この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

私的『双影双書』ベストシーン3♪

2024-10-25 22:55:13 | 漫画・アニメ
 『双影双書』の4巻を手に入れたことはすでに書きました。
 それは本当によかったのですが、実は自分はこの物語の幕引きに納得はしてないのです。
 最終話においてキョンシーになっていた冠星が解毒剤の力で人間に戻るのです。
 それはない、と思いましたよ。
 そう思ったのは生卵が腐ることはあっても腐った卵が生卵に戻ることはないのと同様、人間がゾンビになることはあってもゾンビが人間に戻ることはないと考えるからなのですが、それ以上に冠星が人間に戻ってしまうと、宵と翠燕の関係がよくわからないものとなってしまうからです。
 自分は影武者であった宵が皇帝となり、冠星が文字通り宵を陰から支える、そんな終わり方を想像していました。
 それならすっきりと物語が終わったのに…。
 とはいえ、それでも『双影双書』が2024年に読んだ漫画の中で一番面白い漫画であることは間違いないんですけどね。
 今日は自分が『双影双書』を読んでいて、驚いたり、感動したり、衝撃を受けたりしたシーンを紹介したいと思います。

 まずは一巻の第五話『誓い』で冠星が射られるシーンですね。
 このシーンは本当にビックリしました。
 第五話を読んでその先が気にならない人っているのかなって思いますね。

 続いて少し飛びますが、三巻第十九話『祈り』の冠星が舞いを披露するシーン。

 さらに四巻第二十九話『王の宮殿』のお姫様抱っこですね。
 直前、宵が逃走用の服を仕立てるのには「そんなのありえない」って思ったんですよ。
 逃走用の服に着替えるだけならまだしも、仕立てていたら時間がかかりすぎますからね。
 でもそんなツッコミもお姫様抱っこのインパクトの前には霧消してしまいました。笑。

 今日は3シーンだけ紹介しました。
 紹介しといて何なんですが、『双影双書』って読むすべがないんですよ。
 とりあえず今月末まで一巻が無料で読めるみたいなのですが《こちら)、その先が気になる人はどうすればいいんでしょうね。
 続きは Kindleで、ってことなんでしょうけれど、これほどの作品が Kindleでしか読めないというのは何だかもどかしい気持ちで一杯です。
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『双影双書』の4巻、無事入手♪

2024-10-23 22:58:50 | 漫画・アニメ
 『双影双書』の4巻は週明けの月曜日、無事地元のツタヤで予約していたものを入手しました。
 でも危なかったんですよ。
 というのも地元のツタヤに入荷した『双影双書』の4巻の入荷冊数はたった一冊(!)でしたからね。
 万が一、自分より先に予約している人がいたら、そちらの方に流れるわけです。
 まぁ自分が予約したのは8月(!)だったので、自分より先に予約した人がいるとは思えませんが。笑。

 まぁ本当に入手出来てよかったです。
 何しろ、『双影双書』の4巻が手に入らなければ、二度とツタヤでは本を買わない!なんて宣言しちゃいましたからね。
 まぁそんな約束、破ったとしても自分が黙っていればわかりっこないのですが、出来れば嘘は吐きたくないですから。

 それに、自分は本は本屋で買いたいのです。
 今回の件でも明らかになりましたが、本を確実に入手したいのであれば、Amazonに注文するべきだということはわかっています。
 自分もAmazonに本を注文したことがないわけではありません。
 それでも本は本屋で買いたいのです。
 なぜかっていうと、理由は、、、単純に本屋が好きだからですかねぇ。笑。
 時間があるときに本屋の中をぐるっと回ってみる、そして気になった本を手に取ってみる、それだけで充分楽しいのです。

 以前は市内にも5、6軒本屋がありました。
 今まともに営業しているのって駅前のショッピングモールの中にあるツタヤぐらいのものです。
 いわばツタヤは最後の砦と言ってよいです(心もとない砦ではある)。
 そのツタヤもいずれ潰れるだろうと思っています。
 でも潰れた時、本をAmazonでばかり注文していたら、潰れたことにショックを受けるのもおこがましいじゃないですか。
 だから不安材料はあってもツタヤで本を買っているのです。

 話が横にズレましたが、『双影双書』の4巻はよかったです。
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2024年秋アニメ第一回鑑賞一覧。

