tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

孔子 人間、どこまで大きくなれるか 三笠書房刊

2012-07-17 17:59:49 | 本棚の中から
梅雨らしいシトシト雨もなく梅雨が明け、強烈な太陽が容赦なく照るつけております。体温に近いくらいの暑さですから、倒れる人が出ても不思議ではありません。

兎に角暑い!!

昨日から、自分の周りを片付け始めたのは、少しでも涼やかな環境で過ごしたいという事で一念発起したという訳です。まずは、小さな書斎から手を付け始めましたが、これが中々遅々としてはかどらない。どうしてかといえば、片付けながら、本を開いてはパラパラとして、時には読み始めてしまっているからです。

それでも、何度か止まってしまうのですが、それでも、手にしては取り、再び手にしていたのは、ずっと以前に買った本「孔子 人間、どこまで大きくなれるか」という珍しい副題の付いた本です。



「三笠書房 知的生きかた文庫」から出版された、巨人渋沢栄一翁の強烈な生き様を支え、また、そのエネルギー源となった孔子の人生訓を赤裸々に綴っている本です。

孔子といえば、「子曰く、学びて時にこれを習う・・・朋遠方より来るあり。」という一節を、論語の冒頭に掲げ、人の処世上最も大切な教訓であるとしている。

栄一翁は、孔子の教訓は、2400年前でも、2400年後の今日でも変わらず実行できる、わかりやすい教えである。と述べている。

こんな内容の本を、暑さを忘れて読んで見てはいかがでしょう。


コメント (2)
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