tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

大宗匠のご本には・・・

2015-02-23 17:27:10 | 茶の湯
2月23日(月)皇太子誕生日
春のような一日でしたが、夕方からはやはり冷たい北風が吹き出して、冬に戻ってしまいました。

今日月曜日はストレッチの日ですので行って参りました。
いつも同じことの繰り返しをしているわけですが、2,3日関節や筋肉が痛い日が続きます。
散歩をして体は動かしておりますが、やはり違うらしい・・・


   

   茶のこころを世界へ 千玄室著 PHP研究所刊

大宗匠の著書です。
今年で92歳という高齢ではありますが、かくしゃくとしておられ、全く衰えを知らないといった風で、このところ精力的に本を出しております。
前回の本も購入して読ませていただきましたが、今回の本はインタビュー形式をとっておられますので読みやすいのが良いと思います。

   

   表紙を開くと

この本は思いもよらない事がありました。
表紙をめくる大宗匠のサイン「和敬 千玄室」が墨痕鮮やかに書かれておりました。無意識に、押し頂いて読み始めるような気持で読みました。

前にも書いた通り、インタビュー形式ですので、簡単に読み終えてしまいます。
中でも、戦前は、「の」の関係でした。「親の子」「子の親」。学校でも「先生の生徒」「生徒の先生」。「の」という、繋がりも明確な関係でした。それがいつの間にか「と」になった。

「親と子」「生徒と先生」というように、「と」が入って来ました。
この「と」がいけない。「と」をとるために、和の学校をやっているのです。

このような事が、最初から最後まで語られております。

大宗匠の御心に接して見てはいかがでしょう。
コメント
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