夜になってしまいましたが、今日(7月19日)朝に放送されたプリキュアの感想とか、あらすじとかをまとめておきます。こうやってプリキュア本編の話が書けるようになったことが、うれしいですね。
さて、今回のプリキュアのテーマは「永遠のともだち(友情)」。歴代のプリキュアがこれをテーマにしてきたような気がするのですが…。今年の「ヒーリングっとプリキュア」の3人はどうやってこのテーマと向き合うのかがポイントですね。
まず冒頭では、最近のプリキュアたちの活躍で、エレメントボトルの棚がもうすぐいっぱいになることが語られます。確かにそうですね。もしかしたら、エレメントボトルが棚一杯になったら、次の新しいプリキュアがでてくるんですかねぇ。一応CMを見ている限りでは、新プリキュアは「アースウィンディハープ」という道具を使い、「風のエレメント」さんが関係し、変身するためには子犬のラテ(ヒーリングアニマル)が必要な感じですが…。
その上で、どうやらプリキュアたちの暮らす街には「永遠の大樹」があるのだとか。その大樹の下で友達であることを誓い合うと、永遠に友達で居られるのだという言い伝えがあるとか。そこでプリキュアたち3人は、自分たちも誓い合うために、その大樹のところへ出かけます。
でも、その「永遠の大樹」に実際に行ってみると、哲也というおじいさんに「もうこの木は寿命。先日の嵐でやられた。近々切られることになっている。おわりかけのつまらん木だ。永遠なんて信じるな」とプリキュアたちは言われます。のどか=キュアグレースは、その哲也じいさんの目が悲しそうで、何か特別な思い入れがあるのではないかと察します。
そこで「永遠の大樹」に居る「木のエレメント」の声をプリキュアたちが聴くと・・・。昔、この大樹の下で友情を誓い合った3人がいたけど、長い時の流れで日出夫・史の2人と哲也1人に分かれた。その1人が悲しい目で木を見ていたという話をしてくれました。そこで「2人をさがそう」という話になり、どうやらプリキュアたちの暮らす街にある喫茶店「純」に行けばなにかわかりそうだ…ということになります。
実際に喫茶店「純」に行くと、どうやら3人の友情の話は、先代のマスターの頃の話。また、日出夫と史は今は夫婦で、喫茶店の常連客の様子。プリキュアたちが来ているときに日出夫と史の夫婦が現れたので、「いっしょに行って、哲也さんに会ってほしい」とプリキュアたちは伝えます。「でも、大樹には行けない、今さら顔をあわせても・・・」というのが、日出夫・史の答えでした。
プリキュアたちは「永遠の友情なんてないのか?」と悩みます。哲也じいさんは40年ぶりにこの街にもどってきたようだけど、すぐに帰る、もういいよ…とも言っています。そんな哲也じいさんの姿を見て、またプリキュアたちは落ち込むわけですが…。でも、ずっと友達でいたいという気持ちを確認して、不安を鎮めるために、「この大樹の前で、私たちだけでも誓おう」といって、プリキュアたち3人で永遠の友情を誓います。その様子を見た「木のエレメント」も納得します。
プリキュアたちは「まだ、あきらめてない!」といって、さっそく「大樹ありがとうフェス」の準備を3人で始めます。学校の担任にも相談して、「やってみなさい」と後押ししてもらいます。街のなかに自分たちが用意したポスター(制作はひなた=キュアスパークル担当の様子)を貼ると、日出夫と史が現れて、フェスに行くことにします。
フェス会場には、「永遠の大樹」にいろんな思い出のある人たちが集まっています。日出夫と史は、哲也と遠く離れていますが、同じくフェスに来ています。そんなところにバテテモーダがメガビョーゲンを出現させ、「永遠の大樹」を蝕みます。そのバテテモーダの行為に対して許せないと思った日出夫と史、哲也は、抗議をします。こうやって3人は再び会えて、友情が確認できました。その日出夫・史・哲也の友情を確認した姿を見て、3人のプリキュアは変身。バテテモーダとメガビョーゲンを倒します。
しかし…。メガビョーゲンに蝕まれているあいだに、「永遠の大樹」の寿命は尽きてしまいました。「ありがとう」と言う前に逝ってしまった…と哲也じいさんは言うわけですが、でも、その大樹の割れ目から、新しい葉っぱが出ていました(木のエレメントの力ですね)。そして日出夫・史・哲也はプリキュアたちに「喫茶店純のコーヒーを飲まないか?」と声をかけます。「友情の誓いが永遠になりますように」という願いを3人でその新しい葉っぱにこめて、今回の物語はおわりですね。
「まあ、なんてきれいな物語なんでしょう・・・」という感じですが、いいまとめ方だなあって思いました。寿命の尽きた「永遠の大樹」から新しい葉っぱが出たというところで、命の「再生」という視点も、この「永遠の大樹」のストーリーにはこめられていますね。
ちなみに次回の物語ですが、ちゆ=キュアフォンテーヌの実家の旅館の話。「女将修業」がテーマになるようです。