tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

寿扇は何と読んだら・・・

2015-02-05 17:06:14 | 茶の湯
2月5日(木)
立春を迎えた翌日に雪の予報が出て大慌ての方もいると思います。
気温の上がらない寒い一日でした。

今日は明日のお稽古に備えて、朝からバタバタとしております。

   

   寿扇

今年の寿扇です。

何時も道具屋さんの店先に、寿扇の読み方や意味を書いた用紙が置いてありましたが、今年は頂き損ねてしまいましたので自分で調べました。
「本立而道生」は論語の一句だそうで、「もと(本)たちて道生ず」と読むそうで、その意味は、「根本が定まって初めて進むべき道も見えて来る」とこんな内容だそうです。

漢詩の中で「而」の字を見ると思いますが、聞くところによるとこの字には意味はないそうで、読んだり意味を調べたり始めると、膨大な資料の中に埋まってしまう程複雑らしい・・・

今年の「お題」が本でしたので、お家元がこの句をお選びになったのでしょうが、意義あるものだと思っております。
何時もですと、大炉を出すことで大忙しの日ですが、今週はいつもの通りのお稽古になります。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする