2月15日(水)
冷たい北風がずっと吹いているので、外に出ると寒い寒い一日でしたが、友人が、椿を携えて訪ねてきました。
友人の家は、広い敷地内の竹藪の中に珍しい色の椿が咲いているという事で、何本かを持って来ました。
友人宅の椿
見た通り赤というより紫といった方が良い色合いです。
友人には、葉の形状や雄しべが出ていないことなどから、「黒侘助」ではないかと言いました。
我が家の紺侘助や黒椿などの色とは少し違って、紫色の方が近いように思えます。
紫色の椿
写真で見るとどう見ても紫です。
友人は、竹藪の中に植えた覚えはないと言っておりますが、竹藪ですから植えられるはずがありません。
侘芯
筒咲きの侘助特有の咲き方をしておりますし、蕾も細くツンとしております。
この椿の周りには、たくさんの藪椿が咲いているそうですので、そうした中からの突然変異なのでしょうか?
今まで発見された椿は、いずれも藪椿の中から発見されております。
ゆっくり調べてみたいと思います。
虎屋の羊羹
椿のことはさて置き、金曜日はお稽古をしたいと思っておりますので、道具の入れ替えなどをしました。
節分の茶碗や冬らしい水指などを入れ替えました。
三時に頂いた虎屋の羊羹です。
一服
時々行く散歩道の小川の畔にあった柳がなくなっておりました。
情緒のある自然の川がコンクリートの川に変わっておりました。
その時伐採されたのでしょう・・・
そんな事を思いだしながら、柳の茶碗で一服をいただきました。
椿の情報を是非お願い致します。
新種の侘助かも知れません。