角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

働き盛り。

2009年03月18日 | 製作日記


今日の草履は、彩シリーズ27cm土踏まず付き〔四阡五百円〕
赤基調のネコプリントをベースに、合わせは黒基調の落書きプリントです。やっぱり赤と黒は相性がイイですねぇ、落書きプリントもなかなかお洒落と思います。巻かれると分らなくなるネコちゃん、平生地はこちらです。




先月16日に46歳を迎えた草履職人、そのときのブログをお読みくださったひとりのお客様からメールをいただいていました。その中に「働き盛り」という文言があります。
日ごろは特段意識にない言葉なんですが、考えてみると確かにその通り、まずわが子のひとり立ちまでが「働き盛り」という印象でしょうか。

働き盛りにはなにより「健康」ですね、未だタバコをやめていない私が言うのもヘンですが…。
昨年末からの体のダメージを克服すべく、町内のかくのだて温泉に通っている話を以前書きましたが、やっぱりイイんですよ。発端となった左腕の重みはすっかり消えて、なんと言いますか、湯上りの爽快感というのはなんとも言えませんね。おそらくこれからも定期的に通うでしょう。

その温泉から出て一番にするのは、体重計に上がることです。少しずつ増えているのは自覚していたんですが、この一ヵ月半で3キロ増えました。
理由ははっきりしてるんです、それは「お菓子」。自宅作業が続く今、部屋の中にいるのはほとんど私ひとり、たまにいたとしてもせいぜいカミさんと愛犬フクだけです。すると10時だの3時だの、ときにはそういう時間外にもお菓子をつまむんですね。普段にそういう生活をしていないせいか、敏感に体重へと現れます。

腕の「重さ」がとれても体の「重さ」が増したんじゃ、健康的とはいまひとつ言えませんからねぇ。働き盛りを表現するのに、「脂がのった」とも言います。これが体脂肪でないことは明白ですから。

そんな「お菓子生活」も明日を残すのみ、20日の公開実演再開からはそんなことなどできません。桜まつりの頃は、またいつもの体重に戻るでしょ。

コメント
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