恙無く母の四十九日と納骨を済ませることが出来ました。
今回も心が温かくなる法要でした。
実家の菩提寺の正福寺ご住職は80代後半ですが、とても明るくユーモアがある方で、通夜、葬儀の時から印象深い方でした。
ご住職はトシヤに「阿弥陀様が通られる道に撒くお手伝いをしてね」と、菊の花を詰んだものを渡されて、トシヤの存在をきちんと受け入れて下さいました。
式が終わった後に、そっと一花だけ拾ってきました。
読経の最中も静かに参加していたトシヤですが、納骨式の最後に「今日は一番阿弥陀様が喜ばれる人が来てくれて良かった」と仰いました。
私は『自分の荷を下ろせた』ような気持ちになりました。
こういう温かい雰囲気を作れたのも、私の弟夫婦がしっかりと準備や気遣いをしてくれているお陰なのです。
もう実家もなくなり熊本とのご縁も薄くなっていくでしょうが、このような思い出が心を繋ぎとめるのだろうと思います。