この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

長崎ランタンフェスティバルに行ってきました、その一。

2010-02-27 22:10:43 | 旅行
 土曜日は長崎ランタンフェスティバルに行ってきました。

 元々ランタンフェスティバルにはまーったく興味はありませんでした。
 といってもランタンフェスティバルに悪い印象を持っていたとか、そういうわけではないんです。

 自分はランタンフェスティバルだけでなく、日本の、いや、世界中の旧所名跡観光名所イベントその他諸々に興味がないんです。
 なんてことをいうと、うわ、ネガティブなヤツ、と思われるかもしれませんが、この場合は必ずしもそうじゃなくて、特別に行きたい観光名所がないということは、逆に言えばどの観光名所に行ってもそれなりに楽しめる自信があるってことです。

 去年は春先に韓国に行きました。それまでまったく韓国には興味はなかったですし、もちろん行きたいと思ったこともありませんでしたが、韓国に行って楽しかったですし、行った甲斐はあったと思っていますよ。

 そんな長崎ランタンフェスティバルに興味のなかった自分が、なぜ行くことにしたかというと、元々お袋が一度行ってみたいと言っていたんですよね。で、自分がたまたまそのバス旅行のチラシを見つけて、じゃ、行ってみようか、ということになったというわけなんです(たまには親孝行もしないとね)。

 今回のバス旅行に参加して、いくつか発見したことがあります。

 発見したことその一、バス旅行もたまには悪くない。
 修学旅行を除いて、実は参加するのはこれが最初だったのですが、悪くないですね、バス旅行。
 何といっても料金が尋常じゃなく安い。
 長崎・久留米間を往復して、さらに夕食がついて¥3800という料金は安いと思います。
 まぁ夕食で喰わされるのが、これまで食べたこともないような甘ったるい中華料理で、え?これを北京ダックと主張しますか?と言いたくなったとしても、です。

 発見したことその二、バス旅行もたまには悪くないが、自分はバス旅行向きの人間じゃない。
 これはもう完全に体質の問題なんですが、恥ずかしながら自分はすぐお腹が痛くなってトイレに行きたくなるのですよ。
 これが個人旅行であれば、お腹が痛くなったのなら、コンビニのトイレにでも駆け込めばいいだけの話です。
 しかし、団体行動のバス旅行だとそうもいかないじゃないですか。
 じゃ、ちょっと車を停めてトイレに行ってきます、というわけにはいかない。何といっても団体行動は時間厳守ですからね。他の参加者に迷惑をかけてはいけない。

 なんてことを考えてると余計お腹が痛くなるんですけどね。笑。

 なので、この先バス旅行に参加することはないだろうな、って思います。

 というような悲しい結論に達したところで、ランタンフェスティバルには一言も触れないまま、今日の日記は終わります。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消されたヘッドライン。

2010-02-26 21:22:08 | 旧作映画
 ケヴィン・マクドナルド監督、ラッセル・クロウ主演、『消されたヘッドライン』、DVDにて鑑賞。

 千八百円を払ってまで観ることはないし、前売り券を買うこともないんだけど、映画サービスデーか何かで鑑賞料金が千円だったら観てもいいかな、と思える作品があります。
 今上映してるものだと『パ○シー・ジャクソンとオリンポスの神々』なんかがそれに当たるかな?
 まぁお金を払って観てもいいと思っているだけそこまで評価は低くないんですけどね。世の中にはお金を払ってまで観たくないと思う作品も多いですから。

 去年公開された『消されたヘッドライン』もそんな一本で、それが早くも旧作で貸し出されていたので、これは見てみるべと思い、レンタルしてみました。
 
 元々肉太の、じゃない、骨太の社会派サスペンスって好きなんですよ。
 好きと言いつつ、パッとタイトルは思いつかないけど、、、あ、そうだ、同じくラッセル・クロウが出ていた、巨大企業の内部告発者を描いた『インサイダー』などがそうですね。
 一人の男がひたすら信念を貫く、侠気を感じさせる作品が好きなのです。

 巨大軍事企業を敵に回した一人の上院議員と、彼の親友であり、真実のスクープを追い求めるジャーナリストが主人公の本作もその条件には充分合致するのですが、、、正直パッとしなかったかなぁ。
 部屋の掃除をしたり、雑用をしたり、“ながら見”をしたせいなのかもしれませんが(“ながら見”が好きなのです)、イマイチよくわからなかったです。
 なぜ議員の奥さんが愛人に支払われていたお金の額を知っていたのかとか、議員が支払っていた四万ドルって結局何のお金だったのかとか、ストーリー的にもわからないことはあったのですが、むしろ気になるのは、愛人であるソフィアはなぜそこまで命懸けで議員のことを愛するようになったのか、そこが一番わからなかったですね。
 だって映画では議員はただのヘタレとして描かれてるんですもん。
 私たちは気がつくと愛し合っていた、って議員は言うんですけど、そんな端折った説明をされたって説得力ないって。
 作品の根幹に関わる部分に説得力がないので、作品全体からもテキトーな印象しか受けないんでしょうね。
 高い金を払って観に行かなくてよかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北の国から春の便り来たる。

2010-02-25 23:00:38 | 旧作映画
 北の国から春の便りが届きました。
 というのは嘘ですけどね。
 北の国から送りものが届いたというのは本当で、ただそれが春の便りではなくて、『ローデッドウエポン』という映画フリーペーパーだったのです。

 聞くところによると、北海道っていうのは、バナナで釘が打てて、冬の交通手段が犬ゾリしかなくて、ペンギンが空を飛んでいる永久凍土の地らしいのですが、『ローデッドウエポン』があるんだからそれでいいじゃん!!って思います。

 今号は毎年恒例の年間ベスト100!!(集計お疲れ様でした。)
 そのランキングについて、思いついたことをテキトーに書いてみたいと思います。
 
 自分はてっきり『ローデッド』の2009年ベスト1は(某映画雑誌と同じく)『イングロリアス・バスターズ』に違いない!と踏んでたのですが、まったく予想は外れて、『ウォッチメン』でした。
 なのですが、裏情報によると実はダントツで『THIS IS IT』が一位だったのが、あれは映画というカテゴリーには収まらない!!という理由で選外となったそうです。笑。

 二位から十位までは特に言いたいこともなく、、、あ、いや、四位が『トワイライト・サーガ/ニュームーン』なのが、え?と思っちゃいましたね。
 北の大地ではタランティーノは不人気なようですが、萌え系ヴァンパイアは人気みたいです。

 個人的に去年一番スゴイと思った『マーターズ』は二十六位。
 っていうか、北海道ではどうやら未公開だったみたいです。
 まぁあれを公開する度胸のある映画館はそうはないか。
 九州でも閉館間際の映画館が自棄で一週間だけ公開した、みたいな感じでしたからね。

 続く二十七位が『HACHI/約束の犬』。
 この作品をこれほど高順位にしている映画ランキングは他に知りません。笑。

 ちょっと納得行かないのは『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』が四十位ってことですね。
 低い、低すぎる!!これって『ローデッドウエポン』愛読者のためにあるような作品なのに!!
 っていうか、やっぱりこれも北海道では未公開だったのかな?

 『スノープリンス/禁じられた恋のメロディ』(六十二位)が『空気人形』(六十四位)より順位が上って、、、やっぱり冬の交通手段が犬ゾリしかない北の民は並々ならぬ犬への思い入れがあるみたいです。笑。

 『マイマイ新子と千年の魔法』が八十一位。これもまた低いなぁ。やっぱり北海道では未公開だったんでしょうか。

 ランキングに関してはこんなところかな。

 編集後記で、ベスト100じゃなくてもベスト10ぐらいで充分だ!!(来年からはそうする)みたいなことが書いてあったのですが、そりゃ寂しいですよ。
 ちなみに某映画雑誌はベスト30までの発表しかしていませんけどね。
 そう聞いたらやる気が起こるかな?それとも逆効果?笑。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画秘宝四月号は本日発売♪

