この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

続・プレゼントの行方。

2013-01-31 22:01:07 | 戯言
 またかよ!と思われる方もいるかもしれませんが、というか、ほとんどかもしれませんが、思うところがあるので書きます。
 世の中こんな考え方をする奴もいるんだなぁと軽く聞き流してやってください。

 先日、プレゼントには送り主の心が込められているので、どんなプレゼントであれ粗雑に扱うべきではないという記事を書いたところ、ある方から次のようなコメントをいただきました。
 【以前知り合いから大量のぬいぐるみをプレゼントされたのだが、あまりに大量だったので処分に困って、貰い手が見つからないものはゴミとして捨ててしまった。そういったケースもあるのでプレゼントを粗雑に扱うなといわれても無理な場合もある。】(←要約)
 確かに、贈られたプレゼントを最終的にゴミとして処分しなければいけない場合もありますよね。仕方がないと思います。

 おぃおぃ、ちょっと待て、プレゼントを粗雑に扱うなと言っておきながら、ゴミとして捨てることを認めるのかよ、と仰る方がいるかもしれません。
 極端に言えば、まぁそういうことになりますね。

 藤子不二雄の漫画『オバケのQ太郎』に次のようなシーンがあります。

 ある日Q太郎はガールフレンドのU子がアメリカ帰りのオバケのドロンパからケーキをもらって喜んでいるのを目撃します。
 よ~し、自分はもっとたくさんのケーキをU子ちゃんにプレゼントしよう!
 そう決心したQ太郎は苦心惨憺、たくさんのケーキを手に入れ、それをU子にプレゼントしました。
 ありがとう、Q太郎さん!そう喜んでもらえるものと思っていたQ太郎に投げかけられたのは「こんなたくさんのケーキ、食べられるわけないでしょ!!」というU子の無情な言葉でした。
 あわれQ太郎は今日もトボトボと一人家路に着くのでした…。


 細かいところまでは覚えていないのですが、まぁこんな感じだったと思います。
 このときQ太郎の行動には何らかの非があるでしょうか?
 ない、ですよね。
 Q太郎は単にU子に喜んでもらおうと思って行動しただけなのですから。
 責められるべき非があるとは思えません。

 Q太郎に非がないのであれば、U子はプレゼントされたケーキをすべて受け取らなければならなかったのか。
 そんなことはないと思います。
 受け取れない理由や事情があるならば、受け取らないという選択もありですよね。

 ただし、このときのU子の態度はない。
 なぜかというとQ太郎の善意を踏みにじるものだから。
 同じ断わるにしても、「気持ちは嬉しいけど、今日はお腹が一杯だから(受け取れない)」と言って断ればいいと思います(実際にはU子であれば、十個や二十個ぐらいのケーキだったらペロリと平らげると思いますが)。

 上述の知人から大量のぬいぐるみをもらった方でいえば、気に入った奴だけを一個か二個もらい、あとは返却するというのが一番正しい対応だったと思います。
 しかし何らかの事情があって返却が出来ない場合は捨てるのもやむを得ないでしょう。
 ぬいぐるみっていうのはやっぱり場所を取りますからね。
 家が無限に広くない限り、置けるぬいぐるみの数が限られるのも当然です。

 このとき、ぬいぐるみを捨てることは粗雑な扱いになるのか?
 そんなことはないと思います。
 捨てると言っても右から左に捨てたわけではなく、どうするべきか散々悩んだ挙句に捨てたというのであれば、それはきちんとした対応であるといえるのではないでしょうか。

 こういった悲劇がなぜ起きるのかというと、贈る側と贈られる側に嗜好や趣味、許容度に違いがあるからです。
 まぁ当たり前ですよね。
 それらがすべて同じ人間というものはおそらく存在しません。
 そしてこれらの違いは決して罪にはならないと自分は考えます。
 Q太郎は何もU子を不快にさせようとたくさんのケーキを集めたのではないでしょうから。それはぬいぐるみの贈り主にしても同じでしょう。
 人はすべての結果を予想して行動できる生き物ではありません。
 それもまた当たり前のことです。

 また、押し付けはよくないという話もよく聞きます。
 ではどの時点で押し付けになるのでしょう?
 自分は返却を申し出て、その返却を贈った側が拒否した時点からだと思います。
 どんなプレゼントであれ、贈った時点では(贈る側に悪意がないのであれば)押し付けにはならない、自分はそう考えます。
 段ボール十箱分のみかんを贈られて閉口したとしても、それは押し付けや強制ではなく、贈る側がそれぐらいのみかんを贈っても喜んでもらえると思った、許容度の違いによる悲劇といえるのではないでしょうか。

 それから、、、押し付けって本当によくないんでしょうか?
 そう言ったら、当たり前だろ!!価値観の押し付けなんて最低に決まっている!!そう憤慨する方もきっといるでしょう。
 でも、誰からも何も押し付けられることのないのも虚しいものですよ。
 今の自分がそうですが。
 今の自分に対して、何かを大量に贈りつけてきたり、「この映画、絶対に見てください!!」と強力にプッシュしたり、その他何かを押し付けたりする人はいません。
 まぁ気楽でいいといえばそうですが、ときどきふっと虚しさを覚えます。
 押し付けという行為は結局自分が気になる相手にしかしないものですからね。
 押し付けなんてゴメンだ、と言ってる人は押し付けをする誰かがいるという有難味がわかっていないのでしょう。
 そんなもの、わかりたくはないでしょうけれど。笑。
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壁の方を向いて座るべからず。

2013-01-29 23:31:58 | 街で見かけた・・・。
 福岡の某シネコンの個室トイレに貼ってあった注意書きです。
 思わず写真に撮っちゃいました。


   


 右側の方はつまり、「壁の方を向いて座るべからず」ってことですよね?
 そういう注意書きが貼ってあるってことは、それは取りも直さずそういうふうに座って用を足す人がいるってことに他ならないですよね?

 まぁ常識的に考えて今どき日本人で洋式便所の座り方がわからない人がいるとも思えないんで、おそらくは日本にやってきたばかりで洋式便所に不慣れな中国人観光客への注意書きなのでしょうが、だとしたら、このような座り方で用を足せる中国人は並々ならぬバランス感覚の持ち主なのだなぁと妙なところで感心してしまいました。

 皆さんも洋式便所の使い方には充分注意してください。

 
 
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『王様の宝箱』にチャレンジしてみたよ。

2013-01-29 21:06:43 | 街で見かけた・・・。
 テレ東の『モヤモヤさま~ず』というバラエティ番組でおなじみの(というほど頻繁に取り上げられているわけではない)『王様の宝箱』の自動販売機を見かけたのでチャレンジしてみましたよ。


   


 『王様の宝箱』というのは一回たった千円でブランド物のバッグやPSPといった豪華賞品が当たる(かもしれない)夢の自動販売機です。
 いつぞやは福袋を買う奴の気がしれないなどと暴言を吐きましたが、やっぱり夢を見るのって大切ですよね。
 よし、待ってろ、PSP!!(当然そんな最新ゲーム機は持ってない。PSPが最新なのかどうかはさておき。)


 千円札に別れを告げ、点灯しているボタンの一つをプッシュ!!
 ゴトリという音を立て、取り出し口から現れたのは、、、、


   


 ん~~~、ちょっとPSPには見えないなぁ。
 何々、電池式カイロ『暖っカイロ』?
 微妙に読みにくくない?「暖かい」と書いて「あたたかい」と読むんだから、「暖っカイロ」と書いたら「あたたっかいろ」(もしくは「あったっかいろ」)と読むのか?「っ」の位置、合ってる?

