先ほど、今朝のプリキュア、おわりました。
今日からいよいよキュアパルフェが入って、6人での物語がスタートしましたね。
先週、エンディングの歌が6人のものに変更されていましたが、今週はオープニングの動画が6人のものに変わりました。ただ、今までのオープニングの動画をつかいながら、そのなかでキュアパルフェ、もしくは妖精キラリンやきら星シエル(=キュアパルフェの本来の姿)を入れても違和感のないシーンを選んで変更した感じですね。たぶん夏休み中のどこかで(場合によれば9月に)、新しいオープニングの動画をつくるのではないかと・・・。まあ、歌は変えないと思うんですけど・・・。
それから、これも毎年夏休み以降のパターンですが、6人の物語を描いていくにあたって、まずは6人の仲間関係をしっかりと描く回が入ります。今回がまさに、その回。天才パティシエ・きら星シエルがフランスからのの転校生として、いちか(キュアホイップ)たちの通う中学校にやってきて、学校生活を始めるというのが、今回の物語でした。
ただ、このあたりがプリキュアのいつもの物語だなぁと思うのは、だれかの「弱さ」を支え合う関係を軸に、彼女たちの仲間関係が育ってくるということですかね。
今回もきら星シエルが、一方で勉強もスポーツもできる優等生だけど、実は相当な食いしん坊で、おなかがすくと妖精キラリンの姿にもどってしまう・・・ということ。校内でそのキラリンの姿にもどったときに、いちか・ひまり(キュアカスタード)・あおい(キュアジェラート)が必死になってかくまい、お弁当を分けてあげて・・・という、そんな姿が描かれました。そして、そういう自分の姿を見せるのがはずかしいと思うから、なんでもひとりでがんばってきたというキラリンに対して、いちかたちが「これからは仲間だからね(笑)」と語りかけるシーンが描かれてました。
まあ、ここから先は、いつものようにノワールの手先がでてきて、街中のキラキラルを集めて闇の世界をつくろうとするのを、プリキュアたちが変身してたたかって・・・という展開になるわけですが。
なお、これも毎年夏休み以降のパターンになりますが、今回はプリキュア6人の物語のスタートにあわせて、これから年末にかけての物語の「伏線」にあたるものを随所にちりばめておりますね。
その「伏線」のひとつが、妖精キラリンの弟・ピカリオ=人間の姿のときはジュリオです。ピカリオ=ジュリオは先週、キラリン=きら星シエルがキュアパルフェに変身する際、「プリキュアになれ!」といいつつ、ノワールの攻撃を受けて倒されてしまいます。そのピカリオは今、伝説のパティシエ・プリキュアの力で長い眠りの中にいることが、今回の冒頭に明らかにされます。その長い眠りからどうすればピカリオは目覚めるのか、その目覚めのために、キラリン=きら星シエル=キュアパルフェはどのようにふるまう必要があるのか、これがひとつめの物語の「伏線」ですね。
ふたつめは、同じく今回の冒頭で、その伝説のパティシエ・プリキュアから、6人のプリキュアはそれぞれ、何か光る玉のようなものを1つずつ授かりました。これが何を意味するのか・・・ですね。
そして、ノワールの手先として、新たなキャラが登場してきました。前回ビブリーも倒れましたし、ジュリオはピカリオの姿にもどりましたので。また、ノワールがどうやら闇のキラキラルで世界を染め上げて、暗くてしずかな世界をつくりたいと考えている・・・ということも今回、わかりました。このノワールの正体や、その手先たちとノワールとの関係も、これから先、年末までの物語の「謎解き」で明らかになってくるでしょう。
ということで、今回のプリキュアのお話、おわります。