tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

灰形はままならず

2012-07-12 19:22:08 | 茶の湯
日本の夏特有のjまとわり付くような暑い一日となりました。

今日は明日からのお稽古の準備を朝から夕方までかけてやりました。中でも、先週からの課題であった、道庵の二文字押切は今日も満足いく出来上がりではありませんでした。



二文字押切

前瓦は何とか中央に寄せましたが、灰匙が動かず何度引いても後が残ってしまいます。言い訳を言わせてもらうと、この湿気のためだと思いますが・・・言い訳は無用なのです。

お茶会は天気の良い日ばかりでありませんから・・・。

続いて、朝鮮風炉の二文字を作りましたが、こちらは狭くやり難い・・・。いつもは丸灰押切ですが、初めての人がお炭手前を始めるという事で、少しでも広くして、お炭をつぎやすくと思う親心?かも・・・。



朝鮮風炉の二文字押切

最近の道具屋さんの話では、「最近の先生方は、朝鮮風炉とか琉球風炉、そして鬼面風炉などをお買い上げ下さる方が多いいです」理由は分っておりましたが、「なぜ?」と聞いて見ると、お茶会で灰形を作る時、手を抜けるから・・・」という答えした。

道具屋さんの話がすべてではありませんが、「灰作るの苦手」という方が多いのも現実です。そんな事にならないように、普段のお稽古が大事。一週間に一度ですが、必ず灰形を整える大事さを身に沁みている昨今です。

さあ!灰を作るぞ!などと意気込まず、さらっと作れる日が来るのでしょうか。

練習あるのみ。それ以外の道はないようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする