この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

一夜が明けて。

2009-08-31 21:41:21 | 戯言
 自民党が歴史的な大敗を喫し、民主党が政権を奪取した衆院選から一夜が明けた。

 一夜が明けて思うのは、結局予想外のことは起こらなかった、ということだった。
 民主党が大勝するであろうことは事前の調査で充分予想しえたことだし、もし自民党が勝利してたらそちらの方が予想外だ。
 だから、昨夜選挙速報を見るという行為は単なる確認作業にすぎなかった、といえる。

 無論確認作業とはいえ、それは非常に面白く、興味深いものだった。
 自民党執行部曰く、今回の自民党の敗北の責任はすべて首相である麻生太郎にあるという。
 そんなことはないだろう。
 まったくない、とはいわないが、すべて、というのは言い過ぎだろう。
 たった一人の人間の過失によって一国の政党が政権を失う、というのはおかしい。
 一人の人間の過失というより、それは組織全体の問題だろう。
 とはいえ、誰かスケープゴートを選ばなければならない執行部の事情もわかる。
 そういった大人の事情を垣間見るのは、悪趣味ではあるかもしれないが、やはり面白い。

 さて、昨日衆院選が終わったばかりで予想するのもどうかと思うが、次回、四年後の衆院選はまず間違いなく自民党が勝利するだろう。おそらくは接戦で。
 今回の衆院選で民主党が勝利したのは、それまで自民党を支持していた人たちが宗旨変えした、というのもあるが、無党派層を取り込んだことが大きい。
 次回の衆院選ではその無党派層が四年間の民主党による国政を評価し、あぁ、やっぱり民主党に政権を託したのは間違いだった、と思う派と、もう四年間だけチャンスを与えてやろうか、と思う派に分かれる。
 だから、自民党が接戦で勝つ。

 というような無責任な予想はいったもん勝ちなのであまり気にする必要はない。
 今気にかけなければならないこと、それはもちろん民主党執行部の動向ではあるが、もう一つ、幸福実現党、幸福の科学の存在ではないだろうか。

 今回の衆院選で幸福の科学が次ぎ込んだ費用のことを考えると目がくらむ。
 すべての小選挙区に候補を一人ずつ立てるだけでも軽く十億円以上かかったと聞く。
 衆院選当日まで新聞に「政権交代でもなく、現状肯定でもない」という意味不明な一文と胡散臭い詐欺師ヅラを見ない日はなかった。
 かかった広告費用は百億円か、二百億円か。

 今回の衆院選出馬により幸福の科学が弱体化、そして消滅、という道を辿ってくれたらこんな嬉しいことはない。
 しかし、もし、それ以外のシナリオが書かれていたとしたら・・・。
 そう想像すると背筋に寒気が走る。
 
 こんなとき頼りになるのはやはり公安なのだろうか?
 新しく政権を担うことになった民主党の執行部の面々にも充分留意して欲しい、と切に願う。
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ホッタラケの島 ~遙と魔法の鏡~。

2009-08-30 21:57:45 | 新作映画
 脚本安達寛高、『ホッタラケの島 ~遙と魔法の鏡~』、8/30、Tジョイ久留米にて鑑賞。2009年33本目。


 公開から一週間、ほったらかしになっていた『ホッタラケの島』を観に行ってきました。
 自分が本作に興味を持ったのは、ただひたすら脚本が安達寛高、つまり乙一だったからなんですよね。
 やっぱり贔屓の小説家が脚本を担当してたら、どんな映画なのか気になるじゃないですか。
 逆にいえばそれ以外のことで惹かれるものはな~んもなかったのですが・・・。

 で、観た上での感想ですが、、、う~ん、ほったらかしにしときゃよかったかな。笑。
 お話的にひねりと呼べるものがな~んもなし♪
 白乙一的な泣かせるエピソードも、黒乙一的なダークな味わいもありませんでした。
 ほんとによくあるファンタジーって感じでしたね。

 細かいところを突っ込むようですけど、タイトルから偽りがあると思います。
 サブタイトルが「遙と魔法の鏡」という以上は魔法のパワーと、特別な由来を持つ鏡が出てくるのかと思うじゃないですか。
 出てくるのは単なるフツーの古い手鏡。
 主人公の遙がその手鏡にこだわる理由はわかりますよ。
 亡くなったお母さんからもらった大事な形見ですからね(その割にはほったらかしだったけど)。
 しかし、敵役の伯爵がその手鏡に執着する理由がわからない。
 ワシの一万枚目の鏡を返せ~、なんていって遙たちをしつこく追ってきますが、別にその手鏡じゃなくてもいいんじゃね?って観てる間は思っちゃいました。
 伯爵がその手鏡に執着する、何かしら特別な理由が必要だろうと思います(それこそ世界を破滅させるほどのパワーがその手鏡には隠されていた、というような)。
 
