できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(6月11日)のプリキュアの話です。

2023-06-11 18:30:54 | プリキュア話

今日は6月11日、日曜日。いつものとおり朝からプリキュアと仮面ライダーを見て、部屋の掃除してました。そのあと本当はいろいろ事務仕事や遅れている研究面での仕事、授業準備とかしないといけないのですが…。昼からぐーぐー寝てしまって、気づいたら夕方でした。

もーほんと、あっちでもこっちでも「無理をさせ、無理をするなと、無理をいう」構造ができあがっていて、私のところにいろんな仕事が集中してます。「これ、いまのうちはええけど、私がこけたらみんなこけるような構造。危ないでー」って思うんですけどねえ。そういう危機感は、「無理をさせ、無理をするなと、無理をいう」構造に甘えている人々は、まったくないようで…。あきまへんわ、こんな状態。

まあ、ぼやきはこのくらいにして、今朝のプリキュアの話を書いておきます。先週、保育実習に行ったときに「最強の保育士になる!」ということで、キュアバタフライに変身することができるようになったアゲハ姉さん。また、そのアゲハ姉さんが、プリキュアたち3人とヨヨさん、プリンセス・エルの暮らす家に引っ越してきたところで、前回はおわりました。今回はその話の続きからはじまります。

まず、アゲハ姉さんは「がんばってるみんなに、なにかしてあげたい」と思う気持ちが先にたつのか、引っ越したばかりの家で、はりきってしまいます。プリキュアたちの朝食をつくったり、中学校にいくソラちゃん(キュアスカイ)・ましろちゃん(キュアプリズム)の弁当つくったり、ツバサくん(キュアウィング)がエルと遊んでいる脇で、部屋の掃除をしたり…。気づいたら、ツバサくんがプニバード族(鳥の姿)に戻った時に過ごす巣箱に、アゲハ姉さんはデコレーションまでやっちゃいます。そんなアゲハ姉さんを見て、ツバサくんは「誰かに似てる…」と思いつつも、「自分のことは自分でやるから、余計なことをしないでください」と頼みます。

このあと、アゲハ姉さんはエルと「オニのパンツ」の歌をうたったり、ツバサくんとエルの水遊びにつきあったり…。水遊びの服のまま土の上に寝転んで、ドロドロになったエルとツバサくんを「丸洗い」する要領で、小さなプールにエルを入れて、ホースで上から水をかけたり…。そして、ドライヤーでエルとツバサくんを乾かせて、そのまま疲れたエルを抱っこして寝かしつける。その様子を、3人のプリキュアは「さすが(保育士)」といって見ています。

他方で、エルが寝たあと、今度はソラちゃん・ましろちゃんに、コスメの使い方をアゲハ姉さんは教えます。それを聞いて、自分が元気になれるようにテンションをあげていくということという感じで、「アゲって、こういうことなんですね」とソラちゃんは理解したようで…。ただ、コスメにはあまり関心のないツバサくんは、先に寝ます。

他方でツバサくん、夜中に目が覚めて、ふと台所を見ると、いっしょうけんめい絵を描いているアゲハ姉さんの姿を見ます。翌朝、アゲハ姉さんはその台所の机の上で目覚めたようで…。ツバサくんは「アゲハさん、がんばりすぎです!」「ボクたちのために、がんばりすぎて疲れないで」「もっとボクたちを頼って」と言います。そんなツバサくんの話を聞いて、アゲハ姉さんは「あした、予定空けておいてね」と頼みます。

アゲハ姉さんに頼まれるまま、次の日、エルを連れていっしょに出かけるツバサくん。行った先は、アゲハさんが実習をしていた保育園の壁。そこには1か所、壁画アート場所が残っていました。「ここに実習の記念に、絵を描いてほしいと頼まれた。3人で書こう」と、アゲハ姉さんはツバサくん、エルに声をかけます。

ここから、3人の壁画アートがはじまります。絵をいっしょに描く中で、アゲハ姉さんにツバサくん、自分の父親は絵描きで、両親はいつも自分を子ども扱いするので、うっとおしいこと。そんなところが、アゲハさんにどこか似てるという話をします。他方でアゲハ姉さんは「エルちゃんも、ツバサくんも、ソラちゃん・ましろちゃんも、みんな家族と離れて暮らしている。そんなみんなを見ていると、私は何かしてあげたくなる」と話をします。

そんななか、エルが手に絵の具をつけて、ペタペタと壁画アートに押し始めます。「これをチューリップにしよう!」といって、アゲハ姉さんはさらにエルの手に絵の具をつけます。ツバサくんにも「自由に絵を描いてみて!」と頼みます。その結果、3人の合作で壁画アートができあがります。アゲハ姉さんは「最高の壁画ができた。3人の相乗効果で、たのしい絵!」と喜びます。

壁画アートが完成して喜んでいるところへ、バッタモンダーがゴミ箱のランボーグを連れて現れます。どうやら今回のバッタモンダーは、プリキュアたちが4人集まるよりも、バラバラのときに攻撃した方が勝てると判断した様子。そんなバッタモンダーは「頭を使った作戦」といいますが、アゲハ姉さんは「4人相手に勝てる自信がないんでしょ!」と言い返します。

ただ、ランボーグは3人でつくった壁画を攻撃します。そんな様子を見て、ツバサくんの仲間の小鳥たちが、ソラちゃん・ましろちゃんに知らせに行きます。他方でバッタモンダーとランボーグに「あんた、マジで嫌い」と起こったアゲハ姉さん。キュアバタフライに変身して、「壁画アートとを守る」とランボーグと力比べを始めます。でも、相当にランボーグの力が強く、苦戦します。

そんなキュアバタフライの姿を見て、エルが「めーっ!!」と怒って、泣き始めます。また、キュアバタフライの苦戦するすがたを見て、「ふたりではじきかえそう」「プリンセス(エルのこと)、いっしょに守ります!」といって、キュアウィングがバタフライのサポートを始めます。

そんなとき、エルが「プリキュア~!」といって、キュアバタフライ・キュアウィングの使える新しいアイテムを出します。ただ、これはどうやらキュアスカイ・キュアプリズムの「アップドラフトシャイニング」とは、またちがう技を使うための道具のようです。形が絵の具のパレットに似ていたので、「よくわからないけど、なんとか使ってみる」といって、試しに赤と白の色を混ぜてキュアバタフライが使うと…。プリキュアたちがパワーアップします。そこで「すべての色をひとつに」と、キュアバタフライがミックスパレット(このアイテムの名前)で色を混ぜると、キュアバタフライもキュアウィングもパワーアップ。「タイタニックレインボー」という技で、キュアウィングのサポートを得て、キュアバタフライがランボーグを倒し、バッタモンダーも去っていきます。このあと、キュアスカイ・キュアプリズムが到着、ランボーグのエネルギーをミラーパッドに貯めます。

ラストのシーンですが。「これからは私たちも頼ってね」「みんなでアゲアゲ」と、ソラちゃん・ましろちゃんに言われたアゲハ姉さん。翌朝からは、ほかのプリキュア3人が、アゲハさんといっしょに朝食づくりをするようになります。その様子を、ましろちゃんの祖母・ヨヨさんがニコニコしながら見てる…ってところで、今回の話おわりました。

次回予告は、エルに絵本の読み聞かせをしているましろちゃんが、自分で絵本づくりにチャレンジする話のようですね。どうやらこれからしばらくの間は、エルの成長とほかのプリキュアの成長が絡むかたちで、何か話がすすむようです。それと、ある意味でプリキュアのもっている「母性的なもの」の塊のような存在として、保育士プリキュア=キュアバタフライ(アゲハ姉さん)が登場するのですが、そのキュアバタフライを支えるかたちで、初のレギュラーメンバーの男の子プリキュア・キュアウイング(ツバサくん)がいるというのも、何かを物語っている感じですね。ツバサくんも、エルのお世話係ですから。あと、今日のエンディングには、キュアハッピーがでていました。ということで、今日のプリキュアの話、おわります。



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