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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(3月14日)のプリキュアの話です。

2021-03-14 17:41:32 | プリキュア話

今日、3月14日も日曜日ですね。またまた朝からプリキュアと仮面ライダー見てました。ということで、今朝放送分の「トロピカルージュプリキュア」の話を書いておきます。

といっても、先週予告でお分かりのとおり、今日から2人目のプリキュア、キュアコーラルが登場というのが、今回放送分の主な内容です。そのキュアコーラルになるのは、サンゴちゃん。ちょうど先週、まなつ(=キュアサマー)が転校した中学校で同じクラスになった子で、ちょっと気弱で、まわりの空気を読んでしまって自分の意見を引っ込めてしまうタイプの子でもあります。また、サンゴちゃんは、お母さんがコスメショップ(2階はカフェ)を経営している子でもありますね。この気弱なサンゴちゃんがどうやって人魚のローラに出会い、まなつとともにプリキュアになっていくのか…というところが、今回のストーリーで描かれています。

まず、今回は学校でできた友達といっしょに、まなつ・サンゴがショッピングモールに買い物に行きます。そこで担任の桜川先生のドジな姿を見たりもするのですが…。他方で、みんなでアイスクリームを食べようとなったときに、サンゴは幼い子がストロベリーチョコのアイスをお店で買えなかった様子を見て、自分の持っていたアイスをあげます。

そのあと、まなつの母の働く水族館に友達みんなでいくのですが、サンゴはその水族館のなかで落し物をした人に気付き、その人に届けようとします。そうするうちにサンゴはまなつたちとはぐれてしまうのですが…。そのときに歌声のする方にサンゴが行くと、そこでは人魚のローラがプールで泳いでいました。本当はローラ、朝、まなつと話をして「家にいる」ことになっていたのですが…。

その人魚のローラの姿を見て、サンゴは正直に「かわいい」と思い、「いたんだ、本物の人魚」とことばにしてしまいます。そのことばを聴いて、ローラは「プリキュアになってみない?」とサンゴに声をかけ、プリキュアの変身に使うコンパクトを渡しますが、そのときは反応がありませんでした。そして他の友達がやってきたので、ローラは隠れてしまいます。

一方、サンゴとまなつは、あらためて友達といっしょに水族館のなかをまわっていて、ジュゴンの水槽の前に来ました。他の友達は「ジュゴンってなんか変な顔」というのですが、まなつは「この子もかわいい」と言います。そのあと家に帰って、まなつはローラに「あした、学校でプリキュアを探そう」と声をかけます。他方でサンゴは「人魚、かわいかったなぁ。なんであんなこと言ったのだろう…」と思います。

翌日、学校での昼食時、まなつとサンゴは2人きりで話をします。そこでサンゴは「まなつがうらやましい。自分のやりたいことがはっきり言えるから」と言います。というのも…。幼稚園の頃、サンゴは自分が好きなチューリップの色は紫だと言ったのですが、紫が好きなのは自分だけ。それ以来「ピンクにしたほうがよかったかな…」なんて思うのだそうです。

その話を聴いて、プリキュアを探しに来たローラが、ふたりのところに登場します。サンゴに「自分の『かわいい』って思いを信じられないのはダメ。自分の『かわいい』って思いを信じなさい」というローラの姿を見て、サンゴは「人魚って、ますますかわいい」と思います。そしてまなつは「サンゴはプリキュアに向いている。やさしいし、よく気が付くし…」と言います。そこであらためてコンパクトを出すのですが、やはり反応はしません。「こういうときはメイクで気合いを入れるの」と、まなつはサンゴに声をかけます。

そんなとき、街中の公園にチョンギーレとヤラネーダが出現し、街の人々のやる気パワーを吸い取ろうとします。まずはまなつがローラの力を借りてキュアサマーに変身して、ヤラネーダとたたかいます。

他の友達がそのヤラネーダを見て、「人魚が怪物のいるときにいっしょに出るらしいよ。怪物は人魚があやつっているのでは?」ということを言います。それを聴いて、サンゴは「人魚は悪者ではなくて、ほんとうにかわいいの」と他の子にきっぱり言います。

そして、ヤラネーダとチョンギーレが「まずは人魚(ローラ)から攻撃してしまおう」といい、ローラへの攻撃をキュアサマーが一生懸命防ごうとしている姿を見たとき…。サンゴは「私、信じる! 私、逃げない!」と強く思います。するとサンゴの指に指輪が現れて、それが光ります。その光る指輪にローラの持っていた2つめのコンパクトが反応して…。ここから先は、サンゴがキュアコーラルに変身するわけですね。「私、もう逃げない。私は私を信じる。これが私の『かわいい』だから!」と言って、ここから先はキュアサマーとキュアコーラルの2人組で、ヤラネーダとチョンギーレを追い払います。その時はやはりリップ(=ハートルージュロット)を使って、「もこもこコーラルフュージョン」という技を出して追い払うわけですが。

ラストの場面ですが…。「ちゃんと言えたね、自分の『かわいい』を。プリキュア、いっしょにがんばろう」といって、まなつはサンゴに声をかけて終わりです。まあ、プリキュアによくあるパターンですが…。自分のなかの良心といいますか、正直な思いや強い願いに目覚めたときに、変身ができるようになる。そのパターンでサンゴもキュアコーラルになれたようです。

なお、今回のエンディングは、近々公開の劇場版映画を意識しているのか、前作(ヒーリングっどプリキュア)の4人のプリキュアと、今回のトロピカルージュプリキュアの4人がいっしょにダンスする「新旧引継ぎバージョン」になっていました。また、次回予告では「キュアパパイア」という3人目のプリキュアが登場する様子。キュアサマー・キュアコーラルが中1に対して、キュアパパイアは中2の設定の様子。なおかつ小説とか物語を描くのが大好きな子のようですね。ということで、今日のプリキュアの話、おわります。

 

 

 

 


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