2269冊目はこの本(今月はこの本だけ特別に、別扱いで紹介します)。
七月隆文『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社文庫、2014年)
この本の著者は、京都精華大学美術学部、つまりうちの大学の卒業生。
最初はライトノベルを書いていたけど、最近、一般文芸の世界に進出してきた方なんだそうな。
そしてこの小説は、うちの大学をモデルにした「木野美術大学」の学生が、叡山電車のなかで出会った同じ年頃の女の子に一目ぼれして、恋に落ちる・・・・という物語。
でも、このふたりは悲しくてせつない運命の糸でつながっていて・・・・。
まあ、あまりこれ以上書くとネタばれになるのでやめます。
そして、60万部近く文庫本が売れたこの小説、2016年の12月、福士蒼汰&小松菜奈のコンビで映画化されます。
なんとまあ、うちの大学が舞台になって恋愛映画がつくられる日が来ることになるとは・・・(笑)
なお、映画化に関する詳しい話は、下記のページを参照してください。
福士蒼汰&小松菜奈、三木孝浩監督“王道の純愛ラブストーリー”恋人役で初共演 小説『ぼく明日』実写化
http://www.oricon.co.jp/news/2065206/full/ (2016年1月13日・オリコンスタイル)