 お話も正直パッとしないなと思ったのですが、それ以上にヴィジュアルに難がありましたね。
 ホッタラケの島の住人たちは、遙のパートナーであるテオを始め、まあまあ上手くCGで表現出来てた、と思います。
 特にぬいぐるみのコットンはまるっきりぬいぐるみそのものに見えて感心しました。
 問題なのは主人公の遙。
 オールCGのアニメ映画ですから、当然遙もCGで描かれているわけですが、その遙が現実世界においてもホッタラケの島においても常に浮いてるんですよ。周りの風景になじんでない。
 人間に見えないんです。陶製の人形って感じ。
 結局CGにおいて一番難しいのは、人間を描くことだといいます。
 人間が普段一番見慣れているのは人間ですからね。
 人間が人間らしく見えるように描くのが一番難しいらしいのです。
 とはいえ、人形劇の人形でも見ているうちに本当に生きてるんじゃないかって思えることもありますから、『ホッタラケの島』で遙が人間に見えないのは、ヴィジュアル的な問題もありますが、演出的な問題もあるのでしょう(服が水に濡れても透けない、とかそういうこと。エロくてすみません。笑。)。

 というわけで、まったくお薦め出来る映画ではないのですが、フジテレビ開局五十周年記念とやらで、それなりにヒットするんでしょうねぇ、、、『アマルフィ』の前例があるからそうとも限らないか。笑。
 ともかく、この夏のお薦めのCGアニメ映画は『ボルト』なので、出来たらそちらを観に行った方がいいですよ(ってどういう締めだ)。

 お気に入り度は★☆、お薦め度は★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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グッド・バッド・ウィアード。

2009-08-29 20:39:53 | 新作映画
 監督キム・ジウン、主演チョン・ウソン&イ・ビョンホン&ソン・ガンホ、『グッド・バッド・ウィアード』、8/29、Tジョイ久留米にて鑑賞。2009年32本目。


 韓国映画が殊更好き、ってわけではないですが、やはり無視し得ない存在だと思っています。
 今の日本映画では(予算面や倫理面の制約で)実現不可能な事柄を平然とスクリーンで見せちゃいますからね。
 そのパワーにひたすら脱帽するしかないって思うときがあります。

 本作もめちゃめちゃ好きか?って聞かれたら、う~ん、そうでもないかな?って答えるしかないんですけど、それでも観ていて羨ましくなりましたね。
 今の日本映画では砂漠のど真ん中に列車を走らせる、というような大掛かりなセットは組めないだろうし、あれほどキレのいいガンアクションも撮れないでしょう。

 欠点を挙げていったら切りがない映画なんですけどね。
 宝の地図を持つ男を追って、馬賊、盗賊、日本軍が入り乱れて、何が何やら途中からワケがわからなくなっていきますし、この映画のオチとなる指切り魔のエピソードも上手く伏線として機能しているとも思えない。

 でもとにかく韓国映画の持つパワーをまざまざと魅せつけてくれる作品ではありました(同じ無国籍風ウェスタンでも日本のアレとはえらい違い)。
 魅せつけるといえば『G.I.ジョー』に引き続き本作でも、イ・ビョンホンはその鍛え抜かれた肉体を披露していましたよ。
 彼への出演オファーにはその手の条件が記載されてるんでしょうかね?笑。
 そんなわけで、パワフルな映画が好き♪という方、とにかく男性の鍛え抜かれた肉体が好き♪という方にはお薦め出来る映画だと思います。

 お気に入り度は★★★、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。 
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選挙と審査。

2009-08-28 23:27:45 | 戯言
 来たる8/30にいよいよ衆院選が行われる。
 人によっては天下分け目の決戦、もしくは明治維新、敗戦につぐ革新の時、なんて声高に叫んでいるが、実際のところどうなのだろう?
 まぁまず間違いなく民主党が第一党になるだろう。そういう流れが出来ている。この流れに逆らうことは何人にも出来まい。
 
 だが、民主党が天下を取ったところで、何が変わるとも思えない。
 高速道路の無料化?
 一体誰がそんなことを望んでいるというのだろう?
 高速道路の無料化なんて単純に他の交通手段に対するイジメとしか思えない。
 高速道路を無料化するのであれば、同時に他の交通手段、特にあらゆる鉄道機関も無料にして欲しいよ。
 そっちの方が断然国民にとって利があるだろう。
 鉄道機関の無料化が無理だというのであれば、つまり“理”がないのなら、高速道路の無料化だって“理”がないだろう。
 そんなことをマニフェストに掲げている時点で、あぁ、コイツら信用出来ねぇ、そう思う。