2024-10-11 22:10:29 | 漫画・アニメ
 2024年の秋アニメも第一回目の放送がほぼ終わったようてすね。
 こちらの記事では見たいアニメがない!などとのたまいましたが、実は結構見ていたりします。
 ざっと挙げていくと、、、
 まずは原作は少年ジャンプ+で連載中の『ダンダダン』
 お話は面白く、キャラは魅力的で、絵は綺麗で、ほぼ言うことがありません。
 最終回までの視聴は決定ですね。
 それにしても少年ジャンプはこれほどの作品をどうしてweb連載にしておくんでしょう?
 今の少年ジャンプにそんな余裕はないような気がするのだけれど…。
 あと、第一回目の放映で「Blu-ray発売決定!」などとCMが流れると、何言ってるんだって思っちゃいますね(最終回ならわかる)。
 そう思うのって自分の頭が昭和一桁だからでしょうか。
 あ、自分は考えが古いことの例えで「昭和一桁」という表現を用いるのですが、実際の生まれは違います。
 悪しからず。

 次は主人公の元にある日卓越した暗殺技術を持つ美少女がメイドとして雇われたいとやって来た『君は冥土様。』
 はっきり言ってお話はよくあるラノベで大して面白くないです。
 たぶん第二話あたりで主人公に好意を持つ幼馴染キャラとか出てくるんじゃないでしょうか(知らんけど)。
 それなのに見てみたのは思ったのは清楚で可憐な美少女キャラが自分のツボだったからです。
 とりあえず飽きるまでは見てみようと思っています。

 これは外せないというのが『チ。―地球の運動について―』ですね。
 実は原作は既読(湯布院のユースホステルに置いてあったので一気読みしました)。
 原作を読んだ者から言わせてもらうと、原作であれ、アニメであれ、この作品には触れておいた方がいいです。
 ただ、原作を読んで、さらにアニメを見る価値があるかというと正直微妙、、、原作だけで充分のような気がしました。
 と第一回目を見て思ったのですが、エンドロールで主人公のラファウの声を坂本真綾が当てていることを知って考えが変わりました。
 坂本真綾が出ている限りは見ていこうと思っています。

 最後に自分がお薦めした『小市民シリーズ』を見てくれた相互フォロワーの英さんお薦めの『夏目友人帳 漆』を見てみました。
 正直めちゃめちゃ面白い!とは思いませんでした。
 ただ、第七シーズンまで続くということは人を惹きつける何かがあるということなのでしょう。
 その何かを見つけられたらいいなと思います。

 まだ面白いアニメがあるかもしれませんが、これ以上視聴するアニメが増えるのは厳しいのでチェックするのは止めておきます。
 2024年秋アニメ第一回鑑賞一覧は以上です。
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ジブリが好き!

2024-09-10 21:39:00 | 漫画・アニメ
 例えばの話ですが、「自分はリドリー・スコットの大ファンなんですよ、『エイリアン』は見たことないんですけど」っていう奴がいたら、「何言ってるんだコイツ」と思うか、「さっさと(『エイリアン』を)見ろ!」とツッコミを入れるんじゃないでしょうか。
 もしくは「俳優の堺雅人のファンなんです、『VIVANT』は見てないんですけど」という人がいたら、やっぱり「『VIVANT』、見ればいいじゃん!」と薦めるでしょう。
 この場合、『エイリアン』や『VIVANT』を薦めるのはそれらの作品をゴリ押ししているというわけではなく、相手がリドリー・スコットのファンだと言ったから、堺雅人のファンだと言ったからです。
 ファンならば見ていて当然というような、〇〇であればXXであるのは当然という意識は多かれ少なかれ誰にでもあると思います。
 そういった意識が差別や偏見に繋がらないように気をつけなければなりません。

