この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

10月の予定。

2017-10-31 23:55:12 | 日常
 9月はそこそこ忙しい1ヶ月でした。
 10月もたぶんそんな感じだと思います。


 10/1は映画サービスデー!ってことで映画のハシゴをする予定。
 と言いたいところですが、お袋孝行ってことで篠栗町にある南蔵院に行ってきます。

 10/7からの三連休は熊本旅行の予定です。

 10/13は映画『猿の惑星 聖戦記』の公開日。ムビチケ購入済み。

 10/14は【折り紙建築士養成講座 in 九州】に参加予定。最近はペーパークラフトから距離を置いているのですが…。

 10/21は映画『バリー・シール アメリカをはめた男』の公開日。ムビチケ購入済み。

 10/27は映画『ブレードランナー2047』の公開日。ムビチケ購入済み。

 10/27は映画『ゲット・アウト』の公開日。これは観に行けるかどうかわからないなぁ。

 10/28は映画『女神の見えざる手』の公開日。前売り券などは販売されていませんが、観に行くつもりです。


 とりあえずこんなところです。
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最高の続編映画だった!にもかかわらずいろいろ言いたいことがある『ブレードランナー2049』。

2017-10-30 22:09:09 | 新作映画
 ライアン・ゴズリング主演、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、『ブレードランナー2049』、10/28、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年40本目。


 まず自分と『ブレードランナー』について。
 SF映画の金字塔と言われるぐらい有名な作品ですから、自分も当然『ブレードランナー』は見ています。もちろん嫌いじゃないです。
 ただ、熱烈なファンかというとそういうこともなく、『ブレードランナー』の5つのヴァージョンをすべて見ているわけでもありません。
 それを踏まえた上でこのレビューは読んでください(何かしら勘違いしている部分も無きにしも非ずなので指摘してもらえれば嬉しいです)。

 『ブレードランナー』の35年後の続編『ブレードランナー2049』を観ました。
 監督のドゥニ・ヴィルヌーヴはいい仕事をした、そう思います。
 おそらく、彼以外の誰にも、それは前作の監督であるリドリー・スコットも含めてですが、これほど見事な『ブレードランナー』の続編は作ることは出来なかったでしょう。
 これほど前作に対してオマージュをささげている続編もそうはないです。
 にもかかわらず自分は本作に対していろいろ言いたいことがあるのです。

 自分は『ブレードランナー』を見て、レプリカントを次のような存在だと認識していました。
 人間を模して造られた人造人間。知力、体力、ともに人間以上に優れているが、人間に対して反乱を起こさないように寿命が短く設定されている。
 この認識で間違っていないですよね?

 しかし、『ブレードランナー2049』を観て、まず「え?」と思ったのが、新型レプリカントであり、ブレードランナー(捜査官)でもある主人公のKが旧型レプリカントの家を訪ねる冒頭のシーンです。
 何に「え?」と思ったのかというと、レプリカントの、寿命が短く設定されているという設定がごっそり無くなっていることに対してです。

 特別なレプリカントが、例えばレイチェルなどが、その設定を解除されているというのであれば、まだわからないでもないですが、一般的なレプリカントまでが寿命に制限がないとなると、ロイ・バッティの生き様、もしくは死に様は何だったのだろう、そう思わざるをえません。

 さらに「え?」と思ったのが、本作の、レプリカントは生殖能力を持たないという新設定ですね。旧作にはそういった設定はなかったですよね、確か?(ありましたっけ?)
 人間を模して造られた存在が、ありとあらゆる点において人間と同じであったが、生殖能力だけは有さなかったというのはちょっと不自然なような気がします。
 人間とまったく同じ人造人間を作れるテクノロジーであれば、その人造人間に生殖能力を持たせるのもさほど難しいことではないように思えるのですが…。

 わからないことはまだあります。
 本作において事実上の世界の支配者であるウォレスはこういった台詞を口にします。
 レプリカントが生殖能力を持てば、より生産性が高まる、と。
 この理屈もよくわからないですね。
 レプリカントが生殖能力を持てば、当然生まれてくるレプリカントは赤ん坊でしょう。その赤ん坊を成人まで育てようと思ったらそれなりに手間もコストもかかるはずです。
 それより現レプリカントのように生まれたときから成人の方が、生産性という観点から見ればよっぽど都合がいいはず、、、う~~~ん、わからないな。

 まぁでもこういったワケのわからなさ、筋の通らなさも『ブレードランナー』らしいといえば、そうなんですけどね。笑。
 そういった点においてもドゥニ・ヴィルヌーヴは旧作の精神を再現した、と思わずにはいられません。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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スピカの再講習、その4。

2017-10-29 20:42:41 | 折り紙・ペーパークラフト
 再講習も今回で最後です(たぶん)。
 かっちんさんが前回の講習ではわからなかったひらひらの収納の仕方についてですが、大丈夫かな?笑。

 ①その3の⑤からの続きです。
 残ったひらひらの半分の折っていなかった方も対角線に合わせて半分に折ります。


   

 ロック(開かないようにすること)が目的です。

 ②あとはこのひらひらを隣りのポケットに折り込むだけなのですが、、、この説明だとわからないんですよね?


   

 写真の左上のところのポケットを大きく開いているんですけれど(本来ここまで大きく開く必要はありません)。

 ③四つのひらひらをすべてポケットに収納すると折る作業は終了です。


   

 ④平面の星を立体の星にします。


   

 中心から竹串などを刺して支えつつ、辺の真ん中を指で押して凹ませていきます。
 その2の①の作業をきちんと丁寧にやっていればそれほど難しくはないはずです。

 ⑤四辺とも凹ませれば完成です。


   

 さて、無事完成させられたでしょうか?
 
 作り慣れたら、スピカは小学生にでも折れるぐらい簡単!という自分の言葉が嘘ではなかったことが理解してもらえると思いますが、逆に言えば慣れるまではやっぱり難しいでしょうね。笑。

 わからないところがあれば(どなたでも)遠慮なく質問してください。
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スピカの再講習、その3。

2017-10-28 21:49:48 | 折り紙・ペーパークラフト
 スピカはここから(ちょっとだけ)難しくなります。
 ついてこれるかな?

 ①テグス糸を通したら、その2の②の状態に戻します。


   

 上半分を引っ張り上げます。


   

 下半分はそのままです。

 ②左上の角を22.5度の角度でずらして折ります。


   

 ③②で折ったところをそのままに、さらに45度の角度で折ります。


   

 ④②と③で折ったところがずれないように注意しながら元の位置まで折り下げます。


   

 上手く折り畳められると二つのひらひらのうち片方だけが内側に隠れます。

 もう片方のひらひらは①の状態のままです!形が変わっているという人は上手く折り畳めていないということになります。

 ⑤同じことを他の三ヶ所でも繰り返します。


   

 八つのひらひらのうち四つが隠れた状態になりました。
 八割方完成した感じですね。

 今日のとこはこれまで。
 みんな、ついて来れてるのかなぁ…。
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スピカの再講習、その2。

2017-10-27 21:06:27 | 折り紙・ペーパークラフト
 昨日の続きです。

 ①その1の⑤の状態から一度大きく広げます。
  

   

 その1の③と④で折ったところが四つのひし形になっています(写真では赤線を引いています)。
 このひし形は山折り、谷折りが半々になっていますが、これを色がついた面が山折りになるようにしっかり折り直してください。
 ここできちんと折れたかどうかが仕上がりの綺麗さに繋がるので、この作業は丁寧にやってください。
 
 ②四つのひし形を山折りに折り直したら、その1の⑤の状態に戻します。


   

 風車の羽根だった部分が二枚のひらひらになっていますが、このひらひらを対角線に合わせて半分の角度で折ります。


   

