tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「巣ごもり茶会」の香合は・・・

2020-05-11 16:41:18 | 巣ごもり日記

511日(月)

朝から基音が上がり、なんと真夏の暑さです。

コロナ騒ぎの中、体力の無い方は相当な負担になっている事だと思います。

こんなな急劇な温度変化の日には散歩などとても行けません。

 

香合

一日遅れてしまいましたが、昨日の香合です。

遥かに昔、タイに旅行したときに買って来たものです。

タイの人々は何に使っているのかは分かりませんが、「香合に使えそう」と思って買ってきました。

ユーモアいっぱいの水鳥ですので、水色の紙釜敷飾ってみました。

買ってきてから、一度も床の間に飾ることがありませんでしたので良い機会でした。

 

これも昨日の「巣ごもり茶会」の軸です。

「鳥啼山更幽」何年か前のお茶会の待合に使った軸です。

テーマがホトトギスでしたので、待合には何を・・・

我が家の軸関係の事をいつも手伝ってくれる方に相談したら、こんな画賛の軸を送ってきました。

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「巣ごもり茶会」は盆略で・・・

2020-05-10 17:31:07 | 巣ごもり日記

510日(日)

初夏を充分に感じさせてくれる一日でした。

今日は昼食後に、あれこれ考えて「巣ごもり茶会」を開きました。

茶会のテーマは、「外国に遊ぶ」をメーンにあれこれと並べております。

床の間

軸は画賛で「鳥啼山更幽」です。

今頃のやまへ行くと、色んな鳥たちの鳴き声が聞こえます。

花は、地エビネを薩摩焼に生けてみました。

今までエビネを床の間に飾ったことがなかったので、どんな風になるのか心配でしたが、何とか落ち着いて生けることが出来ました。

盆略

今日は盆略です。

今まで、旅行土産などで頂いた世界の国々の器を使って、楽しいお遊びの巣ごもり茶会にと思っております。

盆略

学生たちに、あれこれ言って手順を伝えておりますが、自分がやるのとは別らしくちょっと不安です。

多分人のお点前をする姿ばかり見ておりますから、自分のお点前の姿が見えないからだと思います。

 

盆略

お湯を入れたポットはイタリア、薄器はロシア、茶杓は中国、そして、建水はオランダですがこれは日本製です。

 

お菓子

お菓子は、羊羹で鶴屋吉信製です。

このところの片付けの時に出てきたお菓子です。

夫婦で主となり客となってのお遊びですので、御菓子はじゃんけんで決めました。

一服

茶碗は、可愛らしいチューリップの絵が描かれております。

小さいお子さんがお稽古をするときに使っておりますので、今日のお遊びにはぴったりかなと思っております。

そう云えば、チューリップはオランダが有名ですね。

準備したり、お点前をしたり、結構時間もかかりましたが、何処へも出られないこの頃ですので丁度良い時間つぶしになっております。

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桶川宿の「紅花」が元気に・・・

2020-05-09 17:02:38 | 庭の花

59日(土)

朝から薄曇りです。

次第に雨との予報ですが、雨は降りだすでしょうか?

最近の天気予報は良く当たりますから・・・

紅花

二月の中山道散歩の時に、桶川宿の観光案内所で頂いた「紅花」の種を蒔きましたが、これだけ大きくなりました。

紅花は初めての経験ですので、この先どうなって行くのか見当も付きませんが、毎日水やりで様子を見ておりますので、その都度対処して行くしかありません。

ナルコユリ

斑入りのナルコユリですが、多分園芸種だと思います。

近くに住む兄の友人が、世話ができなくなったから預かってという事で我が家に来た花です。

大きく伸び伸びと育ち花を咲かせておりますが、こうしたユリ科の花たちは、床の間に置く飾り方は見栄えがしませんので、掛花入れに生けると映えると思いますが、ちょっと大き過ぎです。

どんな花を合わせたら良いのでしょうか・・・

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丁字草が咲き始めて・・・

2020-05-08 17:27:14 | 庭の花

58日(金)