 とはいえ、実際には『エイリアン』を見たことないリドリー・スコットファンはいないと思いますし(いないですよね?)、堺雅人のファンであれば誰でも『VIVANT』を見ているでしょう(見てますよね?)。
 でも世の中には実際存在するんですよ。
 ジブリが好き!と言いながら、『未来少年コナン』や『ルパン三世 カリオストロの城』を見たことがない人が(結構いる)。
 個人的にはこれがよくわかりません。
 ジブリが好きということは、ジブリ作品の多くで監督を手掛けている宮崎駿のことが好きってことですよね。
 宮崎駿のことが好きなら彼の最高傑作を見たいと思うのが当たり前ではないかと思うのです。
 でもジブリ好きを自称していても『未来少年コナン』や『ルパン三世 カリオストロの城』に興味を示さない人が一定数います。
 これがどういうことなのか、自分なりに考えてみました。
①ジブリ好きを自称しているが、本当はジブリのことが好きでも何でもない。
 「ジブリ好き」というといいイメージがあるので、敢えてプロフィール欄にそう書いていると考えると説明がつきますが、ちょっとひねくれ過ぎだろうと思わないでもないです。
②ジブリ好きではあるが、宮崎駿のことが好きというわけではない。 
 確かにジブリ作品には非・宮崎駿作品も多くありますが、まぁでもジブリといえば宮崎駿だと思いますけどねぇ。
③ジブリ好きで、宮崎駿のことも好きだが、ジブリ以前の宮崎駿のことには興味がない。
 たぶんこれなんでしょうね。
 でも、、、勿体ないと思うけどなぁ。
 自分は宮崎駿の最高傑作はテレビアニメなら『未来少年コナン』、劇場作品なら『ルパン三世 カリオストロの城』だと思っています。
 宮崎駿の最高傑作と書きましたが、『未来少年コナン』はテレビアニメ史上の最高傑作といってもいいぐらいです。
 その評価が揺らいだことはないですし、この先も揺らぐことは考えられません。
 その作品に興味がないとしたら勿体なさ過ぎます!

 と常々考えているのですが、この考えに賛同してくれる人って(『未来少年コナン』や『ルパン三世 カリオストロの城』を鑑賞済みの人でも)案外少ないんですよねぇ。
 もしかしたら、『エイリアン』を見たことないリドリー・スコットファンも案外いるのかもしれません。
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予想していたよりも大団円だった『双影双書』。

2024-08-28 21:25:16 | 漫画・アニメ
 『双影双書』の最終話が更新されました(こちら)。
 『双影双書』といってもほとんどの方はご存知ないかと思います。
 元々は週刊少年サンデーで連載されていたのですが、作者の舟本絵理歌の急病により休載、その後サンデーうぇぶりに発表の場を移し、不定期連載されていました。
 個人的に超お薦めの漫画です。
 が、お薦めしといてなんですが、この漫画を読むのはかなり難しいでしょうね。
 何しろサンデーうぇぷりで読めるのは第一話から第五話目までと、あとは最新話だけなので。
 公開されているのがこれだけだと新たな読者の獲得は難しいんじゃないかなぁ。
 もうちょっと公開範囲を広げてもいいと思うんですけどね。

 最終話は自分の予想していたよりも大団円でした。
 自分は最終話で冠星はキョンシーとなって叶国を陰から支える存在になるものと思ってました。
 そして主人公の宵は冠星の代わりに皇帝となり、皇后となった翠燕とともに叶国を反映に導く、そんな終わり方を予想していました。
 なぜそういう終わり方を予想したかというと、そうでないと宵と翠燕が結ばれないからです。
 しかし現実的にはまさかの冠星の復活!
 いや、そうなると宵と翠燕の二人はどうなるの?
 冠星が皇帝、翠燕が皇后になるが、翠燕が契りを結ぶ相手は冠星ではなく、宵ってこと?
 何だか関係がいびつな気がする…。

 ところで話はちょっと横道にズレますが、自分は本は本屋で買う主義です。
 もちろんAmazonでポチれば、だいたいの本は簡単に手に入るということは知っています。
 それでも自分は本は本屋で買いたいのです。
 アホだなって笑ってやってください。

 先日も何軒も本屋をハシゴして、天神のジュンク堂でよーやく『麻雀漫画50年史』を見つけました。
 足を棒にしてお目当ての本を見つけた時の感激はAmazonでは決して得られないものです。

 さて、『双影双書』に話を戻すと、この漫画も相当コミックスを手に入れるのが難しいかと思います。
 人気があるからではなく、部数が極端に少ないからです。
 一、二巻をたまたま寄った本屋で手に入れられたのは僥倖でした。
 三巻は地元のツタヤで予約して手に入れました。
 そして10月に発売される四巻もツタヤで予約したのですが、実際入荷するかどうかは発注してみないとわからないと言われました。
 しかし自分は楽観していました。
 というのも最終話が公開される8/28に『双影双書』が大幅に知名度を上げるであろうイベントがあったからです。
 そのイベントとは【次にくるマンガ大賞 2024】。
 自分は【次にくるマンガ大賞 2024】のweb漫画部門の一位は『双影双書』に間違いないと思っていました。
 しかし結果は、、、『双影双書』は箸にも棒にも引っかかりませんでした。
 世の中の漫画読みは漫画を知らないと思いましたね。