2010-02-24 22:07:16 | 映画秘宝
 映画秘宝四月号は本日発売♪
 っていうのは嘘で、九州では昨日発売でした。
 何でそんな嘘をつくかというと、単に「映画秘宝は昨日発売♪」というタイトルだとしまらないなと思って、、、人間、つまんない理由で嘘をつきたくなることもありますよね!?(同意を求めない)

 今月号の最初の特集は『コララインとボタンの魔女』公開記念、「人形アニメの狂った世界へようこそ!」。
 先週の土曜日に『コラライン~』は観に行ったばかりですが、出来たらこの特集は観に行く前に読みたかったです。
 人によっては映画は予備知識なしに鑑賞したいという方もいるかもしれませんが、自分はその真逆。
 映画は出来る限り情報を仕入れてから観る主義です。
 極端な話、オチが事前にわかっていても構わないですね。
 オチがわかったぐらいでつまんなくなる映画ははっきりいってその程度ってことですよ。
 『コラライン~』に関していえば、
>ベッドの下を覗き込む場面は特別で、ものすごく細かく動かしているからね!
 なんて情報、いわれないとわかんないしね。

 今月号の特集で一番納得行かなかったのが「『アバター』にあなたはだまされている!?」かな。
 基本的に映画秘宝で駄作がめった切りにされるのは読んでいて溜飲が下がるというか、気分がスッキリするというか、すごく好きなんだけど(なので『日本映画縛り首』が終わったのは非常に残念)、この特集で挙げている『アバター』の問題点はことごとく別に問題でも何でもないじゃん、と思えました。
 例えば、論者は、『アバター』は人物描写が薄っぺらい、物語に中身がない、SF的な設定がいい加減だ、って指摘しているんだけど、確かにその通りではあるんだけどさ、でも仮に『アバター』の人物描写が密になり、物語がきちっとしたものになり、SF的に完璧になったとしても、そのせいで上映時間が五時間を超える超大作になったら、そんなの誰も観ないでしょ、っていいたくなります。
 そもそも『アバター』は映画というより映像体験であり、アトラクションなんですよ。
 アトラクションに人間ドラマを求める方が間違ってる。
 特集では、『アバター』を鑑賞するためのインフラが整っていないということも問題視していて、確かに『アバター』を鑑賞するために最適なIMAX方式は日本ではまるで普及していないのが現状だけど、それは別にジェームズ・キャメロンの責任でも何でもないよね。
 さらに、ジェームズ・キャメロンを、本当に映画好きなら『タイタニック』からの十年でもっと映画を撮っているはず、とこき下ろしてるんだけど、キャメロンは『アバター』を撮影するために機材の開発から始めてるんだよ?そこから始めてたら、そりゃ十年掛かったとしても不思議はないと思う。
 勘違いして欲しくないのは、自分は殊更『アバター』を擁護しようという気はないってこと。
 純粋に映画として比べれば、『インビクタス』の方がよっぽど面白いし、よく出来ていますよ。
 それでも『アバター』は3Dアトラクションとして、体験する価値は充分あると思っています。

 後は、『ハート・ロッカー』公開&オスカー・ノミネート記念で「キャスリン・ビグロー徹底研究」や「韓国暴力映画の系譜」、「2010年海外ドラマ最新情報」なんかが面白く読めました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謎は解けた!!

2010-02-23 23:22:40 | 雑事
 カラオケパーティは途中からどうしようもなく暇を持て余していました。
 話相手もいず、お酒が飲めるわけでもない(パーティ自体は飲み放題だったんですけどね。自分が飲まなかったのは下戸で、なおかつ車で来ていたから。)自分が暇を持て余すのは当然といえば当然です。

 なので仕方なく携帯電話や持参していたパズルをいじったりしていました。
 このパズル、『シャッターアイランド』という映画の前売り券の特典、つまりオマケなのですが、オマケと侮るなかれ、なかなかのスグレモノなのです。


   


 二枚のプラスチックパネルの間に挟まれた一枚のコインがあります。
 このコインを取り出すための取り出し口は一箇所しかなく、取り出し口を下に向けると小さな金属球が(コインが落ちるより早く)コインの行く手を阻みます。
 もちろん取り出し口を上や横に向けてもコインは決して取り出せません。
 果たしてコインはどうやって取り出せるのでしょうか?

 これがねー、本当によく出来ているのですよ。
 今まで数え切れないぐらい前売り券を購入してきて、そして数え切れないぐらい特典をもらってきましたが、このキーホルダーが一番気が効いているって思いましたね。よく考えられてるなぁって感心しました。

 パーティに来る前は実は取り出し方がわかってなかったのですが、パーティの間、このキーホルダーをいじっていて、よーやく答えにたどり着きました。
 コインが取り出せたときは、大袈裟でなく「うおっ」と感動しましたね。

 
   


 『シャッターアイランド』は、映画そのものも面白いという評判なので、普段前売り券を買うという習慣のない人も劇場で前売り券を購入してみては如何でしょうか?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CSI:マイアミ。

2010-02-22 21:37:52 | テレビ
 これまで見るのを頑なに拒んできた『CSI:マイアミ』を見てみました。

 なにゆえそれほどまでに見ようとしなかったのか?

 それは、、、例えば根っからのSMAPファンが嵐の魅力を認めつつも彼らの歌を聴くまいとしているようなものといえば、おわかりいただけるでしょうか?ってわからないか。笑。
 ともかく、自分は『CSI:科学捜査班』一筋でいたかったのですよ。

 でも、マイミクのもぐもぐふくしまさんが「『CSI:マイアミ』、なかなか面白いですよ」なんていうもんだから、借りてみるべかと思った次第です。
 で、実際見た上での感想ですが、、、なかなかなんてもんじゃない、めっちゃ面白いですよ!!(といってもまだ一話しか見てないけど)

 『ハムナプトラ』シリーズからの『スコーピオンキング』、『デアデビル』からの『エレクトラ』、『踊る大捜査線』からの『交渉人 真下正義』etc普通スピンオフ作品なんて、ろくなもんがないと自分は思っているのですが、『CSI:マイアミ』の製作スタッフは、一連のスピンオフ作品がそのように非難されていることを充分承知していたのでしょう、気合の入り方が半端じゃない!!
 クオリティの高いテレビドラマをよく映画並みといいますが、『CSI:マイアミ』のそれは並みの映画を遥かに越えると思います。
 『クローザー』を見たときは続きは見ても見なくてもどっちでもいっか、と思ったのですが、これは続きが気になって仕方ないですね。
 しばらく週末は『CSI:マイアミ』の鑑賞でつぶれそうです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【コララインとボタンの魔女】、子供にゃ到底薦められない!!

2010-02-21 21:49:17 | 新作映画
 ヘンリー・セリック監督、【コララインとボタンの魔女】、2/20、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞。2010年9本目。


 本当はこの日はお袋を連れて長崎のランタンフェスティバルを観に行く予定でした。
 以前からお袋がランタンフェスティバルを観てみたいって言ってたんですよね(自分はあまり興味なし。人多そうだし。)。
 で、たまたまランタンフェスティバル観光バスツアーのチラシを自分が見つけたので申し込んてみようか、ということになった次第です。
 その代金、お一人様¥3500。
 食事代込みでこの金額は安いなぁ、まともなバスで連れて行ってくれるんだろうか、と一抹の不安を覚えつつも楽しみにしていたのですが、水曜日辺りからどうもお袋の調子がよくなくなって、今回のバス旅行、やめとこうか、という話になりました。
 でもそれも勿体無いような気がして(おそらく代金は戻ってこない)、バス会社に旅行日の変更が出来ないか、問い合わせてみたんですよね(ランタンフェスティバル期間中は毎週末出ているので)。
 するとバス会社の担当の方はペナルティなしで変更を了承してくれました。
 う~ん、寛大だなぁ、祐徳バス