初夏の陽気で過ごしやすい一日でした。

今日も高等学校は休校です。

いつになったら、授業ができるようになるのか、二か月の遅れは、どのようにして取り返すのでしょう。

丁字草

チョウジソウが咲き始め、紫の濃い花びらを精一杯広げて咲いておりました。

この花も、わが家に来て30~40年くらい経っておりますが、益々元気に増え続けております。

チョウジソウ

チョウジソウは、日当たりの良い湿地や沼の畔等に自生しおり、群生して咲いている様は圧巻で、しばらく見て居ても飽きません。

キョウチクトウ科の多年草で、とても強い花ですので、鉢でも地植えでもたくさんの花を咲かせます。。

丁字草の向こうに、鳴子百合が咲き始めており、お稽古がないのに花は毎日のように咲き始めております。

早くコロナ騒動が収束して、ふつうの生活に戻りたい・・・

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エビネが咲いて・・・

2020-05-07 17:16:47 | 庭の花

57日(木)

雨の翌日は風と昔から言われておりますが、今日は朝から強い風が吹いておりました。

いつも拙ブログで書いているように、植替えしたばかりの草花や、やっと芽吹き始めた柔らかな新芽には相当なダメージです。

エビネ

木々の間でエビネが咲いておりました。

海老根という字が当てられております通り、ゴツゴツと横に伸びた根が海老に似ている事から、命名されたといわれております。

地海老根

このエビネはまだ若い頃、友だちと茶花を求めて野山を彷徨っていたころ採取して来たもので、絶えもせず少しずつ殖えながら、花を咲かせております。

私が20代のころは、山で山菜は採りますが、花を採る人などほとんどおらず、たとえ採っていたとしても、咎められる事などありませんでしたが、「山野草ブーム」の到来と共に山での採取ができなくなりました。

ラン科のエビネ属の多年草ですが、地海老根といわれるだけの事があり、その地その地にエビネ有りと云われるほど種類がありますが、私は、このピンク色したエビネが大好きです。

 

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白糸草が咲いて・・・

2020-05-06 17:18:01 | 庭の花

56日(水)振替休日

午前中は薄曇りでしたが、午後からは予報どおり雷雨となり、雷鳴と共にもの凄い雨です。

連休最後の日でしたが、今年はあまり関係がなく終わりました。

白糸草

待っていた白糸草が咲き始めました。去年失敗しましたので今年は花が見られてホットしております。

シュロソウ科シライトソウ属の多年草で、弱弱しそうな姿をしておりますが案外強く、昨年失敗したのは、肥料のやり過ぎだと思っております。

今年は、肥料を控えておりました。

昨日床の間に掛けた軸です。

「春水満四澤」で、この時期掛けるには良いと思っております。

それにしても、すごい雷様でした。

 

 

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「春水満四澤」を掛けて見ると・・・

2020-05-05 16:51:50 | 庭の花

55日(火)こどもの日

今日も朝から初夏のような一日でいたが、午後からは風が吹き出してお天気は下り坂のようです。

こどもの日は、五節句の内のひとつです。

白雲木

茶友に頂いた時は60㎝くらいだった木ですが、成長が早く今では4mは有ろうかというほど成長しております。

昨年から花を咲かせ、ことしも涼やかな花を風に揺らしております。

エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木で、今頃の山へ行くと見られる花ですが、高い木の枝に咲きますから見逃してしまう事が多いいと思います。

床の間

午後に一服頂く前に、床の間に飾ってみました。

花を見上げるように咲いておりますので、掛花入れに生けて見ました。

軸は、「薫風自南来」をそのままにして、飾ってみましたが、ちょっとイメージが合いませんので掛け変えました。

 

横物

軸を「春 水満四澤」にしてみました。

今頃の山へ行きますと遠山には雪が残り、低い山々には雪が谷に集まり幾筋もの澤を作り、川へと流れ落ちております。

こんな光景を思いだしながら、軸を掛け変え花を生けておりました。

こうしていると、巣ごもり生活も悪くはありまあせん。

お菓子

初夏になると販売を始める「葛切り」です。

大好物ですので、早々とお願いして届けて頂きました。

歯応え、舌触り、黒蜜の甘さ、どれを取っても申し分ありませんし、どなたに差し上げても喜ばれます。

一服

再び兜絵の茶碗ですが、今日だけは、他には無いように思いましたので・・・

毎日の事ですが、午後のひと時を楽しみました。

 白雲木

首が折れそうなほど上を見ながらの一枚です。

中々見られない花ですので・・・などと思っているのは私だけだったりして・・・??