 ③あとは半分に折ったひらひらを内側に隠すだけ、、、なのですが、ここで別の作業をします。
 クリスマスツリーのオーナメントとして吊るすための糸をつけます。
 糸は100円ショップなどで売っているテグス糸、留めはステンレスの3ミリの丸ワッシャーを推奨します。
 特に吊るさなくてもよいという方、または手元に糸やワッシャーの類いがない方は、この工程は無視して構いません。

 四隅のいずれかの角の先を針や爪楊枝など先端の尖ったもので内側から穴を開けます。この時穴が大きくなり過ぎないように注意してください。
 次にテグス糸の片端にワッシャーを固結びし、糸の反対側を先ほどの穴に通してから抜け落ちないようにワッシャーを固結びします。

 
 

 今日のところはここまで。
 特に難しいところはなかったですよね…?
 明日からいよいよ難しくなります。
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スピカの再講習、その1。

2017-10-26 21:37:46 | 折り紙・ペーパークラフト
 少し前の記事で折り紙に対して情熱を無くしてしまった、というようなことを書きました。
 なぜ情熱を無くしてしまったのかというと理由はいくつかあるのですが、一番大きな理由は、自分がいくら自信のある折り紙作品を発表してもそれが世間的に評価されることがまったくないから、ですね。

 スピカは絶対的な自信作です。
 他に類を見ない不切正方形一枚折りの立体星でありながら、小学生にでも折れるぐらい折り方は容易で、なおかつモニュメントとしても見映えがして、その上様々なバリエーションがある。
 自分がこの先どれぐらい折り紙作品を創作できるかわかりませんが、これ以上のものを生み出せる気はしません。

 スピカを少しでも世に広めるために自分なりに思いつく限りの努力はしました。
 このブログで折り方を講習し、折紙探偵団の例会やコンベンションで講習会を行い、インスタグラムで写真を公開しました。
 しかし反応はまったくありませんでした。

 自分で最高傑作と思う作品を発表して、それに対する反応がないと、この先どんな作品を作ればいいのかわからなくなります。
 スピカも自分以外の著名な折紙作家が発表すれば、きっともっとヒットしたに違いない、そんなやさぐれたことを考えたりもしました。

 そんなとき、スピカの折り方でわからないところがあるので教えて欲しいというコメントがつきました。
 これは素直に嬉しかったです。
 自分のこれまでの努力がまったくの無駄というわけではなかったんだな、と思うのと同時に、前回の講習はやはりわかりづらかったんだな、ということがわかりました。
 そこでスピカの再講習を行うことにしました。
 
 再講習を行うことにしたのはいいのですが、どこから教え直すか、かなり迷いました。
 本当だったら一からやり直したかったのです。最初の一折りから始めたかった。
 しかしそれだと相当長くなってしまうので、最初は端折らせてもらうことにしました。
 
 ①まず伝承作品の風車を折ってください。


   

 風車の折り方がわからないという方はこちらの動画を参考にしてください。
 紹介しておいてなんですが、この折り方はすごく雑ですね。ホワイトラインが出まくりですし。
 ホワイトラインって何?と思う方はこちらの記事を参考にしてください。

 ②風車を折ったら羽根の部分を中心に合わせて折ります。


   
 
 上から見たらちょうど漢字の「田」になっていると思います。

 ③羽根の部分が表に来るようにして半分に折ります。


   

 ④羽根だった部分は左右ともに、下斜めと上斜めで分かれれていますが、下斜めの方を逆向きに折ります。上斜めになっているところと重なるようにします。
 45°の角度で薄く線が浮かんでいるので、長方形の辺をその線に合わせるように(左右とも)折ります。
 

   

 そんなに難しい作業ではないのですが、言葉で説明するのは難しいですね…。

 ⑤一旦広げ(②の状態に戻し)、90°回転させてから、③と④の作業を繰り返します。


   

 広げるとこうなっています。羽根の部分にはまだ新しい折り線は入っていません。最終的には羽根の部分にも同じ折り線が入るのですが、重ねた状態で折るとズレが大きくなるので、別工程で折るようにしているのです。

 今日の講習はここまで!
 何かわからないことがあったら質問してください。

 それにしても人に何かを教えるのってやっぱり難しいや。。。
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クライマックスシリーズを終えて。

2017-10-25 21:44:36 | スポーツ
 本来であれば今日は『シンデレラは眠れない 第二夜』をお送りするはずだったのですが、思うところあって、プロ野球のクライマックスシリーズについて書くことにしました。
 『シンデレラは眠れない 第二夜』を楽しみにしていた方、すみません。
 まぁそんな人、いないと思うけど!

 毎年、クライマックスシリーズが終了する時期にささやかれるのが【クライマックスシリーズ不要論】です。
>ペナントレースを勝ち抜き、優勝した球団同士が日本シリーズでぶつかっていた以前の体制にもどってほしい。
>俺はソフバンを応援する。4位と大差もない3位が日本一とか認めるわけにはいかない
>10ゲーム以上の差をつけての優勝はCSナシでいいと思う。選手は故障もあるし雨の中の試合も多くなる時期、これを機会に制度改善ですね。
 etc。
 これらの意見に全面的に賛成します。
 ただし、ペナントレース優勝チーム決定後のいわゆる消化試合に、ファンの方がそれまでと同様興味を持ち、贔屓のチームを応援するのであれば、という条件付きですが。
 まぁそれは土台無理な話でしょうけれど。

 クライマックスシリーズを最初に提案した人も、それがベストなやり方だと思って提案したわけではないでしょう。
 おそらく、優勝チーム決定後の消化試合は極端に観客動員数が減ってしまうため、それがどうにかならないかと思案した末に考えたのがクライマックスシリーズではないでしょうか。
 言ってみればクライマックスシリーズは観客動員数を少しでも増やすための苦肉の策ですよね(そしてそのことに成功している)。
 他人の考えた苦肉の策をこれといった代案も無しにただ気に喰わないからという理由だけで否定するもんじゃない、そう思います。
 逆に言えば他に観客動員数を減らさないための代案があるのであればクライマックスシリーズを否定してもよいと思いますが、そんな妙案、果たしてあるんですかね?

 それにしてもクライマックスシリーズを突破したDeNAの勝ち方は見事でした。
 正直第一試合が降雨コールドで広島の勝ちになったとき、あぁ、今年の日本シリーズはソフトバンクと広島のカードだな、と思いましたよ。その不明を恥じます。

 不明を恥じるといえば、今年のDeNAの監督にラミレスが就任するというニュースを耳にしたとき、今年もDeNAは最下位確定だな、そう予想しました。
 いくら人気者とはいえ、ろくにコーチの経験もない人間を監督として雇うとはDeNA首脳陣はまともに野球をやる気がないのだろう、そんなふうに思いました。
 それらも不明でしたね。
 ペナントレース中についてはよく知りませんが、少なくともクライマックスシリーズでのラミレス監督の采配は見事だったと思います。
 先制点を取られても決して試合を諦めず、選手を信頼し、最後まで戦い抜く。一見奇をてらった投手起用もよく考えられた策でした。

 しかしそのDeNAのクライマックスシリーズ突破にもケチをつけている野球ファンがいます。
 10ゲーム以上の差をつけて優勝したチームにはクライマックスシリーズでもう一勝アドバンテージを与えるべきだとか何とか。
 本当に見苦しい。その台詞を第一試合が降雨コールドになった直後口に出来たのか、って言いたいですよ。
 なぜ結果が気に入らないからといって最初の前提をひっくり返そうとするのか、自分には理解しがたいです。 
 単純にDeNAの勝ちっぷりが見事だった、そう褒め称えればいいだけじゃないですかね。

 今週末の土曜日からいよいよ日本シリーズが始まります。
 自分はソフトバンクホークスのファンですから、当然ホークスを応援します。
 しかしそれ以上に今年の日本シリーズで最高のプレー、最高の試合が観れたらいいなと思っています。
 今年のホークスとベイスターズであれば、それが出来るに違いない、そう信じています。
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実験的作品ながらも娯楽性にも溢れていた『ホワイトラビット』。

2017-10-24 22:39:51 | 読書
 伊坂幸太郎著、『ホワイトラビット』読了。

 正直読む前は不安でした。
 何が不安だったかというと、本作は前作『AX』からわずか二ヶ月後の刊行だったのです。
 別に二ヶ月で書き上げたとは思ってないですけど、さすがに刊行間隔が短すぎやしませんか?
 『AX』がそれなりに面白かったがために、逆に本作の面白さを疑ってしまったのです。

 しかしそれは杞憂でした。
 『ホワイトラビット』、面白かったですよ。実験的作品でありながら同時に娯楽性にも溢れているという快作でした。

 伊坂幸太郎は過去にも何作か実験的(といってよい)作品を書いています。
 例えば、『SOSの猿』や『あるキング』がそれに当たります。
 この二作品は実験的精神に満ちた作品ではあっても、娯楽性が皆無で(少なくとも自分はまったく楽しめませんでした)、自分は伊坂作品を追うのはもうやめようとすら思いましたよ。

 作者が書きたいものと読者が求めているものが乖離することはままありますが、読者の存在を完全に無視し、とにかく自分が書きたいものを書くというのであれば、別段出版社から本として刊行する必要はないだろう、脳内で書けばよい、そう思います。

 ただそれ以後は伊坂作品から実験性は影を潜め(別の作家との共作もありましたが)、きちんと読者が楽しめる作品を提供していました。
 そういうことにこだわらなくなってきたのかな、と思ってきたところに本作ですよ。
 上から目線になりますが、伊坂幸太郎はやはりやれば出来る作家なんてすねぇ。

 本作はある籠城事件が多視点で語られるのですが、そのうちの一つが神(つまり作家本人)の視点なんです。
 そしてその神は、作中のとあるトリックを「読者が見抜いていたように」と語るのですが、いやぁ、全然気づかなかったよ。気づいていた人ってどれぐらいいるんだろう?ボンクラだったのは自分だけ?
 見事作者の術中にはまってしまったわけなのですが、だからといって不快ということもなく、むしろ気持ちよく騙されたなぁという感じです。
 あ、ちょっとネタバレが過ぎましたかね。笑。

 読後感もよかったです。
 あと、個人的に266pの最初の3行が重要でした。
 やはり伊坂幸太郎はこういう考え方をする人だったか、と満足しました。
 何を言っているかほとんどの人には意味不明かもしれませんが、ともかく本作は老若男女にお薦めの1作です。
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観たい映画がいっぱい♪

2017-10-23 23:53:41 | 新作映画
 なぜだかわからないのですが、10月末から11月頭にかけてやたら観たい映画がいっぱいあります。

 まずは現在公開中の『アナベル 死霊人形の誕生』。
 自分は『死霊館』とその続編である『死霊館 エンフィールド事件』を非常に高く評価しています。こんなに怖くて面白くて感動するホラーはちょっとない、そう思っています。
 そのスピンオフである『アナベル 死霊館の人形』もそれなりに期待して観に行ったのですが、これがまたこれがまた恐ろしいぐらいにつまらなくて…。当然その続編である『アナベル 死霊人形の誕生』は頭から無視していました。しかし監督が変わったせいか、映画サイトのレビューでは結構評判がいいんですよね。現在公開中なので観に行くかどうかちょっと迷っています。

 10/20されたばかりのシャーリーズ・セロン主演の『アトミック・ブロンド』。
 ド派手なアクション映画も嫌いじゃないので、というか大好物なので、観に行こうかなとも思ったのですが、同週末に公開される『バリー・シール アメリカをはめた男』の前売り券を先に買ったので、こちらの前売り券を買うのは止めました。
 映画サイトを覗くと評判も悪くないようなので、しまった、こっちの前売り券を買うべきだったかと今ごろになって後悔しています。

 次は10/27公開の『ゲット・アウト』と10/28公開の『女神の見えざる手』。
 自分の中の映画の神様は「どちらもは観に行け!」とささやいているのですが、すでに『ブレードランナー2049』(10/27公開)の前売り券を買っているので3本観るのはちょっと厳しそう…。

 11/3は前売り券を購入している『マイティ・ソー バトルロイヤル』は鑑賞が確定しているのですが、同日公開される『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』は観に行くかどうか迷っています。

 さらに11/10に公開される『ジクソウ:ソウ・レガシー』。
 『ソウ』シリーズが復活すると聞いたときは、もういいやろ、と思ったのですが、監督が『プリデスティネーション』のスピリエッグ兄弟だと知ったとき、これは観に行かねば!と思いましたよ。あの兄弟であればただのリムーブ作品では終わらせないはずと信じています。

 鑑賞予定候補作品を8本挙げましたが、実際観に行けるのはこの半分ぐらいでしょうね…。
 さてさて、どれを観ようかな。悩ましいです。

 

 
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道徳心のない男の犯罪活劇、『バリー・シール アメリカをはめた男』。

2017-10-22 11:57:51 | 新作映画
 トム・クルーズ主演、ダグ・リーマン監督、『バリー・シール アメリカをはめた男』、10/21、Tジョイ久留米にて鑑賞。2017年39本目。


 トム・クルーズは前作『ザ・マミー 呪われた砂漠の女王』がクソがつくほど、おっと失礼、下品でしたね、訂正します、う○こがつくほど面白くなかったので、もうトムの作品は見ないでいいかとすら思ったのですが、そう言いつつも彼の最新作『バリー・シール アメリカをはめた男』の前売り券は買っちゃいました。
 何だかんだ言っても彼との付き合いは長いのです。
 まぁ付き合いといっても向こうがこちらのことを知っているわけではないのですが(当たり前だ)。
 でも付き合いが長いというのは本当で、ジョニー・デップの主演作は必ずしも見ているわけなく、それはブラット・ピットもニコラス・ケイジもそうなのですが、なぜかトム・クルーズの主演作だけはだいたい欠かさず見ていますね。
 トム・クルーズのどこに惹かれるのか、我ながらよくわからないのですが、と言いつつ、本当に好きなのは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ぐらいなのですが、まぁサイエントロジーではないのは確かでしょう。

 前置きが長くなりましたが、『バリー・シール アメリカをはめた男』、すこぶる面白かったです。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の次に好きですね。

 バリー・シールという、CIAエージェントにして、麻薬の密輸人だった実在の人物を描いた映画です。
 
 と書くと本作をドキュメンタリーか何かと勘違いする人が(必ず)いるのですが、それは違います。毎度毎度言っていますが、事実を元にした物語は事実そのものではありません。
 その証拠に、ちょっと調べればわかりますが、写真のバリー・シールはトム・クルーズに似ても似つかない、ただの人のよさげなオッサンですからね。
 それに映画では愛妻家として描かれていますが、実在の彼はどうも離婚歴があるようですしね…。

 何だか映画の内容にケチをつけているようですが、そんなことはなく、ともかく映画は面白いのです。
 作中バリーが手を出すのは麻薬や銃器の密輸といった悪事ばかりで、本来であればバリーは悪人として描かれるべきはずなのですが、彼があまりにもあっけらかんとそれらをやってのけるので、観ている内に「もっとやれ!」と言いたくなりました。そういった感覚はレオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』にも通じるものがありますね。

 それに善悪はさておき、現金で家が溢れ返るというようなシチュエーションは一度味わってみたいものじゃないですか。まぁまともに稼いだお金でそんなことが出来るはずはないですが。

 終盤、バリーを待ち受ける災厄はあまりに非道すぎるものです。例え彼がどんな悪人であったとしても、それはない、と思いましたよ。
 よくよく考えると自業自得なのですけどね。笑。

 そんなわけで本作は万人にお薦めというわけではないですが、自分は大いに気に入りました。
 トム・クルーズにはこれからも、いや死ぬまでアクション俳優として活躍して欲しいです。
 どこまでもついていくぜ、トム!!


 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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