 というわけで、自分の予定では2/20にバス旅行で、2/27に映画を観るつもりだったんですが、入れ替わってしまいました。
 2/27から公開される映画を含め、TOHOシネマズトリアス久山で三本、映画のハシゴをするつもりだったんですが、まぁ仕方ないですね。

 2/27に映画のハシゴをするつもりだったのは、二月いっぱいまで全国のTOHOシネマズで抽選番号の末尾が1か4の年賀ハガキを持参すると千円で鑑賞できるキャンペーンをやっているからです。
 う~ん、太っ腹だなぁ、TOHOシネマズ。

 こんな太っ腹なキャンペーンをやってくれてるのに観に行かない手はない!なんて思ってましたが、結局一本しか観れそうにないです。
 まぁやっぱりTOHOシネマズトリアス久山は遠いですよね(自分の家からは車で一時間ちょっとかかる)。
 その一本というのが『コララインとボタンの魔女』です。

 ヘンリー・セリックという名前はたぶん世間的にはあまり知られていないと思います。
 けれど、彼の監督作である『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』は誰しも一度ならずそのヴィジュアルを目にしたことがあるはずです(といっても『ナイトメア~』は「ティム・バートンの」作品として知られているんじゃないかと思いますが)。

 そのセリックの最新作が本作なのですが、この作品においてもセリック節は炸裂!!
 キャラクターは皆不気味で、世界観はどこまでもダークで、ヴィジュアルはインパクト大。
 ストーリーも確実にファンタジーというよりホラーの範疇で展開し、人形アニメだから小さい子供を連れて行っても問題ないだろうなんて思ってる親御さんがいたらとんでもない!!小さい子供が見たら夜眠れなくなること間違いなしの怖さです。

 なので、あまりお薦め度は高くないですが、個人的には好きなんですよねぇ。
 ともかく細部まで監督であるセリックのこだわりが見てとれる作品なんです。
 セリックに「なぜ人形アニメじゃないといけないのか?」と尋ねれば、彼はきっと「人形アニメが好きだから」と答えるでしょう。
 映画に限らずすべての芸術には作り手のこだわりと愛が感じられなければいけないと思っています。
 それが例え多少歪んだものであっても。笑。
 まったくこだわりも愛も感じられない、商業主義丸出しの映画も多い昨今、ほとんど狂気の沙汰ともいえるぐらいの手間隙を掛けた本作はとても愛しく思えるのです。

  気に入り度は★★★★、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラオケパーティと『アバター』。

2010-02-20 23:25:11 | 日常
 土曜日は、映画を観た後、夜の八時からカラオケパーティに行ってきました。
 福岡の中央区に、毎週末カラオケパーティを開いているバーがあるのです。
 このパーティに参加するのは久しぶりでした。半年振りぐらいだったかな。
 これほど間を置く理由は特になかったのだけれど、時間と金銭と体調で同時に余裕がないとなかなか行けないので。

 結果から言うと、カラオケパーティは楽しめませんでした。
 といっても別に参加者が悪意に満ちた人たちばかりだった、というわけではありません(気の合わない人はいたけど)。
 
 結局、こういったパーティって、初対面の人に臆することなく話し掛けることが出来る人か、イケメンか、もしくはカラオケが抜群に上手いとか、手品が出来るとか、火が吐けるとか(いねーよ)、パーティ向きの何かしら一芸に秀でた人向きなんだよね。
 自分は残念ながらそうではないので。

 それでも一応自分の得意分野である映画の話をしようと思って、「『アバター』、観ました?」と振ってみたら、テーブルに同席していた五人のうち見ていたのはたった一人。しかも隣りの人に至っては「『アバター』って何ですか?」と聞いてきました。
 う~ん、、、『アバター』を知りませんか・・・。
 いや、別に観てなくてもいいし、知らなくてもいいんだけど、ただそれだとどうにも話の広げようがない。涙。