 よければサンデーうぇぷりで公開中の第五話まで読んでみてください。
 よろしくお願いします。
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さよなら、愛しき打ち切り漫画たち。

2024-07-24 21:23:58 | 漫画・アニメ
 『双影双書』の最新第35話が公開されました(こちら)。
 今回は、いえ、今回も信じられないぐらい絵が美しいです。
 これほど独創的で美しい死後の世界(と現世の間)は見たことがありません。

 信じられないといえば、『双影双書』が打ち切りの憂き目に合い、あと一話で最終回ということもそうですね。
 特にこの漫画が打ち切られることはちょっと信じがたいです。
 何も自分が好きな漫画だから打ち切られるわけがないと言っているのではないですよ(その思いはありますが)。
 ぶっちゃけて言ってしまうと、web連載って雑誌連載で人気を得ることが出来なかった作品のためにあるようなものじゃないですか(人気のあるweb連載作品もありますが)。
 そのweb連載で人気が無くて打ち切られるなんてことが本当にあるのだろうかと思ってしまうのです。
 自分は寡聞にして知りませんが、人気が無くて打ち切られたweb連載作品をご存知の方は教えてください。

 それにしても自分の好きな漫画が打ち切られるのは何度経験しても慣れるものではありません。
 初めての打ち切り経験ははるか遠い昔、わずか全二巻で終了した『コマンダー0』です。
 めちゃくちゃ面白かったんですよ、『コマンダー0』。
 この作品を知る者の多くが「なぜ打ち切られたのかわからない」と言います。
 自分も完全に同意です。
 
 作者の富沢順氏は現在熊本県立高森高等学校マンガ学科で講師を務めているとのこと。
 会いに行ける機会があれば会いに行くんですけどね。

 続いての打ち切り作品は若木民喜氏の『聖結晶アルバトロス』です。
 今でこそ連載作品がドラマ化され、アニメ化される若木氏ですが、初連載作品は全五巻で打ち切られたんですよ。
 でも個人的にすごく好きでした。
 手を取り合って難敵と戦っていたユウキとアルバトロスが実は不倶戴天の敵同士という裏設定を知った時、マジで続きが見たいと思いましたよ。
 叶わぬ夢ですが…。

 とりあえず思い出の打ち切り漫画はそれぐらいかな。
 あんまり打ち切り漫画に思い入れが強すぎるのも悲しいですからね…。

 『双影双書』最終話は8月28日更新予定です。
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思い出の麻雀漫画をいくつか紹介。

2024-06-19 21:22:17 | 漫画・アニメ
 『麻雀漫画50年史』という麻雀漫画の歴史本が一部の麻雀(漫画)好きの間で評判になっているみたいです。
 面白そうな本なのでいずれ手に入れたいと思っていますが、今日のところは『麻雀漫画50年史』発刊を記念して、個人的に好きだった思い出の麻雀漫画をいくつか紹介したいと思います。

 まず、一番好きな麻雀漫画を挙げろと言われたら、これを押しますね。
 『バード-砂漠の勝負師-』(青山広美著)です《このタイトル表記だと『バード―』とも読めてしまいますが、主人公の名前が「バード」というだけです)。
 極悪サイコパス雀士「蛇」と天才少年マジシャン「バード」とのイカサマに特化した麻雀勝負のお話です。
 『ヒカルの碁』が囲碁を知らなくても楽しめるように、この『バード』も麻雀をまったく知らなくても充分面白いと思います。
 現実の麻雀もこうなんだと思われると困りますが。
 後に作画が別の人でリメイクもされていますが、そちらの方は読まなくてもいいかな。

 同じく青山広美の手による『トーキョーゲーム』も忘れられない麻雀漫画ですね。
 なぜ忘れられないかというと、この漫画の中で麻雀漫画史上最高得点の手を主人公の主人公青い星が上がっているのです。
 麻雀漫画史上最高得点と聞くと、麻雀をちょっとかじった人は「あー、あれでしょ、役満が四つぐらい重なった手でしょ」と思われるかもしれませんが、違います。
 理論上、役満は四暗刻、四槓子、字一色、大四喜が重なり、点数的には48,000x4になりますが、『トーキョーゲーム』で青い星が上がった手は桁が違うのです。
 青い星がサムライ戦のオーラスで上がった「リーチ海底小三元混一混老対々三暗刻三槓子南ドラ32」の点数は378京3023兆6869億点になります。
 何でこんなデタラメな点数になるかというと計算が青天井だからですね。
 「青天井って何?」と思われた方はそこら辺の飲み屋で酔っ払っている親父を掴まえて聞いてください。
 答えられるとは思わないけど。笑。
 
 あとはやっぱり『ノーマーク爆牌党』ですかねぇ。
 麻雀漫画としても充分面白いですが、というか傑作ですが、努力の末に凡才が天才を打ち倒すお話としても超絶面白いです。
 などとべた褒めしている割には手元にないのですが。

 思い出の麻雀漫画は以上です。
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物語は最終章へ…。

2024-04-25 20:56:15 | 漫画・アニメ
 「最終章」という言葉からどんな物語の展開をイメージしますか?
 多くの人は、主人公が時に傷つき、時に仲間を失いながらも、長い長い冒険の果てに成長し、ようやく敵の首領と相まみえる、そんな展開をイメージするのではないでしょうか。
 具体的には『ワンピース』が最終章に突入したのかな?
 まぁ『ワンピース』は読んだことがないので本当に最終章に突入したのか、突入したとしてどんな最終章なのか、全然わからないんですけどね。笑。
 『ワンピース』を読んでないなんてお前は日本人か!と叱られそうですが、ご心配なく。
 『ワンピース』だけでなく、『HUNTER×HUNTER』も読んだことがないので。
 正確には雀荘に置いてあった一巻を途中まで読んで、何だかついていけそうになかったのでそこで読むのを止めました。
 さらに言えば『鬼滅の刃』も不死テレビで最初に放映されたスペシャルと劇場版の無限列車編だけ見て、面白いとは思わなかったのでそれ以上は見ませんでした。
 『呪術廻戦』はテレビアニメの第一話を見て、ピンと来なかったのでそれきりです。
 うん、我ながら非国民だ。笑。

 この人、ジャンプの漫画、全部読んでないのでは?と思われるかもしれませんが、そういうわけでもないんですよ。
 『ワールドトリガー』はドはまりして、全巻所有しています。
 この一年で一番読み返した漫画てすね。

 さて、最終章に話を戻すと、この一年で一番読み返した漫画は「ワールドトリガー」なのですが、一番お薦めの漫画が最終章に突入しました。
 その漫画とは『双影双書』です。
 最新の第32話にて最終章に突入したことがが明らかにされました。
 最初は作者自ら納得してのことだと思ったのですが、ツイッターのツイートを読む限りはそうではなく、どうも単純に打ち切りみたいです(単行本の売り上げがよくなかった)。
 えーっっっ、って感じです。
 現在連載中の漫画でこんなに面白い作品はないのに…。
 本当にサンデーの編集部と世の漫画読みの見る目の無さと言ったら!

 お薦めしといてなんですが、『双影双書』は読むのがかなり難しいんですよね。
 連載されているサンデー・うぇぶりでも最新話と第5話までしか読めないので。
 
 と思ったら5月はこどもの日フェア(?)ということで一巻が無料で読めるそうです。
 5月になったら騙されたと思って『双影双書』を読んでください。
 もし読んでもらえたら、その人のお薦めする漫画の一巻を必ず読みます(面白いと思うかどうかの約束までは出来ません)。
 そして一巻を読んで面白かったら、続きの二巻、三巻を買ってください。
 単行本が爆売れするような奇跡が起きたら打ち切りが回避されるかもしれないとのこと。
 奇跡、起きないかなぁ…。
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『ゴールデンカムイ』読了。

2024-03-03 09:56:42 | 漫画・アニメ
 『ゴールデンカムイ』全31巻を読了しました。
 映画がべらぼうに面白かったんですよ。
 2024年は2月末現在で11本劇場に映画を観に行っていますが、ダントツで映画の『ゴールデンカムイ』が面白かったです。
 原作も気になったので読んでみることにしました。
 とはいえ、全31巻をAmazonでポチるというような、神をも恐れぬ所業は許されなかったので、分相応にレンタルで済ませることにしました。
 最初に1巻から10巻までを駅前のショッピングモール内にあるツタヤで借りました。
 なぜ10巻までしか借りなかったかというと理由は単純、11巻以降が貸し出し中だったからです。
 一週間レンタルだったので一週間後に返しに行ったら、その時もまだ11巻以降は貸し出し中でした。
 これだからレンタルは!
 別の日に市役所近くのゲオで11巻から19巻までを借りました。
 なぜ19巻までしか借りなかったかというと(以下略)。
 一週間レンタルだったので一週間後に返しに行ったら(以下略)。
 これだから(以下略)。
 別の日に同じゲオで20巻から30巻までを借りました。
 なぜ30巻までしか(以下略)。
 っていうか、待てよ、何で最終巻の31巻がないんだよ!
 これだから(以下略)。
 昨日、20巻から30巻までを返しに行ったんですよ。
 そしたら31巻がありました。
 さて、どうするか。
 借りることは借りたんですよ。
 でも家に持ち帰って、一週間後に返しに来るのは面倒臭いのでゲオの駐車場で読んじゃいました、31巻。
 なのでめっちゃ流し読みです。
 最終巻を流し読みで済ませたということからもわかる通り、『ゴールデンカムイ』の原作漫画、面白いことは思ったんですが、手元に置いておきたいというほどではなかったかな。
 中盤、変態キャラが次から次にこれでもか!というぐらいに登場したのには正直胸焼けしました。
 よく、漫画原作の実写映画は原作に忠実でなければいけない、なんていうことを耳にしますが、『ゴールデンカムイ』に関してはそれは絶対に無理だと思います。
 っていうか、映画は続編を作る気満々みたいな幕引きでしたが、どうするんですかね?
 姉畑支遁のエピソードが映画化されたらそれこそ奇跡だと思いますね。
 とはいえ、伏線が回収される原作の最終盤はよかったです(なぜ暴走列車に熊が乗り込んできたのかがわからなかったけど)。
 大団円となる幕の引き方も自分好みだったので、最後まで読んでよかったと思いました。
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『ゴールデンカムイ』を10巻まで読みました。

2024-02-07 22:11:04 | 漫画・アニメ
 『ゴールデンカムイ』の原作漫画を10巻まで一気に読みました。
 映画が頗る面白かったので、原作の漫画も気になっていたのですが、さすがにいきなり単行本を購入する気にはなれず、さてどうしようかと思案していたところ、駅前のショッピングモールの中にあるツタヤで上手い具合に1巻から10巻までレンタルすることが出来ました。
 ツタヤで漫画をレンタルするのは(確か)初めてです。
 以前はDVDならしょっちゅうレンタルしてたんですけどね。
 このツタヤも訪れるたびにレンタル関連のスペースが狭くなり、代わりにカードゲームの遊技スペースやガチャガチャが幅を利かせています。
 カードゲームの方は知らないけど、ガチャガチャってそんなに人を呼べるものなんですかね?
 200円ぐらいで出来るものはほとんどなくて、400円、500円するものばかりで、とても気軽にやろうという気にはなれないんだけどなぁ。

 話を『ゴールデンカムイ』に戻すと、今回映画化された1巻から3巻までを読んで思ったのは、映画は非常に原作に忠実に作られているなぁということです。
 単に忠実というだけでなく、上手い具合に構成を変えていて感心しました。
 そして4巻以降を読んで思ったのは、これ本当に映画にするの?と思えるエピソードばかりだったことですね。
 だって出てくるキャラクター、出てくるキャラクター、揃いも揃って全員変態か、異常者ばっかりなんですもん。
 剥製職人の江渡貝のエピソードなんてまるまる放送コードに引っかかりそうなんですけど。
 まぁ映画なんだから放送コードなんて気にしないでいいんだろうけど、江渡貝のエピソードを映画にして誰が喜ぶんだろう…。
 あと実写化作品は原作に忠実でないといけないというのであれば、アシリパに「チ〇ポ先生」って連呼させなければいけないわけですが(自主規制で伏字にしてみました)、それって正気の沙汰とは思えないんですけれど…。
 正直なところ、4巻から10巻までのエピソードはどう料理したところで面白い映画にはならないような気がする…。
 などと辛口なことを言っていますが、11巻以降もレンタルするつもりですし、映画の第二弾が公開されたら必ず観に行きますけどね。
 「チ〇ポ先生」と連呼するアシリパの姿を拝める日が今から待ち遠しいです。
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