 とはいえ、今度の衆院選で、自民党は負けるべきだろう。
 現在の日本を吹き荒れる不況の嵐、それは100%自民党の責任だとは思わないが、誰かが責任を取るとしたら、それはやはり自民党以外にありえない。
 なので、自民党は平成大不況の責任を取るべきだと思う人は民主党に投票すればいいし、いや、それでも景気を好転させることが出来るのは自民党だけだ、と思う人は自民党に投票すればいい。

 自分は、自民党は与党としての責任を取るべきだと思うので、(比例区では)自民党には投票しない。
 また、民主党は信用出来ないと思うので同じく投票しない。
 といったら、ある人に「どこも入れるところがないじゃないですか」と笑われてしまったけれど、もちろん棄権をするつもりもなく、消去法で社民党にでも入れるつもりだ(別に熱烈なシンパ、というわけでもない)。
 まぁ死に票になるだろうけれど、それもまたよい、と思っている。

 社民党に一票投じようと思っている自分が選挙に関してあれこれいうつもりはほとんどない。
 せいぜい慎重に考えて投票してください、ぐらいだ。

 実はここだけの話、真に注目すべきは当日行われる「最高裁判所裁判官の国民審査」の方ではないか、と思っている。
 自分もつい先日まで知らなかったのだけれど、この日審査される裁判官の一人、竹内行夫は個人的に許しがたい奴だ。
 まぁいろいろと悪行を重ねているようだが、司法試験も受けてないのに最高裁判所の裁判官になっている、というだけで、充分罷免の理由になると思う。
 司法試験を受けずにどうやって裁判官になれたのか、不思議に思う方もいるかもしれないが、答えは簡単、要は天下りで最高裁判所の裁判官になったのだ。
 自分はこれまで天下り先って民間企業や特殊法人だけだと思っていたので、これには驚かされた。
 まさに究極の天下りといっても過言ではないだろう。

 8/30、衆院選挙に行かれる方は、ついででいいので、「竹内行夫」の名前の上に大きくバッテンをつけてきてもらいたい。

 詳しいことは以下のサイトを参照のこと。
 *きっこのブログ:竹内行夫にバッテンを!
 *「副島隆彦の学問道場」のコラム「8/10のエントリー」
 
 ps.相互リンクを張っていたある人のブログが今日になって突然表示されなくなったのだけれど、、、公職選挙法に触れる記事でも書いたのかな?
 自分も一応気をつけて書いたつもりだけれど、明日になってブログが見れなくなってたら、あ、閉鎖させられたんだな、って思ってください。笑。
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きこりんに会いたい。

2009-08-27 23:38:37 | 戯言
 最近気になっていること、それは「きこりん」という謎のUFO型のキャラクターが出てくる住友林業のCMです。

 このCMの最新ヴァージョンは百年前に失われた森を取り戻すために、そして森から消えてしまった仲間を呼び戻すために、きこりんが植林に頑張っている、というようなエピソードです。
 
 素直に受け止めれば、きこりん(要は住友林業)も頑張ってるなぁ、と思えるのですが、穿った見方をすれば、百年前ってギリギリ明治時代だよね?

 明治時代にそんなクマやキツネが住みかを追い出されるほど激しい森林伐採が行われていたのかなぁ・・・。

 森林伐採が盛んに行われるようになったのって戦後になってから、ってイメージがあるんだけど。

 実際に明治時代にそんな大々的に森林伐採が行われたのか、それともそれはCM上の演出なのか、そこらへんのところをきこりんに会って確かめたいです。
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小学校に戻ってやり直せ。

2009-08-26 23:14:15 | 日常
 マイミクの方からメールが来て、ある頼まれ事をされました。
 頼まれ事の具体的な内容は省略しますが、まぁ空いてる時間にやって、だいたい三ヶ月ぐらいかかるかな、と概算して、その旨返事しました。
 そしたらまた返事が来て、それで構わないので(九月から始めて)十二月になったら完成した物を送ってください、みたいなことが書かれていました。
 おかしなことをいう人だな、と最初思いました。
 三ヶ月かかることであれば、九月から始めたら十二月までかかるから、送るとすれば一月になってからだよねぇ、そう思ったんです。
 ・・・・・。
 間違ってるのは自分の方じゃん!!
 単純に12から9を引いたら3なのでそう考えたのですが、よくよく考えたら(よくよく考えなくても)違いますよね。九月を数えて三ヶ月であれば、九月、十月、十一月の三ヶ月ですよね。
 いやぁ、道理で話が噛み合わないと思った。
 小学校に戻ってやり直せよ、と思いました。
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牛乳寒天を作ってみた。

2009-08-25 22:55:37 | 日常
 突然ですが、自分は牛乳寒天が好きなんですよね。
 牛乳プリンと似た味わいですが、こっちの方がさっぱりしていて好みです。

 普段は主に食べる方専門なんですが、お袋が「簡単だからあんたにも出来るけん、やってみてん」というので作ってみました。
 寒天の元を煮立てて、砂糖と牛乳を混ぜて、あとは冷やすだけです。
 確かに簡単といえば簡単なんだけど、、、やっぱり面倒♪(どこまで面倒臭がり屋なんだ。。。) 
 自分が純粋に簡単だと思えるのはフルーチェまでですかね。笑。

 でも出来上がった牛乳寒天はとっても美味でした。

  


 よっぽどのモノグサ人間でない限り、簡単に作れます。
 皆さんもお試しあれ♪  
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観たい映画が続く。

2009-08-24 23:20:48 | 新作映画
 観てみたいなと思える映画が何か知らないけど立て続けに公開されます(もしくは既に公開中)。

 まず、観たいな、という以前に観に行かなければいけない!!のが既に公開中の『ホッタラケの島 ~遙と魔法の鏡~』
 この映画、公開初日にワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野に観に行ったはいいが、Tジョイ久留米指定の前売り券で観れなかったんだよね。間抜けすぎる。
 前売り券を無駄にするわけにはいかないから何が何でも観に行かねば。

 同日公開だった『南極料理人』は面白そうだな、と思ったけど、観るのは諦めました。
 どう考えても時間が取れそうにない。
 DVDになったら見ればいいや。

 同じく既に公開中『30デイズ・ナイト』
 こちらは生粋のホラー映画なので見ようと思ったら劇場で観るしかないんだよね。DVDになったって家で一人じゃ怖くて見れないのだ(劇場で観る分にはどんなに怖くても平気なんだけどね。笑。)。
 幸い109シネマズ佐賀で公開されているので何とか観に行けたらって思ってます。

 しかし『30デイズ・ナイト』の鑑賞を阻止するかのように公開されるのが『グッド・バッド・ウィアード』(8/29公開)。
 韓国発の西部劇なんだけど、これまたすごく面白そうなんだよなぁ。

 と思ってたら翌週にはデンゼル・ワシントンVSジョン・トラボルタの『サブウェイ123 激突』(9/4公開)とクリスチャン・ベールVSラッセル・クロウの『3時10分、決断のとき』(9/5公開)されるからなぁ。
 
 う~む、休む間がないよ。
 休館日ならぬ休鑑(賞)日を設けなくっちゃね。笑。
 さてさて、この中から何本ぐらい観に行けるのかな。。。 
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これぞ大人の味♪

2009-08-23 21:48:47 | 日常
 映画を観た帰り、ショッピングモール内にあった駄菓子屋(最近よく見かけますよね?)で、『わさびラムネ』なるものを売っていたので、試しに買ってみました。


   


 何でも「大人の味」だそうです。笑。

 さて、実際飲んでみると、、、う~ん、単なる薄味のラムネ。別に期待したほどわさびの味はしませんでした(期待した、っていう表現も変なんですけど。笑。)。
 一本¥189もするので、試し買い以外で買う価値はないですね。
 これならジンジャーエールの方がはるかに美味い。
 考えてみればジンジャーエールも生姜味のラムネといえなくもないんですが。

 ちなみに同じ駄菓子屋で、『カレーラムネ』なるものも売ってたんですけど、、、どうなんでしょうね?
 飲んでみたいって方、いらっしゃいますか?


   


 お店のPOPには「『わさびラムネ』よりもさらに激マズ」って書いてありましたよ。。。
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96時間。

2009-08-22 23:56:57 | 新作映画
 製作・脚本リュック・ベッソン、監督ピエール・モレル、主演リーアム・ニーソン、『96時間』、8/22、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞。2009年31本目。

 最初、この日は映画の三連ハシゴ(同じ日に三本映画を見ること)をするぞ!なんて無謀なことを考えていました。しかし、諸々の事情によりそれが出来なくなったので(単純にアホな理由で懐具合が寂しくなった)、一本を諦め、二本観ることにしました。

 二本のうち一本を『ホッタラケの島』にすることは決定事項のようなものでした。すでに前売り券を購入していたので。
 で、もう一本を『96時間』にするか、『南極料理人』にするか、少し迷ったのですが、テレビブロスの映画レビューで高評価だったのを信じて『96時間』を観ることに決め、金曜日にコンビニで前売り券を買いました。

 当日の朝になってダラダラと二度寝をしてたら、地元のTジョイ久留米(車で二十分ちょっと)での午前の『ホッタラケの島』の上映時間に間に合わなくなり、Tジョイ久留米よりはやや遠いワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野(車で四十分弱)で観ることにして、向かいました。
 筑紫野に着いて、チケット売り場で前売り券をチケットと交換してもらおうとしたら、売り子のお姉さんが「この前売り券ではご覧になれませんが・・・」って言うんですよ。
 そんなわけないだろ、、、と思ってよく見たら、『ホッタラケの島』の前売り券はTジョイ限定のものでした。
 ・・・・・。
 うわっ、やってもーた!!!
 地元のシネコンで公開されるから、間違いなくここで観るだろうと思ってTジョイ久留米で劇場限定の前売り券を買ったんだった。
 そんなわけで土曜日は『96時間』だけを観ることになりました。

 これでもし『96時間』がつまらなかったら、ほんと、最悪な土曜日になるところだったのですが、、、いや、めっちゃ面白いよ、『96時間』!!
 先週『トランスポーター3』を観たばかりで、リュック・ベッソン作品だからという理由で公開日前日まで観るかどうか迷っていたのですが、ほんと観てよかったです。
 今年観たアクション映画では一番、ついでにいっておくと『トランスポーター3』の百倍、『G.I.ジョー』とは比べ物にならないぐらい面白かったです。
 サマーシーズンに実写のアクション映画を観ようと思ってる人には超お薦めです。

 まぁでもまったく不満を覚えないかというと残念ながらそういうわけでもなくて、、、以下不満点をちょっとだけ書きます。結末にも触れているのでこれから観に行こうと思ってる人はスルーしてください。

 主人公のブライアンが人身売買組織のアジトに侵入して、誘拐された娘キムが出品されているオークションに出くわします。とりあえずキムを競り落とし、入札部屋から出る際、彼は何者かに頭を殴られ、気絶してしまいます。
 待て待て待て。
 敵組織の最深部に侵入しといて、CIAの元凄腕エージェントが何を気絶させられてんだよ。ドアの外に人がいないかどうかなんて、まず注意しなければいけないことの基本中の基本じゃないのか?(『トランスポーター3』でも主人公があっさりと気絶させられてしまうシーンがあったけど)油断するような状況じゃないだろ?

 というのは重箱の隅なのかもしれないけど、本作の最大の矛盾はその結末にあります。
 娘を救い出したブライアンは何事もなかったかのように娘と一緒にフランスからアメリカに帰国しちゃうんですよ。
 誘拐された娘を救うという大義名分があるとはいえ、手段を選ばずやりたい放題にやった、おそらくはその手にかけた死者の数は十人を下らないであろう主人公が何も罪を問われずに帰国出来るっていうのはいくら何でもおかしい。ありえない。ハッピーエンドすぎる。
 ここで自分は観ていて若干白けてしまいました。
 自分が監督(脚本家)だったら次のような結末にします。

 死闘の果てに愛する娘キムをその手に取り戻したブライアン。
 泣きじゃくるキムを優しくなだめながら、ブライアンはおだやかな笑みを浮かべる。
「どんなときだってお前を守ってみせるってパパは言っただろう?」
 そういいながら彼は一枚の名刺をポケットから取り出し、娘に握らせる。
 これは?訝る娘に彼はこう説明する。
「この名刺はお前が夢を叶えるためのチケットだ」
 こんなときにどうして、と困惑するキムに、ブライアンはもう一度優しく微笑む。
「パパは・・・、どんなときだってお前のことを見守っているからな・・・」
 そういいながらゆっくりと崩れ落ちるブライアン。
 足元には血溜まりが広がっていく・・・。
 キムの絶叫が船内に響く。

 数ヵ月後、ブライアンが渡した名刺を手にボイストレーナーの家を訪ねるキム。
 彼女は何度も深呼吸を繰り返し、勇気を振り絞り、ドアをノックする。
 ドアがゆっくりと開かれる。
 そしてエンドマーク。


 この終わり方だったら絶っっっ対泣けたと思います。
 今年観たアクション映画の、という括りではなく、今年観た映画のNo.1だったかもしれません。
 本当に惜しいなぁ。
 まぁリュック・ベッソンの映画でここまで楽しめたことでよしとするべきなんでしょうけれど。

 お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
 
 次回鑑賞予定は、というか、今週末こそは『ホッタラケの島』を観に行かなくっちゃなぁ・・・。
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