半ドンだった土曜日、よく行くレンタルビデオ屋に寄って、中古ビデオの100円セールの棚をふと覗いたら、あれ?と思いました。
なぜかというと
『カプリコン1』が棚に置いてあったからです。
この作品、以前から見たい見たいと思っていたのですが、近隣のレンタルビデオ屋では在庫を置いてあるところがなくて、半ば鑑賞を諦めていました。
このお店でも以前探したことがあったし、100円セールの棚を覗くのもこの日が最初ってわけではなかったんですけどね。中古ビデオでも商品を補充をすることってあるのかなぁ?
まぁそれはさておき、もちろん速攻で購入して、その日のうちに鑑賞しました。
で、感想なのですが、、、『カプリコン1』、やっぱり面白い!!
監督は名匠、、、というには些か抵抗があるピーター・ハイアムズ。
近作では『サウンド・オブ・サンダー』というトンデモSF映画がありますが、個人的に『レリック』(dimさん、『ミミック』と間違えないよーに!!)は結構好きですけどね。
本作の元ネタは言わずと知れた
【アポロ計画の謎】ですが、それを脂の乗り切った頃のハイアムズが手に汗握るサスペンス映画として、また目を瞠るアクション映画として、そして感動的なヒューマンドラマとして仕上げています。
見ていて感心したのは宇宙飛行士の一人が極限状態でガラガラヘビの生き血を啜るシーンがあるのですが、そのヘビがどう見ても本物っぽいんですよね(作り物だとしたら恐ろしくよく出来ている)。今だったら動物虐待で本物のヘビを殺すなんてことはありえないだろうし、もし殺したとしてもヘビの生き血を啜るなんてこと、今どきの役者だったら絶対にやりたがらないだろうなぁ。
そうそう見る機会はないでしょうけれど、未見の方には是非お薦めしたい作品です。レンタルビデオ屋の片隅で見つけたら是非借りてみてください。