この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

その基準がわからない。

2011-03-30 23:59:41 | 新作映画
 東北関東大震災の影響からか、何本もの新作映画の公開が早期終了したり、逆に延期されています。

 そのものズバリな『唐山大地震』や、冒頭に大津波のシーンがある『ヒア・アフター』といった作品の公開が自粛されるのはわからないでもないです。
 被災者の方の心情を慮れば当然のことなのかもしれません。

 ただ、、、私見を述べさせてもらうと、上に挙げた二作は、大災害が起こって、多くの人が被災して、ハイ、終わり、っていう映画ではないんですよね。
 大災害が起こり、多くの人が被災し、主人公もまた絶望的な状況に陥るが、決して生きることを諦めず、その苦難を乗り越える、いわば“再生”のお話です(ゴメンなさい、偉そうなことを言ってるけど、二作とも未見です。あくまで公式サイトを見ての印象です。)。
 楽観的かもしれないけど、被災者の方がこの二作を観たら、よし、自分も負けずに頑張るぞって勇気づけられるんじゃないかなぁ。
 まぁさすがに楽観的すぎますね。自分がそうなればいいなって思うだけで。

 新作映画ではないですけど、自分が一番好きなテレビアニメは宮崎駿監督の『未来少年コナン』です。
 自分は見るたびに勇気づけられるのですが、『未来少年コナン』は世界的規模の大災害が起きた地球を舞台にした物語で、大地震が起きるシーンもあるし、大津波が襲ってくるシーンもあります。
 ですから、このアニメが今後テレビで再放送されることはまずないでしょう。
 これぐらい元気が出るアニメもないんだけどなぁ。
 ま、仕方ないか。

 映画に話を戻すと、『唐山大地震』や『ヒア・アフター』以外にも公開が自粛された作品があります。
 例えばアンソニー・ホプキンス主演の『ザ・ライト -エクソシストの真実-』です。
 でもこの映画って予告編を観る限りはオーソドックスなオカルト映画にしか思えないんだけどなぁ。
 何か被災者の神経を逆なでするようなシーンがあったんでしょうか。う~む?

 あと、4/1から公開される予定だった『世界侵略:ロサンゼルス決戦』の公開が十月に延期されるんですよね。前売り券を購入済みなのに…。
 宇宙人からの攻撃で破壊された街並みが被災地を思い起こさせるのかなぁ???
 この作品の公開延期で首を傾げるのは、(予告編を観る限りは)ほぼ似たような内容である『スカイライン 侵略』はフツーに公開されるんですよねぇ。
 この二作がどう違うっていうんだか。

 まぁ自粛するには自粛するなりの、何かしら事情があるのでしょう。一映画ファンとして、新作映画の公開日を決めのに、そういった事情を考慮せずに済む日が一日も早く来ればいいなぁと思います。
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『ヒルズ・ラン・レッド』、何が恐ろしいって…。

2011-03-29 22:41:47 | 旧作映画
 ホラー映画が平気で苦手です。
 おぃおぃ、日本語になってないよ、って感じですが、要は劇場で観るのは平気で、家で見るのは苦手、ってことです。
 面堂終太郎体質というか、周りに人がいたらどんな怖いホラー映画も平気なんですよね。
 『SAW』シリーズも全七作劇場に観に行きましたし、『REC/レック』や『二十八週後…』なんかも劇場で観ました。あ、そうだ、ホラー映画の到達点と言われる『マーターズ』も今は無きシネテリエ天神で鑑賞しました。
 どのホラー映画を観た後も特に食欲が落ちるってことはなかったです。
 
 それが家で見るとなると、、、耐えられないんですよ。
 家で見るホラー映画は劇場で観るそれの十倍ぐらいは怖いんです(当社比)。
 そのせいで、見たいな~と思うホラー映画を何本も、例えば『ホステル』や『屋敷女』や『ヒルズ・ハブ・アイズ』など、見ていません。

 すべての映画は劇場で鑑賞するべく製作されているのだと思いますが、人々を恐怖たらしめることが目的のホラー映画は、自分に限って言えば、家での鑑賞の方が、その目的を確実に果たせているといえますね。

 そんな自分が『ヒルズ・ラン・レッド』というホラー映画をわざわざレンタルしてまで家で見る気になったのは、アマゾンでちょっと見たことがないってぐらい高評価だったからです(そこまでレピュアー数は多くないけど)。
 自分は家でホラー映画を観るのは苦手なんですけど、他人の書いたホラー映画のレビューを読むのは好きなんです(我ながらややこしい性格だよ)。
 本作のアマゾンでのレビューには、シナリオが非常に良い、工夫されている、みたいなことが書かれていて、シナリオが良くて工夫されているホラー映画って???と興味が惹かれたのです。

 で、実際鑑賞しての感想。
 ん~~~、めっちゃフツー。
 まぁDVDで旧作百円で借りたからそこそこ楽しめましたが、これを劇場で千円以上の金を払って観てたら、うわ、スカを掴まされた!って思うかな。

 ホラー映画の定番で、普段人が寄り付かない森や湖の湖畔などでキャンプをしていた若者たちが凶悪な殺人鬼に襲われる、ってパターンがありますよね。そういうホラー映画を見ていると、普段人が寄り付かない間はその殺人鬼は何をしてるんだろうってつい思っちゃいます。
 一人かくれんぼですかね?それとも一人だるまさんが転んだ?笑。

 本作でもそれに近い疑問が湧きました。
 本作は、スラッシャー映画でリアリティを追求するあまり、本当に人を殺すようになっちゃった木違い映画監督のお話です。
 当然撮影のためには犠牲者をどこかから集めなきゃいけないわけですが、その集め方が、もう何ていうか、非常に非効率的。
 見ていてもどかしくなるぐらいです。
 そりゃ一本の映画を完成させるのに二十年以上かかる(!)わけだよ。

 めっちゃフツー、と書きましたが、ホラー映画にはおっぱいが必須!!というおっぱい星人の方には自信を持ってお奨めできます。
 出演する女優二人がぽぽぽぽーんと気合を入れて脱いじゃってましたね。

 あと、本作は特典のメイキングやコメンタリーも面白かったです。
 血がドパドバ流れる作品の割には、撮影現場の雰囲気がやたら陽気で、実に楽しそうでした。
 まぁホラー映画の撮影現場って得てしてそういうものかもしれませんね。

 などとテキトーにレビューを書きましたが、我ながらまるで怖がった様子がない。笑。
 家でホラー映画を見るのにも耐性がついたのかな。
 よし、今度は『屋敷女』にチャレンジしてみるか、、、いや、あれはちょっとまだハードルが高そうだから『ワナオトコ』でも見てみるか…。
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『ザ・ファイター』、いろいろな意味で無理がある感動作。

2011-03-28 23:36:22 | 新作映画
 デヴィッド・O・ラッセル監督、マーク・ウォルバーグ主演、『ザ・ファイター』、3/26、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞。2011年12本目。


 最初に断わっておきますが、、『ザ・ファイター』、アカデミー賞6部門にノミネートされるだけあって、決して不出来な作品ではありません。
 誰もがそれなりに感動できる作品に仕上がっています。
 しかしながら、いろいろな意味で無理がある作品のように思えました。

 まず役者陣。
 主演、助演、女優、男優問わず、よくまぁこれだけ芸達者な役者さんばかり集めたもんだよなぁと感心するぐらい上手い俳優が揃っています。
 俳優の質そのものは非常に高い。
 でも、、、やっぱり無理があるんですよね。

 冒頭のインタビューシーンで元天才ボクサーだった(そして今はただのジャンキーである)ディッキーは、弟のミッキーにボクシングを教えたのは自分だ、と豪語します。
 アラフォーのディッキーと31歳のミッキー、およそ年齢差は8年か、9年だと思われます。
 なのですが、ディッキー演じるクリスチャン・ベイルの生まれは1974年1月30日、一方弟のミッキーを演じたマーク・ウォルバーグの生まれは1971年6月5日、そう、弟を演じたウォルバーグの方が実年齢では三歳年上なんです。
 ウォルバーグは決して下手な役者ってわけではありません。
 本作でも地味な性格の主人公を地味に好演していました。
 しかし、如何せん、決して童顔とは言えない彼が、ベイルより八歳年下のキャラを演じるのはどうしたって無理がある、、、ように思えました。
 最後まで自分には二人は同世代に、、、というかもっと正確に言えばミッキーが年上にしか見えませんでした(自分の想像力の欠如のせい?)。

 本作は実在のボクサーを題材にした作品です。
 当然ボクシングの試合があります。
 しかしこれがどうも自分にはリアリティが感じ取れませんでした。
 ボクシングの試合は常に欠かさず見ているというわけではありませんが、本物のボクシングの試合であれば、ワンラウンドワンパンチKOというのでもない限り、例え勝者であっても試合後はまるでお岩さんのように顔を腫らしているものじゃないですか。
 しかし本作では試合後のミッキーの顔が綺麗すぎるんですよね。
 九キロ以上の体重差のある相手にサンドバッグのようにボコボコにされた負け試合の後であっても少し顔が腫れてるかな、ぐらいなんです。
 しかも試合の翌日ぐらいにはフツーに街を出歩いて、恋人と映画まで観に行っちゃう。
 ちょっとありえないよな、と思いました。

 それに肝心のボクシングのファイトシーンそのものも嘘くさいんですよ。
 ミッキーは世界タイトルの前哨戦の前に、収監されていたディッキーから一つの作戦を授かります。
 その作戦とは、顔を打つと見せかけてボディを打つ、名づけて「ヘッド、ボディ作戦」。
 おぃおぃおぃ、そんな単純な作戦で勝てるわけないだろー、と思うんですけど、驚くなかれ、その作戦が功を奏し、ミッキーは見事その試合に勝っちゃう。それどころか世界タイトル戦も同じ作戦で勝っちゃう。
 本作は、実話を元にした作品なので、もしかしたら実際の試合でもその作戦で勝ったのかもしれませんが、少なくとも映画を観る限りは、そんな作戦で勝てるわけがない、無理がある、と思っちゃいました。

 いろいろケチをつけましたけれど、前述通り、本作は基本的に誰もがそれなりに感動できる作品です。
 特に実話を元にした感動作が好き♪って方にはお薦めです。


 お気に入り度は★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。 
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『わたしを離さないで』、非常に文学的な香りのする、極めて悪趣味なホラー映画。

2011-03-28 00:18:47 | 新作映画
 カズオ・イシグロ原作、キャリー・マリガン主演、『わたしを離さないで』、3/27、KBCシネマ天神にて鑑賞。2011年12本目。

 まずは閑話休題から。
 本作の前売り券をチケットぴあで購入した時はワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野で観るつもりでした。
 まぁ家から近いシネコンで観る方が何かと都合がいいですからね。
 でも購入した前売り券をよくよく観ると、本券の使用は五月末日まで、みたいな使用期限が書いてあるんですよ(そんな前売り券は初めてだ)。
 で、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野の公開スケジュールを確認したら、五月二十八日からの二週間限定。
 実質鑑賞日が一日しかない。
 そんなわけで先行して公開されるKBCシネマ天神まではるばる観に行ってきました。
 ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野も最近は公開予定作品のラインナップを見るとかなりバラエティに富んだタイトルが並んでいるんだけど、出来たらもうちょっとだけ公開期間を長くしてほしいなぁ。
 まぁ公開されるだけありがたいと思わなくっちゃいけないんだろうけど(っていうか映画を鑑賞できる環境にあるだけでも、というべきかもしれない)。

 一つ所に子供たちが集められ、特殊な教育を受けさせられる。
 それが戦闘に特化したものであれば『ガンスリンガー・ガール』になるんだろうし、性的な意味合いが強ければ『エコール』(未見です)になるんでしょう。
 本作では教育を受けさせる側の最終目的は子供たちに将来臓器を提供させるため、なんですよね。
 ぶっちゃけそれって賛否両論分かれるホラー映画『マーターズ』同様、非常に悪趣味なものといえると思います。 
 ただ『マーターズ』の場合、悪趣味な最終目的のための過程もやはり悪趣味であったのに比べ、本作では過程が非常に上品ぶった、文学的香りのするものになっています。
 だからこそ余計に不快感が強かったです。
 はっきりいって(最終目的があのようなものであれば)なぜ子供たちに高等な教育を施す必要があるのか、自分にはまるで理解できません。
 ただ子供たちを不必要に苦悩させるためだけに教育を受けさせているように思えました。

 本作を観てもひたすら不快なだけでまるで感動はしませんでした(とはいえ本作の映像美は認めるところです)。
 当然カズオ・イシグロの原作を読む気もさらさらないのですが、原作は文学として非常に高い評価を受けています。
 最終目的が悪趣味なものであっても過程さえ美しく描かれてあれば人々には受けがよいのだ、ということがわかって、最低限自分としては観る価値はあったな、と思います。


 お気に入り度は★、お薦め度は★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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久しぶりの更新です。

2011-03-27 13:18:27 | 戯言
 久しぶりの更新です。
 別に自分が被災したわけではないのですが、東北地方太平洋沖大地震が起きて以来、なかなか記事が書けません。
 よし、地震には関係ない、のん気で日常的な記事を書くぞ!と気負っても、心のどこかでストッパーがかかっちゃうんですよね。
 先日も『ペリーヌ物語』のDVDを買いました、って記事を書いたんですけど、これもやっぱり心苦しかった。
 同じ日本に明日食べるものも確保できない人がいるのに、こんなのん気なことを書いてていいんかいな、そんなものを買う金があったら、義援金に寄付しろよとか言われないだろうか、etc。
 言っときますが(言わなくてもいいことだけど)、仮に明日地球が滅びるとしても、目の前に『ペリーヌ物語』のDVDが売ってたら、自分は買いますから!!
 って、ほんと言わなくてもいいことだな。笑。

 明日からは地震には関係ない、のん気で日常的なことを書きます!!
 たまには関係のあることも書く、、、かもしんない。

 よし、今度こそ記事を更新できるだろう、、、たぶん。
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『トゥルー・グリット』、真の勇気を持つもの???

2011-03-21 22:13:12 | 新作映画
 ジョエル&イーサン・コーエン監督、ヘイリー・スタンフェルド主演、『トゥルー・グリット』、3/20、天神東宝にて鑑賞。2011年11本目。


 コーエン兄弟監督の作品は、カルト的な人気を誇る『ファーゴ』やアカデミー賞の作品賞を受賞した『ノーカントリー』も含め、あまり面白いと思ったことはないんですけど、本作は十四歳の少女が父親の仇を追うというストーリーに惹かれたので観に行ってきました。

 本当は家から近いワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野で観たかったんですけど、こちらでは五月からの二週間限定の公開だったので、万が一見逃すことになったら困ると思って普段あまり行くことのない天神東宝で観ました。
 筑紫野はどうしてそんな公開の仕方だったんだろうなぁ。
 アカデミー賞にノミネートされたことで急遽公開が決まったんだろうか。
 本当だったら家から近いところで観たかったんだけど。
 まぁ公開されるだけでありがたいと思わなくっちゃいけないんでしょうけどね。

 えっと、まぁ面白かったです。
 批評家たちから絶賛されるのも充分頷けるものがありました。
 ただ、個人的にはそこまでハマれなかったかな。

 タイトルの『トゥルー・グリット』は「真の勇気」という意味で、作中ではジェフ・ブリッジス扮する老保安官コグバーンがそれを有するってことなんですけど、彼のキャラクターがイマイチよく掴めなかったのです。
 というのも追跡の途中立ち寄った雑貨店で、店番をしていた子供を後ろからいきなりまったく手加減なく、、、いや、この場合足だから足加減か、ともかく思いっきり蹴り飛ばすシーンがあったんですよね。
 あのシーンは何の意味があったんだろう?
 あれがなければもっと素直に一見すると荒くれ者だが実は真の勇者というキャラクターを受け入れることが出来たんだけどな。

 ヒロインであるマティを演じたヘイリー・スタンフェルドも実に魅力的でした。
 決して絶世の美少女ってわけでもないんですけど、その目力、および演技力は尋常でなく、しかも十四歳にしてあれだけ馬が乗りこなせるとあっては(馬が乗りこなす役はそうそうないだろうけど、彼女なら大抵のことは何でも出来そうな気がする)、彼女は次世代を担う女優になるといわれれば、確かにそうかもしれないと納得できます。

 彼女のことを主演としましたが、アカデミー賞では助演女優賞としてノミネートされてんですよね。
 自分の目には彼女はどう見ても主演としか映らなかったのですが、アカデミー賞の主演と助演の振り分けは本当に不可解です。
 他の人にはどう映ったのかなぁ。

 西部の大地の風景画のような美しさ、父の仇を討たんとする少女の健気さ、銃撃戦の迫力など、決して観て損はない作品です。
 個人的には前述したような理由でそこまで高い評価は出来ませんが。


 お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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ブックオフでビックリ。

2011-03-20 00:35:53 | 漫画・アニメ
 先日の記事でヤフオクで念願だった『ペリーヌ物語』のDVDのVol.1と12を落札した、残りは気長に集めていこうと思っています、と書きました。

 で、あの記事を書いた翌日、土曜日で半ドンだったので仕事を終えて午後からブックオフに寄ったら何とビックリ!!
 『ペリーヌ物語』のDVDのVol.1~10までが置いてあったのです。
 これには本当にビックリしましたね。
 ヤフオクでも滅多に見かけないものが、ブックオフにあるなんて!!
 しかもそんなに高くない!!

 もちろん即購入しました、、、といいたいところなのですが、一万円を超える大金を持ち合わせているわけもなく、翌日取りに来るからと店員に強く念を押して、その日は帰って、翌日取りに行きました。


   


 まさかわずか二、三日のうちに長い間ずっと欲しかった『ペリーヌ物語』のDVD全十三巻のうち十一巻が手に入るとは思いもしませんでした。
 もしかしたら残る二巻が手に入るのもそう遠くないのかもしれません、、、と思わせて、また二、三年かかるのかもしれませんが。笑。

 ところで『ペリーヌ物語』があった久留米のブックオフですが、『ペリーヌ物語』以外にも、『赤毛のアン』や『小公女セーラ』、『ロミオの青い空』など、(たぶんですが)すべての名作劇場のDVDがセットで置いてありましたよ(若干何巻か抜けているものもあった。たぶん売れたのだろう。)。

 ブックオフで売っているのですから、当然誰かがいらなくなって売ったんだと思いますが、どういった事情があれば手元にあるすべての名作劇場のDVDを売り払うというんでしょうね。
 名作劇場のDVDをすべて揃えるなんてそれなりにお金がないと出来ないことなので、『トイ・ストーリー』みたいに、子供が大きくなったからオモチャを処分する、というのとはわけが違うと思うんだけど。
 急遽お金が必要になったとしても、普通であればヤフオクに出品しそうなものです(ブックオフであれば間違いなく買い叩かれる)。
 ふ~~~む、全然想像つかないなぁ。
 ま、想像出来なくてもいいんですけどね。
 今この記事を書きながらDVDを見ていて、それだけでめっちゃ幸せな気分になっちゃってます。
 やっぱり『ペリーヌ物語』はいいなぁ…。
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被災者の方に折り鶴を送ろう♪

2011-03-19 23:57:16 | 折り紙・ペーパークラフト
 アグネス・チャンを見習って、被災者の方に折り鶴を送ろうと思い、今必死に折り鶴を折っているところです。
 被災者の方が喜んでくれるといいなぁ…。

 嘘です。
 
 そんなもんを送っても被災者の方の腹がふくらむわけではないですしね。
 第一送るすべがないですから。

 でも、折り鶴、というか折り紙を折っているっていうのは本当。
 自分に何が出来るかなって考えて、結局自分が得意なことって、連鶴を折ることぐらいしかないじゃないですか。
 だから、自分が折った連鶴を売って、その収益を全額義援金に充てようと考えています。


 今、売ろうと考えている作品をいくつか紹介。


   


   


 まずはペガサス。
 天駆ける馬ってことで復興のシンボルとしては相応しいかと思って。
 一応オリジナル作品です。

 次は折り鶴の指輪。


   


 これも平和の象徴にぴったりですよね。

 売価はどちらも五百円を予定しています。
 ぶっちゃけ自分の作品に五百円の価値はないことは充分承知しています。
 でも、五百円を寄付するとして、その特典でこれらの作品がもらえるとしたら、寄付する側としても悪い話じゃないと思うのです。

 問題はこれを販売するスペースなのですが、、、それについても一応考えがあります。たぶん販売を委託することを断られはしないと思うけれど…。

 自分としては悪い企画ではないと思うけど、自分の場合立てる企画立てる企画ことごとく企画倒れになっているからなぁ。
 それが一番心配です。。。


ps.アグネス・チャンが被災者に折り鶴を送ろうとしているというのはあくまでネットの噂で真偽のほどは定かではありません。まぁでも彼女がネットではめちゃめちゃ嫌われているってことは間違いないようです。
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見ていて泣けたただ一つのテレビアニメ。

2011-03-18 22:32:10 | 漫画・アニメ
 思いっきり偏見かもしれませんが、女の子って大概ジブリ好きですよね(もちろんジブリが嫌いっていう女の子がいてもそれはそれで構わないですけどね)。

 でもですね、ジブリが好きっていう女の子に、「『魔女の宅急便』や『となりのトトロ』もいいけど(『ハウルの動く城』や『崖の上のポニョ』はカスだと思う。笑。)、宮崎駿作品で一番いいのはやっぱり『未来少年コナン』だよね」というと、何それ?って顔でこちらを見て「見たことない」って言うんですよ。
 えぇ!?って思っちゃいます。
 ジブリは好きだけど『未来少年コナン』を見たことないというのは、和食は好きだけど寿司を食べたことないっていうのと同じぐらい自分には不可解です。
 これまで限りなく見てきたテレビアニメの中で百点満点をつけられるのは後にも先にも『未来少年コナン』だけです。
 もうほんと、『未来少年コナン』を見たことないジブリ好きの女の子は、正座をさせて「日本のテレビアニメ史上最高の作品を見ないとは何事だ!!」と説教したいぐらいですよ(何様だ)。

 もちろん『未来少年コナン』のDVDはすでに持っています。
 あれは何年前だったかな、国から一人につき一万二千円支給されて(何て云いましたっけ、あれ?)。、ちょうどその頃TV放映三十周年記念のDVDボックスが発売されたので、そのお金を元に購入したのです。
 いい買い物をしたと思ってます。
 
 百点満点をつけられるテレビアニメは『未来少年コナン』だけですが、見ていて泣けたテレビアニメも同じく一つだけです。
 そのアニメとは『ペリーヌ物語』です。

 もう何ていうかですね、そりゃ反則だろうっていう演出で泣かせにかかるんですよ。難病ものの邦画であれば腹を抱えて笑える自信がある自分が、気がつくとジワッと目に涙を浮かべてるんです。それも二回も。ありえないです。

 当然『ペリーヌ物語』のアニメも持っている、、、と言いたいところなのですが、残念ながら持っていません。
 理由は単純、高いから。
 
 『アルプスの少女ハイジ』や『赤毛のアン』など、世界名作劇場のうち五つの作品がメモリアルボックスという形で、DVDのセットが二万円前後で販売されています。
 しかし、同じ名作劇場であっても『ペリーヌ物語』はなぜかメモリアルボックスが発売されてなくて、セットで買おうと思ったら四万円前後します。
 さすがにこれは買えません。
 単品でも売ってますが、やはり四千円弱して、とても全十三巻は揃えられない。

 というわけで、半分諦め気味で、ヤフオクの出品情報を暇になるとチェックしていました。
 しかし当然ながら希少な『ペリーヌ物語』のDVDなどそう出品されることもなかったのですが、、、ある日、我が目を疑いました。
 何と、『ペリーヌ物語』のDVDのVol.1と12が出品されてるじゃないですか!!
 しかも一巻¥1000という極めて良心的な価格で(最初あまりにも安すぎるので新手の詐欺かと思いましたよ)!! 
 これは何としても競り落とさねばと思い、慎重にオークションの推移を見守り、最終日、オークション終了十分前にに入札し、、、そして無事落札しました!!

 とりあえず、全十三巻のうちまだ二巻だけですが、ずっと欲しかったDVDなので落札出来てほんと嬉しかったです。
 残る十一巻も気長に集めていこうと思います。
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兵六餅が好き。

2011-03-17 22:31:23 | グルメ・おやつ
 兵六餅が好きです(「ひょうろくもち」と読みます)。

 
   


 兵六餅って何?って思われる方もいるかもしれませんが、兵六餅とは九州人なら誰でも一度は口にしたことがある、おやつの定番みたいなお菓子のことです。

 嘘です。

 いや、嘘っていうのは、自分はずっとおやつの定番だと思っていたのですが、最近調査したところによると、九州人でも案外兵六餅のことを知らない輩が多くて…。
 お前ら!!九州人の風上にも置けねぇ!!風下に行け!!
 って憤るほどのことではないんですが。

 でも、兵六餅は本当にいいですよ。
 もうね、原材料がかぎりなく素朴。
 他社メーカーのキャラメルなんかだと、原材料名のところにはソルビトールとか食品添加物の名前があったりしますが、兵六餅だと、主原料は水飴、砂糖、麦芽糖、もち米のみ。その他の原料もすべて植物由来です。

 しかも結構安いの。
 森永のミルクキャラメルは今だと一箱十二粒で百円ちょっとするんじゃないかな。
 それが兵六餅だと一箱十四粒で百円、ディスカウントストアだと八十円で売ってるんだよね。お得です。

 そして何より美味しい!!
 キャラメルは自分も嫌いじゃないんだけど、大手のメーカーのものは大概甘過ぎるじゃないですか(そういうものを体が欲するときもあるけどね)。
 でも兵六餅の甘さはすごく自然なんです。
 まぁ自然なのも道理、原材料がすべて天然由来ですからね。

 そんなわけで自分はすごく兵六餅を気に入っていて、自分が気に入る以上は他の人も気に入るに違いないと思って、去年の夏天草に行く際に姪っ子と甥っ子におやつとして買い与えたら、これ、好きじゃな~い!!なんて云いやがりました。
 どこまでも可愛げのない餓鬼どもだ!!

 先日もバレンタインディのチョコレートのお返しに兵六餅とボンタン飴をセットにして送りました。
 きっと喜んでくれるに違いない!!

 え?バレンタインディのお返しにそんな素朴なお菓子を送る奴はいない?
 いや、いいんですよ、あの人ならきっと喜んでくれるに違いないのです!!!



 やっぱりやめとけばよかったか…。涙。
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