※下記の内容は今日、お昼頃に、フェイスブックに書き込んだことです。それに若干手を加えて、こちらにも掲載します。
大阪首長W選の特定候補への投票呼びかけじゃないから、まあ、今から書いてもいいか、と思って書きます。
ここからあとに書くことは、「今夜8時以降に、「オール大阪」や「ひとりにさせへん」陣営にいた市民としてやるべきだ」と、あくまでも私が思うコトです。
(1)まずは開票結果が出たら、即、その結果について、「オール大阪」や「ひとりにさせへん」陣営に居た人、一人一人の実感に即して、思いつくことをいろんな媒体で発信してください。たとえよくない結果であっても、いつもいうプリキュアのように「わたしたち、こんなことくらいで、あきらめるわけにはいかないのよ!」という意思表示が必要かと思います。まずは、結果の如何を問わず「沈黙しないこと」が大事かと思います。
(2)次に、5.17住民投票後にお願いしたのと同じく、各候補者の陣営や、各陣営を応援する市民団体などが配付したビラ、ネット配信した動画等々は、できるかぎり「保存」をしてください。たとえばウソ、デマ、誇大表現等々、こうした各種媒体で配信された情報は、後日、選挙結果の如何を問わず、いろんな批判的検討の「材料」として活用可能です。私たちの側は、市民と専門家、そして政治家の連携によって、こうした情報収集とその検討、それをふまえた議論と実践の地道な積み上げが可能です。その場限りのウソやデマ、ごまかしで「選挙さえしのげればいい」陣営には、こういう地道な作業はできませんから。
(3)そして、「オール大阪」や「ひとりにさせへん」陣営で動かれたみなさんは、開票結果の如何を問わず、まずは大阪市内及び府内で「市民活動」の領域で、それを具体的な実践として取り組み始めてください。これが「次」への備えをつくります。
開票結果がよかったらよかったで、よくない結果ならそれはそれで、こうした地道な「市民活動」の継続が、今後、この大阪のまちを変えていく営みの土台になるかと思います。また、そういう「ほんものの市民」の姿を見せ、そうした「ほんものの市民」が応援する政治家を育てていくことが、「まがいもの」の政治家を徐々に出しづらくしていくと思います。
また、その地道な実践は、たとえば学校教育や保育、学校外の子ども家庭支援、高齢者や障がいのある人々、生活困窮者などへのさまざまな支援、医療・保健のとりくみの充実、中小企業やNPO、商店街への支援、まちづくりに関するさまざまな市民学習等々、あらゆる領域で、「できることを、できる人が、できるかたち」でやり始めてください。
そして、そのときのキーワードは「いっしょにやりましょ」「ひとりにさせへん」「次いこ、次」です。
以上、思いつくままに書きました。今後の取り組みの参考にしてください。
<追記>
結局「人々の生活に根ざした政治、地方自治」って結局、こういうことなんだろうな~って思うんですよ。もちろん、首長や議員にいい人がいるかどうかでその取り組みに差がでるので大きいのではありますが、でも「地道に地元でしつこく、自分たちの暮らしの課題の改善に取り組む市民」あって、はじめて「人々の生活に根ざした政治、地方自治」ってなりたつんだろうな・・・って、このごろよく思います。まずは「大阪の再生」って、ここから始まるんじゃないか、と思います。「自分たちの暮らしを見つめ、何が課題かを考え、それを地道にこつこつ改善しようと動き始める市民が育つこと」って。