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生垣の刈込は汗をかきますが・・・

2020-05-04 17:21:15 | 巣ごもり日記

54日(月)みどりの日

昨夜来の雨も上がり、すがすがしい初夏の陽気でした。

今日はお隣さんの生垣の刈込のお手伝いでしたが、久しぶりの力仕事になり何だか、すごく仕事をしたような気分になっております。

生垣 before

お隣さんもマメなご夫婦ですが、最近はお歳のためか生垣が伸び放題になっている事が多くなって来ておりました。

このところの巣ごもり生活で時間はたっぷり有りますので、ゴミ出しの前日にやりましょうと約束をして、午前中に運動を兼ねて生垣の刈込のお手伝いをして来ました。

 

生垣 aftre

きれいになりました。

途中でお茶を頂き世間話などしての2時間でしたが、体を動かしているのは汗をかきますが楽しいですね、それも、動くたびに綺麗になって行くのですから・・・

ところてん

午後に買い物に行きましたので、ところてんを買ってきました。

暖かくなると食べたくなるところてんです。

久し振り出美味しかった。

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黄花宝鐸草と八角蓮が咲いて・・・

2020-05-03 17:14:27 | 庭の花

53日(日)憲法記念日

連日のように夏日を記録しております。

暑さに慣れていない体ですので無理をせず、慌てずにゆっくり慣らして行こうと思っております。

 

黄花宝鐸草

一昨年茶友から頂いた「黄花ホウチャクソウ」が咲きました。

頂いたのが一昨年ですから、昨年はどうしていたのでしょう。

 

黄花ホウチャクソウ

パンフレットのように撮って見ました。

中國北東部から朝鮮半島にかけて自生しているそうですから、園芸種ではなさそうです。

園芸種だとばかり思っておりました。

ユリ科のチゴユリ属の多年草で、初めての花ですので茶室に飾るのが楽しみです。

八角蓮

昨年の5月に茶友から頂いた「八角蓮」が咲き始めました。

茶友のアドバイスの通り、「小さい鉢に移して小さく育てる」を実践する事2か月です。

難しい花かと覚悟をして居りましたが、案外アッサリと花が咲きました。

これくらいの大きさならば床の間に飾れるかも知れませんが、今年はそんなチャンスはありませんし、「巣ごもり茶会」で切るには、ちょっと勇気がいります。

どうせ飾るなら、やはりお茶会にと思っております。

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初風炉は巣ごもり茶会に・・・

2020-05-02 16:40:39 | 巣ごもり日記

52日(土)

初夏を通り越して夏日だったそうです。

着ている物を脱いでもまだ暑い、この暑さでコロナも消滅してくれないかな・・・

今日は、「巣ごもり茶会」でした。

 

点前座

今日から風炉に替わりますので、いつもの年なら「初風炉の茶会」をしている時です。

水指は、この時期によく使う「荒磯」にしました。

何となく、初風呂を感じさせます。

床の間

床の間は、皐月に一番合う軸を掛けました。

「薫風自南来」、この軸には、たくさんの思い出がありまして、一番は、自分で初めて買ったお軸で、あれこれ迷っていたら、道具屋さんが、「初めて買う方は、いつでも掛けられる軸と考えている方がほとんどですが、いつでも掛けられるという事は、いつも合っていないという事です」

この一言はグサリと来ました。

あの一言が、すべての道具を買う時の指針になったと云えます。

花は、斑入りホウチャクソウとミヤコワスレです。

今日みたいに暑い日にはピッタリだと思います。

お菓子

お菓子は虎屋の水羊羹です。

相変わらず深みのある美味しさです。

 

茶碗

茶碗は、兜の絵の茶碗です。

今しか使えない茶碗ですので出して使いました。

昨日、私がいつも拝見している「宗恒の茶庭」さまのブログで、「巣ごもり茶会」をしたという内容が掲載されておりました。

最愛のご主人に先立たれましたが、茶道教室を続けられているお方のブログです

「巣ごもり茶会」がとても良い気分転換になったそうで、私も嬉しくなってしまいました。そして、いつも勉強させて頂いております。

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