角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

お盆、そしてお祭り。

2011年08月12日 | 地域の話




今日の草履は、彩シリーズ25cm土踏まず付き〔四阡五百円〕
紺系おまかせにもってこいの今日の草履は、和柄と和柄の競演です。こんな浴衣を着たら、さぞ粋に見えるでしょうね。
「今日の草履」は出来上がってすぐ、東京からお越しのおじさまがお持ち帰りです。

先日の夏祭りでは、私も浴衣を着ました。準備作業に汗を流したあと、郵便局の駐車場で浴衣に着替えていると、知人の女性とバッタリ。ちょうどパンツ一枚に浴衣を羽織ったところを見た女性は、『浴衣似合うんシなっ』。
どうせならちゃんと着たところを褒めて欲しかったですなぁ。

暑さが続いています。元来暑い土地ならいざ知らず、秋田県あたりが連日の真夏日では、なかなかツラいものがありますね。節電も日を追うごとに声高になっています。そりゃあそうでしょ、東北が東京に電力を融通してもらっているんですから。

それでも昨日と今日の雨で、気温が若干下がったうえに風が強くなっています。この風が体感温度をさらに下げてくれますね。久しぶりに気象条件で「心地よい」と思えました。
もっとも立秋を過ぎて今日で四日、お盆なんてわけもなく通り過ぎるでしょう。そうなれば当地は一気に秋色が見えてきます。そして角館の話題は、次第に「お祭り」となるわけですね。

角館のお祭りは九月七日から九日までの三日間、今年の曜日は水から金となりました。お祭りが終わってすぐ週末というのは、人によってビミョーですね。
お祭り見物に首都圏からお越しの方は、JR東日本大人の休日倶楽部の乗り放題チケットが嬉しいと思います。ちょうどお祭りに乗り放題期間が当たっていました。

双子が県外に暮らし始めたわが家は、今年からお祭り事情が大きく変わりそうです。学校の関係で、お祭り期間は角館に居られないんですね。お祭りに踊らないばかりでなく、角館にいないなんていうのは、彼女たちの十九年間の人生で初めてでしょう。
というわけで、今年のわが家の踊り子は三女ひとりとなりました。おそらくこんな楽なお祭りは初めてと、カミさんは思っているでしょうね。

南相馬市から暫時角館で暮らしているKさんご夫妻も、角館のお祭りを楽しみにされていました。いろんな人のいろんな思いが、これからのお墓参り、大曲の全国花火競技会、そして角館のお祭りに込められているのだと思います。

いずれにしても、もう少し涼しくなってくれると嬉しいですかね。
コメント
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