 単三電池二個使用で約3.5時間約45℃保温可能だそうです。
 ・・・・・。
 それって(大きく「ECO」と書いてる割には)めっちゃ効率悪くないですか?
 だって使い捨てカイロは一個三十円弱で二十四時間暖かいぞ。
 
 ちなみに同じものがアマゾンでは¥850で売られていましたよ。こちら
 まぁ、そこまで損をしたわけじゃないよね。
 別に欲しいものではなかったけど、千円で夢を見れたのだとしたら安いのかなぁ。
 と思うことにします。


 思えるわけねぇyo!!
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ムビチケにまたしてやられる、という話。

2013-01-28 22:33:15 | 戯言
 先日の『テッド』のレビューの中で、ムビチケにしてやられた話を書きました。
 全国の映画館で使えることを確認した上で購入したにもかかわらず、実際にはムビチケは全国どこの映画館でも使えるというわけではなく、最寄りのシネコンでは使えなくて、泣く泣く溜まっていたポイントを使って『テッド』は鑑賞した、ということを書きました。

 さすがに同じ過ちを二度繰り返すわけにはいかなかったので、ムビチケを購入していた『ライフ・オブ・パイ』はムビチケ対応のユナイテッドシネマキャナルシティ13で観ることにしました。
 わざわざ早起きしてキャナルまで出かけ、窓口で「9:45の回でお願いします」と言ってムビチケを差し出しました。
 そしたら窓口のお兄さんが困惑したように「このチケットでは9:45の回はご覧になれません」って言うんですよ。
 こっちは「え???」って感じでした。
 お兄さんが言うには自分が持っていたムビチケは2D用で、3Dの鑑賞は出来ないとのことでした。
 いや、自分も自分の持っていたムビチケが2D用だということは知ってましたよ。でも3Dの鑑賞料金との差額を払えば3Dの鑑賞も出来る、と思ってました。
 なぜかというと通常の前売り鑑賞券ならそれが出来るから。
 つまり、前売り鑑賞券だと出来ることがムビチケでは出来ない、ってことですね。
 それを確認しなかったのは自分の手落ち?
 しかし、、、前売り鑑賞券で出来ることがムビチケで出来るかどうか、事前に確認する人間がいるんですかね?
 っていうか、その映画を観ると決めていても、2Dにするか、3Dにするかはその日の気分次第、さらに懐具合、体調、上映時間、その他諸々の条件で決めるものじゃないの?少なくとも自分はこれまでそうだったけど、他の人は違うのかな?
 ムビチケの場合、観ると決めた時点で2Dで観るか3Dで観るかも同時に決めなくちゃいけないみたいです。
 2D回の上映が一時間近くあとということで、午後から別の予定もあったので、この日は結局『ライフ・オブ・パイ』の鑑賞を諦めました。

 ついでに言っておくと、2D用のムビチケで3Dが観れないのと同様、3D用のムビチケでもIMAX3Dは観れないとのことです。
 あのさ~、2Dと3DとIMAX3Dを同じ料金で観せろ、とは言わないよ。
 でも、2Dのムビチケで差額の料金を払って、3D、さらにはIMAX3Dを観れるようにしても、上映する側は何一つ損をするわけじゃないじゃん。
 それぐらいのサービスはしてくれてもいいと思うんだけどなぁ。
 ほんとムビチケって利用者の都合を考えないシステムだと思います。
 ムビチケを購入する場合は慎重の上にも慎重を期さなくっちゃ…。

 あんまり腹が立ったので、寒風吹き荒ぶ中キャナルシティから博多駅まで歩いて(おかげで風邪を引いた!)、Tジョイ博多で映画の前売り鑑賞券を大量購入しました。当然全国共通であるのは確認済み。


   


 大量っていうのは大袈裟かな。
 でも一度に五枚の前売り鑑賞券を購入したのは初めてです(一時期手元に九枚の鑑賞券があったこともありますが)。
 紙製の前売り鑑賞券を手にして、何だかホッとした気分になれたのは、たぶん勘違いじゃないと思います。
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未来からのメール。

2013-01-27 00:42:32 | インターネット
 大したことじゃないんですけど、未来からメールが届きました。


   


 日付、わかりますかね?
 表示が2013/1/28,mon06:47になってます(実際送信されてきたのは1/26の21:00ごろ、だったと思います)。
 
 自分は初めてだったんですが、こういうことってよくあることなんでしょうか?
 ブログの更新日時はいくらでも修正、改竄が可能ですが、メールの送信日時では無理だと思ってましたよ。
 っていうか、それをやるメリットもないような気がするんだけど。

