桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

ひとりになって「お父さん!」と叫んでみた

2017-02-20 00:21:32 | 日々のこと
今日の午後に、たまたま同じ便で駆けつけた義妹と、弟が迎えに来てくれた車で、まずは実家に向かい仏間の片付けをしました。

もう誰も住んでいない実家ですが、たまに弟夫婦が片付けをしに来てくれています。
今や、何処に何があるのか熟知しているのは義妹で、頭が下がります。

父の遺影に使う写真を探していたとき、おそらく父が詠んだのだろう俳句のワープロ原稿を見つけました。
真面目で几帳面で無口だった父の、心の中が少し垣間見れたようで、新鮮な驚きです。

これは私が形見に頂こうと、持ち帰ることにしました。

またいつか私が本を書くとき、この俳句に命を吹き込みたいと思います。

自身は中学生で父親を亡くし、苦労しながら大学に通い、医者として患者さんたちに慕われていた父でした。

弱い身体で88歳まで、よく頑張ったと思います。

宿泊先のホテルでひとりになって、何度かお父さん!と呼んでみました。

なんね?と、いつもの声がしました。

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