後の世界について何かをつぶやいたのに、マドモアゼルが死後の世界の存在を疑うようになるというのは筋が通らないですから。
 
 「疑いなさい」という一言でここまでのことがわかるのです。
 自分が『マーターズ』の脚本を高く評価する理由がわかってもらえたのではないでしょうか。

 そんな感じで『マーターズ』を高く評価する者同士で『マーターズ』について語り合いたいのですが、明日は二人きりというわけではないので、それはちょっと無理でしょうね。笑。

まぁ『マーターズ』のことは抜きにしても明日は楽しみです。
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今年公開が楽しみな二本の映画。

2019-05-23 23:14:10 | 新作映画
 2019年も残すところ122日ほどになりました。
 時が経つのは早いですね(←気が早い)。
 現時点でマイベストムービーは『マロ―ボーン家の掟』ですが(一般的な評価はそこまで高くないです)、それに匹敵するのではないかと思われる映画が今年はあと二本公開されます。

 一本目は自分がホラー映画の到達点だと思っている『マーターズ』のパスカル・ロジェ監督の新作『ゴーストランドの惨劇』です。

 『マーターズ』、一般的には後半、拷問が意味もなく延々と続くだけの鬱映画と受け取られがちですが、自分から言わせたら、それは違うんですよ。
 確かに拷問が延々と続くのだけれど、意味がないわけではないんです。
 あの拷問シーンは咎人が罰を受ける、仏教でいうところの無間地獄を表しているんですよ。
 拷問が延々と続くのはそれだけアンナの犯した罪が大きいということなんですよね。
 アンナの犯した罪は何かというと、、、詳しくはこちら

 自分がその手腕を高く評価する監督の新作が公開されるとあっては楽しみに思わずにはいられません。
 ただ、問題は果たして九州で公開されるか否か、ですね。
 かつてはホラー映画も上映してくれるミニシアターはシネテリエ天神やシネリーブル博多があったのだけれど、今期待出来るのは中洲大洋劇場のみ。
 中洲大洋劇場には気張って欲しいものです。
 『ゴーストランドの惨劇』の公開は8月9日です。

 
 さて、もう一本自分が公開を楽しみにしている映画があって、それは他でもない『ヒックとドラゴン3』です。
 こちらの公開日は12月20日となっています。
 こちらは全国公開されるっぽいですね、たぶん。
 
 一応心配はしてたんですよ。
 なぜかというと『ヒックとドラゴン2』は日本では全国公開されなかったので。
 全国公開されなかったからといってつまんないかというとそんなことは全然なくて、めちゃめちゃ面白いです。
 自分は劇場公開長編アニメーション映画の中で『ヒックとドラゴン』シリーズが一番好きですね。

 ともかく、まずは全国公開が決まって一安心です。
 といっても本国アメリカではとっくにDVDが発売されてますけどね。笑。

 それにしても『ゴーストランドの惨劇』と『ヒックとドラゴン3』の公開が楽しみと言うと、あまりに振れ幅が大きすぎて他人にどう思われるか、ちょっと心配です。
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注文の多くない料理店。

2019-05-22 22:51:10 | グルメ・おやつ
 九州コンベンションは二日間に渡って開催されるので、お昼を食べようと思ったら、自前で用意するか、どこかで外食しなければいけません。
 以前は確か二日目のお昼は仕出し屋から弁当を注文して取っていたのですが、それも無くなっちゃいました。
 あそこの弁当、嫌いじゃなかったんだけど、何で取らなくなったんだろうなぁ。

 まぁ仕出し屋から弁当を取らなくても、食べる場所には事欠かないんですけどね。
 何といっても会場が佐賀大学教育学部の講堂なので、近くには学生向けの食堂やラーメン屋があるのです。

 で、講堂から一番近い距離にある飲食店が【学定 宇良辺】です。
 道一つ挟んだ向かいにあります。


   

 ただ、見てもらったらわかる通り、通用門が施錠されてるんですよね。
 もちろんこれぐらいの門ならヒョイっと乗り越えることも出来ますが、それを守衛さんにでも見られたらまずいわけです。
 折り紙のサークルの中に門を乗り越えていくような礼儀知らずの奴がいた、なんてことになったら後々問題になるので、それは自重しなければいけません。
 そうなると宇良辺に行くためにはぐるっと回っていかねばならず、結果宇良辺は近いのに遠い店になってました。
 でもずっと気にはなっていたので、今年はぐるっと回って宇良辺に行ってみました。

 屋号に「学定」とあるのでもっと学生向けの食堂っぽいのかなぁと思っていたのですが、壁にクリムトの絵が飾られていたりして、学生向けって感じはしなかったです。

 注文した牛すじチャンポン、550円也。


   

 野菜もたっぷり入って充分美味しかったです。
 ただ、ぐるっと回ってまで食べに来る価値があるかというとちょっと疑問、、、ここに来るまでに別のチャンポン屋があるので。
 直線で来られないのはやっぱり痛い。

 食べ終わってから会計をしようとして「え?」となりました。
 この宇良辺、何と会計をお客さんが勝手にやるシステムだったのです。


   

 つまり自分の場合だと、550円の代金を払うためにまず1,100円精算箱に入れて、そこからお釣りの550円を取り出すのです。
 そんな精算システムのお店って初めてだったのでマジでビックリしました。

 一応断っておくと店員のにーちゃんはいるんです。いるんですが、そのにーちゃんを介さずにお客さんが自分で清算するのです。
 でもそんな精算システムだとお釣りが誤魔化し放題じゃないの?
 と思ってにーちゃんに「お釣りが合わなくなりませんか?」と尋ねたら、にーちゃんは笑いながら「(合わなく)なるっぽいですね」と答えました。
 やっぱりか。

 【学定 宇良辺】、味はまぁまぁですが、精算システムが他に類を見ないものなので、一度実際その目で確かめてビックリ仰天してみて下さい。
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