 そのうち三十年後の自分からメールが届くかもしれませんね(『LOOPER/ルーパー』か!)。
 
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ドラマ三昧の日々。

2013-01-22 21:52:03 | テレビ
 最近はなぜかやたらテレビドラマを見ています。
 普段だったら、せいぜい一本か二本見ればいいところなんですが(前クールは『悪夢ちゃん』一本だけでした。『相棒』を加えると二本ですが。)、今クールは毎日何かしらテレビドラマを見ている、、、ような気がします。
 我ながら珍しいというか。
 そんなドラマ三昧な日々について書きます。

 まず日曜日は『八重の桜』。
 NHKは前作『平清盛』の失敗から教訓を得て、如何にも視聴者に受けそうな大河ドラマを始めたなぁというのが自分の感想なんですが、実際にはそれほど視聴率は高くないみたいですね。
 20%はいくんじゃないかと思ったんだけどなぁ。
 視聴者が歴史ものに飽きた、ってことなんでしょうかね。

 月曜日は『ビブリア古書堂の事件手帖』。
 原作は既読で、結構好きです。
 ヒロインの篠川栞子をゴリッチが演じると聞いたとき、「え?」と思ったんですが、ドラマ自体は丁寧に作られていて好感が持てます。
 本好きは必鑑賞じゃないかなぁ。

 火曜日はお休み。
 フジテレビで『ラストホープ』が放送されてますが、最後の希望が相葉クンって時点で見る気が起きません。ゴメンなさい。

 水曜日は『相棒』と『シェアハウスの恋人』。
 『相棒』は正直惰性で見ています。そんなに面白いとは思わないんだけど、それでも見ちゃうのが相棒マジック。
 ところで三月に公開される相棒シリーズのスピンオフ作品を観に行く人っているんですかね?
 『シェアハウスの恋人』はタイトルだけを聞いたら到底自分が見そうなドラマではないんですが、ありがちな恋愛ものじゃなくて、とにかく先が読めなさすぎ!!
 一話目のラストは「げげぇ!!」とビックリしました。

 木曜日もお休み。
 『最高の離婚』は五分で見る気が失せました。

 金曜日は『まほろ駅前番外地』。
 正確には見ているドラマではなく、これから見ようと思っているドラマです。
 一話目は放送していることに気づかず、二話目は録画し損ねたので。
 それにしても瑛太は同時期に二つのドラマで主役を張るってスゴすぎじゃないですか。
 一人は弟の方じゃないかって思わずにはいられません。

 土曜日は『泣くな、はらちゃん』。
 どう考えても視聴率が取れそうにないドラマですが、個人的にはかなり気に入ってます。
 打ち切られないといいけどね。

 そんなドラマチックな一週間です。
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新春バスツアーに参加してきました。その二。

2013-01-21 22:25:49 | 旅行
 その一、その二と記事を二回に分けたのですが、単純にきつくて書けなかったってだけで、今回のバスツアー、そんなにネタ的には書くことあるわけではないのです。
 何しろ移動時間が尋常じゃなく長かったので…。
 でも一応書きますね。

 九州博物館をあとにして向かったのが、武雄にある武雄神社でした。
 正直どこにでもある神社って感じで特に記憶に残ってません。
 などと書くと神罰が当たる?笑。

 このバスツアー、実は三社参りも兼ねているんですが(大宰府で天満宮まで足を伸ばせば、の話。でも一時間ちょっとしかないのに天満宮まで行って、お参りしろというのは酷だと思う。)、この日まともに参拝したのはここだけでした。
 最後に訪れた長崎の諏訪神社に参らなかった理由は後ほど。
  
 だいたいこの時点で一時近くになっていたので、武雄神社近くの物産館で昼食を取りました。


   


 山菜釜飯と県産和牛のすき焼きとズワイガニの食べ放題etc。
 ぶっちゃけ格安ツアーだったので、もっと不味いものを食べさせられるのかと思ってましたがそんなこともなく、ズワイガニも他の料理もフツーに美味しかったです(カニはちょっと塩気が強かったけど、まぁ許容範囲。普段うちが薄いからね。)。
 でも、、、好きなだけ食べろって言われても食べられないものなんですね。
 っていうか、自分は皿に分けられた物をすべて食してからじゃないとお代わりをする気になれないんですよね。出来るだけ食べ残したくない。
 だから、釜飯を空にし、すき焼きを胃に収め、呉豆腐や茶わん蒸しを平らげ、そうこうしているうちにお腹が一杯になって肝心のズワイガニはそんなにたくさんは食べられませんでした。
 一年分のカニを食べてやろうと意気込んでたんですけど、全然無理でした。笑。

 食事を終えた後、バスは水仙祭りが開催されているという野母崎へ向かいました。
 ここが長かった!!
 武雄から野母崎まで一時間半ぐらい掛かりましたからね。
 乗ってるだけなら楽なはずなんですけど、やっぱりそれなりにきつかったです。

 一時間半後、野母崎に到着!!


   


 見渡す限り一面の水仙、、、のように見えますけど、斜面を下から撮っただけ。
 まだ盛りではないせいか、そんなに綺麗ってほどではなかったです。

 さて、野母崎で水仙以上に見たかったのがこちら。


   


 そう、軍艦島です(正式名称は端島。「はしま」と読みます。)。
 遠目には本当に軍艦に見えましたよ。
 ところで軍艦島は現在上陸が基本的に禁止されているのですが、過去に上陸した有名人綾瀬はるかやB'zの稲葉浩志がいるそうです。
 軍艦島の何が彼らを惹きつけるのか?
 あと、ネットに(禁止されている)軍艦島上陸レポートをアップしている人がいましたが、、、いいんですかね?やるならこっそりやればいいのに、自慢せずにはいられないんでしょうね。

 自分のバスツアーレポートはこれで終わりです。
 いや、正式にはこの後長崎の諏訪神社にも立ち寄ったんですが、お参りしなかったのです。
 なぜかというと、野母崎を発った後、お腹が猛烈に痛くなって、諏訪神社に着く頃にはお参りどころではなかったのです。

 結局バスツアーについての感想は、前回ランタンフェスティバルのバスツアーに参加した時と同様、バスツアーそのものは悪くないのだげ、体質的に自分には合わない、というものになりました。
 果たしてまた懲りずにバスツアーに参加する日が来るんでしょうか…。
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新春バスツアーに参加してきました。その一。

2013-01-20 22:20:44 | 旅行
 今日はバスツアーに参加してきました。
 以前、東京の友人が遊びに来た時、午前中に福岡に着いたら、午後からは長崎(のハウステンボス)に行きたい、みたいなことを言ったことがあって、自分は「九州を舐めんな!!」と叱りつけたことがあります。
 そんなスケジュールはきつすぎる。
 まぁ地元の人間でなければ往々にしてそういう距離感を持つものですよね。
 でも今日のバスツアーはそんな感じの旅程でした。
 午前中に福岡の大宰府にある国立博物館を見学、昼は佐賀の武雄でカニの食い放題、夕方は長崎の野母崎で軍艦島を鑑賞という、ほとんどそれは一体どんな三題小噺ですか?と尋ねたくなる組み合わせです。
 しかも偶然なのか何なのか、自分はこれまで国立博物館に行ったこともなかったし、カニの食い放題を経験したこともなかったし(カニを食べたことは無論ありますけどね)、軍艦島を直に見たこともなかったのです。
 三つのうち二つというならともかく、三つとも未経験というなら、これはもう行くっきゃない!!
 誕生日間近いお袋を「誕生日プレゼントだから」と半ば強引に誘って参加することにした次第です。

 久留米でバスに乗り込み、最初に向かったのが大宰府にある国立博物館でした。


   


 確かクジラをイメージした建築物だったかな。屋根が微妙に波打ってます。
 開館以来近くを通ることはしばしばあったのです。大宰府に行ったこともありました。
 でも、国立博物館に行ってみようという気にはならなかったんですよね。
 何かあまりにも人が多そうで、二の足を踏んでいました。
 以前から行ってみたいなとは思っていたのですが、実際その気になったのは特別展が『ボストン美術館展』だったから、という理由も大きいですね。
 曽我蕭白作の『雲龍図』をこの目で見たかったのです。
 『雲龍図』、ドン!!


