tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

茶室は雛ずくしになって・・

2015-02-21 17:01:37 | 茶の湯
2月21日(土)
春を思わせる暖かな一日で、気持ちがウキウキとしてしまいそうです。
今日も自宅でのお稽古で、大炉での逆勝手から本勝手になり、それぞれが元のお稽古に戻りました。

逆勝手の影響があまり出ずに済んでいるようでした。

   

   一服

今日もお稽古が終った後での一服です。
最近は、若い人達もお濃茶に移りましたので、こうした可愛らしいお茶碗を使わなくなってまいりました。
それはそれで喜ばしい事なのですが、出して用意する側になりますと、一人くらい使ってくれてもと・・・思ってしまいます。

今日もホットしたひと時を自服で頂いております。
いつもの事と同じですが、この時間が何よりも代えがたい充実した時でもあります。

   

   お菓子

後さきになりましたが、今日のお菓子ですが、「西王母」という銘のもので、桃の節句を思わせるものでした。

お雛様で出迎え、待合床が「桃の花」、そして床の間には立雛の画賛がかかり、一服の茶碗が雛祭りです。
お稽古の間中、どこを向いてもお雛様ばかりでした。

今月のお稽古も今日が最後になり、来月の稽古日には、雛祭りが終っておりますので、精一杯の雛尽しと云ったところでした。
ちょっとしつこいようでしたが、ご容赦頂いて楽しんでもらおうと云う気持ちは充分伝わったと思っております。

あちこちからで梅の便りが聞かれております。来週は、どこかの梅を観に行きたいと思っておりますが・・・

  梅咲くや 手垢に光る なで仏   一茶


コメント
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