 別にこのパーティに限らず、自分の周りに『アバター』を観てる人って本当にいないんですよねぇ。
 会社の人はもちろん、取引先の営業の人とかも何人か聞いてみたけど、一人もいない。
 『アバター』が絶対観なければいけない作品かというと、別にそうは思わないんだけど、歴代興行収入一位の『アバター』すら観たことないということは映画そのものを観ていないってことです。
 つまり、自分の周りには自分と同じく映画を趣味にする人がいない・・・。
 もしかしたらこれも自分のことを孤独にさせる神の差配か?と思わないでもない(被害妄想乙)。

 まぁ結局映画好きの集まりに参加したければ、そういうサークルを探せ、って話なんですけどね。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士。

2010-02-19 22:13:51 | 読書
 スティーグ・ラーソン著、【ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士】、読了。市立図書館蔵書。

 よーやく、【ミレニアム3】の上下巻を読み終わりました。
 何度図書館で借り直したっけなぁ。三度ぐらい借り直しましたよ。
 一時はこのまま読み終わることはないのでは、なんてことも思いましたが、さすがにそんなことはなかったです。
 面白いことは面白かったんですけど、世間一般で絶賛されているほどとは思わなかったかな。

 これは本書だけでなく、シリーズ全般にいえることなのですが、ヒロインであるリスベットが様々な危機に陥る際、何ていうか、彼女を無理矢理危機に陥れようとする作者の意図が見え見えなんですよね。
 例えば本書のクライマックスでリスベットは殺人マシーンである実兄ニーダーマンと対峙するのですが、その際まったく武器を携えていないんです。
 あれだけ危険な目に合い、ニーダーマンがどこにいるとも知れず、土地鑑のないところに出向くというのに、武器を携帯しない?
 確かにその方がスリルは増すと思いますが、展開としては不自然です。
 同じようなことは前作【ミレニアム2】を読んでも思いましたね。
 やはりクライマックスにおいて、敵のアジトに乗り込むリスベットの武装がやたら貧弱で、明らかに準備不足でした。

 また、シリーズ第三作である本書はポリティカルスリラーであり、法廷ものでもあるので、自分はスティーブン・ハンターの【極大射程】を思い出しました。
 ただ、【極大射程】とは違って、読んでいてもあまりドキドキはしなかったです。
 【極大射程】では、巨大な敵組織に対して主人公ボブ・リーの味方は片手の指で数えられるぐらいしかいないのですが、一方【ミレニアム3】では、窮地に陥ったヒロインのリスベットに、次から次へと味方が現れるんですよ。かつての雇い主やハッカー仲間、彼女の手術を執刀した医師、果てはスウェーデンの首相までが彼女の身を案じるようになっちゃう。笑。
 ここまで味方が多いとどんな危機でもへっちゃらじゃないの?なんて捻くれ者の自分は思っちゃいますね。

 まぁ今挙げたような欠点もありますが、やはり面白く読めたことには間違いないので、作者の急逝によって続く第四作、第五作が読めなくなったのはとても残念に思います。 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

短かった、もしくは早かった。

2010-02-18 22:31:17 | インターネット
 一昨日の記事で管理人をしている【創作連鶴】コミュの参加者が五十名を達しました!きゃっほ~い!!というような浮かれた記事を書きましたが、今日見たらあっさり四十九名に減っていました。
 心の底からガックリ。

 ブログだけでなく、コミュのトピックにも「やっと参加者が五十名に達しました。これからもよろしくお願いします!」というようなコメントをしたので、退会した人は、自分が五十名に達してどれぐらい嬉しかったか、そして参加者が減ったらどれぐらい凹むのか、十分承知の上で退会したんだと思います。
 よくまぁそんな悪意に満ちたことが出来るなぁと感心するぐらいです。

 参加者からそこまで怨まれていたってことは運営方針が根本的に間違っていたってことなのかなぁ。
 自分なりに一生懸命やってきたつもりなんだけど。
 あぁもう何も考える気になれない。
 何もかもやる気が起こらない。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする