tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

立春は過ぎたけれど・・・

2022-02-05 17:07:16 | 自宅稽古

2月5日(土)

朝から冷たい北風が吹いていて寒い一日でした。

今日は自宅でのお稽古でしたが、お稽古どうしようとずっと悩みに悩みましたが、万全を期して行う事にしました。

それでも、何人かはお休みという安全を考えた方もおりました。

床の間

立春を過ぎましたが、春らしい軸は考えられませんでしたので、この軸を選びました。

季節感を大切にし、季節の先取りをするのがお茶らしいところですが現実路線で行く事にしました。

花は、ハシバミと白玉椿です。

何となく寂しいく感じましたので、赤い椿を入れて紅白にしようと考えましたが、赤い椿を探している余裕がありませんでしたのでそのままです。

お菓子

お菓子は、見れば味が想像できると思います。

想像して頂いた通りの菓子でした。

一服

いつものように、お稽古が終わった後に頂きました。

この茶碗は、萩ですが、何と私二十八歳の時に買った茶碗です。

私の好きな形の茶碗ですので、この形の茶碗が圧倒的に多くあります。

お茶に使う茶碗らしい茶碗だと思います。

何時も最後になってしまいますが、「笠重呉天雪」です。

立春を過ぎて掛けましたが、この語句は「鞋香楚地花」と対句となっております。

雪の山道は難渋したけれど、楚の国に着いた時は、陽春で落花を踏みながらの旅は快適であった・・・

そんな意味だと思います。

苦労の先には良い事が待っているよ・・・こんな風にもとれる語句だと思います。

コメント (2)
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