tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

長板二つ置のお稽古に・・

2012-07-13 18:41:27 | 茶の湯
今日もすっきりとしない梅雨空でどんよりとしておりますが、九州の雨には驚きました。最近の天候は程ほどという事がなくなり、雨はどうっと降り、暑くなれば温度計など計測不能というほど暑くなります。何事も程ほどがよろしいのですが・・・。

今日のお稽古ですが、長板の二つ置です。



準備は完了

お稽古に来た人たちは、長板が出ているだけで引いてしまいそうな気配ですが、二つ置は、長板のお点前の中では、初心者でもすんなりと入ってゆける、初歩的なお点前といえるもので、みえた人のキャリアによってその都度内容を変えながらお稽古を続けます。



タカノハススキ・チダケサシ・キキョウの三種

そして、今日のお花は、我が家に咲いている花の中から選んで有馬篭に生けてみました。
このところのじめじめした天候のためか、とうに萎んでしまっているはずの花がまだ健在ですので、今日明日のお稽古に使って見ようと切ってきましたので、チダケサシもキキョウも咲いた全部の花を使い切った事になります。

あり難い事に、野草棚に咲いている花でほとんど間に合っているという事に感謝です。どこの茶道教室でも、茶花には苦労しているそうで、野の花が中々手に入らないというのが現状のようです。

利休さんの教えの根本ともいえる、利休7則というのがありますが、その中の一節に「花は野にあるように」というのがあります。

野の花を野にあるように生けなさい。という事なのでしょうが・・・。中々難しい。


コメント (7)
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