   


 これはクリアファイルを写真に収めたものですけど(館内は当然撮影禁止)、本物はやはり桁違いの迫力でした。
 一面165x130の襖八枚分ってどんだけ大きな絵なんだよ、って思っちゃいます。
 こればっかりは実際観に行ってみないとわからないですよね。

 他にも印象に残る作品はあったのですが、なにぶん撮影が出来なかったので、何がどう良かったのか、ボキャブラリーに乏しい自分では説明しようがないですね。
 ともかく『ボストン美術展』は良かったですよ。行った甲斐がありました。

 
 今日のところはきついのでこれぐらいで…。
 続きは明日♪
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『テッド』、可愛い顔に騙されちゃいけないよ!!

2013-01-19 18:18:53 | 新作映画
 セス・マクファーレン監督、マーク・ウォルバーグ主演、『テッド』、1/19、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞。2012年5本目。


 映画『テッド』のレビューの前に。
 本作はムビチケで鑑賞するつもりでした。
 ムビチケっていうのは座席予約機能付きの前売り券みたいなものです。
 座席予約機能、一見便利そうですけど、昨年劇場まで48本映画を観に行って満席だったのは『ヱヴァQ』一本だけだった自分には正直存在意義が見い出せない機能なんですけどね。
 その存在意義が見い出せない機能のせいで、ムビチケは通常の前売り券よりも100円高いんです。
 だから、前売り券とムビチケのどちらも販売している映画は出来るだけ前売り券を購入しているのですが、ムビチケしか販売してない映画もあります。
 それで、今日、窓口でムビチケと入場チケットを交換してもらおうと思ったら、
「お客さま、当劇場ではムビチケはご利用できません」
 って利用を断られちゃいました…。
 がちょ~~~~ん。。。
 自分は以前、劇場指定の前売り券を買って痛い目に合ったことがあるので、購入するときはそのことを確認するようにしています。
 ムビチケを購入するときも同じように「全国共通ですか?」って尋ねました。
 そしたら窓口のおねぇさんはニッコリ笑って、「はい、全国どこの劇場でも使えます」って答えました。
 でもムビチケ、全国どこの劇場でも使えはしても、それはムビチケ対応の劇場だけの話だったんです。こちら
 う~~~ん、やられた!!
 それを知っていたら近くの公開館ではなく、購入した劇場まで出張ったんだけどなぁ。
 結局今日はたまっていたポイントを使って鑑賞しました。
 愚痴っぽくなっちゃいましたが、というか愚痴ですが、自分と同じようにムビチケのことがよくわかっていない人が同様の過ちを犯しちゃいけないと思って書きました。

 さて、閑話休題。
 
 上にも書きましたが、去年は48本劇場で観に行って、満席だったのはただ一度、『ヱヴァQ』を観たときだけでした。
 だいたい平均すると客の入りは2割程度ですかねぇ、、、ほんと、映画を観る人って少ないです。
 でも今日の『テッド』は座席が半分以上埋まってました。
 スカスカの劇場で観ることに慣れているので、これにはちょっと驚きました。
 何ゆえこんなに人気なんだ、『テッド』。
 テッドの可愛さに惹かれる腐女子がそんなに多いのか?
 それとも純粋に熊のぬいぐるみとアラサー男の友情物語に興味があるのか?
 もしくはテッドの声をあてた有吉目当てか?(有吉は悪くなかったです。健闘はしてました。)

 でも、ぶっちゃけ本作は一般の人には薦められません。
 面白くないってわけではないのです。
 自分は鑑賞中何度かプッと吹き出しました。
 それなりによく出来ているとも思う。感動もする、、、よ?
 でも、、、やっぱり薦められないかな。
 薦められない理由、その一、ネタがディープすぎる。
 本作を観に来た人のどれぐらいが『フラッシュ・ゴードン』を見たことがあるんですかねぇ(自分もないけどさ)。
 それにブランドン・ラウスやテイラー・ロートナーの名前が出てきて笑える人は?(これはわかった)
 
 理由その二、ネタがお下劣すぎる。
 そういう映画であることは充分知っていた自分の予想の、さらに上を行くお下劣さでした。
 ハッパ(大麻)を決めるのまで走っていたけど、コカインまでやっちゃうか、テッド。
 さらに、、、これを書くのは止めとこうと思えるようなシーンまであるしね。
 この映画を観に来たカップルは素直に「面白かったね!」って言えるんかなぁ、と余計な心配までしてしまいます(ほんと余計だけどさ)。
 キャメロン・ディアス主演の『メリーに首ったけ』のような放送コードギリギリ、いや、放送コードを軽く飛び越えちゃうようなギャグで笑えたって人は本作でも笑えると思います。
 でも、そうじゃないって人は厳しいんじゃないかなぁ。
 自分は嫌いではないですけどね。
 
 
 お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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漢字の書き順について薀蓄を垂れてみる。

2013-01-18 22:25:31 | 蘊蓄・雑学
 昨日、あるバラエティ番組を見ていたら芸能人が漢字の書き順のクイズで競ってました。
 正しい書き順を知らない芸能人の多いこと!!
 でもそれでいいと思います。
 漢字の書き順なんて知ってても知らなくてもどちらでもいい雑学の類いですよね。

 でも、どうなのかな?
 漢字の書き順って学校の国語の授業で教えることなんでしょうか?
 もしかして、入試とかに出たりします?
 クイズで楽しむ、ぐらいならいいんですけど、入試なんかで出題されるとしたらちょっと抵抗を覚えますね。
 漢字の書き順なんてものは「こう書いた方がいいですよ」という書き方の目安に過ぎないと思っているので。

 漢字というものは書き順通りに書けば綺麗に書ける、そう思っている人もいるかもしれませんが、はっきりいってそれは間違いです。
 例えば「右」という漢字と「左」という漢字。
 まぁ似てますよね。カタカナの「ナ」の下につくのが「口」なのか「工」なのかという違いだけであって。
 でも最初の書き出しが違うのです。
 右は「ノ」から、左は「一」からです(ついでに言っておくと右と酷似している石は「一」から)。

 なぜ似たような漢字でありながら書き順が違うのかというと、漢字の書き順はその漢字の成り立ちと密接な関わりがあるからなのです。こちら
 ですから、漢字というものは書き順だけを覚えても意味がないものなんですよ。一緒に成り立ちも覚えなければ。
 例えて言えば歴史において、関ヶ原の戦いが1600年に起こったことは知っていても、具体的にどういう戦いだったのか、知らないようなものではないでしょうか。

 かつては漢字の書き順は成り立ちよりも合理性を優先するという考え方もありました。
 わかりやすく言うと「右」も「左」も似たような漢字なのだから、書き出しは同じにすべきである、という考え方ですね。
 昔は二つの考えが混在していたので、書き順も統一されていませんでした。
 しかし戦後になり、文部省が当用漢字を決める際、教えを乞うた書家がたまたま漢字の成り立ちを重視する立場の人であったので、今のような書き順になった、という話を聞きました。

 また、漢字発祥の地である中国では合理性を重視するため(というか日本より桁違いに漢字が多いため、と言った方がよいかもしれません)、書き順は成り立ちにとらわれません。
 当然「右」も「左」も同じく「一」から書き出します。
 中国人が日本に来て、日本人が右という漢字を「ノ」から書いているのを見たら、きっと怪訝に思うことでしょうね。

 漢字の書き順にその成り立ちと密接な関わりを持たせた、というのは如何にも日本人らしい、ロマンのあるエピソードだと思います。
 でも書き順の問題に間違えて希望校に落ちてしまった、というのはあまりにもロマンのない話です。
 ロマンを追うのもいいですが、そのせいで視界が狭まって物事が窮屈になるというのはやはり考え物だと思うのです。
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